超久々、コリスでディナー(14)@松原通
2021
17
昨年からのコロナ渦中でも、京都の人気レストランでは、何回電話を入れても前週予約では全くと言ってよいほど予約が取れない!と言う状況。今回ご紹介するフレンチ洋食店、「コリス」も例外ではなく、毎月末日に2か月先の月末までの予約が入れられるシステムで、昨年も4・5回は電話したのですが、結局予約取れず。
元々詰め詰めで14席のこじんまり店なのに、席を間引いて、最大3組で営業中(6人入れる半個室スペースは4人までに)。コロナのおかげで更に席争奪戦が厳しくなったのですな。が、もう丸1年以上ご無沙汰しているので行こう!ということになり、相方がマメに「空きが出来ましたか~?」と、確認電話をちょくちょく入れてくれ、ようやく4週間後の土曜日15:30に予約OK。が、予約日の数日前に、予約日の夕方にキャンセルが出て、17:30からの予約に変更して頂いたのだ。わざわざ電話頂いて、ありがとうございます!

前のblogから累積14回目の訪問で、我が家でも全メニューの制覇を狙っている!と明言しているお店なのですが、ま、それほどお気に入りの一軒というわけで。今回は、4人テーブルを確保しやってきた17:30。ま、色々ありますので、ぼわーっとご紹介(滝汗)。

当日の黒板メニューがこちら。いつもながらソソるもの多数。これとは別に、ハンバーグやカツレツなどの洋食メニューも30種類近くあるので、メニュー数は非常に豊富なのが嬉しい一軒。

まずは泡ボトルから。仏アルザス、Beck Hartweg Crémant d'Alsace Brutなり。たまにお見掛けするボトルですが、コリスで呑んだのが初めてだったような。比較的しっかり目で甘すぎないフルーティさ。フライ物とかに良く合いそう(とはいえ、そこに行きつくまでに無くなるのですが汗)。たしか¥5000ぐらいで、ボトルはそれぐらいのプライスゾーンで各種揃えておられます。

昼間でもアルコールをお願いすると、こういう突き出しが付いてくるサービスあり。特にしらすてんこ盛りのカナッペ大推薦。焼きトマトもお気に入り。

で、更にお料理には、巨大なカリカリ系バゲットがついてくるのですが、添えてあるトマトペーストとタップナード(黒オリーブとアンチョビのペースト)が、これまたパン劇消化系。お料理のソースに使っても面白い効果アリ。
以前は、1人二切れがバーン!だったのですが、流石に大杉なので、それは見直しされた模様。

前菜は、多分初挑戦メニュー「桜ブリのカルパッチョ」で¥2500なり。半分に切ってある柑橘類は沖縄の「シークァーサー」なのだ。オレンジとレモンの中間ほどの感じですが、脂のりのりの厚切りのブリに素敵に合うのですな。味付けは控えめで、焼きズッキーニ、さっと湯通しした歯ごたえの良い薄切り蓮根、ボイルした菜の花と合わせてあるのも芸細やか。

パンに合うものを!と、お願いしたフォアグラのテリーヌ¥1950なり。つい切ってしまった写真。塩加減も過剰ではないのですが口解け良く、これ1切れがあればバゲットが一本食えてしまえそうなお気に入り。自家製の干し葡萄も美味しい。80℃のオーブンで三時間ほどだったかな・・・自宅でもやろうと思った一品。

で、ロゼかしっかり目の白ボトルを提案してもらうのですが、オレンジもありますよ!ということだったのでそちらに。伊ラティオから、自然派の造りで、Ruscum Monastero Di Vitorchiano 2018なり。トレッビアーノ45%、マルヴァジア35%、ヴェルディッキオ20%で、見事な濃い山吹色の美しいワイン。自然派というと田舎臭さが気になるものもあるのですが、これは非常に綺麗な味わいで美味しかったです。お勧め!

黒板メニュー以外のグランドメニューの洋食を注文すると付いてくるハムサラダ。辛くない新タマネギのしゃきしゃき感! こういうのもちゃんと美味しいのだ。

実は、14年ほど前に初めて来た時、初めて食べたランチの皿がこちらでした。ハンバーグとサーモンフライなり。このサーモンフライがジューシー!肉厚で旨い!のですが、4人でシェアするので、二等分で出してくれました。で・・・・

久々にお目に掛かれたハンバーグ。まったく子供に媚びていないビターな味付けのデミグラスソースなのですが、深ーい味わいで美味しいのだ。パン&赤ワインに合いまくり系。。京都市内で旨いハンバーグ店は無いか??と問われたら、間違いなくご紹介する一軒ですな。

これは軽やか目の赤でしょう?と出して貰った仏 Rouge Les Marcottes Vincent Tricot なり。ガメイ100%のビオ。タンニンも少々感じるのですが、プルーン系な味わいでするするするーっと呑めてしまう一杯。

鴨モモ肉コンフィは¥2900なり。完全にやわやわにはオイル煮していないタイプで、程良い歯ごたえ。鴨の旨味しっかりで食べ応えありですな。添えてあるのは巨大な玉ねぎのオーブン焼も含めて味付けは非常に控えめなのも好印象。

更にデミグラスソース系のお料理から、久々にお目に掛かったブルーチーズのカツレツ。トンカツの中に結構臭う系ブルーチーズががっしり入っている一品。

切ると中から、とろーんとブルーチーズが。ビターなデミグラスソースと一緒に頂くと、子供にはあまりウケないであろうなあ?と思うのですが、間違いなくワインの上質なアテ。パンも劇消化!
で、いやはや結構食べたよね!なのですが、〆はあれでしょう??ということに。

で、コリスならこれを食わねばなるまい!な映えメニュー、ビフカツサンド。見事な火入れで相変わらず美味しい。

今回はマスタードをぬりぬりしてパックリ。基本、どれも味付けは控えめで、素材そのものの味で勝負!のような調理方針なので、ついつい沢山食べてしまいますな。いやはや大満足。

とはいえ、甘いものは別腹。アイスクリームをお願いすると、グワーワーンと唸るアイスクリームマシン!間違いなく作りたてアイス!が登場するのがコリスのお決まり。(狭いお店を揺るがす、工事現場のような大きな音が出るのでびっくりします汗) ラムレーズンとキャラメルなのですが、半端ない口解け。やっぱり美味しいわー!と大好評。

で、濃厚なエスプレッソを頂いて充実ディナー終了。ワインがボトルで3本だったので、結局1人¥8000でした。いやー大満腹なり。
いつもながら、ぱっと思いついてからでは席は非常に取りにくいお店なのですが、ちゃんと計画的&こまめにお願いすれば何とかなる状況。今年は、あと何回は4人単位で来よう!と狙っております。ご馳走様でした。また、近日中にぜひ。
◆コリス
住所:京都市東山区松原通大和大路東入2丁目轆轤町101
営業時間:11:30~19:00(L.O) 閉店21:00 火休
(最新の営業状況は、お店にご確認を)
TEL:075-561-9281
元々詰め詰めで14席のこじんまり店なのに、席を間引いて、最大3組で営業中(6人入れる半個室スペースは4人までに)。コロナのおかげで更に席争奪戦が厳しくなったのですな。が、もう丸1年以上ご無沙汰しているので行こう!ということになり、相方がマメに「空きが出来ましたか~?」と、確認電話をちょくちょく入れてくれ、ようやく4週間後の土曜日15:30に予約OK。が、予約日の数日前に、予約日の夕方にキャンセルが出て、17:30からの予約に変更して頂いたのだ。わざわざ電話頂いて、ありがとうございます!

前のblogから累積14回目の訪問で、我が家でも全メニューの制覇を狙っている!と明言しているお店なのですが、ま、それほどお気に入りの一軒というわけで。今回は、4人テーブルを確保しやってきた17:30。ま、色々ありますので、ぼわーっとご紹介(滝汗)。

当日の黒板メニューがこちら。いつもながらソソるもの多数。これとは別に、ハンバーグやカツレツなどの洋食メニューも30種類近くあるので、メニュー数は非常に豊富なのが嬉しい一軒。

まずは泡ボトルから。仏アルザス、Beck Hartweg Crémant d'Alsace Brutなり。たまにお見掛けするボトルですが、コリスで呑んだのが初めてだったような。比較的しっかり目で甘すぎないフルーティさ。フライ物とかに良く合いそう(とはいえ、そこに行きつくまでに無くなるのですが汗)。たしか¥5000ぐらいで、ボトルはそれぐらいのプライスゾーンで各種揃えておられます。

昼間でもアルコールをお願いすると、こういう突き出しが付いてくるサービスあり。特にしらすてんこ盛りのカナッペ大推薦。焼きトマトもお気に入り。

で、更にお料理には、巨大なカリカリ系バゲットがついてくるのですが、添えてあるトマトペーストとタップナード(黒オリーブとアンチョビのペースト)が、これまたパン劇消化系。お料理のソースに使っても面白い効果アリ。
以前は、1人二切れがバーン!だったのですが、流石に大杉なので、それは見直しされた模様。

前菜は、多分初挑戦メニュー「桜ブリのカルパッチョ」で¥2500なり。半分に切ってある柑橘類は沖縄の「シークァーサー」なのだ。オレンジとレモンの中間ほどの感じですが、脂のりのりの厚切りのブリに素敵に合うのですな。味付けは控えめで、焼きズッキーニ、さっと湯通しした歯ごたえの良い薄切り蓮根、ボイルした菜の花と合わせてあるのも芸細やか。

パンに合うものを!と、お願いしたフォアグラのテリーヌ¥1950なり。つい切ってしまった写真。塩加減も過剰ではないのですが口解け良く、これ1切れがあればバゲットが一本食えてしまえそうなお気に入り。自家製の干し葡萄も美味しい。80℃のオーブンで三時間ほどだったかな・・・自宅でもやろうと思った一品。

で、ロゼかしっかり目の白ボトルを提案してもらうのですが、オレンジもありますよ!ということだったのでそちらに。伊ラティオから、自然派の造りで、Ruscum Monastero Di Vitorchiano 2018なり。トレッビアーノ45%、マルヴァジア35%、ヴェルディッキオ20%で、見事な濃い山吹色の美しいワイン。自然派というと田舎臭さが気になるものもあるのですが、これは非常に綺麗な味わいで美味しかったです。お勧め!

黒板メニュー以外のグランドメニューの洋食を注文すると付いてくるハムサラダ。辛くない新タマネギのしゃきしゃき感! こういうのもちゃんと美味しいのだ。

実は、14年ほど前に初めて来た時、初めて食べたランチの皿がこちらでした。ハンバーグとサーモンフライなり。このサーモンフライがジューシー!肉厚で旨い!のですが、4人でシェアするので、二等分で出してくれました。で・・・・

久々にお目に掛かれたハンバーグ。まったく子供に媚びていないビターな味付けのデミグラスソースなのですが、深ーい味わいで美味しいのだ。パン&赤ワインに合いまくり系。。京都市内で旨いハンバーグ店は無いか??と問われたら、間違いなくご紹介する一軒ですな。

これは軽やか目の赤でしょう?と出して貰った仏 Rouge Les Marcottes Vincent Tricot なり。ガメイ100%のビオ。タンニンも少々感じるのですが、プルーン系な味わいでするするするーっと呑めてしまう一杯。

鴨モモ肉コンフィは¥2900なり。完全にやわやわにはオイル煮していないタイプで、程良い歯ごたえ。鴨の旨味しっかりで食べ応えありですな。添えてあるのは巨大な玉ねぎのオーブン焼も含めて味付けは非常に控えめなのも好印象。

更にデミグラスソース系のお料理から、久々にお目に掛かったブルーチーズのカツレツ。トンカツの中に結構臭う系ブルーチーズががっしり入っている一品。

切ると中から、とろーんとブルーチーズが。ビターなデミグラスソースと一緒に頂くと、子供にはあまりウケないであろうなあ?と思うのですが、間違いなくワインの上質なアテ。パンも劇消化!
で、いやはや結構食べたよね!なのですが、〆はあれでしょう??ということに。

で、コリスならこれを食わねばなるまい!な映えメニュー、ビフカツサンド。見事な火入れで相変わらず美味しい。

今回はマスタードをぬりぬりしてパックリ。基本、どれも味付けは控えめで、素材そのものの味で勝負!のような調理方針なので、ついつい沢山食べてしまいますな。いやはや大満足。

とはいえ、甘いものは別腹。アイスクリームをお願いすると、グワーワーンと唸るアイスクリームマシン!間違いなく作りたてアイス!が登場するのがコリスのお決まり。(狭いお店を揺るがす、工事現場のような大きな音が出るのでびっくりします汗) ラムレーズンとキャラメルなのですが、半端ない口解け。やっぱり美味しいわー!と大好評。

で、濃厚なエスプレッソを頂いて充実ディナー終了。ワインがボトルで3本だったので、結局1人¥8000でした。いやー大満腹なり。
いつもながら、ぱっと思いついてからでは席は非常に取りにくいお店なのですが、ちゃんと計画的&こまめにお願いすれば何とかなる状況。今年は、あと何回は4人単位で来よう!と狙っております。ご馳走様でした。また、近日中にぜひ。
◆コリス
住所:京都市東山区松原通大和大路東入2丁目轆轤町101
営業時間:11:30~19:00(L.O) 閉店21:00 火休
(最新の営業状況は、お店にご確認を)
TEL:075-561-9281
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