FC2ブログ

毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

アコルドゥでランチ(2)@奈良公園

2021
25
まだ少々続く、夏休みネタその7です。
休みが多いのが、我が本業の数少ない嬉しいポイント(滝汗)で、この夏休みは10日間あったのですが、この和歌山ネタの次の日に2回目のコロナワクチンを接種し、予想通りというか予定通りというか、しっかり3日間ほど体調不良で寝込む羽目に。
で、この夏休みの予定は、①実家に帰る ②ワクチンを打つ、以外に1つだけ、レストランの予約を半月近く前から入れていたので、ワクチンの副反応の熱が下がるかドキドキ!だったのですが、予約日前日のお昼すぎにはなんとか復調。やってきたのは・・・・

アコルドゥ2(小)_001

マンボウも緊急事態宣言も出ていない奈良公園。1年ぶりの再訪のため予約を入れたのは、「アコルドゥ」なり。スペインはバスク地方で修行されたシェフのモダンスパニッシュ店。店内に入ると、ウエイティングが満席(全員若い女性ばかり5名。賑やかにお喋り中・・・)で、席のセッティング待ち5分ほどが超!長く感じますな。。で、メインダイニングに案内されるのだ。

アコルドゥ2(小)_002

メインダイニングの窓側の席に着席。こちらは非常にゆったりとした空間でテーブルの間隔も非常に広く、アクリル板など無くても三密とはまったく無縁。夏休み中は雨続きで、前日夜から京都では大雨・洪水警報が出るほどの結構な雨。が、お店に入店してからしばらくは凄い雨だったのですが、食事を終えるころには雨が止んだのだ。庭の緑がなんだか生き生きと。ダイニングを見渡すと概ね8割ほどの入りで、このご時世でも相変わらずの人気。

アコルドゥ2(小)_003

今回も¥6500のランチコース(税サ別)を事前にお願いし、この後しっかり散歩予定なのでお酒のペアリングは止めてグラスで頂こうということに。まずは、泡グラス¥1500をお願いする。西班牙カタルーニャ州産「Colet Tradicional N.V.」なり。軽やか辛口ではなく、かなり、しっかり重厚なお味で美味しいのだ。

アコルドゥ2(小)_004

このレストランのお決まりで、こういうネームカードに次のお料理の名前を示す仕組み。この名前だけでは何やら分からないので、想像して楽しんでください、というシェフの遊び心が垣間見える趣向。とはいえ、前回来た時のような食材名の羅列だけではなくて、よりメニューが推察できる名前に改められた印象アリ。

で、調べますと、ボケロネスとは鰯のマリネで、ヤマトタチバナ(大和橘)とは、絶滅危惧種に指定されている日本固有のミカン類で、萩市に自生しているものは天然記念物に指定されているそうです。で、その果汁とビネガーで鰯をしっかり目にマリネし、白いのはチーズのジェラートで、うわっ!と思うほど臭旨度の高いもの(羊乳系?)を合わせるのですが、それが意外に調和するという発見。

アコルドゥ2(小)_005

で、自家製全粒粉パンが登場。外はがりがり系で、中はむっちり。粉の旨味が良くわかるお皿掃除用には適切なタイプ。パンのお替りをお願いするとバゲットが登場する仕組み。

アコルドゥ2(小)_006

お次はスープ。「大鉄砲のアホブランコ みどりのグラニテとバジル」なり。大鉄砲は最近、奈良で復活した豆腐用大豆の類ですが、ほんのりガーリックを効かせた冷製豆乳ポタージュに仕立ててあるのだ。浮き身には生海老、メロン角切り。更に緑のグラニテは葉セロリ、それとバジルという癖のある香りで風味増し。これが見事に一体化。 もしかして本日一の皿。

アコルドゥ2(小)_007

お次は「大和肉鶏のテリーナと山葵」で、テリーナはスペイン語のテリーヌと想像できそうですが、レバーを効かせた鶏肉の食感しっかり系。それに山葵は皿の周りのクリーム的ソースにほんのり効かせてある。で、添えてある地産の薄切りズッキーニには胡桃を使ったソースをほんのわずか乗せてあるのですが、塩分を控えめな鶏パテと超激しく合う!と言う発見。パンが美味しく頂ける。

アコルドゥ2(小)_008

で、次のお料理2つぐらいに合いそうなワインを?とお願いしたら、ロゼを出してもらえたのだ。右手は私チョイス、伊シチリアのロゼ、Alta Mora Etna Rosato Cusumano 2019なり。 苺の香りがふんわり、が、しっかり辛口でボディしっかり。 相方はしっかり目の白をお願いし、チリ産で、Vina Errazuriz Max Reserva Sauvignon Blanc 2017なり。これまた結構しっかりした白で、フローラル感ありいので美味しい。両方とも¥1200なり。

アコルドゥ2(小)_009

お次は、「全粒粉そうめん 夏のベニエ 日本的なスペイン」なり。前回も三和素麺が作ったパスタを、見事なアコルドゥアレンジで頂いたのですが、今回は更に進化して全粒粉で作った素麺という過去食べたことが無い麺。シコシコ系ではなくてつるつる系で、喉越しで味わう素麺らしいタイプ。「日本的なスペイン」とは、この素麺に合えてあるソースの印象のようで、生ハムから取ったダシとパプリカ(パウダーかな?)を合わせると鰹出汁のようなお味になることから名付けられた模様。いやはや、想像力は無限大! 

で、夏のベニエとは・・・

アコルドゥ2(小)_010

切りましたの図。ベニエとは仏語で、イタリアのフリット(英語のフライ)のようですが、これはいちじくにサクサクの超軽い衣をつけて揚げたアツアツを、先に鰹出汁的素麺とあわせるという変態さ。添えてある塩気の強い生ハムと合わせると美味しい。

アコルドゥ2(小)_012

お料理を食べながら緑の綺麗なお庭に目をやると、朝からの雨がようやく上がったようで、庭の向こうに、鹿さんが草を食んでいるのが見えるのだ。なんとも奈良らしい、癒され感満載な風景。

アコルドゥ2(小)_011

お次は魚の皿。「魚のアサード 軽い塩鱈のトルティージャ ひも唐辛子」なり。今日の魚はアオハタ。アサードとは焼き物ですが、トルティージャ(スペイン風ジャガイモ入りの玉子焼き)はどこにあるねん!というと、ソースと付け合わせに再構築されていて、オレンジ色の卵黄ソース、緑の唐辛子ピュレソース、それに周りの白いソースは卵白で作った卵黄がないマヨネーズ的ソースに化けているという趣向。で、ジャガイモはアオハタの下に敷いてある、しっかり火を入れた甘ーいコンフイに。魚の上に乗っているのが、大和野菜の焼いたひも唐辛子なり、と情報量大杉!な一品。

アコルドゥ2(小)_013

お次がお肉なので、赤グラスをお願いする。右手は相方チョイスのリオハ産 Ostatu Selección 2016なり。テンプラニーニョ主体ですが、どこかで似たものにお目に掛かった気が! と思ったら昨年のこちらでした汗。 左手はClos Berenguer MIN Red 2014なり。カタルーニャ州プリオラート産。 両方とも渋みは少ないものをチョイスされている模様ですな。で、お肉は・・・

アコルドゥ2(小)_014

「ヤマトマルナス カモとナス。」なり。見事な火入れの鴨肉の下に、小さな角切りの丸茄子を使った煮込み的なものが隠れているのですが、その味付けが半生の雲丹!だったり、一々ビックリする皿。赤いソースはハイビスカス、それに赤紫蘇、胡椒の風味のソースの三重奏、という仕掛け。すっぽ甘いソースが見事に鴨と調和。茄子と雲丹は・・・・・少々微妙かな汗

アコルドゥ2(小)_015

で、〆のデザートに行く前に、本日のお茶をチョイスさせてくれる仕組み。相方は、奈良産の紅茶を、私は超珍しく、自家製ハーブのハーブティをチョイス。

アコルドゥ2(小)_016

甘いものまで抜かり全く無し! 本日は熟れ熟れの桃、それにラベンダーのアイスクリーム。杏仁風味のソースを含め、全く濃い甘味を付けておらず、素材感で勝負!のような程よい味付け。ほのかなバジルの香りが夏を想起させる感じですなあ。 で・・

アコルドゥ2(小)_018

お茶と小菓子(焼きマシュマロ的な。)でホッコリ〆。フレッシュミントの香りですっきり。次回もハーブティにしよう!と思いました。

アコルドゥ2(小)_017

帰りがけにメインダイニングからキッチン方面をパチリ。いやはや非常に楽しめた2時間ジャスト!なり。

前回から丁度1年ぶりだったので、お料理で何か重なるものはあるかな?と思ったのですが、まったく違うメニュー構成だったのにもビックリ。 まだまだ日々進化と、深化を重ねられている模様ですな。折角晴れたのでこの後、散歩をしようと言う作戦で、結局泡2、白1、ロゼ1、赤2と呑み量は我々とすると控えめ。〆て¥25000割れという大納得なお支払い。夜は呑み助の我々は怖くて来ないのですが(滝汗)、またランチでは来る気満々。

奈良国立博物館目当てで奈良公園方面でランチ!なら、覚えておいて損無き一軒。席数はあるので早めに動けば、意外に予約は取れます。次回こそは違う季節にやってきたいものです。御馳走様でした!
 
 
 

◆アコルドゥ (akordu)
住所:奈良県奈良市水門町70-1-3-1
営業時間:12:00~15:30(L.O.13:00) 18:00~22:30(L.O.19:00) 月休・不定休
TEL:050-5456-4090 
関連記事

0 Comments

Add your comment