ひいらぎ亭で超旨焼き鳥ディナー(3)@知恩院前
2021
11
昨年行ったお店で気に入っている店を三軒挙げよ!と言われたら速攻で思い出すのが、知恩院前にある焼き鳥&おばんざいのお店、「ひいらぎ亭」なり。昨年の最終ネタの訪問日、実はまた二階を貸し切ろうとお願いしていたら、緊急事態宣言発出!と言う事態になって、流石に鶏鍋を皆でつつくのはなあ・・・・と泣く泣く二階はキャンセルし、一階のカウンター席に変更してもらったのですな。

またまたやってきた、まだ17:10!と言う時間帯。初回訪問がこのネタで、既に今回4回目。コロナ渦中なので20:00までの営業なのですが、食べるのは早いので全然無問題な我々なのだ。宜しくお願いします~!と店内に。

本日のカウンター席は我々とカップル2組という状況。おかげで三密回避でゆったり!なのですが、ま、営業的には大変でしょうなあ。。焼き鳥メニューは前々回のネタをご参照。 こちらはおばんざい系のメニュー。焼き鳥は一本¥200~400ぐらいでお手頃店では無いのですが、お若い二代目が滋賀の鶏好き聖地、「じどりや 穏座」で修行されており、朝、滋賀まで行って自分で捌いた「淡海地鶏」を持ってくるというシステムで運営されているので、お味は本当に間違いなし!なのだ。

カウンターにも何種類かおばんざいが大鉢で並んでいて、箸休めに良い感じなのだ。まずは突き出し(鶏を薄味で炊いたの)と、しじみの赤出しがでてくるのがお約束。ほっこり美味しい。その時、焼酎のお湯割りからスタートしたのを今思い出すのですな汗。

お次は、日本酒下さいね~!ということで。冷蔵庫が真後にある席に座ったので、ちらちら覗きながら女将さんと相談し、これからスタート。城陽酒造の「徳次郎 特別純米」なり。城陽酒造は京都でも好きな酒蔵の一つで、これも呑みやすく非常にコスパ優秀な一杯。(ちなみに店頭販売価格で一升¥2530なり)

で、まずは前回も頂いたこちらから。「モモのタタキ」で¥850なり。生姜醤油で頂くのですが、皮はぱりっとしているのに、身は程よく温まったぐらいの火入れで、皮の裏側の脂は完全活性化という。いやー、何回食べても唸ってしまう旨さなのだ。一番肉厚な部位を使う事でこういう火入れにしているのでしょうな。九州系の甘口醤油を使われているのですが、ピッタリマッチ。。前回よりも更にレア感強めだったのですが、とんでもなく旨い~!と言う感想。

モモタタキだけで一合消化したので(汗)、お次のお酒。これも城陽酒造で、「城陽酒造 GHOST 純米吟醸」なり。白ワイン好き狙いの設計だと思われるのですが、可愛いラベルとは似合わない意外に辛口スッキリ系。お食事と合わせてどうぞ、的な。これも好みの一杯。

初めて食べた手羽は¥250なり。こういう形で出されております。ま、文句無しの火入れ&塩加減。骨の周りの肉は旨し!の典型。

今回は1人1本ずつ頂けた希少部位、ソリレスで¥400なり。股関節近くの運動している筋肉なので、ブリブリ感半端なく、噛みしめると旨い鶏汁がほとばしる! いやー、これも素晴らしいです。 が・・・、この次の皿が、輪をかけて超超超超超驚いたのだ。

しらぎもの刺身なり。二代目曰く、今日は非常に良いものが入りまして!ということで炙らないで生で出してもらったのですが、これがトンデモナイ旨さ。火が入っていないのに、フレンチで出てくるフォアグラのテリーヌぐらいの密度感があり、バターの様な舌触り。が、まったく味に濁りが無いという。またまた、鳥の刺身の極私的ランキングが入れ替わった日!でした。

次は火が入った背ギモは¥300なり。これもレア焼の部類なのですが、ほのかに中心に火が回ってたんぱく質が固まりだしたぐらいの感じなのが、また好きなのだ。上に乗っかっているカカオ豆を焙煎して砕いた「カカオニブ」から、チョコの香りがふわんと。

おしのぎです~と出てきたキャベツの芯近くの部分。一齧りすると、ぎょっとするほど甘さで。。。。冬の季節だけの美味しい暇つぶしですな。

更にお酒。長野から「真澄 純米吟醸 辛口生一本」なり。某長野出身FB友から教えてもらって、それ以来我が家で気に入って飲んでいる真澄。これは結構ボディもありいの、脂物との相性良さそうな一杯。

焼き野菜も行っておこう!と蓮根。これまた甘くて旨くてサックリで! いやー蓮根好きが泣きそうなお味ですなあ。

で、4回目の訪問でようやくお目に掛かった「ちょうちん」で¥300なり。玉子の部分はアルミホイルに乗せてゆったり火をあて、モツ部分は別にしっかり目に火を入れておき、合体して出す!という超めんどくさいことをやられております。 ぎゅっと噛みしめて、黄身がじゅわんとしたところで、ブリブリなモツ部にかぶりつくと、至福ですなあ。。。

で、ネタ出し&書くのがほぼ2週間近くタイムラグがあるので、なんだったかなあ~、相当酒が回っているような。確か「鳥ひざ」で¥400なり。ここも良く動く筋肉なのでブリブリな食感。ぱりっとした皮とのハーモニー。粒粒は確か「山葵ボール」ですな。

焼鳥はここまでにしておいて、〆に白ご飯とおかず一品をお願いし、時間がかかりそうなので、お酒を追加。「民謡の里 遠野の宿が醸したどぶろく 生酛」なり。どこぞで同じ名前を見たような~!と思ったら、こちらの出汁和食店でした汗。 おかゆのように米の粒粒が残り、炭酸しっかりでしゅわしゅわ。〆酒に程よい感じ。のちほど、おちょこで燗したものも頂いたのですが、超ウマ。

おばんざい系のお店で、〆飯にかつおづけ飯や平目づけ飯、それに鰻丼!が頂けてしまうのですが、相方が銀鱈の味噌漬けを発見し、あれを焼いてもらおう!ということに。 いやはや、焼鳥屋さんでこれで〆られるなんて素敵すぎではありませんか・・・

添えてあるお漬物が乳酸発酵ばりばりのすぐきだったり、一々嬉しくなるお料理ですな。最後まで大満足!でした。

で、お支払いをお願いしたら甘いものがすっと。超大粒のシャインマスカットで〆! いやはや最後まで大堪能。
以上で、焼酎お湯割り2、日本酒計4合と結構呑んで、〆て¥15000だったかな・・・ま、焼き鳥店とするとお安くはないのですが、このありえない質と酒量なので、何ら不満無しなのは言うまでもありませんです。
何回も書きますが、京都市内をウロウロしている焼き鳥好きに、ぜひ!追試頂きたいお店。今のところまだ「隠れた名店」ですので、ぜひ、計画的に&お早めにどうぞ!。
◆ひいらぎ亭
住所:京都市東山区知恩院前石橋町306-6
営業時間:17:30~23:00(L.O.22:30) 火・水休 (最新の営業状況はお店にご確認を)
TEL:075-748-1739

またまたやってきた、まだ17:10!と言う時間帯。初回訪問がこのネタで、既に今回4回目。コロナ渦中なので20:00までの営業なのですが、食べるのは早いので全然無問題な我々なのだ。宜しくお願いします~!と店内に。

本日のカウンター席は我々とカップル2組という状況。おかげで三密回避でゆったり!なのですが、ま、営業的には大変でしょうなあ。。焼き鳥メニューは前々回のネタをご参照。 こちらはおばんざい系のメニュー。焼き鳥は一本¥200~400ぐらいでお手頃店では無いのですが、お若い二代目が滋賀の鶏好き聖地、「じどりや 穏座」で修行されており、朝、滋賀まで行って自分で捌いた「淡海地鶏」を持ってくるというシステムで運営されているので、お味は本当に間違いなし!なのだ。

カウンターにも何種類かおばんざいが大鉢で並んでいて、箸休めに良い感じなのだ。まずは突き出し(鶏を薄味で炊いたの)と、しじみの赤出しがでてくるのがお約束。ほっこり美味しい。その時、焼酎のお湯割りからスタートしたのを今思い出すのですな汗。

お次は、日本酒下さいね~!ということで。冷蔵庫が真後にある席に座ったので、ちらちら覗きながら女将さんと相談し、これからスタート。城陽酒造の「徳次郎 特別純米」なり。城陽酒造は京都でも好きな酒蔵の一つで、これも呑みやすく非常にコスパ優秀な一杯。(ちなみに店頭販売価格で一升¥2530なり)

で、まずは前回も頂いたこちらから。「モモのタタキ」で¥850なり。生姜醤油で頂くのですが、皮はぱりっとしているのに、身は程よく温まったぐらいの火入れで、皮の裏側の脂は完全活性化という。いやー、何回食べても唸ってしまう旨さなのだ。一番肉厚な部位を使う事でこういう火入れにしているのでしょうな。九州系の甘口醤油を使われているのですが、ピッタリマッチ。。前回よりも更にレア感強めだったのですが、とんでもなく旨い~!と言う感想。

モモタタキだけで一合消化したので(汗)、お次のお酒。これも城陽酒造で、「城陽酒造 GHOST 純米吟醸」なり。白ワイン好き狙いの設計だと思われるのですが、可愛いラベルとは似合わない意外に辛口スッキリ系。お食事と合わせてどうぞ、的な。これも好みの一杯。

初めて食べた手羽は¥250なり。こういう形で出されております。ま、文句無しの火入れ&塩加減。骨の周りの肉は旨し!の典型。

今回は1人1本ずつ頂けた希少部位、ソリレスで¥400なり。股関節近くの運動している筋肉なので、ブリブリ感半端なく、噛みしめると旨い鶏汁がほとばしる! いやー、これも素晴らしいです。 が・・・、この次の皿が、輪をかけて超超超超超驚いたのだ。

しらぎもの刺身なり。二代目曰く、今日は非常に良いものが入りまして!ということで炙らないで生で出してもらったのですが、これがトンデモナイ旨さ。火が入っていないのに、フレンチで出てくるフォアグラのテリーヌぐらいの密度感があり、バターの様な舌触り。が、まったく味に濁りが無いという。またまた、鳥の刺身の極私的ランキングが入れ替わった日!でした。

次は火が入った背ギモは¥300なり。これもレア焼の部類なのですが、ほのかに中心に火が回ってたんぱく質が固まりだしたぐらいの感じなのが、また好きなのだ。上に乗っかっているカカオ豆を焙煎して砕いた「カカオニブ」から、チョコの香りがふわんと。

おしのぎです~と出てきたキャベツの芯近くの部分。一齧りすると、ぎょっとするほど甘さで。。。。冬の季節だけの美味しい暇つぶしですな。

更にお酒。長野から「真澄 純米吟醸 辛口生一本」なり。某長野出身FB友から教えてもらって、それ以来我が家で気に入って飲んでいる真澄。これは結構ボディもありいの、脂物との相性良さそうな一杯。

焼き野菜も行っておこう!と蓮根。これまた甘くて旨くてサックリで! いやー蓮根好きが泣きそうなお味ですなあ。

で、4回目の訪問でようやくお目に掛かった「ちょうちん」で¥300なり。玉子の部分はアルミホイルに乗せてゆったり火をあて、モツ部分は別にしっかり目に火を入れておき、合体して出す!という超めんどくさいことをやられております。 ぎゅっと噛みしめて、黄身がじゅわんとしたところで、ブリブリなモツ部にかぶりつくと、至福ですなあ。。。

で、ネタ出し&書くのがほぼ2週間近くタイムラグがあるので、なんだったかなあ~、相当酒が回っているような。確か「鳥ひざ」で¥400なり。ここも良く動く筋肉なのでブリブリな食感。ぱりっとした皮とのハーモニー。粒粒は確か「山葵ボール」ですな。

焼鳥はここまでにしておいて、〆に白ご飯とおかず一品をお願いし、時間がかかりそうなので、お酒を追加。「民謡の里 遠野の宿が醸したどぶろく 生酛」なり。どこぞで同じ名前を見たような~!と思ったら、こちらの出汁和食店でした汗。 おかゆのように米の粒粒が残り、炭酸しっかりでしゅわしゅわ。〆酒に程よい感じ。のちほど、おちょこで燗したものも頂いたのですが、超ウマ。

おばんざい系のお店で、〆飯にかつおづけ飯や平目づけ飯、それに鰻丼!が頂けてしまうのですが、相方が銀鱈の味噌漬けを発見し、あれを焼いてもらおう!ということに。 いやはや、焼鳥屋さんでこれで〆られるなんて素敵すぎではありませんか・・・

添えてあるお漬物が乳酸発酵ばりばりのすぐきだったり、一々嬉しくなるお料理ですな。最後まで大満足!でした。

で、お支払いをお願いしたら甘いものがすっと。超大粒のシャインマスカットで〆! いやはや最後まで大堪能。
以上で、焼酎お湯割り2、日本酒計4合と結構呑んで、〆て¥15000だったかな・・・ま、焼き鳥店とするとお安くはないのですが、このありえない質と酒量なので、何ら不満無しなのは言うまでもありませんです。
何回も書きますが、京都市内をウロウロしている焼き鳥好きに、ぜひ!追試頂きたいお店。今のところまだ「隠れた名店」ですので、ぜひ、計画的に&お早めにどうぞ!。
◆ひいらぎ亭
住所:京都市東山区知恩院前石橋町306-6
営業時間:17:30~23:00(L.O.22:30) 火・水休 (最新の営業状況はお店にご確認を)
TEL:075-748-1739
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