FC2ブログ

毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

炭火割烹 蔓ききょう@滋賀県 瀬田

2021
24
で、記憶を頼りに溜めていた滋賀晩御飯ネタを週2ペースで放出中、その4です。

今回ご紹介するのは、滋賀グルメ人なら確実に知っているであろうと思われる瀬田の唐橋東詰近くにある「炭火焼割烹 蔓ききょう」(つるききょう)なり。 我が食い意地友のDHさんと、GW後にメッセで「最近どうされていますか~?」と情報交換していたら、最近行って美味しかったという情報をGET。 実は席が取り難いお店としても有名で、偶然にもGW前に電話していてNGだったお店。コロナ対策で席数も少なくしているようで、どうかな?とGW明け直後に電話したらカウンター席の予約が取れたのだ。

蔓ききょう(小)_001

事前情報によると、扱っている食材が凄いお店で、堅田の「かしわの山中」の淡海地鶏、南草津のマニアック精肉店「サカエヤ」の熟成牛などの滋賀の食材、それに各地から仕入れたジビエ、それも月の輪熊をはじめ、猪、鹿、鴨、雉、山鳥等々を炭火焼で頂けるマニアック店。。んでまあ、マニアック食材を食べるには、それなりに軍資金が必要だ!と気合を入れやってきた、予約日の18:00。最寄り駅は京阪唐橋前駅。(この駅を使うのも、人生初!でした。) そこから唐橋を西に渡り500mほど。

蔓ききょう(小)_003

メニューは1枚にぎゅっとまとまっていてこんな感じ。お刺身など魚類もありいの、様々な炭火焼に、〆に焼鳥丼まであるなんだか節操のない美味しいもの追求型なメニュー編成が楽しいですな。多分、今後またお邪魔する気がするお店&軍資金が少々心もとないので(滝汗)、お手軽価格系なものを攻めてみようということに。
カウンター席に入れてもらったのですが、コロナ対策なのか、席数は大分間引かれている模様。二階席にコースのグループ客も入っているようで、イイ感じのざわざわ感の中、お料理を選ぶのだ。

蔓ききょう(小)_004

割烹を名乗っているのですが、お料理は概ね、炭火焼ジビエバル的な方向性なので、お酒も、どちらかというとワイン推しのお店なのですが、ワインリストを見ると、1万越えのものがゴロゴロリストアップされていて非常に壮観。で、まずはトリビーで喉を潤して、この後は日本酒にスイッチ!ということにする。

蔓ききょう(小)_005

突き出しは、雪の下メークイーン(ブランドじゃがいも)、スナップエンドウ、それにヤングコーン。食感の残る程度に茹で、薄口のダシでおひたしに、という感じですな。この後の展開が楽しみになる一品。ちゃんと旨し。

蔓ききょう(小)_006

魚、それに淡海地鶏のお刺身を注文したら、先にこちらが登場。久しぶりにお目にかかった気がする地鶏の刺身。奥はモモにささみ、ハツにスナズリ・・・・、

蔓ききょう(小)_007

更に器に入っているのは横隔膜の湯引きでポン酢で頂きます。手前がごま油、塩で頂く白肝。いやー、京都でも淡海地鶏は食べられるお店はあるのですが、お刺身一式はもう1年ぶりぐらい。期待通りの肉の食感、ぶりぶりさ加減。とろけまくる白肝にうっとり!なのだ。これが¥2750なりと、流石のお値段。

蔓ききょう(小)_012

で、これは日本酒にスイッチでしょう?ということに。日本酒はこの近所の酒蔵 新旭の上原酒造謹製「不老泉」に拘っておられ、メニューには書いていませんが、概ねフルラインナップが頂ける趣向。逆に他の酒蔵のお酒は置いていないようですが。

蔓ききょう(小)_011

ボトルをプレゼンしてくれるようなサービスはありませんが、酒器は手作りだと思われる、品の良いガラス製の涼しげなものをお使いで。結局四合ほど呑んだのですが、毎回、このお花の模様が綺麗な違ったお猪口を出してもらえました。

蔓ききょう(小)_008

で、二階のグループ客用の刺身が運ばれているのを見て、我々も魚も食べておこう!とお願いしたのですが、炙ってあるのは鰆、それに天然鯛、アオリイカという布陣。いやはや、この後、このお店を含め海無し県の滋賀とは思えない魚に遭遇することになるのだ、その1でした。超ハイレベル!とまでは言わないのですが、相当旨いではないか!という。とはいえ、結構良いお値段だと思われますが。

蔓ききょう(小)_009

このお店で定番だという野菜の炭火焼¥1100なり。ご覧のように10種の野菜を黒ニンニクを使った味噌っぽいソースで頂く趣向。手堅い一品で、我が家では一人一皿でもOKだよね!と言う感想。で、なんだか美味しいのですが、これは昔、どこかで食べたことがあるようなほのかな既視感が。

蔓ききょう(小)_010

で、この超特徴的なつくねを見て、うお!っと相方と思わず顔を見合わせるのですな。鶏ミンチにパン粉をまぶして、揚げるのではなく焼いて仕上げているふかふか食感。 大阪京橋近くにあった、今は無きお気に入り焼き鳥店「うずら屋」で食べたつくねと同じレシピで、他に類のないつくねで好きなのだ。

帰って来てから調べてみたら、こちらの女性シェフがこのお店を起こす前にうずら屋京都店に居られたことが判明。京橋うずら屋も、思いで深き大阪のフレンチ「ヴァンサンク」で修行された女性シェフのお店だったので、あー!そうか!と謎のピースがぴしっとハマったのですな。しかし、うずら屋から滋賀に移られて随分と高級路線にシフトされたんだなあ、と感心。

蔓ききょう(小)_019

で、淡海地鶏のもも焼¥1100なり。実は二切れ盛り付けてあり、右手が雄、左手が雌だったように記憶。皮のぱりっと感は目を見張るほど。基本、ガッシリ火が入っているのに、身はブリブリで超ジューシー。類似のものは知恩院前の焼鳥屋さんでも頂けるのですが、焼き手で違うもんだなあ!ということに。(ちなみに、どちらも甲乙つけがたく旨し、ですな。知恩院前のほうがレア焼なのでお好みで。)

蔓ききょう(小)_014

淡海地鶏の手羽先は¥440なり。あーこれも皮はパリッパリで、肉はみっちり骨まで舐めまわしたいほど激ウマ。

蔓ききょう(小)_015

ボトルプレゼンの写真が残っていないので、どのお酒をお願いしたのかは忘却の彼方なのですが、酒器はこんな感じでした。いいですなあ。

蔓ききょう(小)_013


二階のコース用に小鮎のてんぷらが出ていたので、すみません~、余分に作れます?とお願いするのだ。いやー、これまた日本酒にナイスマッチ。実はこれ以降の滋賀飯めぐりで結構あちこちで頂いた一品。軽やかに揚がっていて上等・上等。

蔓ききょう(小)_016

本日のメインディッシュかな。滋賀産猪で¥3300なり。脂の旨さを味わうお肉ですなあ。ガッシリ炭火焼されているので、猪脂の燻香が付いていて、それがなんだか香ばしくて旨いのだ。緑色のソースがクレソンで、鮒ずしの「飯(いい)」が混ぜ込んであり、なんだか乳酸発酵的な旨さで、なかなかいい仕事するのですな。

蔓ききょう(小)_017

〆肉は、愛濃ナチュラルポークの炭火焼で¥1100なり。三重県伊賀市にある有機農業実践校「愛農学園農業高等学校」で育てた豚肉の手当てをサカエヤで行っている、三重・滋賀合作のマニアック豚なのだ。これはうって変わって非常に優しい火入れで驚くほどジューシー。 キッチンには、二台縦並びで業務用コンベクションオーブンが唸っているのですが、超旨かったです。いやはや大満足!
 
で、魅惑の〆メニューが色々並んでいて、焼鳥丼やブルーチーズ玉子ご飯、自家製カレーなど、あまり割烹では出さないような変わったものが多数なのですが、折角なので!と、我々が選んだのがこちら。

蔓ききょう(小)_018

らーそーめん¥880なり。冷たく〆たラーメンの麺は京都では有名な製麺所「麺屋 棣鄂」謹製。平打ちの存在感がある太麺で、冷麺のように伸び、しこしことねばり腰があるタイプ。それをがっしり!と濃い目のつゆに付けて頂くという趣向。暑い季節向け限定という感じで、なかなか乙なお味でした。スダチ薄切り2枚じゃ足らないので、酸味がもう少々欲しいかな。


以上で〆て、生ビールグラス2に、日本酒4合で確か¥24000少々、ぐらいだったように記憶。内容が良いので全然納得!なのですが、お手頃価格ではないですな。とはいえ、炭火焼好きならわざわざ瀬田まで出かけていく価値のある一軒。また、こちらの大ファンが数名お知り合いにいるので、ぜひ二階でクマなどを絡めたコースなど頂いてみたいなあ!という希望です。
 
 
 
◆炭火割烹 蔓ききょう
住所:滋賀県大津市瀬田2-2-1
営業時間:11:30~14:00(L.O.13:00) 17:30~22:00(L.O.20:30)
       水休・第1・3火休・木の昼休
TEL:050-5868-4722
関連記事

0 Comments

Add your comment