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毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

L'éclat (レクラ) @竹屋町通衣棚東入ル

2021
04
またまたマンボウが出てしまった京都地方。今回は京都市内のみ飲食店はお酒提供禁止!と言う事態に。まあ、観光客は京都に来てくれるなよという事だと思われますが、このお盆の書き入れ時になんとも面白くもない状態に。8月中の出張予定もまたまたキャンセルになり、どうしてくれるのだ!とボヤこうにも聞いてくれる人も居ないのですな汗汗(出張先の工場は、うるさいのが来なくてホッとしていると思われますが汗汗汗)
で、まだ2週間ほどのタイムラグで進行している関係で、禁酒法発令前ネタが少々ありますので、気合を入れご紹介。

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こちらも大分以前から行こう行こう!と狙っていたお店、L'éclat (レクラ) 。ミシュラン京町屋高級フレンチの「MOTOI」の系列店で、大人が楽しむお洒落洋食屋さん的なコンセプトなお店。2019年2月オープンで既に開店3年目に突入していて、当然、過去何回か思いついて予約電話は入れていたのですが、どういうわけだか一度も席が取れなかったのだ。 で、緊急事態宣言中はずっとお休みされていて、解除されてから、どうかな~?と3日ほど前に電話したら席が取れたのですな。 最寄りは地下鉄丸太町駅、西に徒歩3分というところ。

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ちょっとだけ遅めの18:30。予約している者ですが~と店内に。入り口そばにテーブル席がいくつか、奥にキッチンとカウンター席が8席ほどですかね。このご時世なのでカウンターは満席にはしていないようで、カップル3組、と言う運営。テーブル席は満席で、我々が入って概ね席が埋まったのだ。全24席の意外にコンパクトな、が、フカフカカーペットの上質でお洒落な空間。(当日はお金持ちなちょい悪親父のたまり場のような状況で、流石にあちこちにカメラを向けるのは色々と不味そうな・・・汗)

お料理は、基本アラカルトで頂く趣向のお店で、こちらがレギュラーメニューその1。前菜は¥2000ぐらいまでで、

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こちらがその2。ごらんのように牛フィレカツレツ¥4700!が最高価格帯。 ¥2000前後ぐらいのメインの皿も意外に置いておられる感じ。で・・

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色々季節変わりもございます、という構成。このご時世なので普段よりは追加メニュー数は絞っているようですが、初見ですので、うーんと悩む2人。カウンター内は男前シェフばかり4名編成。量はどんなもんですかね?と質問し、とりあえず前菜2に、魚と肉を1つつづ注文し、あとは流れで追加!と言う作戦で・・・

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生ビールを頂きつつお料理を待つのだ。

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突き出しは、フレンチの定番、チーズ風味のシュー生地菓子「グジェール」なり。チーズむっちゃ効いていて、美味しい。

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時間待ちの間にビールは無くなったので、グラスでワインをお願いします~ということに。当日抜栓されていた白がこちらの3種。確か、両サイドのボトルを頂いたような。

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カウンター回りの雰囲気込みでどうぞ。カウンター前の空間の、更に奥にキッチンが見えている贅沢な空間の使い方。盛り付けをしている皿の上に ピンスポットの照明が当たるようにされていて、なんだかお洒落。

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一皿目は、長崎産剣先イカとズッキーニ、青唐辛子のサラダで¥1400なり。メニュー名には書かれていない、一番手前の食材「青トマト」のしゃきしゃき食感がなんだか美味しい一品。イカは半生、ぐっと塩味を押さえた食材の味を前面に出す味付けで、これは只の洋食屋さんではないなあ!ということに。こういう季節代わりのメニューがスタンバっているのがこのお店の美点。

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で、この一皿で白を一杯吞んだので、ワイン担当のお兄さんにお勧めを!とお願いし、ロゼを開けて貰う。伊プーリアの「Posta Arignano San Severeo Rosato」なり。Montepulciano100%、12.5°と度数も控えめでお料理に合わせるには具合が良さそうな感じ。がぶがぶ系ロゼ好きなので、かなり!にっこり。相方も気に入って2杯注文。

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お次はレギュラーメニューから、馬肉のタルタルバゲット添えで¥1800なり。盛り付けからお洒落。

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こういう感じで頂くのですが、これも塩の乗せ方が異常にお上手。超ウマ!と思った本日二!の皿。で、バゲット4枚ではパンが足らなかったので・・・

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こういうプチパン¥350を注文。ふかふかなのに保水量が多い重厚さもあるパンで、どこのだ!と思ったらKursさん謹製でした。流石ですな。

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揚げた魚が、兵庫産真鯵と、高知産ヘダイの2種。鯵は食べる機会があるのでお手頃なヘダイ¥2000をお願いするのですが・・

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超高級フィレオフィッシュ!というようなふっかりとした食感で妙な癖も無く美味しい。ピクルスが入っているタルタルソースも超ウマ。

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で、赤にスイッチ。これも3本抜栓されている状況。たしか一番お手軽なのがこちらでした。¥900だったかな。仏ブルゴーニュ CHRISTIAN BELLANG & FILS Beaune Longbois 2017なり。ピノノワール100%で太陽を感じるスルスルと呑めるタイプ。(相方はもちょっと重めのを呑んだ気がするのですが、写真大失念・・汗)で、次のお料理が・・・

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これを食べに来ました。牛フィレカツレツ¥4700なり。デミグラスソースがなんだか過去食べたことの無い傾向で、粘度は控えめで軽やかなのにコクがあり、フルーツ系?リキュール系?な独特な甘みが。ああ、これは確かに古典的洋食店ではないソースだよね!と大納得。 控え目に表現しても超旨。

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分けましたの図。京都の洋食店なので当然のごとくお箸完備。衣は超薄く、齧り付くと歯が不要なほどやわやわなのに旨いお肉でした。はー!幸せ!の本日一の皿。

で、結構大満足なのですが、折角なのでオムライスではない〆を食べておこうと3つスタンバっている〆メニューからチョイスしたのは・・・

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こういうお店でないと絶対に注文し無さそうな、海老とマッシュルームのピラフで¥1700なり。キッチンでフライパンを煽っているシェフの手さばきを見ると、たかがピラフなのに自宅では絶対的に困難だなー!と思う一品。隠し味にオーロラソースを使っているのが工夫だそうです。激美味しい~です!

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つい、甘いものにまで手を! 美山の美卵を使ったクレームブリュレ¥750で〆。いやー喰いも喰ったり!。

以上で、生ビール2、白グラス2、ロゼグラス2、赤グラス2と結構しっかり呑みで〆て¥21000程だったように記憶。本店の「MOTOI」はランチでしか来れない我々ですが、この装置でこのお料理をこのお味で出していたら超良心的ではないの?と言う感想。

京都には我々が知る限り、グリルフレンチに洋食おがたなど類似のお店は沢山あるのですが、これはまた機会を作ってこなくては!ということに。いやー、洋食好きならぜひ一度行ってご確認を。(もしかして、店名がこういう洋食屋さんとは思えないのが唯一の弱点かもと思いつつ・・・)
 
 
 

◆L'éclat (レクラ)  
住所:京都市中京区竹屋町通衣棚東入ル相生町281
営業時間: 17:00~23:00(L.O.22:00) 月休+不定休
  (最新の営業状況はお店にご確認を・・)
TEL:075-222-1256


で、ちょっと遅めの時間スタートにした理由がこちら。

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レクラの前にやってきた山鉾の見学。今回は大船鉾の粽を頂こうということに。

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とりあえず、コロナ退散!ということで。頼みますよ~。
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