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毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

イル ヴェーゴ@岡崎白川

2020
27
呑み友食べ友のMNさんに開店直ぐに教えてもらっていて、気になっていたイタリアン「イル ヴェーゴ」、1月オープンのまだまだニューカマー、たまたまお店の前を通りかかり、これは行かないとですねえ?ということに。数日前予約で席を押さえて、やってきた実は四連休初日、なのだ。(結構な大作なので、少々後回しにしておりました・・汗)

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最寄り駅は地下鉄東山駅。北東にある一番出口を出て、そのまま岡崎白川沿いにある祇園饅頭の工場兼売店、鴨鍋旨しの蕎麦店、桝富を横目でにらみながら北上。路地→川沿い歩道に沿って3分足らずの駅近物件。目の前が京都市内の隠れた桜の名所というグッドロケーション。後程、お店で訊いたところに寄りますと、ブライダルサロンだった場所。
JR二条駅近くに「マルシェ ノグチ」という、こだわりのオーガニック系八百屋さんがあるのですが、その系列のお店なのだ。シェフは「クチーナイタリアーナ東洞」、「オーボンモルソー」で腕を振るわれていた実力派。ま、期待も高まりますな。

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カウンター席が8席だけのミニマムレストランで、当日はカップル2組と言う状況。普段はアルバイトのお兄さんが居るのですが、今日は1人なんです!と、トークも軽快でダンディなシェフ。黒★小瓶を各自1本頂きつつ、本日はよろしくお願いいたします!ということに。お料理は全9皿で、税サ込み1万円コースと野菜を全面に出したヴィーガンコース!という分かりやすさなのだ。

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まずは一皿目。突き出しはトウモロコシの冷製スープ。スープ本体は素材のまま+塩というシンプルさ。が、最近のトウモロコシはなんだか甘くて美味しいですなあ。年々美味しくなっている印象。で、更に旨味を加えるのは、底に沈めてある過剰な甘さにはしていない南高梅の蜜煮果肉、それに帆立のムース。のっけから、うっとり!の一品。 
尚、以後全て非常~に情報量の多いお料理で、メモなどしつつなのですが、メモが付いて行っていないので、多少脚色ありかもです(滝汗)

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このお店のスペシャリテのサラダです!とシェフ。人参ピュレ、アボガド、パセリという三種の野菜ソースで、様々な野菜を頂く趣向。大根に胡瓜にペコロス、大きめのシメジににセロリにトマト、甘いものではリンゴ蜜煮、ビーツ、それに大原に山菜取りの名人が居られて、定期的に様々な摘み草を入れてもらっているので、小さな葉物野菜(山菜?)はあまり見たことの無いようなものまで。お花はなんだったかなあ。
大根はブイヨンも加えず塩で煮ただけらしいのに、なんとも滋味あふれるお味。胡瓜やセロリ、ミニ玉ねぎなどが良い感じでピクルスになっているのですが、きつすぎない抑制された酸味でとても美味しい。質問すると、お使いになっているのはリンゴ酢で、「ピクルスは上げ時がポイントですね」とシェフ。確かに、ですな。

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で、当然ワインにスイッチ!なのですが、泡2種、白4種、赤4種がグラスでスタンバイ。お一人でやられているので、ボトルプレゼンなどお願いしにくいので、後程まとめてご紹介。
ちなみに食事の際、ナイフが切れないと超イライラする派!なのですが、出てくるナイフがどれもとてもよく切れるナイフで、良いですね~!と嬉しがっていたら、定期的に研いでおりますので~とシェフ。プロですな。

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オープンキッチンでシェフの手元まで良く見えるので、作っているプロセスを見ていれば分かるのですが、いきなり出てきたら、なんですか?な一皿。ほぼレアな牛しゃぶの下には茄子料理三種、オイルマリネ、煮びたし、焼きナスピュレが。まとめ上げるのが、ころころと胡桃が入った味噌系のソース!という。これはまた~という一品。前半はほぼ、一皿で一杯呑んでおります汗。

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お次の小さなカップは、本日で一番濃厚なお料理なのだ。

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超濃厚なオマールのビスク!に小さな包みパスタ「ラビオリ」を沈めて。ラビオリは塩麹で漬けこんだお豆腐を包んであるという変態度なのですが、これはまた超ウマ。想像力は無限大!

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半分は空席だったのでパチリ。20:00を回ると、ほとんど誰も前を通らなくなり、非常に静かな一帯ですが、外から中は丸見え。

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お次もパスタなのですが、手打ちのフィットチーネに合わせるのは、トマトと生雲丹。そう、かなり存在感のある太麺なのですが、なんと冷製という、過去食べた記憶が無い一皿。敢えて太さを切りそろえておらず太さまちまちなのが、更に食感上の工夫。この太麺に濃厚なトマト・生雲丹をがっちりと受け止める包容力!があるのだ。緑の葉と花びらが、スミレだったり、想像を超える組み合わせなのですが、旨いです~。 個人的に本日一がダントツでこちら。
 
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存在感抜群、店外からも視認できるLED照明付きのワインクーラー。意外に小ぶりで棚がスライド式になっていて扉に対して横向けに置くのですが、70本超収納可能らしい。いやー、これは自宅用に少々欲しい鴨!と思ってしまいました汗。(恥ずかしいので、LEDは開閉時以外は不要ですが汗)
で、シェフ曰く、グラスワインで出すボトルが置けるのか?と思ったそうなのですが、瓶内空気をしゅぽしゅぽ抜く栓の上から、かぶせることができるシリコン製キャップがあって、バッチリ!だそうです。(余談・・・汗) 

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で、更に続く6皿目。どこ産か教えてもらうも失念!な天然鯛。上にくっついている素麺的なものはフレンチでたまに見かける「ガダイフ」なるトルコ原産のトウモロコシ粉極細麺。ざっくりとした食感でふっくらと焼けた鯛を、張ってあるあおさ海苔や薄切り大根などが入ったブイヨンと合わせて、という健康的なスタイルなのですが、ブイヨンにサザエの身がころころ入っているのが食感上のアクセント。ほろ苦さがたまらない。

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メインは鴨。最近、鴨が続くのですが全然大丈夫!な鴨好きなのだ。焼きも理想的で、皮は香ばしく、肉はふっくらしっとりと。。これは素晴らしい火入れですな。ナイフが非常に切れるので、思い通りにサクサクと頂けるのも嬉しい!
炭火焼ではありませんし、そんなに凝った焼き方ではないと思うのですが、シェフの技量が伺える一品。付け合わせはヤングコーンですが、これまた軽い火入れでシャキッとした食感、非常に新鮮感満点!でヒゲまでしっかり甘くて美味しいのだ。スミマセン、本日二がこちらの鴨好きでした。好き度の僅差でオマール。。

で、最後に〆リゾット!になるのですが、事前にお腹の具合を見て調整をお願いできます。相方は少な目、私は普通量で。

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はまぐりのリゾットなり。これもはまぐりから出た美味しい出汁と塩・チーズぐらいのシンプルな味付けなのですが、そのお味に凄みを加えるのが、緑色のペースト。なんだと思います? 実山椒らしいのですが、山椒だけでは、こういう感じにぽてっとペースト状に繋がらないので、つなぎにほうれん草をお使いだそうです。 スキっとした辛味で、これも色々なお料理バリエーションを考えたくなりますな~。想像力は無限大~! で、お腹は相当に大満足なのですが・・・

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甘いものは別腹。ラベンダーのソルベに、抹茶味クラッシュクッキー的な。それにほろ苦さが美味しい柑橘類、河内晩柑。和製グレープフルーツという異名があるようなのですが、ほろ苦さは控えめで、やっぱり和風な感じ。これがソルベに絶妙に合いました。いやー、旨しです。

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最後に珍しく紅茶を頂いて〆。京都の南部地域、宇治の近くの和束町産の和紅茶だそうです。非常~に優しい味わいで、なんともほっこり。

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で、結局、ワインメニューその1の泡を1、白がメニューの上から3種類、赤は上から2種呑んだように記憶。
以上で〆て、¥28000ちょい。え?一万円のコースなのに!と思ったのですが、ドリンクまで全て税込み価格表示なので、注文したメニューの足し算だけでOK。結果、頂いた伝票がこういうレストランではありえない超シンプルさ。この内容でこれだけ呑んでなので、非常にお得感有りな構成。

聞けば細かい内容まで包み隠さず教えて頂けて、とても楽しいディナーに。大満足でした。洋食好きで、最近脂っこい重い料理はどうもなあ?、とお悩みの貴兄に超大推薦です。こちらも確実に再訪する!と確信した一店。また来ます!
 
 
 
◆verde italiano il Vego (ヴェルデ イタリアーノ イル ヴェーゴ)
住所:京都市左京区岡崎円勝寺町57-8
営業時間:18:30〜22:00 月休・第二火休
TEL:075-748-1811
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