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毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

お昼の料理屋fudo by 安保清市@京都市役所前

2021
05
いやー、またまた面白い試みをされているレストランに遭遇しましたので、気合をいれてご紹介。
京都市役所から西に、御池通沿いのビル地下1Fにあるイタリアン、fudo。イタリア現地系料理店ではなく、和食材を巧みに取り入れた創作イタリアンのお店で、お若い女性に大人気。最近は系列店も出されて頑張っておられるのですが、たまたまインスタを眺めていたら、スーシェフの安保清市氏が今後出店されるお店練習兼用で、ランチ営業が無かったFudoで、予約ランチをやられているのを発見。

なんでも、12時一斉スタートで月替わりのランチコースが1種類、税込み¥4180。 インスタの写真では毎回8~9皿!のお料理を出されるというちょっと有りえない設定。fudoのお料理より更に和創作系に振った感じで、コンセプトは「お昼の大人食堂」。この写真が非常に美味しそうなわけで。 緊急事態宣言中もずっとランチはやられていたのですが、我々はfudoでワイン無しは考えられないよね!なので宣言解除を待っていたわけで。

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しかし、梅雨明け以降、馬鹿暑い京都地方。地下鉄京都市役所前駅から徒歩4分ほどで到着。まだスタート10分前ほどだったのですが、店内の灯が点いていたので、予約している者ですがー!と店内に。

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カウンター席の一番奥に入れてもらう。安保シェフ(まだ30代チョイぐらいかな・・)が1人キッチン内で準備中。カウンター席は通常は10席ほどだと思うのですが、今日はカップル2組、3人組が1組と言う状況で満席設定でした。(私と相方以外、全員お若い女性のみ!)1人で回されているので、テーブル席には人は入れておられない模様。

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で、コースを注文すると1ドリンクを注文するのがお約束。ノンアルコールドリンクも各種完備!なのですが、ま、当然呑みます。ロゼのスプマンテと言う、また、我々が好みそうなものを出して貰ってニッコリ。伊ピエモンテから、Bricco Maiolica Spumante Rosé Brutで、ネッビオーロ100%。 吞んでいるうちに予約客7名が時間通り集まり、コースがスタートするのだ。

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一皿目はニョッコ・フリット。生ハムと合わせるピッツア生地のような揚げパンですが、これがいきなり情報量過多。生ハム、それにラルド(豚脂塩漬け)の下には角切りのスイカ。塩キャラメルのソースがはさんであるという。ちょんちょんと乗せてあるバルサミコが全体をまとめ上げるのですな。

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7人分のお料理を同時進行で仕上げていくシェフ。それなりにゆったりペースなので、お料理に合わせて一杯づつ呑めてしまいそうな予感!と思いつつ。国産ワインが色々グラスで楽しめるのがこのお店の美点。お次は、山形の高畠ワイナリー謹製「亜硫酸無添加 シャルドネ」なり。 しゃらっと呑みやすいタイプで日本ワインと言われないと分からないかもですな。

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相方は、違うのをお願いする。伊ウンブリアから、Terre Margaritelli Greco di Renabianca 2017なり。グレケットなる品種100%。たまにお見掛けするボトルですが旨かったように記憶!

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二皿目は、桃の冷製スープ。周囲に桃の良い香りが大充満! が、桃はフレッシュではなく一度コンポートにしてからピュレにし、ジャガイモのビシソワーズと合わせてある芸の細やかさ。浮き身はその桃を凍らせたものという。濃度感もばっちり、美味しいです。

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三皿目はカルパッチョというかお刺身と言うか。高知産のうすばはぎなるカワハギの類。白身の締まった食感で、ソースがマヨ系に見えますがドライマティーニのソースで、円やかほの苦い複雑なお味。黒いのは塩味追加用の黒オリーブパウダー、ちょっとだけ唐辛子パウダーも。上に乗っかっている野菜はおかわかめ。情報量大杉ですが、これまた美味しい。

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私だけ白を追加。新潟のカーブドッチ謹製「2020 ぺんぎんケルナー」なり。10.5°と軽やか系ですが、なんだか優しいお味ですな。

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四皿目は、揚げたての鱧フリットにほの冷たいガスパッチョソース、それにたっぷり卸しパルメジャーノ。これまた全体をまとめ上げるのは、黒七味。夏の京都イタリアンの定番として成立しそうなお味。

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相方は日本酒があるのに気が付いて、山形は杉勇蕨岡酒造場謹製「杉勇 白麹仕込み純米生原酒」なり。しっかり酸でほの甘い白ワイン系。16°あるので、気楽に呑むと足に来るやつですが、美味しいです~。

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5皿目。生姜がめっちゃ効いた「明石蛸のリゾット」で隠し味が豆鼓。オレンジ色の粉末はドライ鰹酒盗。上からしらすに芽紫蘇という、結構癖のある食材を合わせているのにチャンとバランス出来ているのだ。いやー超ウマですな。私の本日一がこちら。

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私も日本酒を!と、出して貰った岐阜の林酒造謹製「美濃天狗 純米つらら酒」なり。瓶内発酵しているうすにごりですが、米の旨味満載の甘口で、名前の通り冬のお酒ですが、コロナ且つイタリアンなので呑む人が限られていたのかな。私は結構好きなタイプ。

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で、六皿目はまた変態な皿で、イメージは鮎素麺。 頭から骨まで柔らかーく仕上がっている鮎のコンフィーの下には、素麺。散らしてあるのは枝豆で・・・

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枝豆のすりながしを、頂く直前に上からかける趣向。まだ鮎が温かく、冷たいすり流しと面白いハーモニーを奏でる一品。本日僅差で二、かな。しかし、これがある季節に来れてよかった&美味しいです~。 素麺自体は若干短めのものをチョイスしているだけで特にマニア系な選定で無いようなのですが、できれば半田素麺のような若干太目の腰しっかり系なら更に旨いであろうなあという感想ですな。(似たものを奈良のスパニッシュで食べたような記憶が・・)

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お肉の前に赤をお願いする。富山のT-MARKSなる作り手さんの「セイズファーム メルロー2018」なり。結構酒が入っているので覚えちゃいない(滝汗)のですが、旨かったように記憶!

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七皿目のお肉がまた綺麗な仕上がり。京都ポークのロース、それと北海道産交雑牛リブロース。火入れは御覧の通り。黒い粒胡椒が2つぶ見えますが、カンボジア産黒胡椒を塩漬けにしたもので、これまたお肉と合わせると、非常に良いですな。相方はこれがダントツ本日一!だった模様。

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で、甘いものまで抜かりなし。白ワインゼリーの上にはパッションフルーツの目の覚めるような酸味のソース。上からたっぷりマスカルポーネチーズのアイスを卸し金で振りかけて、という構成。これまた非常に美味しくてびっくり。

以上でほぼ2時間という、いい感じのランチタイム。全部写真がとれているか?なのですが、多分ロゼ泡2、白3、日本酒2、赤2と昼から大満足で呑んで〆て¥18000ほどという大大大大大納得価格。というかシェフの訓練兼勉強とはいえありえない設定。酒代も非常に良心的なのだ。(こんなにお酒が進む料理なのに、呑んでいるのが我々だけだったので、それも少々ビックリ汗)
このランチコースの提供は当然、短期間限定だと思われますが、マンボウ発令中もお酒提供無しで営業されている模様ですな。8月はどこにも出かける予定が無いので、月替わりメニューをぜひとも試してみたい!と言う感想。多分、近日再度お邪魔する気満々です、ご馳走様でした! 気になる方は是非お早めに。
  



◆Fudo(フウド)
住所:京都市中京区御池大東町590 加納ビル B1F
営業時間:17:00~翌1:00 火休+月一不定休
    (最新の営業状況はお店にご確認を)
TEL:075-253-6290


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