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毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

五十碗 四川刀削麺@京都現地系中華料理店巡り15

2020
26
一部のマニアック系友人のウケが良いので気に入っているネタ、「京都現地系中華料理店巡り、その15」です。
今まで行ったお店地図一式は、こちらをどうぞ。

先週の週末、いつものようにFacebookの食べ歩き系グループを読んでいると、元田中に新しい刀削麺専門店が出来た!との情報。ほー!?と思い、更に検索してみると、以前御前通花屋敷下ルにあり、昨年一度ランチで訪れたコロナ渦中に閉店された火鍋専門の中華料理店「四季蜀宴」の移転先だと分かったのだ。
今思い出しても、この数年で食べた辛いもので、四季蜀宴の「重慶刀削麺」が一・二位を争う辛さだったので、これは確かめに行かないとねえ!ということに。そのネタを読んだ2日後、丁度軽めの晩御飯に良さそうだ!とやってきた元田中。

五・碗(小)_001

場所は、2月に市原に移転されたすてーき丼屋があった物件。またまた、東大路通の田中里ノ前交差点の近くで、北に100m足らずでこういうお店が見えてくる。お店の名前は、五十碗。店内に。

五・碗(小)_002

メニューを確認。学生さんを意識した麺類専門店的なメニューで、アラカルトは少な目。鍋はありませんが、ランチのセットものが3種類。尚、これは夜メニューなのですが、ランチはA・Bセットが+¥100で、ミニ丼が付いてくるCセットが+¥300になり、一品は、唐揚げなど3種類だけになるという、更に学生さんを意識した構成に。近日写真入りのメニューに変わりそうな予感ですな。。
で、今日は夜セットでいいよね!と、私は激辛だと言う「四川香辣刀削麺」のCセットを、相方は「金胡麻坦々刀削麺」のBセットをお願いするのだ。

五・碗(小)_003

お料理待ち中に店内をきょろきょろ。四人掛けテーブルが2壁に向かってカウンター席など、全部で20席はないコンパクトさ。で、前のお店と同様に、これはプロの仕上がりだよねえ、という楽しいウォールペインティングが。写真に収めていると、注文を訊きに来てくれたお姉さんが「これ、私が描いたのですよ!」と教えてくれました。実は、このお店のオーナー様なのですが、なんだかセンスあるのだ。ちなみに日本語ペラペラですので無問題。

五・碗(小)_004

反対側にもこんな感じで。で、楽しいイラストを眺めつつ&瓶ビールを呑みつつ(すっかり写真失念汗汗)お料理を待つのですな。

五・碗(小)_005

まず登場、相方注文の「金胡麻坦々刀削麺」がババーンと登場。私のと間違えてミニ丼付きのCセットになっていましたが、シェアするので無問題。四川風の押し豆腐ピリ辛和えと唐揚げ2個付き。

五・碗(小)_007

金胡麻坦々刀削麺は、肉味噌というより肉そぼろてんこ盛り+ナッツ類、それに金胡麻&胡麻ペーストてんこ盛りのコクのある味わい。まったく辛くないのですが、日本人シェフが作る担々麺とは違う、微かな香辛料の効き方。いやー、十分あり!なお味。

五・碗(小)_008

麺はもちろん自家製刀削麺。断面が三角形の太麺で、噛みしめるとぶりぶりんと口の中で踊る感じで、シャキシャキもやしの食感と見事にマッチするのだ。これは刀削麺でないと味わえない食感ですな。

五・碗(小)_009

で、ババーンと登場、私注文「四川香辣刀削麺」なり。テーブルに着丼しただけで、ばばーんと周囲に辛い香りを振りまくのだ。麻辣ではなくて香辣なので、花椒の痺れる辛さ(麻ですな・・)はありませんが、辛味付けのメインはラー油ではなく、スープに大量に溶き入れていると思われる豆板醤などの辛味噌。間違いなく激辛の部類。とはいえ、刻み韮の風味や、大量に入っている5mm角ぐらいの角切りチャーシューを味わえる余裕がある程度の辛さ。メニューの一番上にある「重慶麻辣刀削麺」よりは若干辛さ控えめだと予想しますな・・。(花椒が無い分だけ・・) 美味しいです!

五・碗(小)_010

もちろんこちらも刀削麺。で、四季蜀宴にも置いてあった刀削麺製造ロボ「パンダ君一號」がキッチン内に置いてあるので、このロボット製なのでしょう。パンダ君の頭が、以前から変わっていて微妙にぼわーっとした楽しそうな顔に。。(ロボの名前は今、私が勝手に付けたので、お店で言わないように汗汗)

五・碗(小)_011

で、非常に気に入ったのがこちら、ミニ丼で付いていた「黄燜鶏米飯」(ホンメンジーミーファン)なり。山東省の鶏肉料理で、骨なし鶏モモ肉とジャガイモの煮込みを白飯にぶっかける系。注文時に今日のミニ丼はなんですか?とオーナー様にお聞きしたら、近年中国内で流行っているお料理だとのこと、ネットで調べたら「楊銘宇」なる専門店があちこちにできているらしいですな。鶏肉の旨味とほっくりしたジャガイモ、とろりとした煮汁がどことなく学校給食のカレーっぽい感じなのですが、これがほのぼの超ウマなのだ。 ランチセットでは丼ではなく、おかずとして土鍋で出てくる模様ですので、ぜひ。

五・碗(小)_012

押し豆腐のピリ辛揚げ、少々小ぶりな鳥唐揚げ2個、それにちゃんと美味しいワカメスープをつけて、ランチは+¥100でOKというお得さ加減。これは使いやすいなあ、という感想。お腹も良い感じでパンパンなり。

以上で、2人で¥3000しないお手軽価格。なんだかお安くついた晩御飯なのですが、全然大満足。またまた、一通りお料理を味わってみたいお店が追加された夜。ご馳走様でした~。 

 
 

◆五十碗 四川刀削麺
住所:京都市左京区 田中里の内町18ラコンテ東大路1F
営業時間:11:00~15:00 17:00~21:00 日休
TEL:不明
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