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毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

三八波@和歌山市黒田

2021
18
既に二週間以上の古ネタ、GWネタ、その5です。
GWぎりぎりまで実家に帰ろうかどうしようか悩んでいたのですが、母上様から「用事があるので帰って来てよ!」にまたまた負けて、やってきた和歌山。とはいえ、両親の期待が久々に旨い魚を食べたいなあ!というのもあると察知して、帰ると決めてから個室が取れて魚が旨いお店に予約を入れていたのだ。実は、4・5年前から一度行ってみようと、和歌山に帰省する前や、帰ってから予約電話を入れていたお店なのですが、週末の予約はことごとく振られていた因縁の一軒。最近、このコロナ渦中に改装されたとの情報。

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お店の名前は、「三八波(みはなみ)」なり。お料理は割烹クラスでお値段は居酒屋という噂で、超楽しみにして、実家からタクシー飛ばしてやってきた18:00。場所はJR和歌山駅東口から東に徒歩3分ほどの駅近物件。PA完備です。

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一階はカウンター席が6ほど、4人掛けテーブルが2つに、個室が3かな。掘りごたつの個室に入れてもらう。和歌山なので緊急事態宣言もマンボウも出てはいないのですが、このややこしい時期にあらかた満席でビックリ。

手書きのメニューがこちらで、これ以外にも30種類ほどはありますかね。コースもお願いできるのですが、今日は好きなものを適宜、と言う作戦。魚も肉もバランスよく頂けるのですが、メニューに焼き魚、煮魚の類が掲載されていないのにビックリ。コースには普通に含まれているので、今日の魚の入荷を確認し、注文する方式だと思われますな。(珍しく頼みませんでしたが・・)

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両親は下戸なので急須でお茶を頂いて、我々は焼酎お湯割り(富乃宝山と綺麗麦)でゆるゆるとスタートなり。

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お通しは、右から鮪の竜田揚げ、ローストビーフ、竹の子と大根煮物というなんでも出せますよ!という主張は明確。両親のリクエストを確認し、刺身盛りとあと4種類ほどをばばばっと注文。

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初めにこれから出てきたのが少々驚き、海老マヨネーズで¥1000なり。どこ産の海老なのか結構大ぶりでふわっとした中華風の衣で揚げていて、甘口マヨソースをかけてからテーブルでハンドトーチで炙って仕上げる、という子供さんも喜びそうな一品。いやー、五匹付きですが、これはお得ですなあ。

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刺身盛り合わせは1人前¥1750なので、四人で分けやすい形で二人前をお願いする。こういう玉手箱のようにもわもわと登場して、これまた子供さんが喜びそうな。。

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とはいえ、和歌山なのでこの手の魚は概ね間違いないですな。炙り鰆に蛸、平目(縁側付き)、サーモンにマグロという布陣。サーモン以外は和歌山産ですね、ということなのだ。個人的にはコリコリと美味しい平目を一押し。

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更に、和歌山の海鮮居酒屋ではどのお店でも概ね置いている定番メニューを注文。地魚天ぷらネギ醤油で¥880なり。太刀魚が定番なのですが、これはそれ以外の白身。ふわサクッとした軽い揚げ上がりで、香ばしいネギ醤油タレがナイスマッチ!!な、和歌山に帰ってきたら食べたくなる一品。お勧めいたします。

三八波(小)_009

海鮮サラダは¥1200なり。お刺身を整形した端っこをうまく使っていて、5,6種類ほどの海鮮類がごろごろと入っている大盤振る舞い。このボリュームなら大大大納得。色々食べたいなら、四人で分けても程よい量。それに・・・

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季節の一品、紀州しらすのおろしポン酢¥600をセットで注文し、一緒にしらす卸し海鮮サラダとして食べるのを推薦したく思いますな。生臭さなし!いやー美味しいです。白ご飯と玉子とこれがあれば一食終わりそうな感じですが。

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和歌山の地酒をいくつか置いておられて、有田の高垣酒造場謹製「龍神丸 純米吟醸 生酒」→中野BC謹製「超久 純米吟醸 辛口」と移行したように記憶。個室なのでボトルをプレゼンするようなサービスはありませんが、可愛らしい片口とグラスがなんだか良い感じでした。で、そろそろ〆に移行しようと、更にアテ2種類とこのお店で定番の〆をお願いする。

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ダシ巻玉子がたしか普通・青のり・う巻きの三種類あり、母上様ご所望の青のり版をお願いする。¥720ですが、これまた玉子4個は確実のぎゅっと締まった玉子密度ギュウギュウ系でした。いやー、ボリュームしっかり。

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これまた久々にお肉だ!と母上様ご所望のカルビ塩焼き¥1200を最後のアテに。ほっこり。

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〆は「三八波巻」なる、色々巻き込んだ海鮮太巻寿司。お店の名前を付けているメニューにハズレは無い!のジンクス通り。鮪に鰻に海老にデンブに胡瓜に椎茸、というような布陣ですが、驚くべきことにこれが¥1100ですから。いやー、大満足なりでした。

で、伝票がしっかりしているお店なので正確に値段が書けるのですが、以上で焼酎お湯割り2に日本酒二合と呑み量は控えめで、〆て¥14500ピタリ!というお支払い。我々が30代の時は、多分2人でもペろっと!という量(滝汗)ですが、4人で程良い満足感。いやー、和歌山の美味しい海鮮居酒屋でも、このCPは特筆レベルでしょうな。確かに流行る訳だと納得。

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まだ改装されて間がないようで、カウンターには胡蝶蘭の鉢植えがこんなに。カウンターは常連さんの特等席のようでにぎわっていたので、コロナが収まった暁にはそちらで一杯吞みたい!という願望ですな、ご馳走様でした、ランチもお得らしいので、次回はもっと早めに予約しなくては・・・・・・。 




◆紀州の味 三八波(みはなみ)
住所:和歌山県和歌山市黒田2-1-25
営業時間:11:00~14:30 (L.O.14:00) 17:00~22:00 (L.O.21:30) 火休(祝・祝前日の場合は営業)
TEL:050-5872-5400
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