ふくや 京都@三条通東洞院東入
2021
04
現在、コロナ対応で実食後2週間程度の時差が生じております。
色々バタバタしておりますが、週3・4軒程度の外食は普通に継続中。とはいえ、どういうお店に行くか!というのはかなり慎重に選択していて、ま、色々マイルール発動中。基本、三密回避で空いていそうなお店をチョイスしているのですが(滝汗)、今回はこのコロナ渦中に伺ったのに、結構な人気店!でしたのでご報告。確か、昨年暮れに某食い意地系blogネタで知ったのですが・・

一度覗きに行ったらコロナ休業中で、営業されているのを確認しやってきたのだ。 場所の説明が難しくて、三条通東洞院東入200mで南を向くと、このコインパーキングが見えるのですが、そのずーっと奥。突き当たって左にクランク折れすると・・

こういう、どう見ても民家にしか見えないお店が見えてくる。お店の名前は「ふくや京都」、本店は鎌倉にある山形料理を出すお洒落居酒屋バル的なお店で、こちらが2019年7月にオープンした京都支店。御店主がグラフィックスデザイナーからの転身という変わり種店なのですが、扉を開けると、そうかー!的な納得感があるのだ。

間口の狭さからは想像できない意外に広めな店内。入り口左側がキッチン前のカウンター席6席+壁に向かってカウンター席が4席ほど。壁に向かって席以外は満席だったので写真は遠慮しました。右側は4人テーブル席1・2人席1という。こちらは照明をぐっと落としてあり、目が慣れるまでは何を食べているのか分からないほど。そちらの2人席に入れてもらう。テーブル席側の席間ピッチはゆったり目なので、そんなに三密!と言う感じではないです。

メニューはカウンター席側の壁に張ってあり、注文はカウンターの隣にあるレジ前に行って注文する、ある種、合理的な方式。そんなに種類は多くは無いのですが、なかなかソソるものあり、且つお手頃価格なのだ。

お酒も山形産に拘っておられ、一合¥850から。あまり京都では見かけないのがあるなあ!と、いきなり麓井からスタートする我々なのだ。

お酒の出し方は、こういう片口か、グラス半合でもOK。明るそうに見えますが・・

何も工夫しないと、スマホでもこんな感じな照度。ま、落ち着いて呑めるのですが、ご飯は美味しそうに見えないので・・・

相方にお願いし、スマホのLEDランプを照明に(隣のテーブルの人からは相当な不審者に見えた模様・・・滝汗)。
まず一品目は、どこででもポテサラ食べる男ですので、「味噌ポテサラ」¥650からスタート。上に乗っかっているのが甘口に味付けした肉味噌。そんなに辛くなく、軽めのマヨ系ポテサラと見事な一体感を見せる一品。それに¥650とはなかなか良い値段だな!と思ったら、こういう居酒屋で出てくるポテサラ平均量の倍は確実にあるという、味噌好きには無条件でお勧めしたい充実の一品。

お次は〆鯖。京都のお洒落割烹系なお店で〆鯖をお願いすると、お酢量が少ない浅い〆のものが主流なのですが、これはざくざくとたっぷり甘酢に浸されて!という一品。付け合わせの生姜甘酢漬けが超偉大。で、これまたしっかり量で嬉しいのだ。相方曰く、〆鯖はこういう汁ダクのほうが、らしく感じるとの感想。

三品目は焼き砂肝とうがらし味噌で¥750なり。隠し包丁がしっかり入ったぶりぶり砂肝に合わせるのは、これまた自家製と思われるしっかり辛い唐辛子味噌。この味噌だけで超呑める一品なのですが、以降の料理の味変(のちほど出てくる「だし」にも合います)にも利用できるので、早めの注文が吉!かもです。

で、またレジのところでお姉さんにお酒を注文。チョイスしたのは山形正宗激濁り¥1000ですが、LEDライトが無いとお猪口に酒が注げないほど真っ暗なのだ(滝汗) なかなか濃厚なのですが、意外にスルスルと呑めてしまう危険な一杯。

更に「ソバ屋のちぢみ」で¥850なり。イカチヂミなのですが表面はかりっざくっと、中はしっとりで上出来! それを蕎麦出汁に付けていただくというのも面白い。テーブルに七味完備なので、しっかり入れてにっこり。
相方と、これは凄いなあ、外れのアテが無いよと驚きつつ、初めに注文したのがここまで。で、このお店の〆が・・・

こういう山形ローカル麺類で〆られるのが素敵なのですな。150円引きで半盛りがお願いできるのが嬉しい酒のみなのですが、もう一品軽めのアテも欲しい!ということに。(たしか酒ももう一合追加したが、写真が無いのだ~)

「山形のだしやっこ」で¥550なり。ここでいう「だし」とは、みじん切りにした胡瓜に茄子、大葉、みょうがを合えて昆布で粘りを加えた山形の郷土料らしい。類似のものはあちこちの地方で見るのですが、山形は粘りがポイントですな。 なかなか乙なお味。

で、先客のカップルが撤収されたので、お隣の席をパチリ。丁度緊急事態宣言真っただ中で17:00オープンの19:00までアルコール提供、20:00撤収の日なのですが、驚くべきことにカウンターは余裕で二回転目に突入するという・・・。ちなみに我々が多分最高年齢で平均年齢は三十代半ば行くかなあ?という、意外にお若いお店なのですが、理由は支払い時に判明。

で、私はあっつい肉そばハーフで¥800なり。鶏と鰹の合わせダシ。鶏チャーシューは親鳥(ひね鶏)の超超超超歯ごたえのある面白い食感のもので、ぐりんぐりんとした腰の極太平打ち蕎麦と意外にあうという発見。日本酒をしこたま飲んだあとの〆に非常~に適切感あり! が・・・・

相方が注文したあっつい鶏中華ハーフ¥800がこれまた旨い。こちらもスープは鶏+鰹ダシのようですが、少々甘味を乗せた感じで、揚げ玉の香ばしさ&三つ葉が超偉大!

麺はこういう、和風ラーメンには採用が多そうな、ちぢれ中太多加水中華麺。個人的にはこのスープと具の構成で、先の蕎麦を食べてみたい!と言う感想。いやはやお腹パンパン。
店内から、山形県出身の我が最年少FB友に「このお店はご存知?」と確認したら、京都山形県人会では既に知れ渡っているようで、「あのお店は少々、山間部のメニューが多いかも」という、地元民でないと分からないコメントが(汗) 結局、日本酒は三合しか飲まなかったのですが、暗闇でしょぼしょぼとこの春の内緒イベントの打ち合わせなど行いつつ、まったりできた1時間半。〆て¥8000ほどというなんだか非常~にお手軽価格で少々びっくり。。。。(酒が少なかったというのもありますが。。。)
これはなんとも使いやすいお店ですなあ。またあの極太平打ち蕎麦をぐいぐいと食べたくなったら寄る気満々店。ぜひ次回はつったい(山形弁で冷たい)蕎麦を食べたいと思います。ご馳走様でした!
◆ふくや 京都
住所:京都市中京区菱屋町39
営業時間:17:00~翌1:00 木休 (最新の営業状況は、お店にご確認を)
TEL:075-251-2900
色々バタバタしておりますが、週3・4軒程度の外食は普通に継続中。とはいえ、どういうお店に行くか!というのはかなり慎重に選択していて、ま、色々マイルール発動中。基本、三密回避で空いていそうなお店をチョイスしているのですが(滝汗)、今回はこのコロナ渦中に伺ったのに、結構な人気店!でしたのでご報告。確か、昨年暮れに某食い意地系blogネタで知ったのですが・・

一度覗きに行ったらコロナ休業中で、営業されているのを確認しやってきたのだ。 場所の説明が難しくて、三条通東洞院東入200mで南を向くと、このコインパーキングが見えるのですが、そのずーっと奥。突き当たって左にクランク折れすると・・

こういう、どう見ても民家にしか見えないお店が見えてくる。お店の名前は「ふくや京都」、本店は鎌倉にある山形料理を出すお洒落居酒屋バル的なお店で、こちらが2019年7月にオープンした京都支店。御店主がグラフィックスデザイナーからの転身という変わり種店なのですが、扉を開けると、そうかー!的な納得感があるのだ。

間口の狭さからは想像できない意外に広めな店内。入り口左側がキッチン前のカウンター席6席+壁に向かってカウンター席が4席ほど。壁に向かって席以外は満席だったので写真は遠慮しました。右側は4人テーブル席1・2人席1という。こちらは照明をぐっと落としてあり、目が慣れるまでは何を食べているのか分からないほど。そちらの2人席に入れてもらう。テーブル席側の席間ピッチはゆったり目なので、そんなに三密!と言う感じではないです。

メニューはカウンター席側の壁に張ってあり、注文はカウンターの隣にあるレジ前に行って注文する、ある種、合理的な方式。そんなに種類は多くは無いのですが、なかなかソソるものあり、且つお手頃価格なのだ。

お酒も山形産に拘っておられ、一合¥850から。あまり京都では見かけないのがあるなあ!と、いきなり麓井からスタートする我々なのだ。

お酒の出し方は、こういう片口か、グラス半合でもOK。明るそうに見えますが・・

何も工夫しないと、スマホでもこんな感じな照度。ま、落ち着いて呑めるのですが、ご飯は美味しそうに見えないので・・・

相方にお願いし、スマホのLEDランプを照明に(隣のテーブルの人からは相当な不審者に見えた模様・・・滝汗)。
まず一品目は、どこででもポテサラ食べる男ですので、「味噌ポテサラ」¥650からスタート。上に乗っかっているのが甘口に味付けした肉味噌。そんなに辛くなく、軽めのマヨ系ポテサラと見事な一体感を見せる一品。それに¥650とはなかなか良い値段だな!と思ったら、こういう居酒屋で出てくるポテサラ平均量の倍は確実にあるという、味噌好きには無条件でお勧めしたい充実の一品。

お次は〆鯖。京都のお洒落割烹系なお店で〆鯖をお願いすると、お酢量が少ない浅い〆のものが主流なのですが、これはざくざくとたっぷり甘酢に浸されて!という一品。付け合わせの生姜甘酢漬けが超偉大。で、これまたしっかり量で嬉しいのだ。相方曰く、〆鯖はこういう汁ダクのほうが、らしく感じるとの感想。

三品目は焼き砂肝とうがらし味噌で¥750なり。隠し包丁がしっかり入ったぶりぶり砂肝に合わせるのは、これまた自家製と思われるしっかり辛い唐辛子味噌。この味噌だけで超呑める一品なのですが、以降の料理の味変(のちほど出てくる「だし」にも合います)にも利用できるので、早めの注文が吉!かもです。

で、またレジのところでお姉さんにお酒を注文。チョイスしたのは山形正宗激濁り¥1000ですが、LEDライトが無いとお猪口に酒が注げないほど真っ暗なのだ(滝汗) なかなか濃厚なのですが、意外にスルスルと呑めてしまう危険な一杯。

更に「ソバ屋のちぢみ」で¥850なり。イカチヂミなのですが表面はかりっざくっと、中はしっとりで上出来! それを蕎麦出汁に付けていただくというのも面白い。テーブルに七味完備なので、しっかり入れてにっこり。
相方と、これは凄いなあ、外れのアテが無いよと驚きつつ、初めに注文したのがここまで。で、このお店の〆が・・・

こういう山形ローカル麺類で〆られるのが素敵なのですな。150円引きで半盛りがお願いできるのが嬉しい酒のみなのですが、もう一品軽めのアテも欲しい!ということに。(たしか酒ももう一合追加したが、写真が無いのだ~)

「山形のだしやっこ」で¥550なり。ここでいう「だし」とは、みじん切りにした胡瓜に茄子、大葉、みょうがを合えて昆布で粘りを加えた山形の郷土料らしい。類似のものはあちこちの地方で見るのですが、山形は粘りがポイントですな。 なかなか乙なお味。

で、先客のカップルが撤収されたので、お隣の席をパチリ。丁度緊急事態宣言真っただ中で17:00オープンの19:00までアルコール提供、20:00撤収の日なのですが、驚くべきことにカウンターは余裕で二回転目に突入するという・・・。ちなみに我々が多分最高年齢で平均年齢は三十代半ば行くかなあ?という、意外にお若いお店なのですが、理由は支払い時に判明。

で、私はあっつい肉そばハーフで¥800なり。鶏と鰹の合わせダシ。鶏チャーシューは親鳥(ひね鶏)の超超超超歯ごたえのある面白い食感のもので、ぐりんぐりんとした腰の極太平打ち蕎麦と意外にあうという発見。日本酒をしこたま飲んだあとの〆に非常~に適切感あり! が・・・・

相方が注文したあっつい鶏中華ハーフ¥800がこれまた旨い。こちらもスープは鶏+鰹ダシのようですが、少々甘味を乗せた感じで、揚げ玉の香ばしさ&三つ葉が超偉大!

麺はこういう、和風ラーメンには採用が多そうな、ちぢれ中太多加水中華麺。個人的にはこのスープと具の構成で、先の蕎麦を食べてみたい!と言う感想。いやはやお腹パンパン。
店内から、山形県出身の我が最年少FB友に「このお店はご存知?」と確認したら、京都山形県人会では既に知れ渡っているようで、「あのお店は少々、山間部のメニューが多いかも」という、地元民でないと分からないコメントが(汗) 結局、日本酒は三合しか飲まなかったのですが、暗闇でしょぼしょぼとこの春の内緒イベントの打ち合わせなど行いつつ、まったりできた1時間半。〆て¥8000ほどというなんだか非常~にお手軽価格で少々びっくり。。。。(酒が少なかったというのもありますが。。。)
これはなんとも使いやすいお店ですなあ。またあの極太平打ち蕎麦をぐいぐいと食べたくなったら寄る気満々店。ぜひ次回はつったい(山形弁で冷たい)蕎麦を食べたいと思います。ご馳走様でした!
◆ふくや 京都
住所:京都市中京区菱屋町39
営業時間:17:00~翌1:00 木休 (最新の営業状況は、お店にご確認を)
TEL:075-251-2900
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