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毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

自然坊たなかでランチ(2)@滋賀県大津市

2021
04
いまだ緊急事態宣言真っ最中の京都。が、先日行った滋賀の人気飲食店マスターは「京都は協力金が出るので、まだいいですよ~」と大変困っている様子。お話を聞くと、マンボウも発令されなかった滋賀では既に飲食店は通常営業なのですが、コロナ怖い!が隅々まで徹底的に浸透し、平日は最盛期の半分もお客様が来られない状態、とのこと。彼の「京都から来てお金を落としてくださいよ~!」と言う意見は正直な希望だと思ったのだ。

とは言え、県境をまたがる不要不急の外出は控えよとのことなので、直ぐ書くのは躊躇っていたのですが、もう1か月ほど寝かせましたので、ぼちぼち書かせて頂こうということに。こちらもなかなか予約に入らない人気割烹、自然坊たなか。
初回訪問ネタはAOKさんにお連れ頂いて、再訪したいな~と昨年中ごろから狙っていて、実は結構振られていたのだ。今回は3日前でも予約が取れたので、確かに今、滋賀の人気店も席が取れやすい状況なのだろうなあ!という事ですな。

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JR大津駅からぶらぶら歩いて10分ほどかかりますかねえ。菱屋町商店街のアーケードの近くにこういう目立たない感じでさりげなーく存在しているお店。御店主は京都の大人気割烹「草喰なかひがし」ご出身で仲良し御夫婦2人で回されている、たった8席のカウンター割烹。

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ランチなのですが、8席のカウンターはカップル2組、それに3人家族と概ね満席状態。¥5000のランチなのですが、これが非常~に内容が良いのだ。

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当然というか、滋賀酒推し!なお店なのですが、当日はこういうラインナップ。当然呑みます。

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まずは美しい盛り付けの八寸。菖蒲の葉、それによもぎにちまきを象ったお寿し!なので「5月の月初め近くである」とバレバレですな。酸っぱくないもろこの南蛮漬け、串が刺さっているフライは驚くべきことにパイナップルで上からベリーのソース、青い天ぷらはこしあぶら。菖蒲の葉の下に隠れているのが鯖の桜チップ燻製。小鉢が・・・

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菜の花豆腐に蛍烏賊葛餡かけ。ホッコリとしたお味で良いですな。

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ちまきを象ったお寿しは蒸し穴子と木の芽という間違いなさそうな一品。これは。。。。

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日本酒以外ありえないでしょうということに。お勧めで出して頂いたのは甲賀の安井酒造場謹製「ニューハツサクラ 生酛太郎 吟吹雪 無濾過生原酒」なり。流石に一か月前に呑んだ酒なので忘却の彼方!なのですが、間違いなく旨かったような。

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で、八寸だけで二合目に突入してしまう我々(滝汗)水口から藤本酒造謹製「神開 水酛弐号 純米生原酒」なり。蔵付酵母の乳酸発酵系なのですが、これが白ワイン系で非常に旨かったように記憶。(いや、記憶は怪しいが汗)

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お次は椀物。あまーい新タマネギとなめこ、それにクレソン!という外し度合い。はんなりとした白味噌のお味にたまに割り込んでくる溶き辛子のはっとする刺激が良いですな。

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で、更に水口の笑四季酒造謹製「笑四季 センセーション 黒ラベル 生酒」なり。定番ですが、多分自分が滋賀酒入門編でまず好きになったのがこれだったと記憶。程よい酸とほの甘さ。

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目の前で生きたぴちぴち小鮎に串が打たれ、じわじわと炭火で焼かれるのを眺めつつ。刻んだ山菜「のびる」をいれた酢で頂くのだ。添えてある筍も嬉しい我々。豆はツタンカーメンなる品種。

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で、香川県産「讃岐さーもんの炙りポン酢」なり。肉厚でほどよい脂の乗りで、さっぱりしたポン酢で頂くと超旨いのですが、添えてある海苔巻きがこの季節しか頂けないスペッシャル感あり。みっちりと巻かれた「蕨の海苔巻き」はご店主自ら、朝から摘みに行って来て!ということだそうです。意外にこの周辺で山菜摘みできるようですな。かぶりつくと、山菜の香りと山葵の刺激、噛みしめるとわらびからぬったりとした粘りが出て、ウマー!なのだ。

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なぜだかハイペースで呑んでおりますが、東近江市五個荘の中澤酒造謹製「一博 うすにごり 純米生酒」を更に追加で。濁り酒好きな相方曰く、これをラストに!という作戦だったのですが、これでまだ終わりませんでした(滝汗)

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で、次の料理まで間が開くので、これをどうぞ!と自家製の花山葵の酢漬けを頂くのですが、これが超ウマでした。(お茶漬けに合わせたいという欲望が・・・汗)

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で、なかひがしのフォーマットで、目の前の土鍋で炊けている「にえばな」を頂いて・・・(むせ返るような白米の炊ける香りに、なんだかお祭り気分的になるのですが、DNAに何か刻まれていますかね汗)

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再び竹の子、それに近江鴨の治部煮。鴨の下に隠れている野菜は、なんと野三つ葉。これも今朝摘んできたそうです。鴨に粉をして炊いてあるので超なめらかー!と言う感想。

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うはこれは日本酒がもうちょっとだけ欲しい!(どういうペース配分やねん!なのですが汗)と、徒歩圏にある酒蔵、平井商店謹製「浅芽生 特別純米生原酒 アッサンブラージュ責め」を。奥様からこれは呑んどいたほうが!とお勧め頂いて。なんでもR2BY浅芽生を搾った最後の責め(セメ=圧力をかけて搾り出す終盤部分)を集めてブレンドした蔵出し80本限定と言う超レア酒。もともとがっしりとしたボディのある浅芽生ですが、更にがっしりしていたような。(いや、覚えちゃいないのですが汗)

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で、ご飯前の最後の最後に本日一!が登場。蕨の牛肉巻。これも炭火で甘醤油ダレを絡めながら焼くという、ま、旨くないわけがない!という。中高生男子に絶大に受けるであろうと思われる一品。

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で最後に食事。炊き立ての白ご飯にピタリと合う、茄子の生姜味噌炊きとか白菜と揚げさんの炊いたんなど小鉢でおかずを付けてくれるのですが・・

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玉子ご飯もお願いできるのだ。卵黄だけで、粉醤油を使ってじゃぶじゃぶにならないよう工夫してあるので、半端なく濃い!のですが超ウマでした。

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が、甘いものまで抜かりなし。最近道の駅などでもよく見かける河内晩柑と苺を求肥で巻いたどことなく、果物大福的なものでした。これまたウマー!

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最後に珈琲が付いてくるのも、ちょっと嬉しい我々です。いやはや大充実。

以上で結局五合呑んで、〆て¥18000程だったように記憶。この内容でこれだけ呑んでなので、非常にお安い!と言う感想。この上半期最強CP和食がこちらでした。(とはいえ、今年は和食店にあまり行っていないですね滝汗)
お酒のウエイトが低い人、山菜が苦手な人はどうかな?なのですが、我々は摘み山菜をアテに呑める季節に来れて、超良かったです。 帰りの電車で乗り過ごして網干まで行ってしまうこともなく(滝汗)なんとか無事帰宅。これに味を占めて、滋賀通いが加速したのですが(滝汗) ご馳走様でした、次回は秋に来たいと思います!
  

 

◆自然坊 たなか
住所:滋賀県大津市長等2-10-9
営業時間: 12:00~15:00(入店13:30まで)18:00~22:30(入店19:30まで) 火休
TEL:077-526-4555 

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