Sake Bar Seo@出町柳
2020
28
お客さんで一杯のつなぐ食堂での晩御飯の後、立ち寄った日本酒Barの小ネタを一つ。
相方の「この近くになんだか不思議なBarのようなものができたのよ!」との提案でやってきたのは出町柳駅前。駅の出口から南東方面に目をやると、こういうお店が見えてくる。

毎日百万遍の仕事場まで出町柳駅から徒歩通勤している相方によると、夏過ぎごろから土日限定で営業されている日本酒Bar、Seo(セオ)なり。 気にはなっていたが相方がこの前を通るのは17:30ごろでまだオープンしていない時間帯なので、前から非常~に気になっていた!とのこと。

店内に入るといきなり入り口付近に工業用ロボットが置いてある不思議な空間。奥にカウンター席が8席ほど、ソファー席が2かな。酒Barというより、カフェ的な感じ。 先客がカウンター席に2名。もうお腹いっぱいなのでソファー席でゆったりさせて頂くことに。

多分まだ30才に行くか行かないかぐらいであろうなあ~というお若いお兄さんが1人で回しておられるのですが、こういう日本酒の味の傾向チャートを自作されているのだ。お兄さん曰く、60cc三杯の呑み比べセットがお得で、どれを三種チョイスしても¥1000ですよ!ということでそれならと、相方はバランス系で、私は極端なのを3種類お願いする。 ちなみに、ウイスキーも相当種類置いておられます。

ボトルプレゼンありで、それぞれのお酒の特徴を結構流暢&一生懸命説明して頂けるのですな。

相方チョイス3種がこちら。左手から、山形は「鯉川 純米吟醸 五百万石 鉄人うすにごり」なり。鉄人28号実写版の映画監督、富樫森氏と、酒蔵の中の人(杜氏さんかな)が同級生だった縁で醸されたお酒。真ん中は山口から「中島屋 純米無濾過生原酒」なり。我が家では山口と言うと、獺祭よりこっちと雁木、東洋美人を思い出してしまうお気に入り酒。左手は呑んだことあるかなあ~、な香川から「川鶴 Heart&soul 純米酒 自家栽培山田錦」なり。米作りから手掛けている辛口なのですが、これはいいですな。

私チョイスはこちらの三種。左手は日本酒ではなく、加糖してアル添しており作っている間に酒税法が変わってリキュールになってしまったらしい高知四万十川の地酒 無手無冠「之正古酒也」と書いて「これまさにこしゅなり」。1990年に醸された30年物!なのですが、一升で¥5500という意外にお手頃酒。伊根満開ぐらいの甘口酒で、完全に老酒・紹興酒に類似の味わい。中華に抜群に合うかと。 これだけ30ccでした。
更に中央のボトルがまた曲者。愛知の「義侠 純米吟醸原酒50%仕込み10号」なのですが、どこでどう保存していたのか平成18年度製(思わずチェックしたらボトリングもH19.2でした)でしたので、14年物古酒。先の「之正古酒也」ほど甘くはないのですが、ほぼ質の良いドライシェリーのようで、これまたこういうのがお好きな人にぜひ。(私見ですが、 「之正古酒也」よりこちらの方がマニアには値打ちがありそうな予感。。)
この2つの超癖の強いお酒に合わせる高知の「酔鯨 しぼりたて特別純米酒」は、もうサラサラと澄み切った水のごとく旨しなのだ。
オーナー様が日本酒マニアなのか、なかなかお目に掛かれないコレクション多数!!な感じですなあ。

ちゃんとアテも完備。折角なので何か食べようと・・・

おでんは4つで¥500なりでした。いやーほっこり、普段使いの旨さですが十分ですな。
で、お若いご店主は結構喋ってくれる人で、相方が利き出したところによると、どうもこの場所はどこかの企業様がエンジニアの集いの場として使っている場所で彼はそこで務めるパートタイムエンジニア。コロナ渦中で春から使われず空いていたので社長に「この場所を借りてBarをしても良いですか!」と提案し、認められてこの秋ごろから本格的にやり始めたらしいです。彼がこのお店に入っているのは週3日間だけで、21年からは平日の営業もスタートされる模様。
以上で〆て¥2500!なりと税込み価格でした。びっくり。 現在は18:00~21:00の時短営業中なのですが、駅近くで超便利なので、しゃっと呑みたい時には使えるお店。相方が仕事帰りに立ち寄る可能性大!な一軒ですな。(相方は17:30から開けて欲しいな~とお兄さんに詰め寄っておりましたが汗汗) 確実、また寄ることになると思います!
◆Sake Bar Seo
住所:〒606-8204 京都府京都市左京区田中下柳町20−7 1F
営業時間:18:00~21:00 不定休 (Twitterで確認)
TEL:不明
相方の「この近くになんだか不思議なBarのようなものができたのよ!」との提案でやってきたのは出町柳駅前。駅の出口から南東方面に目をやると、こういうお店が見えてくる。

毎日百万遍の仕事場まで出町柳駅から徒歩通勤している相方によると、夏過ぎごろから土日限定で営業されている日本酒Bar、Seo(セオ)なり。 気にはなっていたが相方がこの前を通るのは17:30ごろでまだオープンしていない時間帯なので、前から非常~に気になっていた!とのこと。

店内に入るといきなり入り口付近に工業用ロボットが置いてある不思議な空間。奥にカウンター席が8席ほど、ソファー席が2かな。酒Barというより、カフェ的な感じ。 先客がカウンター席に2名。もうお腹いっぱいなのでソファー席でゆったりさせて頂くことに。

多分まだ30才に行くか行かないかぐらいであろうなあ~というお若いお兄さんが1人で回しておられるのですが、こういう日本酒の味の傾向チャートを自作されているのだ。お兄さん曰く、60cc三杯の呑み比べセットがお得で、どれを三種チョイスしても¥1000ですよ!ということでそれならと、相方はバランス系で、私は極端なのを3種類お願いする。 ちなみに、ウイスキーも相当種類置いておられます。

ボトルプレゼンありで、それぞれのお酒の特徴を結構流暢&一生懸命説明して頂けるのですな。

相方チョイス3種がこちら。左手から、山形は「鯉川 純米吟醸 五百万石 鉄人うすにごり」なり。鉄人28号実写版の映画監督、富樫森氏と、酒蔵の中の人(杜氏さんかな)が同級生だった縁で醸されたお酒。真ん中は山口から「中島屋 純米無濾過生原酒」なり。我が家では山口と言うと、獺祭よりこっちと雁木、東洋美人を思い出してしまうお気に入り酒。左手は呑んだことあるかなあ~、な香川から「川鶴 Heart&soul 純米酒 自家栽培山田錦」なり。米作りから手掛けている辛口なのですが、これはいいですな。

私チョイスはこちらの三種。左手は日本酒ではなく、加糖してアル添しており作っている間に酒税法が変わってリキュールになってしまったらしい高知四万十川の地酒 無手無冠「之正古酒也」と書いて「これまさにこしゅなり」。1990年に醸された30年物!なのですが、一升で¥5500という意外にお手頃酒。伊根満開ぐらいの甘口酒で、完全に老酒・紹興酒に類似の味わい。中華に抜群に合うかと。 これだけ30ccでした。
更に中央のボトルがまた曲者。愛知の「義侠 純米吟醸原酒50%仕込み10号」なのですが、どこでどう保存していたのか平成18年度製(思わずチェックしたらボトリングもH19.2でした)でしたので、14年物古酒。先の「之正古酒也」ほど甘くはないのですが、ほぼ質の良いドライシェリーのようで、これまたこういうのがお好きな人にぜひ。(私見ですが、 「之正古酒也」よりこちらの方がマニアには値打ちがありそうな予感。。)
この2つの超癖の強いお酒に合わせる高知の「酔鯨 しぼりたて特別純米酒」は、もうサラサラと澄み切った水のごとく旨しなのだ。
オーナー様が日本酒マニアなのか、なかなかお目に掛かれないコレクション多数!!な感じですなあ。

ちゃんとアテも完備。折角なので何か食べようと・・・

おでんは4つで¥500なりでした。いやーほっこり、普段使いの旨さですが十分ですな。
で、お若いご店主は結構喋ってくれる人で、相方が利き出したところによると、どうもこの場所はどこかの企業様がエンジニアの集いの場として使っている場所で彼はそこで務めるパートタイムエンジニア。コロナ渦中で春から使われず空いていたので社長に「この場所を借りてBarをしても良いですか!」と提案し、認められてこの秋ごろから本格的にやり始めたらしいです。彼がこのお店に入っているのは週3日間だけで、21年からは平日の営業もスタートされる模様。
以上で〆て¥2500!なりと税込み価格でした。びっくり。 現在は18:00~21:00の時短営業中なのですが、駅近くで超便利なので、しゃっと呑みたい時には使えるお店。相方が仕事帰りに立ち寄る可能性大!な一軒ですな。(相方は17:30から開けて欲しいな~とお兄さんに詰め寄っておりましたが汗汗) 確実、また寄ることになると思います!
◆Sake Bar Seo
住所:〒606-8204 京都府京都市左京区田中下柳町20−7 1F
営業時間:18:00~21:00 不定休 (Twitterで確認)
TEL:不明
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