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毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

イタリア食堂910で大満足ディナー(5)@河原町通三条下ル

2020
21
今年2月以降のレストランご紹介ネタで(5)とか数字が入っているお店は、新型コロナ渦中でどんな感じでやられているのかなあ?と気になっている、今後ともお付き合いできることを祈念したい!というお店なのだ。とはいえ、遠大なローテーションでお店巡りをしている上に新しいお店も大好きなので、結構お久しぶりなお店も多いわけで。

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で、今回ご紹介するのは、前回ネタがこちらなので既に2年半ぶりで光陰矢の如し!なのですが、3日ほど前予約で席をお願いしたイタリアン、910(キューイチマル)なり。御店主のお名前が工藤さんなので、この店名。 場所が三条木屋町の雑居ビルの4階、それもエレベーター無しなので、酔っ払っている時は少々足元に注意!な物件。

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お久しぶりです~とご挨拶し、店内に。目に付く書庫には本やCD!がてんこ盛り。「チルコロ京都」なるイベントスペース兼オフィスの夜だけ間借り運営という特殊形態のお店なのだ。で、普段なら客を押し込むと15名は入れそうな空間に巨大テーブルが2、その上には寸法バッチリのアクリル板シールドで三密対策もしっかり。結果、最大8名までで予約のみ営業中!と言う状況。

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まずは、先にハートランドの生などを頂きながら、メニューを長考するのですな。本日のスタートのお客さんは我々だけなので、超まったり状態。

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シェフは野菜ソムリエの資格をお持ちで、どこからかこだわり食材を探し当てる嗅覚&超説明のできるタイプの人なので、私が来るイタリアンの中でもダントツに情報量が多いお店。シェフが「メモするの大変でしたら、書いてお送り出来ますよ!」と言ってくれるのですが、ボケ防止で自分の記憶だけで書くことにするのだ(何が記憶に残ったか・・ということでもあります汗)。で、前菜の盛り合わせは注文必須アイテムですので、当然注文。

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更に豊富なパスタだけでコースが組めてしまうお店。色々食べてみたい派な方向けにハーフサイズにも気軽に対応頂けます。今回も・・・

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メインは食べる!リゾットも美味しい!ので悩んでいると、パスタ2種をハーフで出して、メインの後、リゾットで〆るのはいかがですか?と提案頂いたので速攻で乗っかったのですな。

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突き出しは自家製のふっといグリッシーニが出てくるので、それを頂きながらお料理を待つのだ。右手がターメリックやらが入ったほんのりカレー的な、左はなんだったかな。先は長いので様子を見つつ。

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で、暫しの後、前菜11種盛り中10種盛りが先に登場。いやー、これと普通サイズのパスタ1皿あれば普通十分すぎなしっかり量&野菜が美味しいのでガンガン頂ける一品。12時の方向にある野菜群がバーニャフェルジア。バーニャカウダが温かいソースで、こちらは冷たい、という違いだそうな。ニンニクは利いてるのですがくどさはなく、うは、これ旨!と思ったのが京都産だという細い生アスパラ、アクまったく感じず。
バーニャフェルジアだけで野菜が9種類使われていて、この調子でご紹介すると書くのが大変(滝汗)なので、特に好きなものを書いておくと、4時の方向、スプーンに乗っているマスカルポーネチーズと青トマトのジャム「コンフェットゥーラ」、それに6時の方向、生ハム&ピーチパイナップル、宮崎マンゴー。9時の方向、ビーツのアグロドルチェがお気に入り。あ、どれも甘味に特徴ある一品が好きなのですな。10時の位置のピリ辛い「ごぼ丹のアラビアータ」も超呑めるのでお気に入り。堀川牛蒡などが出回る前の丹後産短形ゴボウを「ごぼ丹(たん)」というネーミングで京都地野菜として売り出し中らしいです。 以降、全皿とも、シェアせず1人づつ出して頂いたのだ。(コロナ対策ですな)

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前菜を食べている途中でビールが無くなったので、頂いた泡グラス¥800がこれまた超ウマ! 伊フリウリのReguta Prosecco DOC Extra Dryなり。フレッシュ感と熟れた果実のバランス。若干甘口で非常に呑みやすく、泡も長く持つ良いものです。こちらでワイン会をやられているリッカルドさん率いるワインインポータ、ロータスジャパン取り扱い品。最近、酒販免許を取られたので、お土産につい一本買って帰ってくる超高CP。ボトル¥2000しない驚き価格ですのでぜひ。呑めばわかる。

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で、まだ前菜が続くのですが、次の「ゴルゴンゾーラチーズのクレームブリュレと京都産ウワミズサクラ蜂蜜のジェラート」を頂く前に、その蜂蜜生産者様を教えて頂くのだ。我が家から直線距離で3kmほどの位置に、その養蜂園があることが判明。伏見区内にまさか蜂蜜を作っているところがあるなんて!なのですが、ウワミズサクラとは花弁が長い~山桜で、春先に山道をドライブしていると結構目にしたことがあるかもです。その蜂蜜をすくって舐めたスプーンで、クレームブリュレを頂くのだ。

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ゴルゴンゾーラがベースなので、がしっと塩っぽいクレームブリュレに香り高い蜂蜜がもう!という。いやー、エグ旨ですな。ちなみに先の蜂蜜を販売されているのが「ヒグチ養蜂園」で、我々が2週おきには覗きに行っている「じねんと広場」でも蜂蜜が買えるそうです。(収穫後15年置いた蜂蜜も舐めさせて頂いたり。いやー、一組だけの役得!)

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で、パスタ前に白にスイッチ。こちらでワイン会もされているPERI BIGOGNO社謹製 REGINA DI CIPRO CHARDONNAYがグラス¥600を結局2杯、ちょっと高級なエノテカ取り扱いのLANGHE CHARDONNAYをグラス¥1000で1杯頂いたかな。

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次のパスタです~と見せてもらう。イタリアの老舗パスタメーカー、フェラーラ社が2017年ごろに発売した特許取得パスタ「ティラスーゴ」なり。カッペリーニ程度の非常に細い麺を三本寄り合わせた形状で、名前はイタリア語で「ソースに絡まる」という意味だそうな。麺類の物理的形状が味に直結する!という拘りはイタリア人にも垣間見えますな。

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お願いしたのが、北海道産毛ガニの軽いトマトソースなり。2人用にハーフサイズ×2で。上に乗っている青い葉はバジルなのですが、非常に小さい種類で・・・

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八百屋から御覧の形状で仕入れたので、ご自由に追いバジルしてください!という趣向。香りは穏やかなのですが、間違いなくちゃんとバジルでした。確かにパスタにたっぷりと超濃厚な蟹ソースが絡んで、美味しいですな。もちょっと大盛りでもOK!と言う感じ。

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で、次のパスタも変わった形状で、丸で魚の背骨のような。平たい生地を細切りにしてからねじって麺にしてあるような形で、こちらはシチリア・トラパニ地方伝統パスタだそうな。しかし、まあ、色々面白いものがありますな。。


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このパスタに合わせるのは、トラパニ風アーモンドソースなり。ナッツをフープロで粉砕してソースにし、トマト等と合わせているのですが、これがまた馬鹿旨。チーズ以外には動物性の食材は入っていないと思われるのですが、しっかりコクもあり、円やかでなんとも美味しい。あーこれも大盛りで!と言う感じ。

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メイン前に赤にスイッチ。私は残りグラスに福がある!と、 伊プーリアから Felline Fellone Primitivo 2013をチョイス。結構いい感じにしっかり系でてんこ盛りでありがとう!なのだ。相方もチョイスも伊プーリアから、MARU Negroamaro 2018 を。これも、コスパ優秀な¥600なりでうっとり。

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メインは鴨ですがボリュームも十二分で、特筆すべきは鴨の表面に中国東北地方的なスパイスミックスを塗りつけてあるところ。エキゾチックな風味+程よい辛味が超ウマ。(私がカレー好きなのがばれているので汗汗。。)付け合わせの野菜類も抜かりに無く。生アスパラ、やっぱり旨し。。

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で、〆リゾット。相方は流石にノックダウンで、1:4ぐらいに分けてもらいました。平井牛テールと万願寺唐辛子。一人でやられているので、パスタやメイン用に煮込み系料理を色々仕込んでおられるのですが、どれも間違いのないお味。脂ギッシュ感とは無縁で、ホロホロに炊けていて、甘味のつけ方がポイント。これまた超ウマ。

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このお店では皆さん腹パンパンになるの必至!ですので、デザートは軽いジェラートが二種。口直し扱いで¥100とかの激お得価格なのが嬉しい。私がチョイスしたのがピーチパイナップルのソルベで¥150なり。いやはや、食った食った。。。食欲に自信があるなら、グラッパやチーズに行くのも、勿論あり。色々揃えておられます~。

で、以上で〆て、お土産に泡ボトルを一本ぶら下げ帰っても計¥18000チョイ!という有りえない価格なり。いやー久々でしたが、このお店を一言で表すと、様々な点で変態店だよなあ、と納得して帰宅。我々としては最大限の誉め言葉なのですが、好みに合う合わないははっきりしていると思いますので、このネタをお読みになって波長が合いそうだなと思われる方は、4階分の階段往復を覚悟して、ぜひ。
 

 
◆イタリア食堂 910
住所:京都市中京区河原町通三条下ル南車屋町282 MORITAビル4F
営業時間:18:00~0:00 日休&不定休 お店の営業はFBをチェック
TEL:050-3696-0910
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