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毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

ビストロ ロンロヌマン@滋賀県 草津

2021
02
で、記憶を頼りに溜めていた滋賀晩御飯ネタを週2ペースで放出中、その6!です。

滋賀県の外食事情に詳しいFB友各位に教えてもらったお店が、たまたま和食店ばかりだったので1か月以上、お店でワインを吞んでいないなあ~というのに気が付くのですが、滋賀でワインを吞めるお店は、ほぼ未知の分野。(例外が、お肉が美味しいこちらと、こちら。)こういう時はFBのグルメ系グループを探そうと、この1年ぐらいのネタを見ていたら、シャルキュトリーに拘るビストロが、JR草津駅徒歩圏にあることが判明。 3日ほど前に予約して席を押さえ、うきうきしつつやってきた18:00。(ちなみに、この後です汗

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お店の名前は、ビストロ ロンロヌマン。上から見るとコの字型の建物の一角、二階がキッチンとカウンター席、半個室の四人席が1、三階が4人テーブル3、という面白い造りのお店。一階から階段を上がり、三階のテーブル席に入れてもらう。多分、3テーブルが埋まっていた模様。

ロンロヌマン(小)_002

オープンは2019年1月とまだまだニューカマー。当日はがっちり系でガタイが良いシェフ、それにソムリエールの柔和な奥様の2人体制でこじんまり回しておられました。ちなみに店名の「RONRONNEMENT」とは、仏語で「猫の喉鳴らし」のようです。

ロンロヌマン(小)_003

主要メニューがこちら。で、間違いなく食べないといけないのは、「前菜のデキュスタシオン」¥2400/人なり。自家製のシャルキュトリーを一通り頂けるのだ。 後程奥様に伺ったところ、淡路島の「ゴールデンボアポーク」なるブランド猪豚を一頭買い!で仕入れておられて、各種シャルキュトリーに自家加工されるというマニアックさ。ハム好き、パテ好きなら、そりゃ、期待も高まる訳で。
(いや、事前にインスタにそう書いておられるのを見て、来ているのですが滝汗)
で、前菜がしっかり量なので、あとは温かい前菜1つと、メインも肉料理1つ、ということでお願いする。

ロンロヌマン(小)_004

で、まずは突き出し登場。チーズはサヴォワの塩気しっかり目な、ワインのアテ系。それにオリーブと自家製豚のリエット乗っけバゲットという手堅い一品。このリエットがほんのり温かく柔らかい仕上げで、豚脂フル活性の旨味満載系。で・・・

ロンロヌマン(小)_005

泡グラス¥900~からお願いしたような。基本、ヴァン・ナチュール系のものを中心に置かれているようです。で、暫しの後に・・・

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「前菜のデキュスタシオン」が登場。小皿が次々と登場するシステムなのが楽しい。まずはマッシュルームとチーズ、それに胡桃が良い仕事をするサラダが登場。以下、全皿二人前設定です。で・・・

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自家製のプレスハム。これは非常に柔らかく、ふわっとした食感で・・・

ロンロヌマン(小)_008

更に自家製のロースハム。いやー、これは本当に素晴らしいお味。塩分も強すぎず、程良く締まった肉の旨味大満載。これで胡瓜とハムのサンドイッチを作ると、エグウマいでしょうなあ。

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ビストロの定番、ウフマヨ(ゆで玉子の自家製マヨネーズサラダ)なり。マヨネーズは酸味控えめで円やか甘いタイプ。

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これは自家製の猪サラミと茹でそら豆のサラダ。これはマヨ和えではなくて、塩ヨーグルトソース。いやー、これまた良いですな~。

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ジビエ色々のフォアグラと無花果のパテはいろんなお肉をお使いで、鹿と猪、山鳩にうさぎ、つなぎに少々豚という布陣。これは野趣が残っている感じで、また美味しいのだ。お上手ですな。

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で、全皿がほぼ同時にだらららららーっと登場するのが壮観なのだ。(階下のキッチンから階段で持ってくるのは大変そう)で・・・

ロンロヌマン(小)_013

パンに合うものばかりなので、パンをまず確保。ムチムチ無漂白系で、シャルキュトリーにマッチしたチョイスではないかと。非常に美味しいので、どちらのパンですか?とお聞きしたら、意外にも神戸の「メゾンムラタ」なるお店謹製。最近、パン事情に疎くなっているぞ!と思わされた一品。(また、機会を見つけて買いに行こう・・・汗)

ロンロヌマン(小)_014

カラフェが¥3200~なので、お料理に合わせて提案をお願いするのだ。先に奥のブルゴーニュの赤、Bourgogne Coulanges la Vineuse Chanvan Vini Viti Vinci を。毎年、エチケットのデザインが変わるようなのですが、このラベルは2014のようですな。(未確認) 
この皿数の前菜だけで、グイグイとワインが進むのですが、後で手前の伊トスカーナの赤、Valpolicella Ripasso Classico Superiore L'arco 2017もキッチリ頂きました(滝汗)。これはあちこちのイタリアンでお目に掛かっているような。 好き度で言うと初めの軽やかな感じが、当日の気分でした。

ロンロヌマン(小)_015

で、次の前菜。この季節なので、玉子かぶりも気にせず、ホワイトアスパラは行っておこう!ということに。ドイツ産の超極太品。。一番太いところで2cmほどありそうでした。びっくり。上のふわっとかけてある超薄切りパンチェッタも当然自家製。

ロンロヌマン(小)_016

これもパンが欲しい~と追加。今度はバゲットですが、これまた玉子&パンチェッタ&アスパラと相思相愛。いやはや、激ニッコリ。

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このあたりで2杯目のカラフェにスイッチ。このカラフェにしっかり入れてもらえます。500mlは無いと思うのですが、350mlは有りそうな微妙な量。(聞けばよかった汗) で、いよいよメインの皿の登場。

ロンロヌマン(小)_018

悩みに悩んでチョイスしたのは、仏シストロン産仔羊のローストで¥4500なり。いやー、この京都の人気ビストロでシストロン産仔羊を食べて以来!。 ま、羊の独特の臭いが好きな人は物足りないかも?ですが、繊維が細やかでこれまた超超超旨かったです。写真ではサイズ感が分かりにくいのですが、ボリュームも十二分! いやはや大満足。

ロンロヌマン(小)_019

が、相方提案でちょっと甘いものも食べてみない?ということに。当日はこんなラインナップ。

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酒飲みが食べるデザートなら、ババでしょう!と即断即決な相方。そもそもスポンジケーキにシロップとラム酒がそもそも飽和状態で染み込んでいるのですが、更に某店のように追いラムOK!で、もう大大大大満足でした。いやー、超食った&超呑んだなり。 

以上で、泡グラス×2、カラフェ2で久々にアホほど呑んで、〆て¥24000という全然大大大大納得価格。多分1リットルは呑んでいるので、ほどほど呑みなら1.5万ぐらいが通常価格でしょうかね(汗) 定期的にお邪魔したくなるお店を、またこんな自宅から遠い場所に発見してしまうのですが、電車のつなぎが良ければ1時間はかからないので、多分、また誰かをお誘いして来そうな予感ですな~。ご馳走様でした! 美味しかったです。
 
しかし、この酒量は、帰りの電車で網干まで行かないようにするには相当覚悟が必要ですな(滝汗)。 
 

◆ビストロ ロンロヌマン
住所:滋賀県草津市渋川1-7-6 LAスクエアWEST 2F
営業時間:18:00~23:00 月休+不定休
    (たまにランチをやられていたりするので、お電話で確認を)
TEL:077-576-0387

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