つろく@二条通高倉西入
2021
01
ネットを彷徨っていたら、良い感じの和食店が昨年3月にオープンしているのを発見。店内の写真も掲載されていて、見たことがある!?と思ったら、2019年夏にオープンされ、良いお店だな!と一発で気に入ったのに、コロナの影響か半年ほどで閉店されてしまった「可笑味」の居抜き物件だということが判明。
斜め向かいにある割烹「游美」系列のカジュアルラインな居酒屋割烹!なのですが、この1年間、全く見落としていたことに少々愕然としつつ、これは行くでしょう?!ということに。

場所は、二条通高倉西入。御所南エリアで良い感じの飲食店が多い地域。こういう京町屋らしい細ーいエントランスの奥の右側がつろくで、正面が游美なのだ。左手は「IREMONYA」なる可愛らしい雑貨店なので、それを目印に。

2日前に予約を入れ、またまたやってきた17:30少々過ぎ。緩やかな孤を描くカウンターのみ店で、カウンターの一部が小上がりになっている面白い席セッティング。そちらに3人連れご家族が1組、あとは我々だけの貸し切り状況。

メインメニューがこちら。いやはやそそるものが沢山あって目移り!なのですが、一皿量は控えめで色々食べられるのが美点ですな。日本酒メニューはないのですが、壁に今日出せるお酒のボトルを飾ってあるのがメニューな模様。確か、蕎麦猪口一杯売りで¥500~というお手軽価格で、まんさくの花、日高見、雁木、地元系では英勲と蒼空、¥800~が田酒だったかな。。後2種類ほど隠し酒がスタンバイしていて、なかなかソソるラインナップなのだ。

本日の魚がこちらで、盛り合わせはお願いできますか??とお姉さんに確認したら、何貫づつにしましょうか?と再確認されたのにはビックリ。某有名blogでも魚の扱いがお上手だとの話なので、わくわくしつつとりあえず二貫づつで注文。
ニコニコと笑顔が可愛い、ガタイの良いふっくら系おにいさんがメインの板さん(類似体形の私としては、どことなく親戚縁者のような汗汗汗)で、マスクをされているのでおいくつなんだろう?と後程お聞きしたら、福岡県出身27才!ということが判明。あと、サブのお姉さんとお酒担当のお姉さんの3名体制なのですが、明らかにカウンター内の平均年齢は20才台ではないか!と言う状況。

突き出しは自家製らしい豆腐。いやー、男前豆腐店のように濃厚な豆乳感。それと奥にあるのが、クワイで作ったチップ。付けてあるのは塩だけなのですが、自然な甘味でバリバリと良いアテなのだ。確か、我が家では冬のお決まり状態で、また焼酎お湯割りでスタートしたのですが、見事に写真忘れ(汗)。

で、突き出しで焼酎は無くなったので、速やかに日本酒にスイッチし、確か日高見からスタートしたように記憶。多分、田酒以外はあらかた吞んだような(滝汗) 一品目の鴨ロース¥1200を食べれば、これは間違いなくちゃんと修行された人なんだろう!と確信できる自家製、且つ柔らかくて上出来な一品なのだ。

二品目は変化球。どこででもポテトサラダを食べる人!なのですが、海老芋と桜海老のポテトサラダは多分初めて。。一口サイズに切った海老芋は揚げてあり、スライス胡瓜、それに揚げた桜海老と、黄身成分が強く酸味は控えめなマヨではないソースで和えてある!という酒呑みなら好みそうな、小憎らしい一品。美味しいです、これは。

で、お刺身は順番に出しますので!ということで、目の前で巨大な柳葉包丁で切ってくれるのですな。まずは、シビマグロと甘鯛で、相方とシェアして頂くのですが、一口頂いて、これは凄いなあと。甘鯛のぬったり感半端なく。トロケ感しっかりなシビマグロも秀逸。

更に雲丹。少量ですが、ちゃんと美味しい奴ですな。にっこり。

更に超ウマいと思った炙り太刀魚。奥は〆鯖。いやー、和歌山でもこんな旨いのは少ない鴨!と思いつつ、これはかなり大きいですよね??とお聞きしたら、1kg以上ある大物らしい。〆鯖も私的には丁度良い感じ。が、相方はこういう浅い〆鯖はあまり得意ではないので、本日一は甘鯛だそうです。超旨かった!

更に、お刺身的なのから、ウニイカソーメンで¥1000なり。量はちょっぴりなのですが、コリコリのイカと雲丹、それに下に敷いてある山芋の超細切り短冊が激しい一体感を醸し出す一品。こりゃうめえや!と酒が更に進みますなあ。。基本、二品単位で相方と蕎麦猪口一杯づつ、呑んだような。

牛ヒレカツは¥2200なり。100gあるかな?なのですが、これが超充実。こういう揚げ物までお上手なのだ。

こんな感じですから、奥様! で、小さな小皿に「自家製のデミソースです」と出てきて更にびっくり(びっくりしすぎて、写真大失念・・・汗汗汗) いやー良いですな、和食店の肉料理としては超お勧め!

〆ご飯は、フグ飯、牡蠣飯と釜炊きご飯がスタンバっているのですが、これはタン時間営業中は入店時にお願いしておかないと、ですな。次回頂く予定。で、鯖寿司をお願いしたのですが、これがまたなかなか秀逸。先の〆鯖と同じく、〆た片身から刺身状に五切れ切り出して、それを刻み生姜と刻み紫蘇と共に巻き寿司にするという、あまり他店ではない作戦。二人二貫ですが、ぺろっと。 相方も、〆鯖単品よりも、巻き寿司のほうが気に入った模様ですな。いやー大充実!

帰りかけに、お店雰囲気写真をパチリ。酒瓶の棚のところに、以前はおでんと寿司の木札があった以外は、基本「可笑味」の居抜きなのですが、まだまだ綺麗で、和食的とすると相当お洒落。
以上で 焼酎お湯割り2と、日本酒を蕎麦猪口で六杯?ぐらい吞んで、〆て確か¥16000ほどだったように記憶。。そんなに激安じゃないのですが、この質なので超超超超納得。。お若いスタッフがこれからどういう方向性に進むのか定点観測したいお店ですな。。
多分、1か月後ぐらいにまた次のネタを書きこんでいそうな予感なのですが、ご馳走様でした、また来ます!
◆つろく
住所:京都市中京区松屋町51
営業時間:17:00~23:00 日休(最新の営業状況はお店にご確認を!)
TEL:075-275-3926
斜め向かいにある割烹「游美」系列のカジュアルラインな居酒屋割烹!なのですが、この1年間、全く見落としていたことに少々愕然としつつ、これは行くでしょう?!ということに。

場所は、二条通高倉西入。御所南エリアで良い感じの飲食店が多い地域。こういう京町屋らしい細ーいエントランスの奥の右側がつろくで、正面が游美なのだ。左手は「IREMONYA」なる可愛らしい雑貨店なので、それを目印に。

2日前に予約を入れ、またまたやってきた17:30少々過ぎ。緩やかな孤を描くカウンターのみ店で、カウンターの一部が小上がりになっている面白い席セッティング。そちらに3人連れご家族が1組、あとは我々だけの貸し切り状況。

メインメニューがこちら。いやはやそそるものが沢山あって目移り!なのですが、一皿量は控えめで色々食べられるのが美点ですな。日本酒メニューはないのですが、壁に今日出せるお酒のボトルを飾ってあるのがメニューな模様。確か、蕎麦猪口一杯売りで¥500~というお手軽価格で、まんさくの花、日高見、雁木、地元系では英勲と蒼空、¥800~が田酒だったかな。。後2種類ほど隠し酒がスタンバイしていて、なかなかソソるラインナップなのだ。

本日の魚がこちらで、盛り合わせはお願いできますか??とお姉さんに確認したら、何貫づつにしましょうか?と再確認されたのにはビックリ。某有名blogでも魚の扱いがお上手だとの話なので、わくわくしつつとりあえず二貫づつで注文。
ニコニコと笑顔が可愛い、ガタイの良いふっくら系おにいさんがメインの板さん(類似体形の私としては、どことなく親戚縁者のような汗汗汗)で、マスクをされているのでおいくつなんだろう?と後程お聞きしたら、福岡県出身27才!ということが判明。あと、サブのお姉さんとお酒担当のお姉さんの3名体制なのですが、明らかにカウンター内の平均年齢は20才台ではないか!と言う状況。

突き出しは自家製らしい豆腐。いやー、男前豆腐店のように濃厚な豆乳感。それと奥にあるのが、クワイで作ったチップ。付けてあるのは塩だけなのですが、自然な甘味でバリバリと良いアテなのだ。確か、我が家では冬のお決まり状態で、また焼酎お湯割りでスタートしたのですが、見事に写真忘れ(汗)。

で、突き出しで焼酎は無くなったので、速やかに日本酒にスイッチし、確か日高見からスタートしたように記憶。多分、田酒以外はあらかた吞んだような(滝汗) 一品目の鴨ロース¥1200を食べれば、これは間違いなくちゃんと修行された人なんだろう!と確信できる自家製、且つ柔らかくて上出来な一品なのだ。

二品目は変化球。どこででもポテトサラダを食べる人!なのですが、海老芋と桜海老のポテトサラダは多分初めて。。一口サイズに切った海老芋は揚げてあり、スライス胡瓜、それに揚げた桜海老と、黄身成分が強く酸味は控えめなマヨではないソースで和えてある!という酒呑みなら好みそうな、小憎らしい一品。美味しいです、これは。

で、お刺身は順番に出しますので!ということで、目の前で巨大な柳葉包丁で切ってくれるのですな。まずは、シビマグロと甘鯛で、相方とシェアして頂くのですが、一口頂いて、これは凄いなあと。甘鯛のぬったり感半端なく。トロケ感しっかりなシビマグロも秀逸。

更に雲丹。少量ですが、ちゃんと美味しい奴ですな。にっこり。

更に超ウマいと思った炙り太刀魚。奥は〆鯖。いやー、和歌山でもこんな旨いのは少ない鴨!と思いつつ、これはかなり大きいですよね??とお聞きしたら、1kg以上ある大物らしい。〆鯖も私的には丁度良い感じ。が、相方はこういう浅い〆鯖はあまり得意ではないので、本日一は甘鯛だそうです。超旨かった!

更に、お刺身的なのから、ウニイカソーメンで¥1000なり。量はちょっぴりなのですが、コリコリのイカと雲丹、それに下に敷いてある山芋の超細切り短冊が激しい一体感を醸し出す一品。こりゃうめえや!と酒が更に進みますなあ。。基本、二品単位で相方と蕎麦猪口一杯づつ、呑んだような。

牛ヒレカツは¥2200なり。100gあるかな?なのですが、これが超充実。こういう揚げ物までお上手なのだ。

こんな感じですから、奥様! で、小さな小皿に「自家製のデミソースです」と出てきて更にびっくり(びっくりしすぎて、写真大失念・・・汗汗汗) いやー良いですな、和食店の肉料理としては超お勧め!

〆ご飯は、フグ飯、牡蠣飯と釜炊きご飯がスタンバっているのですが、これはタン時間営業中は入店時にお願いしておかないと、ですな。次回頂く予定。で、鯖寿司をお願いしたのですが、これがまたなかなか秀逸。先の〆鯖と同じく、〆た片身から刺身状に五切れ切り出して、それを刻み生姜と刻み紫蘇と共に巻き寿司にするという、あまり他店ではない作戦。二人二貫ですが、ぺろっと。 相方も、〆鯖単品よりも、巻き寿司のほうが気に入った模様ですな。いやー大充実!

帰りかけに、お店雰囲気写真をパチリ。酒瓶の棚のところに、以前はおでんと寿司の木札があった以外は、基本「可笑味」の居抜きなのですが、まだまだ綺麗で、和食的とすると相当お洒落。
以上で 焼酎お湯割り2と、日本酒を蕎麦猪口で六杯?ぐらい吞んで、〆て確か¥16000ほどだったように記憶。。そんなに激安じゃないのですが、この質なので超超超超納得。。お若いスタッフがこれからどういう方向性に進むのか定点観測したいお店ですな。。
多分、1か月後ぐらいにまた次のネタを書きこんでいそうな予感なのですが、ご馳走様でした、また来ます!
◆つろく
住所:京都市中京区松屋町51
営業時間:17:00~23:00 日休(最新の営業状況はお店にご確認を!)
TEL:075-275-3926
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