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毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

セジールで肉まみれランチ(3)@滋賀県 南草津

2021
07
引き続き、緊急事態宣言発令前のタイムラグ2週間ほどでお送りしております。

近江牛の熟成肉を扱うマニアック精肉店、サカエヤの肉フレンチレストラン部門「セジール」。2017年にオープンされてから2回ほど伺ったのですが、シェフが代替わりされてイタリアンレストランに生まれ変わったのが、2019年12月。
久々に行きたいな!とお店のHPを見たら予約状況がわかるようになっていて、一週間後の週末ランチタイムに空きを発見。速攻でTEL予約したのですな。多分、そろそろ緊急事態宣言が出そうだと野生の感が働いたのですが、当たっておりました。

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お店はJR南草津駅から南東方面、新興住宅街を横切る緩やかな坂道「かがやき通り」を登って10分ほどの位置。今回は駅からライオンマークのバスに乗ってやってきたのだ。写真の向かって左側がレストラン、右側が精肉店のサカエヤなのだ。店内に。

セジール3(小)_002

大きな窓から差し込む光が眩しいランチ時。新型コロナ真っ最中のこの時期でも、超ゆったりセットされた全22席のうち、半分ほどは埋まっているのですな。予約状況から察するに現在は満席にされていなさそうな予感。全体を見渡せる席に案内される。

セジール3(小)_003

三密とは無縁なひろびろ空間でゆったりランチ!ということなのですが、現在アラカルトメニューは無く、コースのみの設定。で、ランチ時でもディナーと同じ¥9900コース(税込み)がお願いできるので、事前にそれでお願いしておいたのだ。

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で、このレストランのお約束、最後のメイン料理用のお肉を選ばせてくれるところからスタート。巨大な肉塊!がデデーンと登場。上の段は左から、経産牛熟成肉でリブロース、中央が同じくランプ、近江牛のイチボという布陣、この中から2種チョイスでき・・・

セジール3(小)_006

下の段の近江牛カイノミを追加でお願いできる。カイノミがこの巨大さです。悩んで、近江牛のイチボ、カイノミ、それに熟成肉のランプの三種類食べ比べ!いうことに。

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巨大ワインセラーがあって、ボトルでお願いするのが王道!だと思われるのですが、色々吞みたい派な我々は、速攻でグラスワインのペアリング3種¥3300!を発見。泡グラスは含まれていないので・・・

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まずはこちらの伊ヴェネト州から自然派の作り手で、Silvano Follador Valdobbiadene Prosecco Superiore Extra Brut 2019 なり。グレラ100%のプロセッコですが、ストレートな辛口ではなく、かなりしっかり目で旨し!なのだ。

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前菜その1は、自家製のさつま豚ロースハムに、添えてあるのが茹で大麦、それに新玉ねぎのジェラートという変化球。薄切りでふわっと柔らかい、口に入れると溶けそうなハムと、冷たくてクリーミー、且つ甘ーい新玉ねぎジェラート、それにピンクペッパーが面白い違和感と一体感の狭間を醸し出す、というような。美味しいのは間違いないのですが初体験!なお味。

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で、ペアリングワイン1杯目。仏アルザスはChristian Binner Muscat 2018。この作り手さんのは八百一の前豊商店でよく見かけるので多分呑んだことあり、なのですが、ミュスカ特有の甘い香りもありいの、果実感しっかりでそんなに重くなく。

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で、セジールと言えばこれ!だろうと思う、タルタル。イタリアンに代替わりしてもありました。刻んだエシャロットときゅうりのピクルス、少量のニンニク、塩とオリーブオイル、ほんの少し香草類、というような、味付けは超極小なのにちゃんとウマーし!なのだ。フレンチ時代より、少々小盛になったのだけが不満点(汗)

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お次はレバーのコンフィ。厚さ2cmほどで表面はかりっと、5mmほどは火が入っていて、中は半生状態。コンフィなので熱い油で煮ていると思われるのですが、どういう火入れをするとこうなるのかな?と思いつつ、これまた美味しい。オイルにローズマリー、タイムを利かせているのが工夫。

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これには、このワインを合わせると美味しいですよ!と出していただいたのがこちら、Christian Binner Si doux Si Glou Glou V2.0なり。先のMUSCATと同じ作り手ですが、10~20年経った様々な甘口ワインをアッサンブラージュしているので、どことなくはちみつ、またはシェリーのような濃厚な旨味のある一品。これがレバーのような癖の強い食材と素敵にマッチするのですな。面白すぎ。

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パンはふかふかでクープ大きめの田舎パン、それに密度高めのフォカッチャの二種。初めに田舎パンは出てきたのですが、ここまではパンが登場する出番無しで進行。(パン好きとしては珍しい・・)

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あー、イタリアンになったのだと誰でも認識出来る皿、自家製手打ち麺でパッパルデッレ、ミートソースなり。ベタなミートソースに、春の山菜の山ウド、ほの苦いフキノトウを忍ばせているのが工夫。

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幅が3cm以上ある、包帯のようなびろんびろん麺です。久々に食べましたが、お子様からお年寄りまで嫌いな人がいなさそうなお味ですな。超あらびきミートが絡みまくる、そんな感じで。

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で、それに合わせるワインは、伊ピエモンテの白、A-Iuto! Bianco Trincheroなり。多分、2019(ノーチェックでした汗)。アルネイス、シャルドネ、マルヴァジアをブレンドした自然派オレンジワインですが、これは赤に負けないしっかりした旨辛口。非常に濃厚ですが旨いです。

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パスタを食べ終わることに丁度オレンジワインが開いて、出していただいた四杯目。先のGlou Glou V2.0がサービス!だったのですが、最後は赤で。伊 Bauccio Cantine Madonna Delle Grazie 2015 なり。アリアニコ100%で、もう結構いい感じで酔っぱらっているのですが、旨かったように記憶。結局、ペアリング四杯で¥3300は、酒飲みとしては超ニッコリ!なのだ。

で、いよいよメインの登場!というわけで。

セジール3(小)_022


お肉だお肉だ~と肉好きなら間違いなく頬が緩んでしまう絵面ですな。確か、左からリブロース、カイノミ、イチボだったような。噛みしめると香ばしい牛肉特有の香りがふわーんと。脂ではなく肉汁じゅわん!という至福のひと時。その旨味を倍加させる効果があるのが、お肉の上に乗っかっている、お瓶詰の青粒胡椒なのですが、この刺激がもう! 隣のサカエヤで売っているので肉好きは要チェックです。 

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で、〆リゾットがあるのが何気に嬉しい。ブイヨンとチーズぐらいのシンプルな味付けのリゾットに、とろとろ&繊維がスプーンでほぐれるほどの牛肉赤ワイン煮をソースと共に添えてあるのですが、それがメインかな。奥の角切りなものは、リンゴを歯ごたえが残るほどの固さにマスタードで炊いた付け合わせ。いやー、色々面白いことを考えられますなあ。

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デザートは、しっかり固めの懐かしいお味のプリン。同じく滋賀県は大津にある、サカエヤのお肉を扱う肉ビストロでもプリンなのが面白いのですが、我々ぐらいの年代のおっさんにはウケるデザートなのかと思いつつ、美味しくいただきました。

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最後にお茶を頂いて、周りを見渡すと・・・

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昼からガッチリ呑んでいるのが我々だけだったので、最後の客になりました。しかし、広々とした良いレストランですな。

イタリアンに宗旨替えされて、フレンチ時代にこれは劇旨いわ!と思わず唸った「ステークアッシュ」がコースから無くなったのが唯一超超超超残念!なのですが、パスタやリゾットなども頂け、イタリアン好きなら更に楽しめる構成に。昼からこれぐらい呑むと¥30000チョイ程の支払いになるので、ま、我が家では2年に1回ぐらいの訪問頻度になりそうなお店なのですが、確実、又来たくなると思います! ご馳走様でした。
 


◆セジール(SAISIR)
住所:滋賀県草津市追分南5-11-13
営業時間:11:30~14:00(L.O) 18:00~21:00(L.O) 月休・最終火休
   (最新の営業状況はお店にご確認を)
TEL:077-561-3329
 
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