つなぐ食堂@出町柳
2020
02
デマチヤナギバル RICO RICOの続きです。
本日のメーンイベント!はこちら、以前テイクアウトで相方共々、これは相当に美味しいのではないか!と思った、肉系料理が美味しい無国籍料理店「つなぐ食堂」なり。

場所は、お昼はヘルシー和食ランチ、夜はドイツ料理というハイブリットレストラン「出町うさぎ」の跡地。元々、裏寺のサンチェの2階でやられていた同名店が4月にここに移転されたのですが、マニア系スパイスカレーが美味しい裏寺のお店は奥様のお店で、現在は、熊野にあるジビエバル「ボタン」の元店主&ご主人様が1人で回されている模様。ボタンはなんだか波長が合うお店で、以前より箱もぐんとグレードアップした!らしいので、訪問タイミングを狙っていたのだ。 コロナ禍を乗り越え(滝汗)ようやく、やってきました。

目の前にHONDA シャリー50、多分1978年前後製があるのですが、どういうマニアやねん!と思いつつ店内に。自転車もあるので、これはお客さんのかな。。

とりあえず酒メニューをチェックするのですが、日本酒もスタンバっており、とたんに相方が悩み始めるのだ。

お酒をお願いすると色々見せてくれるのですが、更に悩むことに。相方は右手の泡グラス、私は中央の国産ワイン、ヒトミワイナリーのSoif Blanc2019をお願いする。度数は10°で、ナイヤガラとデラウエアのブレンドですが、美味しい葡萄の感じが残っていて、なんだかとても自然派!なお味。微発泡ですが、するすると呑める危険なお味。

店内写真。「出町うさぎ」のご店主の趣味だと思しきウッディな落ち着いた雰囲気。NET情報で見る限り、ほぼ手付かずの居抜き物件ですな。カウンター席が6席ほどで先約様が1名。2人掛けテーブル席が3。現在、三密対策でテーブル一席は抜いて営業中。

京都で魚料理が美味しいところは一杯あるので、うちは肉でいいか!ということで、と御店主。とはいえ、このバラエティ豊かな(と、いうか脈略の無さすぎな汗)メニュー構成には少々びっくり。中華に洋食、ポルトガルにスパニッシュ、なぜか沖縄!まで面白い構成。ここに来た理由が、テイクアウトで中華のチャーシュー、羊臭しっかりの自家製ソーセージ(フレンチ?)、メンチカツ(日本の洋食)を食べて、そのどれもが美味しかったから、なのですが、期待以上ですな~。非常に悩んでいくつか注文。

まずは、こちら。スペインの冷製スープ「ガスパチョ」では無くて、ポルトガルの冷製スープ「ガスパショ」¥400×2なり。ミキサーぐいーん!でなく、トマトに胡瓜、セロリなどの刻んだ野菜類と良いオリーブオイルしっかり、レモンなどで味を調えた酸っぱい食べるスープ的なものなのですが、非常に良い仕事をするのがセロリですな。いやー、美味しいです。夏の暑い時のスターターに超適切(どうやって作りますの?と訊いたのですが、既に忘却の彼方~汗)

お次は中華。よだれ鶏ですが、これまた非常に柔らかくて美味しい¥800なり。四川的にそんなに辛くしてはいませんが、ボリュームは2人前としてはありすぎ感!

次のお酒にスイッチ。相方チョイスは左にある愛知の地酒「長珍 純米 しんぶんし【60】 無濾過生酒 五百万石」をチョイス。新聞紙で包んでいるので「しんぶんし」という銘柄にしてしまうアバウトさが良いですな。

日本酒はワイングラス売り。私は、富山の若鶴酒造謹製「地酒蔵のウヰスキー 」をハイボールで。アイリッシュのような煙っぽさはほぼ無く、だるまさんのような感じで意外に呑みやすいのだ。

トイレに行こうと、奥の部屋に。無理矢理入れたら10人ぐらい入れそうないい雰囲気の個室があり、その手前に元防空壕の半地下があり、そこは荷物置きなのだ。なんだか歴史を感じますな。二階もあるのですが、まだ触っていません~と御店主。

三品目は、沖縄から。豚なんこつトロトロソーキで¥700なり。これがこれでもか!と鰹出汁を利かせた、確かにトロトロな煮込みでゼラチン大満開状態。沖縄でもこれほど美味しいソーキは少ないんじゃないかな。。とろとろのお汁が超ウマですので、沖縄好きならぜひ。

で、相方はもうお腹も良い感じだよ~と小休止状態。私は赤グラスを1つ。軽めので!とお願いし、右手のカベルネ主体のスペイン産、El Microscopi 2017をチョイス。銘柄はスペイン語で「顕微鏡」なのですが、バルセロナにあるバルヘブロン病院の腫瘍学研究所に、乳がん検査用の顕微鏡を購入するための資金調達を目的として作られているワインなのだそうな。
そろそろお腹も良い感じなのですが、裏町時代に奥様が出されていたカレーを思い出し、カレーっぽいものとか無いですよねえ?と確認し、こういうのもありますよ!と出して頂いたのがこちら。

仔羊スパイス煮とクスクス¥1500を、相方が4、私が6ぐらいで二皿に盛ってもらいました汗。フランスに移住してきたモロッコ人が持ち込んだお料理で、仔羊をタマネギやパプリカ、トマトなどの野菜とひよこ豆と共にトロトロに煮てあるのですが、そのお味をぐん!とレベルアップするのが中央に盛っているスパイスペースト「ハリッサ」(モノの本では、アリサ、と書かれているものも・・)ですな。このハリッサまで自家製という変態度なのだ。いやはや、辛さはほとんどないのですが超ウマ~、でした。カレー好きなら、これもアリ!
以上で¥8000ほどという大大大納得価格で、お料理もお酒も面白いよねえ、とまた奥の個室の貸し切り交渉を始める相方。またお邪魔することになってしまったので、近日、再びやってくることになると思います~。
◆つなぐ食堂
住所:京都市左京区田中下柳町1-12
営業時間:12:00~16:00 18:00~22:00 日休・月祝昼休
TEL:075-286-7748
本日のメーンイベント!はこちら、以前テイクアウトで相方共々、これは相当に美味しいのではないか!と思った、肉系料理が美味しい無国籍料理店「つなぐ食堂」なり。

場所は、お昼はヘルシー和食ランチ、夜はドイツ料理というハイブリットレストラン「出町うさぎ」の跡地。元々、裏寺のサンチェの2階でやられていた同名店が4月にここに移転されたのですが、マニア系スパイスカレーが美味しい裏寺のお店は奥様のお店で、現在は、熊野にあるジビエバル「ボタン」の元店主&ご主人様が1人で回されている模様。ボタンはなんだか波長が合うお店で、以前より箱もぐんとグレードアップした!らしいので、訪問タイミングを狙っていたのだ。 コロナ禍を乗り越え(滝汗)ようやく、やってきました。

目の前にHONDA シャリー50、多分1978年前後製があるのですが、どういうマニアやねん!と思いつつ店内に。自転車もあるので、これはお客さんのかな。。

とりあえず酒メニューをチェックするのですが、日本酒もスタンバっており、とたんに相方が悩み始めるのだ。

お酒をお願いすると色々見せてくれるのですが、更に悩むことに。相方は右手の泡グラス、私は中央の国産ワイン、ヒトミワイナリーのSoif Blanc2019をお願いする。度数は10°で、ナイヤガラとデラウエアのブレンドですが、美味しい葡萄の感じが残っていて、なんだかとても自然派!なお味。微発泡ですが、するすると呑める危険なお味。

店内写真。「出町うさぎ」のご店主の趣味だと思しきウッディな落ち着いた雰囲気。NET情報で見る限り、ほぼ手付かずの居抜き物件ですな。カウンター席が6席ほどで先約様が1名。2人掛けテーブル席が3。現在、三密対策でテーブル一席は抜いて営業中。

京都で魚料理が美味しいところは一杯あるので、うちは肉でいいか!ということで、と御店主。とはいえ、このバラエティ豊かな(と、いうか脈略の無さすぎな汗)メニュー構成には少々びっくり。中華に洋食、ポルトガルにスパニッシュ、なぜか沖縄!まで面白い構成。ここに来た理由が、テイクアウトで中華のチャーシュー、羊臭しっかりの自家製ソーセージ(フレンチ?)、メンチカツ(日本の洋食)を食べて、そのどれもが美味しかったから、なのですが、期待以上ですな~。非常に悩んでいくつか注文。

まずは、こちら。スペインの冷製スープ「ガスパチョ」では無くて、ポルトガルの冷製スープ「ガスパショ」¥400×2なり。ミキサーぐいーん!でなく、トマトに胡瓜、セロリなどの刻んだ野菜類と良いオリーブオイルしっかり、レモンなどで味を調えた酸っぱい食べるスープ的なものなのですが、非常に良い仕事をするのがセロリですな。いやー、美味しいです。夏の暑い時のスターターに超適切(どうやって作りますの?と訊いたのですが、既に忘却の彼方~汗)

お次は中華。よだれ鶏ですが、これまた非常に柔らかくて美味しい¥800なり。四川的にそんなに辛くしてはいませんが、ボリュームは2人前としてはありすぎ感!

次のお酒にスイッチ。相方チョイスは左にある愛知の地酒「長珍 純米 しんぶんし【60】 無濾過生酒 五百万石」をチョイス。新聞紙で包んでいるので「しんぶんし」という銘柄にしてしまうアバウトさが良いですな。

日本酒はワイングラス売り。私は、富山の若鶴酒造謹製「地酒蔵のウヰスキー 」をハイボールで。アイリッシュのような煙っぽさはほぼ無く、だるまさんのような感じで意外に呑みやすいのだ。

トイレに行こうと、奥の部屋に。無理矢理入れたら10人ぐらい入れそうないい雰囲気の個室があり、その手前に元防空壕の半地下があり、そこは荷物置きなのだ。なんだか歴史を感じますな。二階もあるのですが、まだ触っていません~と御店主。

三品目は、沖縄から。豚なんこつトロトロソーキで¥700なり。これがこれでもか!と鰹出汁を利かせた、確かにトロトロな煮込みでゼラチン大満開状態。沖縄でもこれほど美味しいソーキは少ないんじゃないかな。。とろとろのお汁が超ウマですので、沖縄好きならぜひ。

で、相方はもうお腹も良い感じだよ~と小休止状態。私は赤グラスを1つ。軽めので!とお願いし、右手のカベルネ主体のスペイン産、El Microscopi 2017をチョイス。銘柄はスペイン語で「顕微鏡」なのですが、バルセロナにあるバルヘブロン病院の腫瘍学研究所に、乳がん検査用の顕微鏡を購入するための資金調達を目的として作られているワインなのだそうな。
そろそろお腹も良い感じなのですが、裏町時代に奥様が出されていたカレーを思い出し、カレーっぽいものとか無いですよねえ?と確認し、こういうのもありますよ!と出して頂いたのがこちら。

仔羊スパイス煮とクスクス¥1500を、相方が4、私が6ぐらいで二皿に盛ってもらいました汗。フランスに移住してきたモロッコ人が持ち込んだお料理で、仔羊をタマネギやパプリカ、トマトなどの野菜とひよこ豆と共にトロトロに煮てあるのですが、そのお味をぐん!とレベルアップするのが中央に盛っているスパイスペースト「ハリッサ」(モノの本では、アリサ、と書かれているものも・・)ですな。このハリッサまで自家製という変態度なのだ。いやはや、辛さはほとんどないのですが超ウマ~、でした。カレー好きなら、これもアリ!
以上で¥8000ほどという大大大納得価格で、お料理もお酒も面白いよねえ、とまた奥の個室の貸し切り交渉を始める相方。またお邪魔することになってしまったので、近日、再びやってくることになると思います~。
◆つなぐ食堂
住所:京都市左京区田中下柳町1-12
営業時間:12:00~16:00 18:00~22:00 日休・月祝昼休
TEL:075-286-7748
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