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毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

方圓美味@京都現地系中華料理店巡り12

2020
06
一部のマニアック系友人のウケが良いので気に入っているネタ、久々の「京都現地系中華料理店巡り12」です。
ちなみに、過去のいったお店は、こちらのMAPにまとめておりますので、ぜひご参照ください。

またまた、朝の時点で晩御飯を作るのが超面倒な気分!になった金曜日。梅雨の真っ最中で朝から雨模様なのですが、家を出る相方に、晩御飯は相方の仕事場、出町柳~百万遍あたりの気になるお店に行こうよ!と宣言したのですな。で、17:00少々前に本日の業務は終了し、京阪電車に飛び乗るのだ。出町柳着17:50。で、相方から、元田中にある現地系中華料理店なんてどうよ?と提案があり、速攻でそちらで落ち合おう!ということに。

方圓美味(小)_001

で、やってきたのがこちら、田中里ノ前交差点西50m、にある四川料理店「方圓美味」なり。竹田街道沿いの中華料理店でめぼしいお店は大体回ったので、元田中進出編その2!になります。以前行った四川料理店「鑫源」(シンゲン)は、先の交差点の北30mのところ。

方圓美味(小)_016

相方は先に入って、ハイボールでマッタリ中。店内はぱっと見、あまり中華料理店らしくない気軽な感じなのですが、黒板に書いてある中国語と漂う独特なアジアンチックな香りが正に中華料理店。それじゃ、まずは何から食べようか?ということに。

方圓美味(小)_004

メニューはかなり豊富な部類。常時40種類はスタンバっている模様ですな。で、以前から、このような本格現地系四川料理店のメニューで見かけて、超食べたい!麻辣鍋(スープ少な目の炒め鍋的なお料理)がスタンバっていて、それがこのお店最高価格メニューで¥2580なり、というお手頃価格。とはいえ、やっぱり4人ぐらいでないと挑戦するのは無謀だよね?と、いうことに。

方圓美味(小)_003

長考モードに入ってしまい、生ビールを先に頂きつつ、厳選4種を先に注文する。ラム肉のクミン炒めのような、大体、この手のお店にあるようなものが無いなあ・・・と思っていたら、どうもランチのセットにはある模様。ま、注文すれば普通に作ってくれそうな。

方圓美味(小)_002

黒板メニューもあり、7月の月替わりが5種ほど別の黒板に記載アリ。で、注文後5分掛からず、お料理が超高速でタンタンタンタン!と小気味よく登場。明らかに現地系なお姉さんが2人、交互にお料理を持ってきてくれるのだ。

方圓美味(小)_005

これまた、四人でも大丈夫そうなてんこ盛り量で登場したミミガー和え物、「涼拌猪耳」は¥580なり。胡瓜千切りと豚耳を麻辣系ソースで和えた冷菜ですが、深い味わいで超ウマ。ラー油使用量は他の本格現地系四川料理店より若干控えめだと思うのですが、花椒の刺激も程よく、中華醤油のコクがなんだか非常に美味しい。

方圓美味(小)_006

これもスターターとして良きアテな、「香辣羊肉串」で¥500なり。マトンの串焼きですが、クミンの効きは若干控えめ。中国東北地方系の独特なスパイスミックスを使っていて、唐辛子の赤さが目に付きますが、これもそんなに辛い!というほどでもない、意外に食べやすい一品。これまた、良きビールのアテですな。

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どういうわけだか肉料理三連発!なのですが、非常~に美味しかったのがこちら、確か黒板メニューからチョイスした、排骨(パイグー=豚スペアリブ)の唐辛子炒めなり。¥980ほど。骨付き豚スペアリブを骨付きのまま3cmほどに切って、揚げてから、いい味が付いている唐辛子と花椒オイルを絡めました!的なお料理。うおー、今日はこれを食いに来た!的な。 意外に可食部は少ないのですが、骨の周りの肉は超旨し!ですな。

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常温紹興酒グラスにスイッチし、(グラスが¥550なのに、ボトルが¥1500からあるという不可思議な設定)、このお店は、現地系中華でもかなり我々向きだよねと、相方と再確認しあっていると、出てきた次の一品。

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で、メニューで見つけて、これは食わないと!と即決した麻辣湯(マーラータン)¥780なり。四川地方から中国全土に広がった国民食になっているメニューで、麻辣味の漢方スープに各種具材を入れて頂く、具沢山中華味噌汁的な一品なのだ。鍋料理として、出されているお店もあります。

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拉麺鉢一杯に豚肉に肉団子、なぜか蛸さんウインナーと様々な野菜類がてんこ盛り。キャベツにエノキ茸、ニンニクの芽、人参に蓮根、それに刻み葱などなど。大量の具をコク深いスープが受け止める。更に御覧の平べったい極太春雨も入っているので、これだけで一食成立!てな感じですな。辛さも激辛!までは行かない程よいレベルで白ご飯が合いそうな感じ。少々ぬるい温度設定以外は大満足。

で、既に結構お腹は良い感じなのですが、四川料理店でアレを食わずに帰るのはねえ~と、相方と意見一致。で、つい〆に2品も注文してしまう我々なのだ。(今回は、かなり反省しております汗)

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麻婆豆腐は¥680なり。いやはやお安いのですが、これがまた有りえないしっかり量。豆腐一丁楽々!と言う感じのてんこ盛り。仕上げに皿の上ででラー油を回しかけるようなことはしていないので、ぽてっとした感じで、それなりにはオイリー。が、この1年で食べた麻婆豆腐の中でも味付けがかなり独特。
多分、甜面醤のような甘味の強い味噌をしっかり使っている模様で、肉の旨味+深い甘味噌味に調整されているのだ。辛さはほどほどで、カレーならバーモント!な小学生は無理かも?ですが、ジャワカレーを食べている大人なら、全然大丈夫。とは言え、これはこれで美味しいですな。料理人の数だけ麻婆豆腐レシピあり!

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で、白ご飯を注文すればよかったのですが、つい注文してしまった「四川炒飯」¥680なり。注文前に当然予想できるのですが、その予想を超えるてんこ盛り量でした! 多分一合はあります(汗)。で、唐辛子が利いているのでそれなりに辛いのですが、辛さよりも半端ないガーリックの効きに目を見張る一品。ステーキハウスなどで出てきそうなお味。これも美味しい~。

方圓美味(小)_013

当然、我々の場合、このように頂くわけで。いやはや、この数か月で最も腹パンになった夜。

我々以外の客は、ほとんど某国立大学のお若い学生さんと思しき人々。留学生かな? ま、深草よりは日本語も聞こえてくるのですがライフラインとして使われている模様で、皆さん、夜もスタンバっているアンダー¥1000定食メニューを注文し、30分ほどでぐるぐるお客さんが入れ替わる、そういうお店です。 

で、ハイボール2、生ビール1、紹興酒グラス2と、そこそこ呑んで、なんとなんとなんと¥6000チョイ!という有りえないお手頃価格。。滞在はジャスト1時間。いやー、お安いです。食後は二人とも苦しい~!と四条界隈まで買い物がてらバスで移動するのですが、多分、こちらも近日再訪店。また来ます~。
 
 

◆四川料理 方圓美味
住所:京都市左京区田中里ノ前町1 西野ビル1階
営業時間:11:00-15:00 17:00-22:30  月休
TEL:075-707-2081

で、一応予告を書いておくと・・・

方圓美味(小)_014

元田中周辺でも未訪問の現地系中華料理店その1。こちらは四川だけでなく色々な地方料理がありそう。扉フルオープンで営業中、19:00過ぎでカップル2組、シングル3人ほど。

方圓美味(小)_015

更にその2、朋友の跡地に最近オープンした中国串焼き料理のお店。こちらは地下店なので中は覗けないのだ。また近日覗きに行くことにします~。
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