ふくらでしっぽりディナー(3)@河原町荒神口下ル東側
2021
17
一週間ぶりのご無沙汰、生きておりますスイカです。
とうとう京都にも二回目の緊急事態宣言が発出。今回は飲食店の営業は20:00まで、お酒提供は19:00まで許しながら、ランチにも出歩くなという矛盾バリバリのアナウンスを続ける政府に少々うんざりしつつ、ま、それなりにおとなしくする日々。
とはいえ、既にテレワーク体制も1年近くになり、今週、相方以外の人間とリアルで喋ったのはあのレストラン、この食堂の計3人だけだなあ、というような日常の中で、ちゃんとコロナ対策されたお店で外食し、ガス抜きするのは既に不要不急ではない我が人生必須の活動なのだ・・・・・・というようなことを日々考えております汗。
で、流石に昨日行ったお店のネタを今日書く!というのは、このコロナ渦中ではまずいということで、また1週間は最低寝かせるというマイルールを発動するためblog更新を停めていたのですが、またぼちぼち書かせて頂こうということに。今回ご紹介するのは、日本酒でほっこりできるお気に入り割烹居酒屋系バル、ふくら。一応緊急事態宣言前のある日、17:00!という普段なら有りえない時間帯。

まだかなり明るいのですが、お昼から夜呑みますよ準備も万端、やってきた河原町荒神口下ル。どうかな~??と店内に。

前回訪問は昨年の3月中ごろで、FB友でこのお店を教えてくれたAOKご夫妻の貸し切り会。今回は二人でカウンターでしんみり、と言う作戦。まだ17:00!なのに、もうテーブル席は埋まっていてびっくり。カウンター席に入れてもらいつつ、日本酒に合う、ソソるメニューを確認。今回は突き出し二品以外はアラカルトでお願いするのだ。

で、ソソる日本酒メニューがこちら。滋賀酒推しのお店なのですが、全国からも色々と。超寒い日だったので・・・

相方共々芋のお湯割りをお願いしたら、こういう木を薄く削ったマグカップに入って登場。持ち上げたとたん、見た目の重厚さとは裏腹な驚くべき軽さにびっくりするのだ。焼酎も拘ったものを置いておられて、なんだか超旨かったように記憶!

一品目がこれからという外し具合。ぐっつぐつと煮えたぎって出てきたミニミニ雲子鍋。鍋と言うより和風グラタンのような。柚子風味のぽってりとした白味噌仕立てで具材は、聖護院大根、金時人参と青菜、それに炙った雲子が。いやー、急速に温まってほんわりしてきますな。。

これは速攻で日本酒にスイッチ!ということで、今日は燗酒からスタート。「薄桜 純米無濾過生原酒 近江藤兵衛」なり。滋賀酒らしくしっかり系で燗でぐっとふくよかな感じに。

更にお決まりの突き出しその2。もろこの南蛮漬けで、菜の花の黄身掛けと大根おろしが添えてあるのだ。強すぎない酸がこれまた日本酒を誘うのだ。
ささらにおさい
更にお刺身盛り合わせ。奥の肉厚に切ってあるのがこしながまぐろ。調べますとマグロ類の中で最も市場流通量が少ないマグロで、サイズは1mまでとマグロの中では小ぶりな部類。背身の部位だと思いますが程よく脂ものっていてビンチョウよりは好きかな。イケております。さらにこれまたあまり名前を聞いたことが無いむちむちした食感のオナガグレと、これまたあまり酢を利かさないで〆た真鯵のきずしというマニアックなチョイス。美味しいです~。

十分体も温まったので、冷酒にスイッチして色々種類を呑もうよということに。こちらは相方チョイス、石川から「遊穂 ゆうほのしろ おりがらみ」なり。京都でもあちこちで結構見かける遊穂ですが、濁り系好きな相方は外さない一杯。フレッシュ感もありいの、そんなに重くなくグイグイ行ける系。

私チョイスは福島から「廣戸川 純米吟醸 無濾過生原酒」なり。リンゴ系のスキっとしたフルーティな香りの淡麗辛口系。これまた酒疲れせずいくらでも呑めそうな感じの危険な一杯。

一緒に出てきた速攻系なアテ、自家製の七谷鴨の砂ズリコンフィで¥900なり。食感が残るほどにオイル煮してあり、青唐辛子の辛味がいいアクセントになっているのですが、その柚子胡椒まで自家製だそうな。多分、ウイスキーにも合いそうな。

相方が一番初めに決めた一品。とろ鰆西京焼で¥1200なり。程よい甘味噌の乗り&程よい脂。いやー、こういうアテで呑めるのは嬉しいですな。

更に日本酒が進んで、相方チョイスは滋賀から「笑四季 純米生酒 白ラベル センセーション おりがらみ」なり。これも定期的に頂いている気がするお気に入り酒ですな。

私は滋賀酒でもあまり呑んだ記憶が無いものを!と甲賀市の望月酒造「寿々兜(すずかぶと)純米吟醸」を。現代風ではなくてがしっと骨太のなんだか昔懐かしい味わいですな。これまたほっこり。アテは炙ったイカ系など絶妙に合いそうだと思いつつ・・・

本日のメイン料理がこれかな。先のこしながまぐろをレアカツに揚げたもので¥1300!なり。胡桃入りの赤味噌ソースで頂くのですが、これまた乙な味なのだ。付け合わせがインドネシアで生まれた大豆発酵食品「テンペ」(滋賀で作っている人が居られるのだ。)に蓮根・菊芋のグリルだったり、芸達者。
で、もういい加減に酔っ払ってきていて、〆は雑炊のような温かいものが食べたいなあ~!と、意見一致。で、少々我が儘をお願いし、出来上がるまでもう一杯だけ気になるお酒を呑んでおこうということに。

食べながら〆酒が欲しい!との相方リクエストで、「尾瀬の雪どけ 純米大吟醸 ロゼノユキドケ」を。伊根満開のような甘口酒でもちょっと苺系な味わいがありますな。デザート酒にもイケそうな。

で、ババーンと登場!玉子雑炊¥700に、近江牛しぐれ茶漬けのしぐれ煮だけ別添えで!ということで。(ちりめん山椒茶漬けのちりめんだけ別添えで・・・というのも魅力的ですが・・・) しぐれ煮の赤いのは赤こんにゃく。

混ぜちゃうのは面白くないので、そっと乗せてしぐれ煮を溶きながら頂くのですが、これがもう滅茶ウマ。イヤー大満足の大満腹なり。いやはやしっかり食べたのに、食べ終わって時計を見たらまだ19:30前なんですなあ。。。。汗
以上で、焼酎お湯割り2に、日本酒燗1合とグラスを5と結構呑んで、以上で¥16000チョイという至極納得価格。
緊急事態発令中は先付け的な軽いコースから、という構成に変えられているようですが、現在も予約で営業中。(当然、お酒提供は19:00まで)お持ち帰りなどもあるので、まだ近日お世話になるかもです~。ご馳走様でした!。
◆お料理とお酒 ふくら
住所:京都市上京区河原町荒神口下ル上生洲町220-1
営業時間:12:00~14:30 (LO13:30) 17:30~22:30 不定休+第三日休 (最新の営業状況はお店にお問い合わせを)
TEL:075-252-0505
とうとう京都にも二回目の緊急事態宣言が発出。今回は飲食店の営業は20:00まで、お酒提供は19:00まで許しながら、ランチにも出歩くなという矛盾バリバリのアナウンスを続ける政府に少々うんざりしつつ、ま、それなりにおとなしくする日々。
とはいえ、既にテレワーク体制も1年近くになり、今週、相方以外の人間とリアルで喋ったのはあのレストラン、この食堂の計3人だけだなあ、というような日常の中で、ちゃんとコロナ対策されたお店で外食し、ガス抜きするのは既に不要不急ではない我が人生必須の活動なのだ・・・・・・というようなことを日々考えております汗。
で、流石に昨日行ったお店のネタを今日書く!というのは、このコロナ渦中ではまずいということで、また1週間は最低寝かせるというマイルールを発動するためblog更新を停めていたのですが、またぼちぼち書かせて頂こうということに。今回ご紹介するのは、日本酒でほっこりできるお気に入り割烹居酒屋系バル、ふくら。一応緊急事態宣言前のある日、17:00!という普段なら有りえない時間帯。

まだかなり明るいのですが、お昼から夜呑みますよ準備も万端、やってきた河原町荒神口下ル。どうかな~??と店内に。

前回訪問は昨年の3月中ごろで、FB友でこのお店を教えてくれたAOKご夫妻の貸し切り会。今回は二人でカウンターでしんみり、と言う作戦。まだ17:00!なのに、もうテーブル席は埋まっていてびっくり。カウンター席に入れてもらいつつ、日本酒に合う、ソソるメニューを確認。今回は突き出し二品以外はアラカルトでお願いするのだ。

で、ソソる日本酒メニューがこちら。滋賀酒推しのお店なのですが、全国からも色々と。超寒い日だったので・・・

相方共々芋のお湯割りをお願いしたら、こういう木を薄く削ったマグカップに入って登場。持ち上げたとたん、見た目の重厚さとは裏腹な驚くべき軽さにびっくりするのだ。焼酎も拘ったものを置いておられて、なんだか超旨かったように記憶!

一品目がこれからという外し具合。ぐっつぐつと煮えたぎって出てきたミニミニ雲子鍋。鍋と言うより和風グラタンのような。柚子風味のぽってりとした白味噌仕立てで具材は、聖護院大根、金時人参と青菜、それに炙った雲子が。いやー、急速に温まってほんわりしてきますな。。

これは速攻で日本酒にスイッチ!ということで、今日は燗酒からスタート。「薄桜 純米無濾過生原酒 近江藤兵衛」なり。滋賀酒らしくしっかり系で燗でぐっとふくよかな感じに。

更にお決まりの突き出しその2。もろこの南蛮漬けで、菜の花の黄身掛けと大根おろしが添えてあるのだ。強すぎない酸がこれまた日本酒を誘うのだ。

更にお刺身盛り合わせ。奥の肉厚に切ってあるのがこしながまぐろ。調べますとマグロ類の中で最も市場流通量が少ないマグロで、サイズは1mまでとマグロの中では小ぶりな部類。背身の部位だと思いますが程よく脂ものっていてビンチョウよりは好きかな。イケております。さらにこれまたあまり名前を聞いたことが無いむちむちした食感のオナガグレと、これまたあまり酢を利かさないで〆た真鯵のきずしというマニアックなチョイス。美味しいです~。

十分体も温まったので、冷酒にスイッチして色々種類を呑もうよということに。こちらは相方チョイス、石川から「遊穂 ゆうほのしろ おりがらみ」なり。京都でもあちこちで結構見かける遊穂ですが、濁り系好きな相方は外さない一杯。フレッシュ感もありいの、そんなに重くなくグイグイ行ける系。

私チョイスは福島から「廣戸川 純米吟醸 無濾過生原酒」なり。リンゴ系のスキっとしたフルーティな香りの淡麗辛口系。これまた酒疲れせずいくらでも呑めそうな感じの危険な一杯。

一緒に出てきた速攻系なアテ、自家製の七谷鴨の砂ズリコンフィで¥900なり。食感が残るほどにオイル煮してあり、青唐辛子の辛味がいいアクセントになっているのですが、その柚子胡椒まで自家製だそうな。多分、ウイスキーにも合いそうな。

相方が一番初めに決めた一品。とろ鰆西京焼で¥1200なり。程よい甘味噌の乗り&程よい脂。いやー、こういうアテで呑めるのは嬉しいですな。

更に日本酒が進んで、相方チョイスは滋賀から「笑四季 純米生酒 白ラベル センセーション おりがらみ」なり。これも定期的に頂いている気がするお気に入り酒ですな。

私は滋賀酒でもあまり呑んだ記憶が無いものを!と甲賀市の望月酒造「寿々兜(すずかぶと)純米吟醸」を。現代風ではなくてがしっと骨太のなんだか昔懐かしい味わいですな。これまたほっこり。アテは炙ったイカ系など絶妙に合いそうだと思いつつ・・・

本日のメイン料理がこれかな。先のこしながまぐろをレアカツに揚げたもので¥1300!なり。胡桃入りの赤味噌ソースで頂くのですが、これまた乙な味なのだ。付け合わせがインドネシアで生まれた大豆発酵食品「テンペ」(滋賀で作っている人が居られるのだ。)に蓮根・菊芋のグリルだったり、芸達者。
で、もういい加減に酔っ払ってきていて、〆は雑炊のような温かいものが食べたいなあ~!と、意見一致。で、少々我が儘をお願いし、出来上がるまでもう一杯だけ気になるお酒を呑んでおこうということに。

食べながら〆酒が欲しい!との相方リクエストで、「尾瀬の雪どけ 純米大吟醸 ロゼノユキドケ」を。伊根満開のような甘口酒でもちょっと苺系な味わいがありますな。デザート酒にもイケそうな。

で、ババーンと登場!玉子雑炊¥700に、近江牛しぐれ茶漬けのしぐれ煮だけ別添えで!ということで。(ちりめん山椒茶漬けのちりめんだけ別添えで・・・というのも魅力的ですが・・・) しぐれ煮の赤いのは赤こんにゃく。

混ぜちゃうのは面白くないので、そっと乗せてしぐれ煮を溶きながら頂くのですが、これがもう滅茶ウマ。イヤー大満足の大満腹なり。いやはやしっかり食べたのに、食べ終わって時計を見たらまだ19:30前なんですなあ。。。。汗
以上で、焼酎お湯割り2に、日本酒燗1合とグラスを5と結構呑んで、以上で¥16000チョイという至極納得価格。
緊急事態発令中は先付け的な軽いコースから、という構成に変えられているようですが、現在も予約で営業中。(当然、お酒提供は19:00まで)お持ち帰りなどもあるので、まだ近日お世話になるかもです~。ご馳走様でした!。
◆お料理とお酒 ふくら
住所:京都市上京区河原町荒神口下ル上生洲町220-1
営業時間:12:00~14:30 (LO13:30) 17:30~22:30 不定休+第三日休 (最新の営業状況はお店にお問い合わせを)
TEL:075-252-0505
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