老上海@京都現地系中華料理店巡り19
2021
20
一部のマニアック系友人のウケが良いので気に入っているネタ、現地系中華料理店巡り、その19です。
こういう事を続けていると、行ったことがないお店を教えてくれる奇特な方が現れるもので、この桃山南口前の中華料理店ネタを書いたときに教えて頂いたお店を覗きに行こうということに。

お店の名前は老上海。場所は深草周辺ではなく、東九条。地下鉄九条駅から東に徒歩5分ほどの河原町通沿いという立地。5階建ての市営住宅の1階に店舗があり、店前に2台ほどの駐車スペース完備。今回はこの後、腹ごなしで京都文化博物館まで散歩する!と言う作戦なので、電車でやってきた11:00チョイ過ぎ。

どうも、中年のご店主1人で回している時間帯のようで、こんにちわー!と声掛けしても奥から出てこられず、少々まごつきながら、席確保。四人掛けテーブルが6席ほどのこじんまり店。先客がカップル1組で、奥のテーブルに予約の札が。

こういう壁のペインティングで、店内はおもいっきり現地系っぽい感じなのですが・・・

お店の一角にこういうこじんまり中華物販コーナーがあるのがなんだか現地系!という雰囲気バリバリですなあ。

メニューを確認。売りは小籠包、ワンタンに豚まん、餃子のような点心類。ちゃんと日本語表記なので安全安心。更に・・・

かなり豊富なメニュー編成。この3倍近くスタンバイ。麻辣系なメニューもあるので上海に拘らず、色々な地方料理を出される方針な模様。ランチメニューも¥800~¥900前後ぐらいで各種揃っており、学生さん向けにご飯てんこ盛り!なのですが、我々はアラカルトで焼き小籠包を食べるのだ!ということに。 超悩んで4種類を厳選注文。

ちなみに写真のメニューがでかでかと壁張りされていて、そちらにグランドメニューには無いものがあるので要チェックですな。日本語はそんなに達者ではないと思われるシェフが、一生懸命メニューを訊きに来てくれるのだ。ま、シェフはトレーナーにジーンズ、エプロン姿でおもいっきり普段着なのも、こういう現地系家族経営店ではありがちな風景。

とりあえず、目の前の冷蔵庫から出して貰った瓶ビールを頂きつつ、のんびりとお料理を待つ。この後、3人組の予約客、初めのカップルと入れ替わりでカップル、更に中国留学生とおぼしきお兄さん2名が次々にやってきて、おお!想像以上に人気店ではないか!と恐れ入るのですが、12:00にフロア担当のお姉さんが出勤されるまでは、キッチン内は大変そうな状況。(後程、ビール2本目は、自分達で冷蔵庫から出してきたりですな・・・汗)

まずは、「锅包肉」 グオバオロー¥1000から。中国出張が多かった時代、結構お気に入りだったメニューで、壁張り写真で発見し、注文してみたもの。豚のフィレ肉を1cmほどの薄切りにして叩いて作っている豚肉のみ酢豚!的な。衣がサクサクで、どことなく、杏子や無花果の甘味を思い出す、円やか甘酢餡が超絡むのですな。なかなか乙な一品ですが四人でシャアしてもイケそうなしっかり量。

更に壁張りの「西安刀削麺」ポスターに惹かれてお願いしてみた、台湾刀削麺。お値段不明ですが¥800までだと予想。これが、辛いですよ!という説明無しで、するっと出すのは怒る人が居そうな限界辛さ。いやー、目から火が出る!の一歩手前なのですが、コクのあるスープと相まって辛旨い!のだ。ニラやもやしもシャキシャキですし、御店主の腕は確かですな。

麺は、御覧の幅広ビロビロ麺。。ポスターから想像するに、日本国内でお店向けに刀削麺の生麺を販売している会社がありそうですな。 辛い物が平気な相方と、これはなかなか良いよね~と大絶賛状態。テーブル上には点心用に中国醤油やお酢、ラー油2種(普通の辛さと具沢山で超辛いの)がスタンバっているので、適宜お好みで。

ワンタンは¥680なり。中サイズの丼で、岩海苔が入っているさっぱり味のスープには・・・・・

小ぶりの餃子ほどあるプリン!としたワンタンが、合計10個ほどという大判振る舞い。ちゅるんとした柔らかい皮のワンタンでは無くて、水餃子の小型版というようなムチムチ系。これも適宜、お酢や具沢山ラー油などを駆使して頂くと美味しさ倍増ですな。
で、ここまでのお料理は入店20分で1つ目が出てきて、3つ目まで30分で揃ったのですが、なにせ1人で回されているのに我々入店後20分ほどで3組がほぼ当時入店され、お次の焼き小籠包までが結構長かった。途中で、小籠包は少々遅くなりますが!とシェフのフォローがあるのですが、ビールなど飲みつつ更に待つこと30分。(全然急いでいないので、我々は無問題なのですが・・・)

ようやくお目に掛かった、焼き小籠包で¥550なり。直径5cm弱はありそうな結構大ぶりサイズ。底面だけ揚げ焼かれていてパリッパリ。上はむっちむちという食感のハーモニーが楽しい。

割ると中からアツアツのスープがだららららー!と大量に流れだしてくるのが嬉しいですな。いやはや、大満腹になりました。キッチン内には入らなかったのか、客席側にでかい業務用冷蔵庫が二台置いてあって、注文を受けるたびにちょこちょこ食材を出しておられるので、先のワンタンやこの焼き小籠包は冷凍物だと想像されるのですが、最近の冷凍食材を舐めてはいけない!という感想。
以上で瓶ビール2で、〆て¥4000ほどだったように記憶。ランチの昼ビールには非常に適切な一軒ですが、ランチ客の料理出しが優先なので、アラカルトで注文すると、かなりノンビリモードになるかもです。
とは言え、シェフの腕は非常~に確かっぽいので、また他のものを食べてみたくなった一軒。基本、気長な人向けに大推薦!なのだ。ご馳走様でした。
◆老上海
住所:京都市南区東九条南岩本町6-103
営業時間:11:00~14:30 17:00~22:00 月休(月祝日時は火休)
TEL:050-5258-5642

お腹がパンパンになったので、腹減らしがてら北に向かおうと、京都駅を南北に横断し、やってきた高瀬川七条橋。この路地をゆるゆると散歩するのが、この季節心地よいですな。

近隣にお住まいの方が植えているお花を愛でつつ、北上。今回のお目当ては・・・

京都文化博物館での特別展「よみがえる承久の乱」を見学。こういう歴史系イベントも好きな我々ですが、戦国時代以前の日本史は相方共々苦手で、ハイブローすぎて付いていけず汗汗。研究者の方が大勢来られていたようで、展示物の前に釘付けで5分ほど固まっているおじさん・おばさん多数。
来年の大河繋がりなのですが、来年の大河にもついて行けるのか微妙~な心持ちですな。
こういう事を続けていると、行ったことがないお店を教えてくれる奇特な方が現れるもので、この桃山南口前の中華料理店ネタを書いたときに教えて頂いたお店を覗きに行こうということに。

お店の名前は老上海。場所は深草周辺ではなく、東九条。地下鉄九条駅から東に徒歩5分ほどの河原町通沿いという立地。5階建ての市営住宅の1階に店舗があり、店前に2台ほどの駐車スペース完備。今回はこの後、腹ごなしで京都文化博物館まで散歩する!と言う作戦なので、電車でやってきた11:00チョイ過ぎ。

どうも、中年のご店主1人で回している時間帯のようで、こんにちわー!と声掛けしても奥から出てこられず、少々まごつきながら、席確保。四人掛けテーブルが6席ほどのこじんまり店。先客がカップル1組で、奥のテーブルに予約の札が。

こういう壁のペインティングで、店内はおもいっきり現地系っぽい感じなのですが・・・

お店の一角にこういうこじんまり中華物販コーナーがあるのがなんだか現地系!という雰囲気バリバリですなあ。

メニューを確認。売りは小籠包、ワンタンに豚まん、餃子のような点心類。ちゃんと日本語表記なので安全安心。更に・・・

かなり豊富なメニュー編成。この3倍近くスタンバイ。麻辣系なメニューもあるので上海に拘らず、色々な地方料理を出される方針な模様。ランチメニューも¥800~¥900前後ぐらいで各種揃っており、学生さん向けにご飯てんこ盛り!なのですが、我々はアラカルトで焼き小籠包を食べるのだ!ということに。 超悩んで4種類を厳選注文。

ちなみに写真のメニューがでかでかと壁張りされていて、そちらにグランドメニューには無いものがあるので要チェックですな。日本語はそんなに達者ではないと思われるシェフが、一生懸命メニューを訊きに来てくれるのだ。ま、シェフはトレーナーにジーンズ、エプロン姿でおもいっきり普段着なのも、こういう現地系家族経営店ではありがちな風景。

とりあえず、目の前の冷蔵庫から出して貰った瓶ビールを頂きつつ、のんびりとお料理を待つ。この後、3人組の予約客、初めのカップルと入れ替わりでカップル、更に中国留学生とおぼしきお兄さん2名が次々にやってきて、おお!想像以上に人気店ではないか!と恐れ入るのですが、12:00にフロア担当のお姉さんが出勤されるまでは、キッチン内は大変そうな状況。(後程、ビール2本目は、自分達で冷蔵庫から出してきたりですな・・・汗)

まずは、「锅包肉」 グオバオロー¥1000から。中国出張が多かった時代、結構お気に入りだったメニューで、壁張り写真で発見し、注文してみたもの。豚のフィレ肉を1cmほどの薄切りにして叩いて作っている豚肉のみ酢豚!的な。衣がサクサクで、どことなく、杏子や無花果の甘味を思い出す、円やか甘酢餡が超絡むのですな。なかなか乙な一品ですが四人でシャアしてもイケそうなしっかり量。

更に壁張りの「西安刀削麺」ポスターに惹かれてお願いしてみた、台湾刀削麺。お値段不明ですが¥800までだと予想。これが、辛いですよ!という説明無しで、するっと出すのは怒る人が居そうな限界辛さ。いやー、目から火が出る!の一歩手前なのですが、コクのあるスープと相まって辛旨い!のだ。ニラやもやしもシャキシャキですし、御店主の腕は確かですな。

麺は、御覧の幅広ビロビロ麺。。ポスターから想像するに、日本国内でお店向けに刀削麺の生麺を販売している会社がありそうですな。 辛い物が平気な相方と、これはなかなか良いよね~と大絶賛状態。テーブル上には点心用に中国醤油やお酢、ラー油2種(普通の辛さと具沢山で超辛いの)がスタンバっているので、適宜お好みで。

ワンタンは¥680なり。中サイズの丼で、岩海苔が入っているさっぱり味のスープには・・・・・

小ぶりの餃子ほどあるプリン!としたワンタンが、合計10個ほどという大判振る舞い。ちゅるんとした柔らかい皮のワンタンでは無くて、水餃子の小型版というようなムチムチ系。これも適宜、お酢や具沢山ラー油などを駆使して頂くと美味しさ倍増ですな。
で、ここまでのお料理は入店20分で1つ目が出てきて、3つ目まで30分で揃ったのですが、なにせ1人で回されているのに我々入店後20分ほどで3組がほぼ当時入店され、お次の焼き小籠包までが結構長かった。途中で、小籠包は少々遅くなりますが!とシェフのフォローがあるのですが、ビールなど飲みつつ更に待つこと30分。(全然急いでいないので、我々は無問題なのですが・・・)

ようやくお目に掛かった、焼き小籠包で¥550なり。直径5cm弱はありそうな結構大ぶりサイズ。底面だけ揚げ焼かれていてパリッパリ。上はむっちむちという食感のハーモニーが楽しい。

割ると中からアツアツのスープがだららららー!と大量に流れだしてくるのが嬉しいですな。いやはや、大満腹になりました。キッチン内には入らなかったのか、客席側にでかい業務用冷蔵庫が二台置いてあって、注文を受けるたびにちょこちょこ食材を出しておられるので、先のワンタンやこの焼き小籠包は冷凍物だと想像されるのですが、最近の冷凍食材を舐めてはいけない!という感想。
以上で瓶ビール2で、〆て¥4000ほどだったように記憶。ランチの昼ビールには非常に適切な一軒ですが、ランチ客の料理出しが優先なので、アラカルトで注文すると、かなりノンビリモードになるかもです。
とは言え、シェフの腕は非常~に確かっぽいので、また他のものを食べてみたくなった一軒。基本、気長な人向けに大推薦!なのだ。ご馳走様でした。
◆老上海
住所:京都市南区東九条南岩本町6-103
営業時間:11:00~14:30 17:00~22:00 月休(月祝日時は火休)
TEL:050-5258-5642

お腹がパンパンになったので、腹減らしがてら北に向かおうと、京都駅を南北に横断し、やってきた高瀬川七条橋。この路地をゆるゆると散歩するのが、この季節心地よいですな。

近隣にお住まいの方が植えているお花を愛でつつ、北上。今回のお目当ては・・・

京都文化博物館での特別展「よみがえる承久の乱」を見学。こういう歴史系イベントも好きな我々ですが、戦国時代以前の日本史は相方共々苦手で、ハイブローすぎて付いていけず汗汗。研究者の方が大勢来られていたようで、展示物の前に釘付けで5分ほど固まっているおじさん・おばさん多数。
来年の大河繋がりなのですが、来年の大河にもついて行けるのか微妙~な心持ちですな。
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