インディア ゲート@錦小路新町南東角
2020
08
いやっほー!夏休み夏休み夏休み~!がようやくスタートしたスイカです。(実は木曜日から汗)
世間では、「県をまたぐ移動は自粛」、とか「年寄りが居る実家に帰るな」とか色々言われておりますが、ま、遠距離旅行は無しの方向で、三密に気を付けつつ、のんびり10日間ほどだらだらさせて頂く所存です。
で、夏休みネタその1は、実は3ネタ飛ばしで、昨日行ったスパイス料理店をなんだか非常に印象深かったので先にご報告。お店の名前は「インディア ゲート」、カレーもあるのですが、インド風炊き込みご飯の「ビリヤニ」専門店なのだ。

場所は四条烏丸交差点、北西200mほど。錦小路新町交差点の南東角の物件。お向かいはフレンチラーメンを出す面白いラーメン店「麺ビストロ Nakano」で、ここもつい最近までホルモン焼店だったように記憶。どの扉を開けると店内に入れるか、少々もたもたしつつ(恥)店内に。

カウンターのみ10席ほどですかねえ。目の前にはずらずらーっとスパイスの瓶が並ぶ。ギー(バターオイル)の缶が大量に並んでいて、なんだか本格的!な予感なのだ。 キッチン内にはすらっとした髭面の男前ご店主、それにアルバイトなのか女性2名という状況。 先日まで「GATA'sキッチン」なる店名で、「先斗町ロッジ」で間借り営業されていて、既に京都のカレーマニアには、なんだか面白いことやっている人がいるよ~と話題になっていたのだ。行こう行こうと思っているうちに、今回実店舗をこんな街中に!なのですな。7/31開店したばかり。

で、じーっとメニューを確認。ビリヤニは3種類。このお店オリジナルの魚出汁を合わせた「鯛出汁チキンビリヤニ」、「チキンビリアニ」、「マトンビリアニ」の三種がスタンバイ。 いやー、「パッチ式」、「カッチ式」など聞いたことが無い単語があるなあ・・・と思いつつ・・。

カレーはもちろんあり、日替わりもあるようなのですが、タコライス!があるのも脈略が無いというか斬新ですなあ。
御店主はどうも現役ミュージシャンらしく、爽やかにトークが出来る人で、「バスパティライスは食べられたことありますか?お好きですか?」と色々、聞いてくれるのですが、店名の「インディア ゲート」は、このお店で使っているインドの長粒米のブランド名だとのこと。日本で言うと、店名に「こしひかり」と付けてしまうということですな。。好きが高じてお店にしてしまった派なのだ。
で、普通サイズは300gという結構しっかり量。暫し悩み、いつものパターンで「鯛出汁チキンビリヤニ」、「マトンビリアニ」のハーフ2種盛り+大盛パクチー¥200という事でお願いする。

とりあえず、ハイネケン小瓶¥600をぐいぐい呑みつつお料理を待つのだ。キッチン内にタイガー謹製の3升ぐらい入りそうな業務用巨大電子ジャーがあり、そこからよそって準備されるので、意外に素早く提供されるのですな。 聞いてみると、電子ジャーで炊いているわけではなく、別に炊いて保温に使っているとのこと。長粒米を炊飯器で炊くとぱさぱさになるので、納得!なのだ。

暫しの後登場~! 炊き込まれたカレー成分はあまり感じられない、魚肉ダシでふんわり炊いた、スパイスご飯!と言うような感じ。米の粒粒感がちゃんと残っているのにフワフワで、多分長時間蒸しているおかげで長粒米のぱさぱさ感が控えめ。時々出てくるホールスパイスをパリパリ噛みしめ頂くのが楽しい。カレーのような、どかーんと旨味爆発系ではないのですが、出汁の旨味がちゃんと感じられ、想像以上に上品なお味なのだ。御店主に思わず「これは、シミジミ美味しいですねえ」とお伝えしたくなるお味でした。
添えてあるのは、トマトと胡瓜をヨーグルト和えした「ライタ」、白髪ねぎと紫玉ねぎに冥加、フライドオニオンで、レモンを絞り込んで頂く趣向。 ファーストアタックは全く辛くないのですが、あとからじわーっと辛くなってくるのも面白いのだ。
全体的に薄味なので、トッピングで用意されている「麻婆豆腐」が生きるのでしょうな。次回はぜひ!

超どアップ写真。米のつぶつぶ感がしっかり残っております。300gもあるのに、旨い旨いと5分ほどで完食してしまうのだ。いつまでも米をかみしめていたい!という食感を楽しむお料理でしょうな。。。

MENUの裏側にも、御店主のこだわりが色々と・・
で、帰ってきて調べたところによりますと、ビリアニの炊き方は先のメニューのように2つに大分され、「パッキ式」とは、一番レギュラーな炊き方で、グレービー(カレー)を作り、その上に半分茹でたお米を乗せ、グレービー→お米で層を作り(複層になる場合あり)オーブンで蒸し上げるレシピ。多分、私が過去食べた本格ビリアニが、全てこちらだったように思うのですが、ご飯へのカレー層量がこのお店よりも断然多く、はっきりした味わいなのが特徴かな。。
このお店で採用している「カッチ式」レシピとは、ダシになるお肉をスパイスとヨーグルト等に1晩浸けてマリネし、そのマリネを鍋底に敷いて、半分炊いたお米を乗せ、1時間ほど火にかけ蒸し上げるというレシピのようですな。基本、グレービーを使わないので、あっさりとした味わいになるようです。
帰り際に、御店主から「ちょくちょく限定モノもやりますので、覗きに来てくださいね~!」(Instagramで鰻ビリヤニを出しておられたのを確認・・・汗汗)と見送られ、お店を後にしたのだ。以上で¥2500!(ビール付!)と結構良いお値段なのが唯一の欠点!なのですが、今後、京都カレー界に一石を投じそうな、かなり変態なお店。間違いなく、今後チョコチョコ覗きに行く予定です!。
◆インディアゲート (INDIA GATE)
住所:京都市中京区天神山町271
営業時間:11:30〜16:00(L.O.15:30) 16:00〜18:00ビリヤニ弁当販売
TEL:不明
世間では、「県をまたぐ移動は自粛」、とか「年寄りが居る実家に帰るな」とか色々言われておりますが、ま、遠距離旅行は無しの方向で、三密に気を付けつつ、のんびり10日間ほどだらだらさせて頂く所存です。
で、夏休みネタその1は、実は3ネタ飛ばしで、昨日行ったスパイス料理店をなんだか非常に印象深かったので先にご報告。お店の名前は「インディア ゲート」、カレーもあるのですが、インド風炊き込みご飯の「ビリヤニ」専門店なのだ。

場所は四条烏丸交差点、北西200mほど。錦小路新町交差点の南東角の物件。お向かいはフレンチラーメンを出す面白いラーメン店「麺ビストロ Nakano」で、ここもつい最近までホルモン焼店だったように記憶。どの扉を開けると店内に入れるか、少々もたもたしつつ(恥)店内に。

カウンターのみ10席ほどですかねえ。目の前にはずらずらーっとスパイスの瓶が並ぶ。ギー(バターオイル)の缶が大量に並んでいて、なんだか本格的!な予感なのだ。 キッチン内にはすらっとした髭面の男前ご店主、それにアルバイトなのか女性2名という状況。 先日まで「GATA'sキッチン」なる店名で、「先斗町ロッジ」で間借り営業されていて、既に京都のカレーマニアには、なんだか面白いことやっている人がいるよ~と話題になっていたのだ。行こう行こうと思っているうちに、今回実店舗をこんな街中に!なのですな。7/31開店したばかり。

で、じーっとメニューを確認。ビリヤニは3種類。このお店オリジナルの魚出汁を合わせた「鯛出汁チキンビリヤニ」、「チキンビリアニ」、「マトンビリアニ」の三種がスタンバイ。 いやー、「パッチ式」、「カッチ式」など聞いたことが無い単語があるなあ・・・と思いつつ・・。

カレーはもちろんあり、日替わりもあるようなのですが、タコライス!があるのも脈略が無いというか斬新ですなあ。
御店主はどうも現役ミュージシャンらしく、爽やかにトークが出来る人で、「バスパティライスは食べられたことありますか?お好きですか?」と色々、聞いてくれるのですが、店名の「インディア ゲート」は、このお店で使っているインドの長粒米のブランド名だとのこと。日本で言うと、店名に「こしひかり」と付けてしまうということですな。。好きが高じてお店にしてしまった派なのだ。
で、普通サイズは300gという結構しっかり量。暫し悩み、いつものパターンで「鯛出汁チキンビリヤニ」、「マトンビリアニ」のハーフ2種盛り+大盛パクチー¥200という事でお願いする。

とりあえず、ハイネケン小瓶¥600をぐいぐい呑みつつお料理を待つのだ。キッチン内にタイガー謹製の3升ぐらい入りそうな業務用巨大電子ジャーがあり、そこからよそって準備されるので、意外に素早く提供されるのですな。 聞いてみると、電子ジャーで炊いているわけではなく、別に炊いて保温に使っているとのこと。長粒米を炊飯器で炊くとぱさぱさになるので、納得!なのだ。

暫しの後登場~! 炊き込まれたカレー成分はあまり感じられない、魚肉ダシでふんわり炊いた、スパイスご飯!と言うような感じ。米の粒粒感がちゃんと残っているのにフワフワで、多分長時間蒸しているおかげで長粒米のぱさぱさ感が控えめ。時々出てくるホールスパイスをパリパリ噛みしめ頂くのが楽しい。カレーのような、どかーんと旨味爆発系ではないのですが、出汁の旨味がちゃんと感じられ、想像以上に上品なお味なのだ。御店主に思わず「これは、シミジミ美味しいですねえ」とお伝えしたくなるお味でした。
添えてあるのは、トマトと胡瓜をヨーグルト和えした「ライタ」、白髪ねぎと紫玉ねぎに冥加、フライドオニオンで、レモンを絞り込んで頂く趣向。 ファーストアタックは全く辛くないのですが、あとからじわーっと辛くなってくるのも面白いのだ。
全体的に薄味なので、トッピングで用意されている「麻婆豆腐」が生きるのでしょうな。次回はぜひ!

超どアップ写真。米のつぶつぶ感がしっかり残っております。300gもあるのに、旨い旨いと5分ほどで完食してしまうのだ。いつまでも米をかみしめていたい!という食感を楽しむお料理でしょうな。。。

MENUの裏側にも、御店主のこだわりが色々と・・
で、帰ってきて調べたところによりますと、ビリアニの炊き方は先のメニューのように2つに大分され、「パッキ式」とは、一番レギュラーな炊き方で、グレービー(カレー)を作り、その上に半分茹でたお米を乗せ、グレービー→お米で層を作り(複層になる場合あり)オーブンで蒸し上げるレシピ。多分、私が過去食べた本格ビリアニが、全てこちらだったように思うのですが、ご飯へのカレー層量がこのお店よりも断然多く、はっきりした味わいなのが特徴かな。。
このお店で採用している「カッチ式」レシピとは、ダシになるお肉をスパイスとヨーグルト等に1晩浸けてマリネし、そのマリネを鍋底に敷いて、半分炊いたお米を乗せ、1時間ほど火にかけ蒸し上げるというレシピのようですな。基本、グレービーを使わないので、あっさりとした味わいになるようです。
帰り際に、御店主から「ちょくちょく限定モノもやりますので、覗きに来てくださいね~!」(Instagramで鰻ビリヤニを出しておられたのを確認・・・汗汗)と見送られ、お店を後にしたのだ。以上で¥2500!(ビール付!)と結構良いお値段なのが唯一の欠点!なのですが、今後、京都カレー界に一石を投じそうな、かなり変態なお店。間違いなく、今後チョコチョコ覗きに行く予定です!。
◆インディアゲート (INDIA GATE)
住所:京都市中京区天神山町271
営業時間:11:30〜16:00(L.O.15:30) 16:00〜18:00ビリヤニ弁当販売
TEL:不明
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