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毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

天ぷら割烹 湖都 臣 (こと じん) @滋賀 膳所

2021
19
で、記憶を頼りに溜めていた滋賀晩御飯ネタを週2ペースで放出中、一旦ラストのその9!です。
こういう機会が無いと滋賀の飲食店巡りはしないから!と、5・6月の週末夜は概ね滋賀県内の三密が避けられそうなレストランに出没していたのですが、なかなか有意義な経験になりました。

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で、今回ご紹介するのは、FB吞み友のTNKさんから一度行ってみたいので!と紹介して頂いた天ぷら&寿司割烹店、湖都 臣 (こと じん)。JR、京阪膳所駅から「ときめき坂」を下って3分ほどの駅近物件。(しかし、滋賀はこういう少々恥ずい「キラキラ地名」があちこちにありますな汗汗) やってきたのは6/12、17:30。

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店内はL字型の巨大カウンター席のみ(10席ほどあるかな・・) 非常~にゆったりした空間で、席の後ろに2人掛けテーブル席が余裕で入れられるほど。先客はカウンターの反対側に3名のみで、まあ、三密とは無縁なのだ。
で、基本コース進行のお店で、事前に¥8000コースをお願いしておいたので悩むことなく。こちらは日本酒メニューですな。お値段の表示が無いのですが後程の支払いで、非常に良心的設定であることが判明。

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で、とりあえず小ビールで喉を潤してまったりしつつ、お料理をわくわくと待つのですな。30代中盤ほどかな、お若いご店主が広いカウンターと奥のキッチン内を行ったり来たり八面六臂の大活躍中。後はお姉さん1名の2名体制だったかな。

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突き出しは、昆布締め、それも塩分はぐっと控えめな鯛。確か天然物だったような・・・。天ぷら、それにお寿司が出るコースなので、以降、写真がなんだか非常~に多いのですがご容赦(汗)

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この手のお店では日本酒はお料理に合わせてお任せするのが正解なので、お願いします!で出して貰ったのが、福岡はみいの寿謹製「三井の寿 春 純米吟醸 QuadriFoglio クアドリフォリオ 生酒 」なり。たまに見かけるエチケットですが、するするーっと呑みやすいタイプで、スタートには良い感じですな。 お料理が出るまでのつなぎで、枝豆なども出てきてほっこりしていると・・・ 

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天ぷらに行く前に、まずはしっかり量のお刺身が登場。今回諸事情でメモなどなにもしていない(滝汗)且つ、一か月前のネタですので忘却の彼方~!なのですが、とろける鰹が二貫、それに新鮮な真鯵三貫だったように記憶。滋賀の和食店ネタで毎回書いているのですが、海無し県とは言わせないぜ!的な。美味しいです~。

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で、「にごりはお好きですか?」との案内で、速攻で日本酒その2に移行。長野は黒澤酒造謹製「黒澤 純米80% うすにごり生」なり。ほぼ初めてのような気がします。

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で、コース仕立てで色々お料理も登場。春菊と揚げさんを薄味で炊いたおばんざい。こういうおつまみがはちょこっと入るのが嬉しい。 で、いよいよカウンターの上に天ぷら用のお皿がセットされ・・

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ヤングコーンからゆるゆるとスタート。女性のおちょぼぐちでもすっと頂けるように、サイズは幾分小ぶりですが揚げ上がりも軽やか。適宜、岩塩、天つゆ、レモン等で。

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車エビ。天ぷら屋さんではマストアイテムですが、間違いはないのだ。

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頭も、固いところは食べやすく処理してふわっと揚げて、上等。(酒呑みは間違いなく、好きではないかと)

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肉厚しいたけに・・・

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コース進行に山あり谷あり小川あり。天ぷらコースのインターバルに、大きな焼き鮎が登場するというのがまた面白い。焼きたてです。

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日本酒その3で、静岡の三和酒造謹製「臥龍梅 純米吟醸 涼風夏酒」なり。ブルーなボトルが涼しげな、夏限定酒。15°なのでこれまたするするーっと呑めるタイプ。

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口直しに二口分ほどの水菜のサラダ。おろし人参を使ったと思われるドレッシングがなんだか美味しい。

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再び天ぷらに戻ってきて、季節のズッキーニ。

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こりっこりの剣先イカ。いやー、イカの一番美味しい食べ方かと。

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日本酒その4で、ようやく出てきた滋賀酒。甲賀の安井酒造場謹製「ニューハツサクラ 生酛太郎 玉栄 中汲み」なり。旨かったように記憶~。

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目の前でざくざくざくざくと骨切された鱧は、炙りで。肉厚!

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で、お次はなんだろう、切ってあるので分かりにくいのですが、確か生麩。外はカリッと、中はとろーんと濃厚。

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再び、冷たいお料理で口をリセット!と言う趣向。冷え冷えの冬瓜。日本酒しっかりの天ぷらコースの間に挟むと良いですな~。

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いやー、なんだろう鯵とかの魚だったように記憶・・・

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日本酒その5、秋田は小玉醸造謹製「太平山 純米吟醸 秋田酒こまち 無濾過生 別誂」なり。少々プチプチ系だったような。普段は吞まないようなのが次々と出てくるのが楽しい~。

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うわ!なに!このもずく!と驚いた髪の毛ほどの細さなのに、しっこしこのシャキシャキ。一か月たっても覚えているので、相当に衝撃だったのでしょうな。で、

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天ぷらの最後はアツアツで甘ーい玉ねぎで〆という。なんだか、面白いお料理の繋がり。
で、この後は食事に、お寿司を握ってくれるという作戦なのですが・・。

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マグロ赤身。サイズは若干小ぶりかな?ほど。

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ミョウバンを使っていない雲丹。

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自家製のいくらは軍艦で。少々こぼれているのも良いですな。塩分程よい味付けで美味しい。

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で、胡瓜巻と・・・

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様々な魚系のダシ味が複雑に合わさった超ウマ赤だしで〆。いやー大充実。お腹パンパンなり。

お酒量は生ビール小4だかに、日本酒5合と控えめ(多分、写真でバレていると思われますが発起人ご家族と4名でこそっと呑んでおります汗)で、〆て¥10000ちょい/人、という大大大納得価格。結果、酒代は非常にお手頃価格だと思われますな。
いやー、まったく先の読めないコース進行だったのですが、ワクワク感は高まるので良いのではないかと。多分、日本酒呑みならお気に召すと思われますので、ぜひ。ご馳走様でした。 また、機会がありましたら~。
 
 
  
◆天ぷら割烹 湖都 臣 (こと じん)
住所:滋賀県大津市馬場1-4-30 スペースVANVA1 1F
営業時間:17:00~23:00 水休
TEL:077-572-7533
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