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毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

柳町@福知山

2020
23
更に更に続く、夏休みネタもラスト2。その16は前日の四日市ドライブに続いて、福知山まで行こう!ということに。連休中、新しく買った車の機能、EyeSight Ver.3の運転訓練を兼ねて、相方どもども1100kmほどドライブしたのですが、高速道路ではアクセル・ブレーキ操作をストレスフリーで車任せ状態になっていることに、感心するやら驚くやらで。 
カーナビがパナ製からパイオニア製に変わったので、そこだけまだ慣れない(いつも通る案内ルートが微妙に違う)のですが、スマホのGoogleマップ検索結果をカーナビにBluetooth転送できる機能は激しく便利!、などと喜んでいる時代遅れな我が家です(滝汗)

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で、丹波橋の我が家から、2時間足らずで到着した福知山。まずはお約束で、NHK大河放映休止中の「麒麟がくる」タイアップで開催されている「福知山光秀ミュージアム」見学のため、やってきた福知山城。実は今回初訪問。こじんまりとした良い復元城で、10人も入れば一杯になる天守閣から見下ろすと、緑あふれる盛夏の福知山市内がなんだかとても美しい。 当日は、京都市内で38℃超!を記録した日だったので、もう、えぐ暑い!のですが大満足でした。 で、2時間ほどの見学のあと、やってきたのがこちら。

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やってきたのは、二日ほど前に予約しておいたレストラン、柳町。 福知山市内で「鴨すき鍋」が名物料理の「鳥名子」(とりなご)と言う、人気鳥料理専門店があり、以前から一度食べてみたいと狙っていた鴨好き二名。
が、ランチ営業はされていないので、どうしようかなあ~と調べてみると、鳥名子の支店が福知山市内に2軒あることが判明。一軒が、今回チョイスした2015年オープンの「柳町」、もう一軒がその斜め向かいに6月にオープンしたばかりの「鳥名子久兵衛」で、どちらも明治時代の雰囲気溢れる古建築物リノベ物件。柳町・九兵衛ともランチで鴨鍋OK!なので、まずは柳町を制覇しよう!と予約したのですな。

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お店前の道路が北向きの一方通行になっていて、お店を過ぎて50mほどの位置、鳥名子久兵衛の隣に14台ほど駐車可能な共通PAあり。鳥名子久兵衛がなんだか料亭のような立派な造りで驚きつつ、柳町に向かうのだ。

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入り口入って手前側がお洒落な和カフェになっていて、予約したものですが~!と奥の部屋に案内してもらう。坪庭、というには少々大きい立派なお庭に向かって、板間のメインダイニングがあり、中二階に個室、二階にも何室かありそうな、結構大きな物件。2人だったのですが、8人まで着席可能な個室に案内頂く。流石にこの季節、それもランチで鍋を食っているのは我々だけだろう?と想像していたのですが、メインダイニングにも4人組が1組、と言う状況。

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事前セッティングはばっちり。天井に大きな天井ファンが二基、ゆるゆると空気を掻き回していて、この部屋用のエアコン完備+お座敷用のフロア扇風機もあるので、室温対策はばっちり。エアコンが効いた部屋の中、頂く鍋料理!なのだ。

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ランチメニューは、この鴨すき鍋と、こだわりの親子丼がメイン。鶏料理専門店なので鶏肉も美味しいらしく、から揚げも人気。

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メニューには拘りの食材説明書きがしっかりと。鴨肉は宇治の山城農産謹製。

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で、いつものパターンに大突入。PAが併設されているお店は、必ずノンアルコールビールを置かなければならない!と法制化してほしいくらいな我々です(滝汗)

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で、寄せ鍋風の澄んだ出汁が張られた銅鍋、それに薄切りの鴨肉と鴨団子登場。こちらで2人前。

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更に大量の九条ネギ千切りがこんもりと盛られて登場。鍋の食材は以上!という潔さ。ちなみに本店では九条ネギではなく、白ネギなので色合い的にも更に地味目なのですが、これが旨いのだ~。昔から鴨がネギしょって!などと言いますが、相乗効果をもたらす食材としては、ま、この上ない組み合わせ。

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鴨団子は事前に鍋ダシに落としておき、団子に火が入る間に、鴨肉、葱をほぼしゃぶしゃぶのように頂き、わしわしと頂く趣向。。意外にあっさりと頂け、相方とこれは良いねえ~を連発しつつ頂きます。 鴨団子の旨味がどんどんダシに溶け出してくる味わいの変化なども楽しみつつ。薬味に、粉山椒、京七味、一味を出して頂けるので適宜、味変しつつ頂くのですが、暑さなどぶっとぶ旨さですなあ。相方は粉山椒推奨、私は黒七味推薦!てな状況。

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旨い旨いと鴨肉は20分足らずで頂いてしまい(汗)、追加鴨肉を。¥2200なり。
で、十分に堪能したところで、この美味しいダシをそのまま余らせるのはもったいない!わけで、〆メニューも日本蕎麦、稲庭うどん、ラーメン、雑炊と4種類完備。事前報告者の情報を食べログ等で読んでいると、注文数を人数分より少ない目にして、蕎麦→雑炊が王道だ!とのご意見多数だったので、乗っからせて頂くのですな。

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自家製蕎麦は¥660なり。意外にしっかり量で、これは2人前お願いしなくてよかったな~!なのですが、お味はバッチリ。これも煮込まず、ダシにさっと泳がせるくらいで。

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これぐらい量で1人2杯分ほどあり、これは黒七味がばっちり。

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で、雑炊セットは¥330なり。粘りが出ないよう、冷えご飯を水洗いしてある本格セットなのだ。ダシが多すぎたら取りますので言ってくださいね~と係の方が仰ってくれるのですが、ダシがメインディッシュなので、もちろん余さず頂く我々です(滝汗)。

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ダシの旨味を味わうには、この雑炊がやっぱり良いですな。いやはや大満足の大満腹。やっぱり、鍋料理は、この〆までの流れが大切だよなあ、ということに。鴨好き納得の一品でした。

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お店内の雰囲気が良いので、食後に階下のトイレに行くついでにパチリ。こちらは坪庭。ガラスも明治時代のものをそのままお使いのようで。なんだか贅沢な空間なのだ。

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以上で〆て、鴨すき鍋¥2750が2人前+追加鴨肉1人前+〆蕎麦+雑炊+ノンアルビール3で、〆てほぼ¥10000!という大大大大大納得価格。いやー、この雰囲気の中で、この満足度なので超お安いという感想ですな。

で、帰ってきて調べてみたところ、鳥名子本店、柳町、九兵衛3店とも鴨すき鍋はメインメニューで出されているのですが、それぞれのお店でちょっとづつ、レシピにアレンジがある模様で(本店のネギが白ネギなのに、柳町が九条ネギのように・・) これは全店食べてみないとね~というお店の思惑にまんまとハマりそうなのだ。兎に角、福知山まで来たかいがありました。また良い気候の際に再訪します! 
 
 
◆柳町
住所:京都府福知山市下柳町21
営業時間:[月~土] 11:30~14:30 18:00~23:00 月ランチのみ
       [日・祝] 11:30~14:30 18:00~22:00 年末年始休
TEL:050-5456-5219
 
 

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で、食後はキョウトピ情報で、こちらの立ち寄り温泉に。いやー、施設はそれなりに古びているのですが、緑豊かなお庭内にある温泉!という感じで、なんだか癒し効果抜群でした。良いお湯なので、こちらもセットでぜひ。

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