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毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

食堂ほかげでディナー(3)@河原町通丸太町上ル

2021
25
京都市内には「食堂」を名乗る割烹店や洋食店が、有名・無名含めて意外に沢山あり、そのネーミングの由来は、御店主の「食堂のように気軽に使ってもらえたら・・・・」という思いが込められている、と理解しているのですが、食堂と呼ぶには、少々お金持ち向けのお店が多い?というのが我々の感覚。
なぜだか、京都で食堂を名乗るお店には人気店が多くて、御店主の心意気は「食堂なのだ!」なんでしょうが、席が取れないのでご縁が無い我々。支払いに見合うお料理の質+αは当然確保されているのは分かっているのですが、少々微妙な心持ち。

その中で、我々の金銭感覚で良い食堂だ!だと思っているカウンター居酒屋割烹、「食堂ほかげ」。 河原町通丸太町上ルで既に開店9年目の小料理屋的なお店なのですが、前日予約して、久々にやってきた土曜日の18:00。「あーやっぱり!ここは好きだな」と再認識したという、ご報告です。

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緊急事態宣言解除後ですが、営業時間は御覧の時短営業中。開店一組目の客として店内に。カウンター10席だけの御店主とアルバイトのお姉さんの2名体制のミニマル店。ちなみにミシュランビブグルマンに6年連続選出されているのですが、旨いものは高級食材だ!という発想の人には受け入れられないお店ではないか、と思いつつ。

食堂ほかげ(小)_012

メニューは、カウンターの目の前に短冊が並んで張り付けてある方式。そんなに種類は豊富ではなく、高級食材も無いのですが、ツボを押さえた、季節感を感じられる食材がお手頃価格で頂ける非常に良心的なラインナップ。しかし、キッチン内が綺麗に整っているお店に間違いはありませんな。 で、更に・・・・

食堂ほかげ(小)_013

普段、日本酒は滋賀酒、新潟酒に拘れているのですが、コロナ渦中でラインナップを絞っておられて、当日は滋賀推し状態でした。大体七勺売りぐらいの感じですかね。 で、少々寒かったので・・・

食堂ほかげ(小)_002

芋焼酎のお湯割りを頂きつつ、今日は何にしようかなあ~ということに。

食堂ほかげ(小)_003

まずは、刺身系が欲しいなあとベタなところで、鯖きずし¥1100なり。コロナ渦中なので魚の種類はしぼっている代わりに、量はしっかり。〆具合も程よく、浅いきずしが苦手な相方もこれは大納得。添えてあるぎゅっと酢が入った胡瓜も良いのだ。

食堂ほかげ(小)_004

舞鶴産のさわら造りは¥1300なり。確か半分は皮のほうを炙っていたような。しかし、これまた超肉厚でうっとりーなのだ。間違いないです、はい。

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で確か日本酒にスイッチ。確か、初桜→北島と進捗したように記憶。

食堂ほかげ(小)_005

富山産ほたるいかの酢味噌和えは¥850なり。京都中で季節になると食べられるほたるいか。それも京都産ではなく富山産が定着したのはどういうわけなんですかねえ。 ほかげでも春の定番ですが、酢味噌和えにパプリカを使っているのは京都市内でも多分、こちらだけかな。甘いパプリカにほたるいかが意外に合う!という発見。

御店主は私と同じで、知っている人には喋れるけれど意外に人見知りではないかと想像するのですが、「京都でここだけですね!」、「旨いですね!」など短文で感想を述べつつ、なんだかまろやかな気分になってくるのですな。


食堂ほかげ(小)_007

今回初めて頂いた気がする「揚げ茄子のふきのとう味噌」で¥800なり。揚げ茄子に八丁味噌系の甘い味噌を絡めるのは、ま、他のお店と同じなのですが、茄子と一緒にふきのとうを素揚げにし、その刻んだものをお料理を出す直前に味噌に混ぜ込むという手法。香ばしさと春のほろ苦さのマッチングがなんとも激しく日本酒を誘う一品。

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もしかすると、これも初めて頂いたかも?な「トリッパ味噌煮込み」で¥900なり。上に乗っている茶色い野菜は、胡瓜の奈良漬け。それに味噌煮込みの柔らかいトリッパが絶妙に合うのだ!という発見。食材は洋風ですが味付けは純和風。いやー、これまた旨し。

食堂ほかげ(小)_010

これは燗だよね~!と多分、喜楽長か浅茅生をお願いしたような (もう、大分酔っ払っております)
炊きあがるのに30分かかる釜炊きご飯が美味しくて、また最小量が1.5合なので半分はお持ち帰りになるパターンなのですが、今日はもうちょっと呑みたいよね!ということで、ご飯はあきらめてアテを2つ追加。

食堂ほかげ(小)_009

焼いた魚も食べたい!とお願いしたヒラマサ柚庵焼は¥900なり。なんだか肉厚で、このサイズで¥900で出していて良いのか!なのですが、付け合わせの金柑が何気に偉大な一皿。これまた、激しく熱燗の友ですな・・・・。

食堂ほかげ(小)_011

更にアテ。蒸し鶏と菜の花の辛し和えは¥750なり。予想外のなんだかプリティな佇まい、辛子しっかり目でお願いしましたが、さっぱりしてGOOD!。


結局、焼酎お湯割り2に冷酒2種、燗酒2種を制覇し、〆ご飯抜きで今日はこれぐらいにしておこう!ということに。以上で¥12000チョイ、という大大大大納得価格でした。

季節代わりに蟹!雲丹!など高級食材に流れることなく、普段使いのおいしさをお手軽価格で提供し続ける、なんだかストイックなお店ですが、それにシンパシーを感じる我々。お店方針で貸し切りはお願いしにくいので、大勢で行きにくいのが唯一の欠点ですが、またカップルか四人まででしんみり吞みに行きたいと思います。ご馳走様でした!。
 
 

 
 
◆食堂ほかげ

住所:上京区河原町通丸太町上る出水町273-1
営業時間:18:00~23:00(L.O.22:30) 月休 (最新の営業状況はお店にお問い合わせを)
TEL:075-748-1539


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