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毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

トラットリア プルチネッラ@福知山

2021
25
我が家の自由時間は ①飲食店情報の収集 ②実食 ③レポート化・・・に、ほぼ費やされることになっている、と以前、書いた記憶があるのですが、飲食店情報は、我々の好みと合致しているFB友のタレコミや、タイムラインに書いている感想が一番参考になるのだ。で、何人かタイムラインを頻繁にマークさせて頂いているFB友が居るのですが、あ!これは我が家向き!と思ったお店が福知山にあり、ドライブついでに行ってきましたのでご報告。

プルチネッラ(小)_001

で、たまたま行こうと思った日がマイカーを車検に持っていく日。ディーラーで代車を用意してくれたのですが、「特に車種の希望無し」とお願いしたら、こういう可愛らしい軽でした。しかし、軽でも衝突防止ブレーキや車線からのはみだし警告などの安全装置がちゃんと付いていることに感嘆しながら2時間かからず福知山に到着。(とはいえ、まさかナビが無いなんて!なのですが、スマホがあり、 2人乗車ならまったく無問題)

プルチネッラ(小)_019

で、今回のイタリアンは、こちらのネタでご紹介した福知山で人気の鶏料理店「とりなご久兵衛」からほど近く、100mほど北に向かった位置。ちょっと離れたコインPAに駐車し、散歩がてらお店にゆるゆるとやってきたのだ。

プルチネッラ(小)_002

お店の名前はトラットリア プルチネッラ。調べますと、元々ホテルアールイン福知山の一階に2011年オープンされたお店で、フィレンツェとナポリで修行されたシェフが昨年6月、御祖父様の古民家を改装して移転オープンされた模様。一応、この左隣に3台駐車可能なスペースがあるのですが、1台駐車中で、残りのスペースに車を入れるのは結構運転技術のある人用、と言う感じ。店内に。

プルチネッラ(小)_012

2人掛けテーブル2、四人掛け1とたった8席しかないミニマル空間。12:30スタートでお願いしていて、既に2テーブルは先客あり。移動中に思いついて発作予約したのですが、ふう、よかった! (写真は食後に撮ったもの)

プルチネッラ(小)_004

現在、テイクアウトを中心に活動されているようでこういうショーケースに一人で作っているとは思えない種類のイタリアのママン!が作った様な現地系お惣菜や豊富なドルチェがスタンバイ。その上・・・

プルチネッラ(小)_005

カウンター上にはお持ち帰り用のランチボックスの詰め込みもしつつの、前菜用にも使いぃの、というような野菜系のお惣菜類が更に10種類ほどスタンバっているのだ。(当日も結局2人ほど取りに来られていましたかね・・)これを見た段階で、あー、このお店とは波長合いまくり!と確信しつつ、メニューを確認。

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ランチセットは¥2500一種で、前菜盛り合わせに、豊富なプリフィックスから、パスタかメインを1種類選択、それにパンとドリンク、イタリア菓子付きという構成。確認すると、アラカルトでもOKのようですが、結構ボリュームありますよ!とのフロア担当の女性のアドバイスで、パスタとメインをそれぞれ注文してシェアしようということに。

プルチネッラ(小)_006

食べるものは何もかも徹底的に自家製なお店で、当然先に出てきたパンも自家製な模様。相方に運転をお願いし、¥700のコップワインをお願いしたら、350ccは楽々入るでっかいコップでビックリ。相方はほうじ茶がある!と、福知山名物の「赤鬼のくきほうじ茶」をお願いし、速やかにほっこりモードに移行するのですな。 で、前菜が出てくるのですが・・・

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うはーなんですか、これは!イタリアのお正月ですか!というようなてんこ盛り。これで二人前でお皿は可愛らしいのですが、内容は非常~に充実。小皿に入っているのは牛スジトマト煮込み(いや、トリッパだったかな・・)、たんぱく質系は自家製のラルド?(豚の脂塩漬)それに子持ちのヤリイカで、あとは野菜類がしっかり。ロロ南瓜、寒味ほうれん草、厚木しいたけ、芽キャベツ、インゲンなどなど。いやはや充実。一番目立っているのが・・・

プルチネッラ(小)_009

これだと思いますが、ナポリでは定番らしいグラッファなる揚げドーナツ。ジャガイモが練り込んであり、粉糖を掛けてあるのですが、それにサラミとクリームチーズ、人参のマリネを挟むと甘じょっぱくて旨ー!なのだ。超気に入りました。
人参のマリネ「スカパーチェ」がどことなく食べたことがあるような味だったので、検索してみると伏見のお気に入りイタリアン、インヴィートのシェフが、こちらの栗林シェフに教えてもらったレシピだ!とお店のblogに書いてあるのを発見し、京都のイタリア料理界の意外に狭いお友達関係が分かったりして。

プルチネッラ(小)_010

超悩んでチョイスしたのがショートパスタ。丹波クリキン豚のトマトソース カサレッチェをお願いする。カサレッチェは断面がS字型になっていて、粘度の高いソースをその溝に引っかけて濃厚なお味が楽しめるので、大好物!なパスタなのですが、京都市内ではあまり見かけないかも。久々にお目に掛かった様な。 お味は、期待通りのトマト味が超!濃厚で太陽を感じる味わい。更に豚肉をしっかり煮込んだものではなく、ソースに合わせて角切りの豚肉をさっと炒めて加えているようで、ごろごろとさいころ状の豚肉が大量に入っているのも面白い。

しかし、これは1人前とすると相当大食漢向けだよな、と思っていたら・・・

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メインは鯛のアクアパッツア。巨大スプーンと並んでいるのでサイズ感が分かりにくいのですが、25cm級ぐらいのしっかりサイズでびっくり。今、骨のギリギリまで火が入った瞬間です!のような火入れで、完璧乳化な程よい塩分のソースを絡めて頂くと、もうハゲウマですな。福知山まで来てよかった~!

で、お腹パンパンでマッタリしていると、奥にティールームがあり、今日は暖かくて気持ち良さそうなので、そちらに移動してお茶されませんか?と教えてもらう。それはそれは!と奥に移動させてもらう好き者2名なのだ。

プルチネッラ(小)_013

まさか奥の方が広いとは!なのですが、お庭を望む大きなテーブルが2つ並ぶ開放的な空間。気候の良い時なら、こちらで食事でもいいでしょうな。流石にまだ少々寒いのですが、こちらでお茶させて頂くことに。

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イタリアの料理雑誌をパラパラめくりながら、お茶が来るのを待つ楽しい瞬間。

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私はババ、相方はティラミスを頂いて、結局30分近くほっこり。甘いものは容赦なく甘い!のですが、ちゃんと美味しいのだ。いやー和みました。〆て¥7000チョイぐらいだったように記憶しているのですが、この内容なので大大大大大納得価格! 福知山に立ち寄ったらまたやってきたくなるお店が一軒追加された日。教えて頂いたSさんありがとうございます!なのだ。
 
 
 

◆トラットリア プルチネッラ (trattoria pulcinella)
住所:京都府福知山市下柳町41
営業時間:12:00~15:00 18:00~22:00 (最新の営業状況はお店にご確認を)
TEL:0773-22-3751

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で、食後車を停めたPA近くで発見した自動販売機。なんでも、明智光秀が喋る販売機だそうです。結局麒麟は福知山には立ち寄らなかったようですが汗汗、「良いところであろう?」は同感。

プルチネッラ(小)_018

ドライブとランチ、お風呂巡りはセットになっているので、食後やってきたのは「福知山温泉 養老の湯」なり。
ナトリウムー塩化物温泉で循環加水、ほのかにポカポカ系なのですが、そこまで高濃度ではないような。 とはいえ、これまたありえないほど空いていて申し訳ないほど。巨大な露天風呂2つに6人ぐらいしかおらず超マッタリ。。¥800ですが値打ちアリ!でした。
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2 Comments

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2021/04/01 (Thu) 21:24 | EDIT | REPLY |   

suika_cotaro  

Re: 参考になりました!

うは、お返事遅れてすみません。
コロナ渦中でも絶対大丈夫そうな、小さなゆったり系なお店ですよね。ここで誕生日祝いとは羨ましい。
夏野菜と魚が頂ける間の再訪を狙っている一軒です。

2021/04/07 (Wed) 19:47 | EDIT | REPLY |   

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