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毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

アコルドゥ@奈良公園

2020
01
で、また非常に字の多いネタになるのですが、四連休最終日のランチネタを一つ。
賛否両論渦巻くGoToキャンペーン。とは言え折角の四連休なのでお出かけはしたい。で、三密を避けられそう&近場で旅行気分を味わえるところ!で相方が思いついたのが奈良。丁度、奈良国立博物館で「よみがえる正倉院宝物」なる特別展が行われていて、宝物が作られた天平時代の工法や原材料を科学的に解析し、「再現模造」された複製の展示があるのだ。いやー、個人的には、毎年行われている正倉院宝物展よりも断然見たい!と意見一致したのが休みの3日ほど前。

で、いつものパターンで、見学の後は美味しいランチを食べて、わははと笑って早めに帰ってこようということに。食事場所探しは私の担当なので、以前から非常~に気になっていたレストランにネット予約。コロナ渦中ですので、3日ほど前という時期でもスパーンと予約が入るのですな。で、そぼ降る小雨の中やってきた9:00過ぎ。

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朝御飯タイムなのか鹿さんが草を食む中、奈良公園に到着。雨模様、ということもありますが閑散としているのだ。奈良市内に来るのは非常に久々で4年ぶりほど。奈良県庁の隣に、巨大でお洒落なバスターミナルが出来ているのも知らなかったので、びっくりしつつ、国立博物館に。

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こんなにお客さんが居ない国立博物館は初めての体験。お客様は通常の3割ほどの入りで、超ゆっくり見学でき大満足! 12:00少々前までみっちりと見学して、なら仏像館も20分ほどで速足で見学したのち、さあ、ランチだランチだ!と東大寺参道の西側に出来たレストランに向かう。先ほどのバスターミナルの北東斜め向かい程の超便利な立地。博物館からも徒歩10分たらず。

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以前どういう場所だったか思い出せないのですが、結構大きなレストランが2軒。手前が夢窓庵なる日本食料理店、奥が今回ご紹介するレストラン、「アコルドゥ」なり。スペインはバスクで修行されたシェフのモダンスパニッシュ店。元々、富雄に開店され、ここに移転されたのが2016年。店名のアコルドゥは、スペインのバスク地方の言葉で「記憶」なんだそうな。予約している者ですが~と店内に。

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ウエイティングには先客が4人ほど待たれていたので、先に6人まで入れる個室風な席に案内してもらう。小部屋で仕切られているので全体は窺い知れないのですが、メインダイニングが4人席×4ぐらいですかねえ。店内に1組だけのホテルまである結構大きく、ゆったりした作りの箱。
で先に出して頂いた、すっきりとした旨味の「柿の葉とミントのお茶」でお口すっきり。お料理をワクワクと待つのだ。

アコルドゥ(小)_005

ま、当然お昼からの向きは満々。グラスで頂いた泡は、元論スペイン産で、Giro del Gornerなる作り手の Cava Reserva Brut Natureなり。軽やか系ではないコクと旨味の強いタイプ。いいですな~。

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で、お若いサービス陣だけで5名以上が歩き回っている活気ある店内。メニューが変わっていて、こういうネームカードに次のお料理の名前が。名前だけでは何やら分からないので、想像して楽しんでください、というシェフの遊び心が垣間見える趣向。

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登場した「ふたつの土とハーブ」なり。鰹を軽く醬(ひしお)で漬けにしていて、それに合わせるのが赤キャベツとビーツのほの甘いソース 、更にこれを合わせるか~!的な山葵のジェラートという。適当に混ぜて頂くと、旨さ三倍増!と言う感じ。酸味の乗せ方がとてもお上手。

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印象深い外観の自家製全粒粉パン。外がりがり、中はむっちり迄は行かない、粉の旨味が良くわかるタイプ。

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「アホブランコ 半生のエビとメロン」なり。アホブランコとはアホ=ニンニク、ブランコ=白の意味で、アンダルシア地方料理のニンニク風味の冷製ミルクスープ。アコルドゥでは豆乳で仕上げているのだ。で、冷え冷えスープに半生の海老とメロン角切り、レーズン、甘酸っぱい味の梅っぽいジュレが沈んでいる趣向。結構ニンニクが主張するのですが、メロンと海老が軽やかさをプラスする効果あり。厚紙を折って作った台の上に器が乗っかっていて、器が不安定でふわふわするのが、なんだか面白い。

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「大鉄砲と初夏」なり。大鉄砲とは大豆の銘柄で、最近奈良で復刻された豆腐用大豆なのだ。その豆腐を使ったタルタルソースを橿原産アスパラガスのフリットに合わせる趣向。衣が超フワサク!! アスパラガスは軽く火が入ったばかりという印象なのに、繊維をほとんど感じないサクサクさ、かつジューシー!。見た目は花が無いですが(滝汗)、びっくりの旨さ。本日一がこれ!

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お料理の食材の組み合わせにびっくりし、お酒を注文するのを珍しく忘れる(滝汗)。これもグラスで頂いた伊トスカーナの白、Re Di Fiori Langhe Bianco Braida なり。リースリング・レナーノ100%ですが、ミネラル感ありの味わい。

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「三輪山本の手延べパスタ麺 あおい香りとモッツァレラ」なり。素麺老舗の「三輪山本」がデュラムセモリナ粉でパスタを打っているなんて、初めて知りました。それに奈良産ルッコラのソース、奈良産モッツァレラを合わせた、爽やかで初夏を感じる一品。ぷりぷりっとした心地良い食感は、パスタと言うより徳島の半田素麺のような感じなのですが、超ウマですな。塩気の効いた黒オリーブのパウダーが超良い仕事をする一皿。一番びっくりした皿がこちら。

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後、魚と肉になるので、お酒はどうしたらよいですかね~?とソムリエールさんに相談。今日はお肉も白がお勧めですよ!というので私は白で、相方は赤でシェアして楽しもうということに。 左が私チョイスで、西班牙リオハ・アラベサ産、LORE DE OSTATU DOCa Rioja 2015なり。ビウラ 50% マルヴァシア 50%ですが、確かに軽めの肉料理を受け止めるしっかり度。赤は、FINCA SAN MARTÍN TINTO CRIANZA 2016なり。これもリオハ産のテンプラニーリョ100%でした。適度にコクと酸味の軽やか系。

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「魚のアサード 大和丸茄子とエルダー」なり。肉厚のこぶ鯛をローストし、下には焼き大和丸茄子のペースト、上からほんのり香るエルダーフラワーとレモンの泡ソースという、如何にもイノベーティブスパニッシュ!的な一皿。こぶ鯛の皮がこんなにむちむちと肉厚で存在感抜群な食材なのだという再発見。全体的に脂分極少で健康的ですなあ。美味しいです。

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お肉料理のタイトルが「青梅雨と次に待つもの」なり。いやー、意味が分からないが、なんだかすごい自信だ!的な。(汗)
お肉は、奈良産やまとポーク。それにウイキョウ(フェンネル)のソースと、とうもろこしのリゾットを添えてある一品。非常に繊維質の細やかな豚で、粒粒感しっかりで今、火が通りました的なとうもろこしリゾットとの見事な調和。それを更に高める香り高いフェンネルのソース。いやー、僅差で本日二。(いや、単にアスパラ好きなので汗)

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デザートの前に、食後のお茶の案内をしてくれる。珈琲、紅茶はもちろん、地元産の緑茶・ほうじ茶など10種類以上スタンバっているのだ。私はベタに珈琲、相方は自家栽培のミントティを。

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デザートにもタイトルがあります。「夏の果実と海」なり。メインは奈良は五條産の桃、合わせるのがトマトジェラート、バジル風味のブランマンジェに白ワインジュレ、ほわっと添えてある泡ソースは、なんと「塩」!なのだ。 この海を想起させる泡ソースが方向性を決定づけるぜ!的な。いやー素敵なお味でした。

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で、お茶と小菓子で〆。いつものごとく食べるの早いのでジャスト2時間の目くるめく体験。

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お支払いはウエイティングスペースに移動して。緑が綺麗で癒されますな。この目の前、50mほど先が東大寺参道。結局。メインダイニングは満席でした。

で、最後にお値段を書くのですが、このランチコースが¥6500なり(税サ別) グラスワインが¥1300前後なので、計泡2、白3、赤1と計6杯頂いて、2人で¥28000。いやー、非常~に内容が良いので全然大納得価格でした。 立地と装置、お料理にスタッフの立ち振る舞いまで抜かりない一店。また奈良に来た際、立ち寄りたいお店が増えてしまいました。
平日ランチ¥3500の内容が非常に良いらしいので、会社をさぼって(滝汗)、またやってくる所存です! ご馳走様でした。
 
 
 
◆アコルドゥ (akordu)
住所:奈良県奈良市水門町70-1-3-1
営業時間:12:00~15:30(L.O.13:00) 18:00~22:30(L.O.19:00) 月休・不定休
TEL:050-5456-4090 
 
アコルドゥ(小)_020

折角なので、おみやげ物でも漁ろうと、ならまち商店街方面に。途中、あまり観光客が居ないので、鹿さんがおせんべいをねだりに、一杯寄ってくるのだ。

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いや、私のカバンは食えませんって・・ ストラップを気に入ったのか、ぐいぐい引っ張られてびっくりしました。

アコルドゥ(小)_021

丁度ならまち商店街で、8月のお盆休み過ぎまで10店舗ほどのお店協賛で日本酒イベントをやっているのを発見。試飲の振る舞い酒を頂きつつ、また夏休みに覗きに来たくなるのだ。もしかして続きます!
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