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毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

Bistro Soruto@今出川

2021
15
緊急事態宣言が解除されたので、日ごろお世話になっているお気に入りのお店を順に回らせてもらおう!と思うのですが、とはいえ、このご時世でも新しい気になるお店はどんどん増殖中。で、10日前に初訪問したビストロがなんだか面白いメニュー編成で、面白い特徴が色々あり、なんだか我が家向けだったのでニコニコとご紹介。地下鉄今出川駅から西に300mほどという駅近物件で、Bistro Soruto (ビストロ ソルト)なり。

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こちらもコロナ渦中の21年1月8日!にオープンした新店。その後、令和の禁酒令が発令されたのも記憶に新しいのですが、ランチに出しておられるお肉ごろごろ系ボロネーゼパスタが人気で、普段眺めているインスタにアップされているのを発見して、行ってみよう!と思いついたのですな。コロナ渦中は17:00オープンで、まだ全然明るい17:30ごろにお店に到着。

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奥に向かって細長い鰻の寝床店。入り口入って左側がカウンター席が奥に向かって続いており、6席。奥に4人掛けテーブル4というこじんまり店。まだ30代だろうなあというお若いシェフとサービス担当のお兄さんの2名編成。先客はカウンター席にお一人の常連さんらしきおじさんが1名、カップルが1組という状況。奥のテーブルでゆったり。

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メニューが4枚構成ほどで、こちらが当日のおすすめ。メイン料理にジビエもありいの、ほぼ¥2000アンダーという普段使いのお手軽価格。パスタもありますし、摘まめる洋食メニューも色々。ゴリゴリのビストロではなく、普段使いで気軽に使ってほしい!という感じかな。更に、フロアのお兄さんがお料理の説明を軽快に行える方なので、いい感じの街のビストロとしてぎゅっとまとまっている感あり。

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こちらは定番メニューの一部。ブイヤベースがあるのは覚えておこうということに。とりあえず、前菜盛り合わせを人数分で!とお願いし、更に長考に入る我々。

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先に泡グラスを貰って、ビストロでエビフライを出すのは良いよねえ~!と、追加で前菜系を1、メインを1でお願いし、後でランチで人気のパスタで〆て、お腹具合で甘いものも食べて帰ろう!と言う作戦で。

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突き出し¥200が登場。大ぶりのマカロンぐらいの可愛らしいハンバーガー的な。が!間に挟んであるのは揚げたての鱧フライ、という外し具合が素敵。間違いなくこれ以降、アルコールに合うものが登場しそうだとワクワク。

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更に前菜。多分これが¥1200なのですが、経営は大丈夫ですか!的な。丸いのはスップリ(伊風ライスコロッケ)だったり、△のは深ーい味わいの仏風飴色玉ねぎキッシュだったり、丸い薄切りの物体は自家製のベーコンを巻いた羊ハムだったり、色々芸細やか、且つ、一口食べればめっちゃ手が掛かっているのが分かるのだ。 しかし、前菜でプチトマトをシロップ漬けしたものに中華、イタリアン、フレンチ各分野のお手軽店で遭遇したのですが、口をリセットさせる絶大な効果がありますな。全て旨し。

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で、このお店の特徴の一つが、ボトルで日本ワインも一部採用されていること。全5種類ほどだったように記憶?なのですが、泡ボトルがあったので、これは頂こうということに。シャトー・メルシャン謹製「日本のあわ 甲州&シャルドネ」なり。¥5000ほどだったようなので、価格設定も無茶良心的。11°なので、非常~に軽やかで吞みやすいのですが、甘さは極少という。揚げ物などに良く合いました。

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神のエビフライ タルタルとアメリケーヌソースで¥1080なり。細かいパン粉でぶりりんと上質に揚がっていて、3個付けでこのお値段は良いですなあ。タルタルとアメリケーヌソース、更に自家製の海老塩が付いているので、色々味変を楽しめるのもいい。 が!サービスのお兄さんに、「これは注文を受けたら3匹だと説明し、追加可能ですよ!と営業しないと~」と提案しておきました(滝汗) 

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パンも自家製。今日は自家製のフォカッチャしかないんですよ~と説明されていたので、いつものはこれ以外にもあるのかも。(いや、十二分に旨しですが・。・・)


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で、メインが蝦夷鹿のローストで¥1750なり。サイズ的にはお値段なりなのですが、このサイズをこういう風に上手に焼けるのは、コンベクションオーブンの性能なんですかねえ。中身は大充実!且つお味も大納得なのだ。
で、店名の通り、お店の特徴の1つに、「様々な自家製の塩を作り込んでいる」というのがあり、シェフが仕込んだ味変塩がこれでもか!と添えてあるのだ。たしか、竹炭塩(これだけは購入品)山葵塩にベーコン塩に、味噌塩、だったかな・・・。 塩だけでワインのアテになるバラエティ・・・・

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が!相方が、ドリンクメニューから非常に珍しいものを発見したので注文した変態系日本酒。京丹後は向井酒造謹製「伊根満開 にごり生酒」なり。古代赤米で仕込んだ伊根満開ですが、にごり酒も出されるようになった模様。とろんと甘酒のような甘口ですが、14°あるので、ガンガン呑むとえらいことになりそうな一杯。いやー、デザート酒のような感じですが、美味しいです。

で、パスタもイケそうだ!とパスタを追加注文。

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和牛すね肉のボロネーゼで¥1200なり。いやはや、柔らかく炊かれた和牛すね肉の角切りがごろんごろんと大量に入っていて、トマトではなく、デミグラスソース、それも少々赤味噌のようなニュアンスを感じてしまう濃厚ミートソースとして一体化。いや、濃厚ではなくて超絶濃厚。これを¥1200で出すのかよ!という充実感の一皿でした。こりゃ、人は選ぶ味付けだと思いますが、ランチで出すと濃厚パスタ好きが群がるでしょうな。

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が、むっちゃ濃いパスタだったので、甘いデザートで〆たくなるのが人情というわけで。(滝汗)、キャラメルプリン¥300も、相方注文のベリーソースがしっかり掛かったシャンパンムース¥550も、なんだか超旨かったのだ。極楽極楽。


以上で泡グラス2の泡ボトル1の日本酒1と、呑み量も程よい感じで〆て、ほぼ¥15000なりという大大大納得価格。いやー食った食った。 こういうタイプの使いやすいお店が家の近所にあると超お世話になりそうな予感なのですが、我が家から電車一本で、実質徒歩距離700mほどで来れてしまう場所。今晩、お手軽にワインが呑みたいね?と悩んだ際に思い出しそうな予感ですな。 ご馳走様でした、多分また来ます~。 

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支払いの際、カウンターに並んでいたシェフが仕込んだ塩をパチリ。まだ更に色々と作っているので、追加で容器も発注中!だそうです。だはは。
 



◆Bistro Soruto (ビストロ ソルト)
住所:京都市上京区元新在家町175-3 インペリアル御所西 1F
営業時間:11:30~14:00 17:30~22:00 水休・木ディナー休
      (最新の営業状況は、お店にご確認を)
TEL:050-5872-2013
 
 
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