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毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

ひさご寿し@滋賀近江八幡&BIWAKOビエンナーレ

2020
09
相方共々、アート系イベントを見学するのも大好きなのですが、以前から気になっていて行きそびれていたイベント「BIWAKOビエンナーレ」。滋賀県内で2年毎に、秋ごろ開催されていて、今年は2001年の初回から数えること8回目。今年は近江八幡、それに彦根が主会場。絵画や立体物、その他照明や音、動画などを使ったインスタレーションなどの現在アートが、使われていない空き町家や、元造り酒屋など伝統的建築物で展示されるというのが面白いのだ。

そういう古建築物を見学するのも大好きなので、楽しみでやってきた近江八幡会場、10:00。近江八幡の作品を全て見学するには、全10か所の展示会場を回る必要がありますので、彦根(そちらは8か所の展示会場あり)と一日で回るのは少々無理っぽい感じ。彦根も、2週間後に見学に行きましたので、前後半2部作でご紹介。

biwakoビエンナーレ(小)_009

で、BIWAKOビエンナーレでは、すべての作品の写真撮影がOKで、映えるもの多数。当然全作品の写真を撮ってくるので、全部はご紹介できないなあ~ということで(滝汗)、個人的に好きだったものを後程ご紹介するのですが、その前にいつものごとく、腹が減っては~ということで、ご飯ネタになだれ込むことにするのだ(滝汗)

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午前中に4か所の会場を見学して、良い感じのお腹減り具合。やってきたのは「ひさご寿し」なる、滋賀の食材に拘るお寿司屋さん。ビエンナーレ会場からJR近江八幡駅駅方面に徒歩15分ほどありますかねえ。想像以上に大きな箱で、駐車場も30台分ほど完備!というロードサイドにある高級店。予約せずやってきたのは100席!もあるからなのですが、あらかた満席のようでびっくり。なんとか2人テーブル席を確保。

おもいっきりメニュー写真を忘れてきたので、お店HPをご参照。 ¥2000ぐらいのランチセットが各種完備で、そういうセットがCP良好で色々食べられるので王道だと思うのですが、折角なので、滋賀っぽいものを食べようと事前に作戦を練っていたのだ。

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で、このお店ならでは!的なお鮨を3種類お願いし、喉が渇いたのでいつものごとくノンアルビールで乾杯!ということに。いやー、朝から活動しているので沁みますな~。

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お寿し2種。赤いのは琵琶湖なので喰うでしょう!と、琵琶鱒の棒寿司一貫¥350を4貫、それに鮒ずしの胡瓜巻が¥400なり。琵琶鱒の棒寿司は、想像以上に肉厚で脂が乗っているのに非常にあっさりしていて食べやすいですな。まったく川のものと言う感じはしないのだ。

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で、鮒ずしの胡瓜巻アップ写真。いやー、細巻なのですが、やっぱり超主張が強い鮒寿しが全面的にばばーんと、という。サイズは小さいですが、これはノンアルビールじゃなくて熱燗が欲しくなるお味。¥400は安すぎ。

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更にこのお店オリジナルな「近江牛トロ巻」で¥1500なり。生近江牛にアボガドと海老、それにガーリックが効いたソースが絡ませてある裏巻で、カリフォルニア巻的な一品。こういうお寿しでニンニクが利いているなんて!なのですが、間違いなく、美味しいですこれは超アリ。

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琵琶湖せたしじみの赤出しは¥500×2。なんだかしみじみとほっとするお味ですな。で、結構お腹も程良い感じなのですが、もうちょこっとだけお寿司を頂こうと4貫だけ追加を。

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小鮎の握り¥500と琵琶湖の玉子¥150を。鮎をこういう形で頂いたのは過去記憶にないかもだなあ~と思いつつ。この琵琶湖の玉子というのが海老を練り込んだスフレのような感じで超えび!味濃厚。 御店主はなかなか研究家なのだ。

以上で¥7000とかそれぐらいのお値段。非常にメニューが豊富でまだ食べてみたいな~と思うもの多数!でしたので近江八幡で寿しなら思い出しそうな良きお店ですな。ご馳走様でした!
 
 
◆ひさご寿し
住所:滋賀県近江八幡市桜宮町213-3
営業時間:[月~金]11:00~21:00(L.O) [日・連休最終日]10:00~21:00(L.O) 火休
TEL:0748-33-1234

で、BIWAKOビエンナーレで撮ってきたお気に入り作品集近江八幡編を。

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会場は八幡堀周辺に点在するのですが、一番遠い八幡山山頂から攻めてみることに。久々に乗ったロープウエイ。

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お気に入りその1がこちら。場所は「村雲御所瑞龍寺門跡」なり。どうもビエンナーレの出展作品ではないようなのですが、お寺さんの本堂にどどーんと。分かりやすい美しさ。

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遠くから見ると20畳ほどある土間に釣ってあるカラフルな布なのですが、近づくとなんだかとんでもないエナジーを帯びていることが分かる変態度MAXな作品。二ノ宮久里那さんの「変移」なり。サイズは14m×8m。それが手編み!で出来ていることに気が付いた時点で凄いものを見たなあと。場所は旧伴家住宅。

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こちらは元酒蔵を改築したまちや倶楽部なる複合施設内に展示されていた君平さんの作品。とげとげしいメカニカルな巨大雲丹の中央に照明が付いていて、モーターでぐるぐると回っているのですが、巨大な酒蔵二階の壁一杯にとげとげしい不思議な影が映し出されるのだ。ぐるんぐるんと目まぐるしく影が動いて、ぼーっといつまでも見ていられる作品。

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こちらもまちや倶楽部に展示されていた服飾デザイナーのコシノヒロコさんとサークルサイドなるアート集団のコラボ作品。プロジェクションマッピングなのですが、キラキラと輝いてなんだか未来チックな感じ。近日、Perfumeの衣装に使われると聞いたら信じそうな。。。(汗)

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古い民家や蔵の中にこういう不思議な立体物があるとぎょっとしますな。常見可奈子さんの作品で「SOU」なり。なんだろう、どうみてももふもふと不思議な生物。蔵の二階にほそい木の梯子を登って見学。

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座敷童もここまででっかいとびっくり。シャルロット・ユレンハマーさんの巨大な赤ちゃん。3畳一杯サイズですが、これをどうやって持ってきてどうやってこの座敷に入れたのかが超不思議。(まさか風船ではないよなあと思いつつ) 単純に大きな作品は楽しい。

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これも何なんだ度は相当に高い藤田マサヒロさんの「Q.P.W. 5×18」なり。誰もが知っているお人形ですが、凸型ではなくて凹型。中央からぼんやり眺めていると、目の錯覚で凸凹が逆転し、空中に浮かんでいるように見えるのが面白い。

作品はこの5倍はゆうにあり、食事を含め見終わるのに6時間ほどかかってしまいましたが、期待通りなんだか不思議度の高いイベントでした。超古い民家や蔵に入れるのもなかなか楽しい体験。で、面白かったので二週間後の彦根編に続きます~。
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