京馳走 佳辰(かしん)@JR京都駅八条口
2020
02
今週8/6の水曜日夜から夏季休暇に突入する予定の7/31(金)、毎年一番忙しい時期なのですが、今年は新たなプロジェクトを回しつつ、テレワーク!と言う状況で、例年の倍忙しい感覚。すっかり体も心もすり減った日。その中、日曜日移動で月曜日、久々の熊本主張を入れてしまい(滝汗)、チケットを取りに行くついでに京都駅周辺で晩御飯でもどうよ?ということに。

2日前予約でお願いしたのは、京風割烹というか小料理屋「佳辰(かしん)」なり。場所は、八条口でアバンティ南側面に面した路地奥にある。京都を感じさせるなかなかオシャレなファサード、家族経営の自宅兼レストランという物件。しかし、京都も探せば色々なお店があるよねえと感心しつつ店内に。靴を脱いでお邪魔する方式。

最近改装されたようで、綺麗な板張りのメインダイニングへ案内される。床暖房なのでしょうな。キッチンに向かうカウンター席が6、四人テーブルが2。別に個室が3つあり全体は良くわからないのですが、結構席数がある模様。4人テーブルにゆったり着席。会食使いで個室が2つ埋まっているようで、後は我々とお一人様1名、という状況でした。

お料理はコースでお願いでき、多分そのようなお客さんが多そうなのですが、御覧のように居酒屋使いもできる構成なのだ。

鶏料理メニューが別にあり、大体この4倍量程のメニューがスタンバイ。お値段は京都市内では良くある高級居酒屋割烹クラスですな。安心しつつ、ゆったりさせて頂こうということに。キッチン内はご年配のご店主?が1名、お若い女性の料理人さんが1名、奥にキッチンがあり全体は窺い知れないのですが、サービス陣入れて三世代5名ほどで回されているのだ。

とりあえず2人とも生ビー¥600からゆるゆるとスタートなり。一週間分のストレス解放!ほっこりしつつ・・・

日本酒メニューに目が行く我々。御覧のページは定番物なのですが、この4倍量、ざっと50種はありそう。これもマニアックなものまで揃っていて、9割が純米大吟醸という。お値段を書いていないのでどきどきしますな。慎重にお手頃系をチョイスしよう!ということに(汗)

突き出しからなかなか風情あり。四角いのは「魚の煮凝り」を湯葉播きして、真ん中に実山椒の佃煮を仕込んであるもの。おくらの鰹節和え、トマトの酢漬け、里芋胡桃味噌、万願寺とおじゃこ、という構成。激ウマ!は無いのですが、なんだかくつろげるお味ですなあ。これは日本酒を呑まないと!ということに。

相方チョイスは、愛知の地酒「義侠 純米原酒60% 山田錦」なり。程よい濃さの旨口ですな。冷酒はすらりとしたグラスの徳利で1合売りというというシステム。(写真、おもいッきり忘れました汗)

お刺身は盛り合わせでお願いしてみました。このお店の方向性が分かる、立派な俎板皿に凄い盛り込み。いやー、個人店で白身類をここまで揃えているとは!という驚き。二貫ずつですが真鯛に平目、めいちにすずき、つばす、それに鱧!(もう1つが分からない~)、鱧をこういう形で食べたのは初めてかもなのですが、とろける食感、超ウマ。いやはや驚いた。多分、¥4000ほどかな。。

自家製の湯葉豆腐。こういうものを食べるのは久々だよねえ~と相方。¥550ですが非常に濃厚で美味しい。

白焼きの穴子は¥1300なり。皮の香ばしさと程よい脂乗り。超ウマ&日本酒を誘いまくるお味。我が家では満場一致で本日一がこちらでした。

これは呑まないとでしょう?と更に日本酒を追加。広島から「雨後の月 純米大吟醸 千本錦 無濾過生原酒」なり。うは、純米大吟醸だよ!なのですが、青リンゴのような良い香り、東北系のようにそこまでさらっとではないのですが、いい感じの食中酒。

で、これも旨~と思った鱧天ぷら。¥1000で三切れしかないじゃないの!なのですが、非常に肉厚でほこほこ。うわ、これは正解だよね!と相方共々大納得な一品。お替りしたい。

もちょっと骨太い日本酒のほうが良いんじゃないの?とチョイスしたのは兵庫から「奥播磨 超辛 純米吟醸」なり。先に注文した2種とは、打って変わってガツンと系なのですが、油物にはなんだかいい感じにマッチ。

で時間がかかるので早めに注文した田楽がこのタイミングで。鴨なす田楽は¥1200なり。ついうっかり食べる前写真を忘れた(汗)ので、途中の写真で。八等分に切れ目を入れてあるので、このようにするっと身が外れて食べやすいのだ。こういうお料理を食べたのは久々なのですが、なんとも日本酒が合いまくるよねえ、と相方共々、ほっぺが崩れてきますな。いやー、美味しいです。 茄子料理一!かもと思いつつ。

お店の方針が分かるお料理なのでつい頼んだ、炊き合わせ¥750なり。丁寧ですな、それにこういうのもいつも用意されているのだ。

更にお酒追加で、三重地酒、「寒紅梅 純米吟醸 雄町 遅咲き瓶火入れ」なり。これも想像以上にしっかり目で美味しかったように記憶。しかし、お酒の値段の表示が無いので、結構ドキドキ!

〆ににゅう麺やステーキ丼、各種雑炊類も完備していて10種類ほどスタンバイ。が、鶏料理が刺身を含め色々あるので、〆にチョイスした鶏塩焼き¥1000なり。これがまたびっくりで、ひね鶏だと思われる非常~にしっかりした食感の鶏を塩・胡椒だけでじっくり焼きました!的な。食べ応え十分!でした。
結局、生ビール2に日本酒四合と結構呑んでしまい(汗)、〆て¥18000なり。いやー、この質なので納得の想定範囲内。50m以内にある類似店で、お若いご店主が回しているミシュランビブグルマン「燕en」とは違って、攻めたお料理はありませんが、ほっこりできた日本酒好きには王道の佳店。ご馳走様でした~。
◆京馳走 佳辰(かしん)
住所:府京都市南区東九条西山王町12
営業時間:17:30~23:00 日祝休・月2回不定休
TEL:075-661-7550

2日前予約でお願いしたのは、京風割烹というか小料理屋「佳辰(かしん)」なり。場所は、八条口でアバンティ南側面に面した路地奥にある。京都を感じさせるなかなかオシャレなファサード、家族経営の自宅兼レストランという物件。しかし、京都も探せば色々なお店があるよねえと感心しつつ店内に。靴を脱いでお邪魔する方式。

最近改装されたようで、綺麗な板張りのメインダイニングへ案内される。床暖房なのでしょうな。キッチンに向かうカウンター席が6、四人テーブルが2。別に個室が3つあり全体は良くわからないのですが、結構席数がある模様。4人テーブルにゆったり着席。会食使いで個室が2つ埋まっているようで、後は我々とお一人様1名、という状況でした。

お料理はコースでお願いでき、多分そのようなお客さんが多そうなのですが、御覧のように居酒屋使いもできる構成なのだ。

鶏料理メニューが別にあり、大体この4倍量程のメニューがスタンバイ。お値段は京都市内では良くある高級居酒屋割烹クラスですな。安心しつつ、ゆったりさせて頂こうということに。キッチン内はご年配のご店主?が1名、お若い女性の料理人さんが1名、奥にキッチンがあり全体は窺い知れないのですが、サービス陣入れて三世代5名ほどで回されているのだ。

とりあえず2人とも生ビー¥600からゆるゆるとスタートなり。一週間分のストレス解放!ほっこりしつつ・・・

日本酒メニューに目が行く我々。御覧のページは定番物なのですが、この4倍量、ざっと50種はありそう。これもマニアックなものまで揃っていて、9割が純米大吟醸という。お値段を書いていないのでどきどきしますな。慎重にお手頃系をチョイスしよう!ということに(汗)

突き出しからなかなか風情あり。四角いのは「魚の煮凝り」を湯葉播きして、真ん中に実山椒の佃煮を仕込んであるもの。おくらの鰹節和え、トマトの酢漬け、里芋胡桃味噌、万願寺とおじゃこ、という構成。激ウマ!は無いのですが、なんだかくつろげるお味ですなあ。これは日本酒を呑まないと!ということに。

相方チョイスは、愛知の地酒「義侠 純米原酒60% 山田錦」なり。程よい濃さの旨口ですな。冷酒はすらりとしたグラスの徳利で1合売りというというシステム。(写真、おもいッきり忘れました汗)

お刺身は盛り合わせでお願いしてみました。このお店の方向性が分かる、立派な俎板皿に凄い盛り込み。いやー、個人店で白身類をここまで揃えているとは!という驚き。二貫ずつですが真鯛に平目、めいちにすずき、つばす、それに鱧!(もう1つが分からない~)、鱧をこういう形で食べたのは初めてかもなのですが、とろける食感、超ウマ。いやはや驚いた。多分、¥4000ほどかな。。

自家製の湯葉豆腐。こういうものを食べるのは久々だよねえ~と相方。¥550ですが非常に濃厚で美味しい。

白焼きの穴子は¥1300なり。皮の香ばしさと程よい脂乗り。超ウマ&日本酒を誘いまくるお味。我が家では満場一致で本日一がこちらでした。

これは呑まないとでしょう?と更に日本酒を追加。広島から「雨後の月 純米大吟醸 千本錦 無濾過生原酒」なり。うは、純米大吟醸だよ!なのですが、青リンゴのような良い香り、東北系のようにそこまでさらっとではないのですが、いい感じの食中酒。

で、これも旨~と思った鱧天ぷら。¥1000で三切れしかないじゃないの!なのですが、非常に肉厚でほこほこ。うわ、これは正解だよね!と相方共々大納得な一品。お替りしたい。

もちょっと骨太い日本酒のほうが良いんじゃないの?とチョイスしたのは兵庫から「奥播磨 超辛 純米吟醸」なり。先に注文した2種とは、打って変わってガツンと系なのですが、油物にはなんだかいい感じにマッチ。

で時間がかかるので早めに注文した田楽がこのタイミングで。鴨なす田楽は¥1200なり。ついうっかり食べる前写真を忘れた(汗)ので、途中の写真で。八等分に切れ目を入れてあるので、このようにするっと身が外れて食べやすいのだ。こういうお料理を食べたのは久々なのですが、なんとも日本酒が合いまくるよねえ、と相方共々、ほっぺが崩れてきますな。いやー、美味しいです。 茄子料理一!かもと思いつつ。

お店の方針が分かるお料理なのでつい頼んだ、炊き合わせ¥750なり。丁寧ですな、それにこういうのもいつも用意されているのだ。

更にお酒追加で、三重地酒、「寒紅梅 純米吟醸 雄町 遅咲き瓶火入れ」なり。これも想像以上にしっかり目で美味しかったように記憶。しかし、お酒の値段の表示が無いので、結構ドキドキ!

〆ににゅう麺やステーキ丼、各種雑炊類も完備していて10種類ほどスタンバイ。が、鶏料理が刺身を含め色々あるので、〆にチョイスした鶏塩焼き¥1000なり。これがまたびっくりで、ひね鶏だと思われる非常~にしっかりした食感の鶏を塩・胡椒だけでじっくり焼きました!的な。食べ応え十分!でした。
結局、生ビール2に日本酒四合と結構呑んでしまい(汗)、〆て¥18000なり。いやー、この質なので納得の想定範囲内。50m以内にある類似店で、お若いご店主が回しているミシュランビブグルマン「燕en」とは違って、攻めたお料理はありませんが、ほっこりできた日本酒好きには王道の佳店。ご馳走様でした~。
◆京馳走 佳辰(かしん)
住所:府京都市南区東九条西山王町12
営業時間:17:30~23:00 日祝休・月2回不定休
TEL:075-661-7550
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