蕎麦と料理 輪一(2)@和歌山市友田町
2020
05
で、先週末の和歌山ネタ、最終のその3です。
お正月から半年も実家に顔を出さないなんて、人生始まって以来!なのですが、新型コロナ禍の中、ようやく帰ってきた和歌山。両親もこの半年、超退屈だったようで、どこか美味しいお店に連れて行ってよ!ということに。

で、チョイスしたのがこちら。お昼は蕎麦店、夜は海鮮居酒屋なお店、輪一。奥に向かって細長い鰻の寝床店。入り口入って左手がキッチンを囲む長いカウンターが8席ほど、通路を挟んで4人・6人掛けの小上がり席が3かな。更に四人でゆったり使える奥の個室。三密を避けて、奥の個室を予約しておいたのだ。時間通り、タクシーでジャスト18:00到着。 驚くべきことに、ほぼ満席でした。

ジーンズでエプロン姿のおばさんやアルバイトのおねえさんがお運びさんのアットホームな感じなお店なのですが、お料理は超イケております。テーブルには気の利いた突き出し(枝豆、鶏とネギ酢の物、ツルムラサキのお浸し?)がさっとセットされていて、つっつきつつ、メニューを検討。

お値段表示が無いので初訪問時は少々ドキドキ!なのですが、多分非常~に適価というかお手頃価格なはず。帰りにあまりにお安くてびっくりでした。色々食べたいのでお刺身は2人前で少な目でお願いして、あとアラカルトで気になるものをいくつか。

で、実家でもこういう写真を押さえているわけで(滝汗)両親とも基本、ほぼ下戸なのですが、息子夫婦はそこそこ酒呑みに育ちました。訓練の賜物ですな(超滝汗)。

お刺身一人前。いやー、これは和歌山だよ!と嬉しくなったのが赤い切り身。これが鮪ではなく、超新鮮なケンケン鰹なのだ。もうとろけまくりなのに嫌な香り一切無し!という。程よい食感の平目、ぶりぶりんなカンパチともに完璧。久々に太刀魚のお刺身が食べたかったのですが、今日は良いものが無かったようで、煮つけと焼き物、揚げ物なのだ、残念!

で、和歌山ですので、地元の酒はありますかね?と確認し、300ml瓶が何種類かあることが判明。まずは黒牛純米なり。いやー、こなれた旨味の日常酒ですが、ほっこり。(多分、¥600とかだと思われますなあ。。)

更に、これも和歌山だよねえ、と更に嬉しくなった鯨の竜田揚げ。生姜醤油が程よく染み込み、昭和者には小学校で慣れ親しんだ懐かしいお味。ま、揚げたてなので別次元の美味しさですな。

焼いた魚から、25cm級ぐらいの喉黒塩焼き。いくらなんだろう、¥4000ぐらいかなあ。基本、和歌山では取れないので日本海側から持ってきているのですが、魚喰い人口が多いので自然に良いものが入ってくる仕組み。蕎麦屋さんなのですが、焼き物の火入れはとても見事。さらっさらの脂が美味しい~。

で、太刀魚は揚げ物でお願いするのだ。これは大葉と梅肉を巻いて、クルンと揚げてある一品。ほこほこした食感で骨も一切気にならず、淡白で美味しい~。卸しポン酢で頂くのがまた良い。

お次の日本酒は、九重雑賀謹製、さいかのさと純米酒。和歌山市民なら、元々市内で作られていた「九重酢」がご家庭の定番酢だと思われるのですが、昔この辺りに酒蔵があったのだ。で、社名が九重雑賀となり、2005年から桃山町に酒蔵があります。
これもこなれた風味の食中酒。煮物や揚げ物なんぞにぜひ!と言う感じ。

焼いた魚が美味しかったので、今日の魚のカマはなんですの?と訊いたら、先ほどのカンパチ。それは食わなくては!とお願いする。仕事が綺麗なのですが、これまた火入れバッチリ。いやー、親父様が超活躍する一品。

前回も食べて、超美味しい!と思ったアスパラ肉巻き。これがなんとも当たりな一品なので激しくお勧めいたします。 柔らかなお肉に絡む円やか甘口醤油バターソースがエグ旨。。粉山椒の風味が美味しさを倍加させる効果あり。少々、ぶれ写真でスミマセン~(汗)
で、そろそろお腹も良い感じなので、蕎麦で〆る?と提案したら、両親ともちょっとだけお寿司の方が良いねえ!ということになり、鯖寿司半本とうなきゅう1本をお願いしてみる。(ちなみに、そもそも蕎麦屋さんなので蕎麦の種類も多く、お味も良いのだ。お勧めいたします。)

鯖5貫、うなきゅうは6貫と、結構な量になってしまいましたが、美味しいのでペロッと頂いてしまいました。

鯖寿司は肉厚系ばってら的な酢で良い感じで絞めたもので、程良い甘口のシャリが美味しい。全然大納得。うなきゅうも期待通りで。いやはや4人揃ってお腹パンパン!
で、生ビール2、日本酒600ml(3合少々)とそこそこ呑みで、以上で¥18000!なり、というお支払い。この質、この内容なので、超超超超超お安いという実感。この半年で行った海産物押しの酒場でも三本指に入る好き度。和歌山にお越しで、気軽な感じで魚料理で和めるお店をお探しの際は、ぜひ。
◆蕎麦と料理 輪一
住所:和歌山県和歌山市友田町3-22
営業時間:11:00~14:00 17:00~23:00 日休
TEL:073-432-5581
お正月から半年も実家に顔を出さないなんて、人生始まって以来!なのですが、新型コロナ禍の中、ようやく帰ってきた和歌山。両親もこの半年、超退屈だったようで、どこか美味しいお店に連れて行ってよ!ということに。

で、チョイスしたのがこちら。お昼は蕎麦店、夜は海鮮居酒屋なお店、輪一。奥に向かって細長い鰻の寝床店。入り口入って左手がキッチンを囲む長いカウンターが8席ほど、通路を挟んで4人・6人掛けの小上がり席が3かな。更に四人でゆったり使える奥の個室。三密を避けて、奥の個室を予約しておいたのだ。時間通り、タクシーでジャスト18:00到着。 驚くべきことに、ほぼ満席でした。

ジーンズでエプロン姿のおばさんやアルバイトのおねえさんがお運びさんのアットホームな感じなお店なのですが、お料理は超イケております。テーブルには気の利いた突き出し(枝豆、鶏とネギ酢の物、ツルムラサキのお浸し?)がさっとセットされていて、つっつきつつ、メニューを検討。

お値段表示が無いので初訪問時は少々ドキドキ!なのですが、多分非常~に適価というかお手頃価格なはず。帰りにあまりにお安くてびっくりでした。色々食べたいのでお刺身は2人前で少な目でお願いして、あとアラカルトで気になるものをいくつか。

で、実家でもこういう写真を押さえているわけで(滝汗)両親とも基本、ほぼ下戸なのですが、息子夫婦はそこそこ酒呑みに育ちました。訓練の賜物ですな(超滝汗)。

お刺身一人前。いやー、これは和歌山だよ!と嬉しくなったのが赤い切り身。これが鮪ではなく、超新鮮なケンケン鰹なのだ。もうとろけまくりなのに嫌な香り一切無し!という。程よい食感の平目、ぶりぶりんなカンパチともに完璧。久々に太刀魚のお刺身が食べたかったのですが、今日は良いものが無かったようで、煮つけと焼き物、揚げ物なのだ、残念!

で、和歌山ですので、地元の酒はありますかね?と確認し、300ml瓶が何種類かあることが判明。まずは黒牛純米なり。いやー、こなれた旨味の日常酒ですが、ほっこり。(多分、¥600とかだと思われますなあ。。)

更に、これも和歌山だよねえ、と更に嬉しくなった鯨の竜田揚げ。生姜醤油が程よく染み込み、昭和者には小学校で慣れ親しんだ懐かしいお味。ま、揚げたてなので別次元の美味しさですな。

焼いた魚から、25cm級ぐらいの喉黒塩焼き。いくらなんだろう、¥4000ぐらいかなあ。基本、和歌山では取れないので日本海側から持ってきているのですが、魚喰い人口が多いので自然に良いものが入ってくる仕組み。蕎麦屋さんなのですが、焼き物の火入れはとても見事。さらっさらの脂が美味しい~。

で、太刀魚は揚げ物でお願いするのだ。これは大葉と梅肉を巻いて、クルンと揚げてある一品。ほこほこした食感で骨も一切気にならず、淡白で美味しい~。卸しポン酢で頂くのがまた良い。

お次の日本酒は、九重雑賀謹製、さいかのさと純米酒。和歌山市民なら、元々市内で作られていた「九重酢」がご家庭の定番酢だと思われるのですが、昔この辺りに酒蔵があったのだ。で、社名が九重雑賀となり、2005年から桃山町に酒蔵があります。
これもこなれた風味の食中酒。煮物や揚げ物なんぞにぜひ!と言う感じ。

焼いた魚が美味しかったので、今日の魚のカマはなんですの?と訊いたら、先ほどのカンパチ。それは食わなくては!とお願いする。仕事が綺麗なのですが、これまた火入れバッチリ。いやー、親父様が超活躍する一品。

前回も食べて、超美味しい!と思ったアスパラ肉巻き。これがなんとも当たりな一品なので激しくお勧めいたします。 柔らかなお肉に絡む円やか甘口醤油バターソースがエグ旨。。粉山椒の風味が美味しさを倍加させる効果あり。少々、ぶれ写真でスミマセン~(汗)
で、そろそろお腹も良い感じなので、蕎麦で〆る?と提案したら、両親ともちょっとだけお寿司の方が良いねえ!ということになり、鯖寿司半本とうなきゅう1本をお願いしてみる。(ちなみに、そもそも蕎麦屋さんなので蕎麦の種類も多く、お味も良いのだ。お勧めいたします。)

鯖5貫、うなきゅうは6貫と、結構な量になってしまいましたが、美味しいのでペロッと頂いてしまいました。

鯖寿司は肉厚系ばってら的な酢で良い感じで絞めたもので、程良い甘口のシャリが美味しい。全然大納得。うなきゅうも期待通りで。いやはや4人揃ってお腹パンパン!
で、生ビール2、日本酒600ml(3合少々)とそこそこ呑みで、以上で¥18000!なり、というお支払い。この質、この内容なので、超超超超超お安いという実感。この半年で行った海産物押しの酒場でも三本指に入る好き度。和歌山にお越しで、気軽な感じで魚料理で和めるお店をお探しの際は、ぜひ。
◆蕎麦と料理 輪一
住所:和歌山県和歌山市友田町3-22
営業時間:11:00~14:00 17:00~23:00 日休
TEL:073-432-5581
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