つなぐ食堂で晩御飯(3)@出町柳
2020
27
やっほー!冬期休暇に突入~!な金曜日夜。今年中に行っておきたいお店はどこ?と相方と前日相談し、予約を取っておいたのは出町柳にある、これまたカテゴライズが非常に難しいレストラン、つなぐ食堂。 各国のワイン、日本酒に合う様々なお料理を頂きつつ、呑んだくれることができる無国籍料理店なのだ。
前回訪問はこちらのこじんまりディナー会ネタ。 元々、裏寺のサンチェの2階でやられていた同名店が、4月にここに移転されたのですが、マニア系スパイスカレーが美味しい裏寺のお店は奥様のお店で、現在は、熊野にあるジビエバル「ボタン」の元店主のご主人様が1人で回されている模様。出町柳駅から百万遍方面に200mほど行った駅近物件なので、こういう寒い日はありがたい。

18:00を少々過ぎた時間帯。自粛要請に対応されているので21:00までの時短営業中なのですが、ま、我々は食べるのが速いので無問題。顔バレしているお店なので、お久しぶりです~!とご挨拶し、テーブル席に入れてもらう。

メニューその1。丁度、京都市内のレストラン10店協賛で京都の食材を使ったパエージャが食べられるイベント開催中。(詳細はこちらでご確認を)こっぺでパエリアか!そりゃ旨いだろうねえ!とそれを軸で注文を考えることに。。。

とはいえ、御店主書きなぐりメニューは相変わらずソソるもの多数&脈略の無さ爆発中。しょっちゅうメニューが変わるので全メニュー制覇は相当通わないと難しいお店。

これ以外に当日の一押しで生牡蠣(蒸し牡蠣OK)が10個¥1800だったり。蒸し牡蠣いいねえ!とそれも6個注文。この後、ご近所に最近出来た日本酒barを覗きに行きたい!との相方の提案で、少々悩んで4種類ほどのお料理をお願いしたのだ。

石油ストーブの香りが、なんだか冬の懐かしい気分を思い出させますな。。この時点では我々ともう2人ぐらいの入店だったのですが、あっという間にほぼほぼ満席になってしまったクリスマス当日なのだ。常連さん多し。 現在、大学生くらいの可愛らしいお姉さん1名がフロア担当中。

寒いので燗酒でいきなりスタートしてお料理を待つことに。埼玉から「神亀 純米酒 辛口 」をチョイス。ファーストアタックは旨口まろやかー、なのですが、後を引かないスッキリ味。良いですな~。日本酒は¥600からのお手軽価格で、七勺くらいです。

それに合わせるのが、重ーい鋳鉄の鍋で蒸されて出てきた蒸し牡蠣!なのですから、たまらないですな。加えているのは塩分の旨味のみ!と言う感じなのですが、いやーたまりませんの¥1000はしない価格(確か5個¥800だったので、1個足して貰いました汗)

で、更に今回は海産物系から、蛸とジャガイモのガリシア風で¥750なり。上に掛かってある赤いパウダーは唐辛子でなくパプリカ。唐辛子から辛味を抜いて風味だけグッと持ち上げた感じで、半生ぐらいに茹でた蛸と非常に合いますな。これまた日本酒に非常~にマッチ。(冷え冷え白ワインでももちろん・・)

で、御店主に燗酒でお勧めはありませんか~!とお願いし、出して貰ったのがこちら。福島から「自然郷 芳醇純米 無濾過 無加水」なり。多分初めて頂いたかな。きりっとした酸があり、嫌味さはない甘口の俗にいう白ワイン系。燗にするとマスカットのような芳醇な果実感が口内にぶわっと広がり、超ウマ!でした。 (好き嫌いはあるかと) 後程冷でも呑みましたが、どちらでも旨しですな。お勧めいたします。

足利シュウマイで¥400なり。調べますと、栃木県足利市で戦後、屋台で生まれた片栗粉と玉ねぎを練って蒸しただけ!のシンプル且つ独特なシュウマイなのだ。足利の地ソースを付けて食べるのが定番のようなのですが、御店主チョイスは大阪市住吉区の地ソース、「ヘルメスウスターソース」で頂くという趣向。いやーほぼ片栗粉なのですが不思議なお味ですな。

牛ミノと葉ニンニクの自家製味噌炒めは¥850。こういう白ご飯に着地させると旨そうなものも色々。面白いですな~。このあたりであらかた満席になる中、1人、御店主はキッチン内を縦横無尽に走り回る(本当)のだ。

で、じゃじゃーんと登場、舞鶴産こっぺ蟹と九条ネギのパエージャ¥2400なり。いやー、蟹好きならおもわず笑顔になるビジュアルですな。レモンぎゅっぎゅで頂きます。

米は芯が少々残ったパエリアとすると理想の炊きあがり。そこに蟹の過剰な濃厚出汁がこれでもか!と染み込みまくっているので、旨くないわけない!という一品。蟹の玉子、蟹味噌部分が当たるとまた旨いのだ。蟹鍋の〆にこれを出してくれる民宿があったら、速攻で予約を入れたいのですが(滝汗)、いやー大満足なのだ。

白グラスにスイッチし、(ボトル3本から選ばせてもらったのですがうっかり失念・・・ビオ系で少々微発泡感のあるものでした。旨かった~。)
超混雑してきて、御店主がわはははははーと笑いを振りまきつつも、一杯一杯の超お忙しい状況で、お料理追加は遠慮して、二軒目でもうちょっとだけ飲もうよ!と言う作戦に移行することに。で、以上で日本酒2.1合、グラス白ワイン2と酒量は比較的控えめで¥10000ほどの大大大!納得価格なり。 お料理全制覇に向けて、まだまだ通う気満々店。ご馳走様でした、また来ます~。
◆つなぐ食堂
住所:京都市左京区田中下柳町1-12
営業時間:12:00~16:00 18:00~22:00 日休・月祝昼休 (最新の営業状況はお店にご確認を)
TEL:075-286-7748
前回訪問はこちらのこじんまりディナー会ネタ。 元々、裏寺のサンチェの2階でやられていた同名店が、4月にここに移転されたのですが、マニア系スパイスカレーが美味しい裏寺のお店は奥様のお店で、現在は、熊野にあるジビエバル「ボタン」の元店主のご主人様が1人で回されている模様。出町柳駅から百万遍方面に200mほど行った駅近物件なので、こういう寒い日はありがたい。

18:00を少々過ぎた時間帯。自粛要請に対応されているので21:00までの時短営業中なのですが、ま、我々は食べるのが速いので無問題。顔バレしているお店なので、お久しぶりです~!とご挨拶し、テーブル席に入れてもらう。

メニューその1。丁度、京都市内のレストラン10店協賛で京都の食材を使ったパエージャが食べられるイベント開催中。(詳細はこちらでご確認を)こっぺでパエリアか!そりゃ旨いだろうねえ!とそれを軸で注文を考えることに。。。

とはいえ、御店主書きなぐりメニューは相変わらずソソるもの多数&脈略の無さ爆発中。しょっちゅうメニューが変わるので全メニュー制覇は相当通わないと難しいお店。

これ以外に当日の一押しで生牡蠣(蒸し牡蠣OK)が10個¥1800だったり。蒸し牡蠣いいねえ!とそれも6個注文。この後、ご近所に最近出来た日本酒barを覗きに行きたい!との相方の提案で、少々悩んで4種類ほどのお料理をお願いしたのだ。

石油ストーブの香りが、なんだか冬の懐かしい気分を思い出させますな。。この時点では我々ともう2人ぐらいの入店だったのですが、あっという間にほぼほぼ満席になってしまったクリスマス当日なのだ。常連さん多し。 現在、大学生くらいの可愛らしいお姉さん1名がフロア担当中。

寒いので燗酒でいきなりスタートしてお料理を待つことに。埼玉から「神亀 純米酒 辛口 」をチョイス。ファーストアタックは旨口まろやかー、なのですが、後を引かないスッキリ味。良いですな~。日本酒は¥600からのお手軽価格で、七勺くらいです。

それに合わせるのが、重ーい鋳鉄の鍋で蒸されて出てきた蒸し牡蠣!なのですから、たまらないですな。加えているのは塩分の旨味のみ!と言う感じなのですが、いやーたまりませんの¥1000はしない価格(確か5個¥800だったので、1個足して貰いました汗)

で、更に今回は海産物系から、蛸とジャガイモのガリシア風で¥750なり。上に掛かってある赤いパウダーは唐辛子でなくパプリカ。唐辛子から辛味を抜いて風味だけグッと持ち上げた感じで、半生ぐらいに茹でた蛸と非常に合いますな。これまた日本酒に非常~にマッチ。(冷え冷え白ワインでももちろん・・)

で、御店主に燗酒でお勧めはありませんか~!とお願いし、出して貰ったのがこちら。福島から「自然郷 芳醇純米 無濾過 無加水」なり。多分初めて頂いたかな。きりっとした酸があり、嫌味さはない甘口の俗にいう白ワイン系。燗にするとマスカットのような芳醇な果実感が口内にぶわっと広がり、超ウマ!でした。 (好き嫌いはあるかと) 後程冷でも呑みましたが、どちらでも旨しですな。お勧めいたします。

足利シュウマイで¥400なり。調べますと、栃木県足利市で戦後、屋台で生まれた片栗粉と玉ねぎを練って蒸しただけ!のシンプル且つ独特なシュウマイなのだ。足利の地ソースを付けて食べるのが定番のようなのですが、御店主チョイスは大阪市住吉区の地ソース、「ヘルメスウスターソース」で頂くという趣向。いやーほぼ片栗粉なのですが不思議なお味ですな。

牛ミノと葉ニンニクの自家製味噌炒めは¥850。こういう白ご飯に着地させると旨そうなものも色々。面白いですな~。このあたりであらかた満席になる中、1人、御店主はキッチン内を縦横無尽に走り回る(本当)のだ。

で、じゃじゃーんと登場、舞鶴産こっぺ蟹と九条ネギのパエージャ¥2400なり。いやー、蟹好きならおもわず笑顔になるビジュアルですな。レモンぎゅっぎゅで頂きます。

米は芯が少々残ったパエリアとすると理想の炊きあがり。そこに蟹の過剰な濃厚出汁がこれでもか!と染み込みまくっているので、旨くないわけない!という一品。蟹の玉子、蟹味噌部分が当たるとまた旨いのだ。蟹鍋の〆にこれを出してくれる民宿があったら、速攻で予約を入れたいのですが(滝汗)、いやー大満足なのだ。

白グラスにスイッチし、(ボトル3本から選ばせてもらったのですがうっかり失念・・・ビオ系で少々微発泡感のあるものでした。旨かった~。)
超混雑してきて、御店主がわはははははーと笑いを振りまきつつも、一杯一杯の超お忙しい状況で、お料理追加は遠慮して、二軒目でもうちょっとだけ飲もうよ!と言う作戦に移行することに。で、以上で日本酒2.1合、グラス白ワイン2と酒量は比較的控えめで¥10000ほどの大大大!納得価格なり。 お料理全制覇に向けて、まだまだ通う気満々店。ご馳走様でした、また来ます~。
◆つなぐ食堂
住所:京都市左京区田中下柳町1-12
営業時間:12:00~16:00 18:00~22:00 日休・月祝昼休 (最新の営業状況はお店にご確認を)
TEL:075-286-7748
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