うなぎ 玄 (KURO)@伏見桃山
2021
28
夏休みネタ、ラストのその10です。
私は夏休み最終日なのですが、相方はその後2日ほどまだお休み、という月曜日。遠出をする気力は無いぞ~!と、また近所のスーパー銭湯に行く作戦を立て始めるのですが、そういえば徒歩圏の伏見桃山にある巨大和食店が鰻を始めた!と言う情報をGETしていて、それなら一度覗きに行ってみる?ということに。

ランチ後に近所のスパ銭!と言ういつもの作戦なので、車でやってきた伏見桃山の古い酒蔵が並ぶエリア。やってきたのは月桂冠の酒蔵を改装した巨大レストラン、月の蔵人。

実は3年前まで宇治が勤め先だった時代、定番の宴会場だったレストラン。書いておりませんが、もう散々お世話になっているお店なのですが、今回、月の蔵人内の一角に鰻の焼き場が出来て、鰻店としてオープンされているとの情報をGET。月の蔵人が無くなったわけでは無く、普通にランチ営業もされているのですが、鰻も頂けるお店になったのだ。その月の蔵人の鰻部門が「うなぎ 玄」という屋号なのですな。

一応来る前に予約したので、予約している者ですが!と席に通して貰う。靴を脱いであがる方式で、120席以上!ある巨大店。下駄箱が入り口に並んでいて壮観なのですが、驚くべきことにこのご時世で半分ほどは席が埋まっている模様。(お盆なので、ご家族連れ多し。月の蔵人のお客さんの方が多いかな・・・) 店内は、小ブロックに区切られてい個室だったり、パーテーションに囲まれた空間になっている席が多いので、この時期安心感大!な仕組み。

で、メニューを確認。来る前に蒸し工程の無い地焼きの関西風ということはわかっていて、さあどうしましょうかね?ということに。白焼きがあるので、それをアテに日本酒など頂きたいのですが、禁酒令発令中のタイミング。

ひつまむしがあるので、名古屋系なのか!と納得。白焼きハーフを頂いて、相方は竹¥3300、私は松¥4200ということに。最近の鰻重としては、標準的価格設定ですかね。

お店は酒蔵を改造した落ち着いた高級感のある造りで、冬の宴会では豆腐料理に豚しゃぶと日本酒!が定番なのですが、現在は禁酒令発令中。 とはいえ、何も呑むものがないのは寂しいよね?、と月桂冠プロデュースの大吟醸風ドリンク(分類は柚子風味の清涼飲料水)を注文。たしか¥600ぐらいかな。。ノンアルの上、糖質ゼロなのですが、んー、オススメは致しません(滝汗)

月の蔵人は、自家製のざる豆腐や湯葉などの豆腐料理が頂ける和食店なのですが、鰻重をお願いすると突き出しにざる豆腐が出てくるサービスあり。ほんわり温かいざる豆腐を、粗塩かお醤油で頂く趣向。鰻前に時間待ちにこういうものがあるのは、良いですな。

で、注文後25分で白焼き登場ハーフ¥1980が登場! 鰻は愛知方面の有名問屋から仕入れているようです。 で、仕入れてから月桂冠の酒水で捌く直前まで泳がせて臭みを抜いているのだ。なにせ元酒蔵なので、地下水は豊富なのでしょうな。地焼きですが、結構しっかり火を入れる方針のようで、皮はパリッと身はふっくら系。で、添えてあるのは・・

おろしポン酢と山葵醤油で、と言う趣向。卸しポン酢で頂いたのは、もしかして初めて?なのですが、脂を程よく落とした鰻に良く合うもんだ!と感心。美味しいです。

で、注文後ジャスト30分でうな重登場。では開けますよと・・・

タレを何度もくぐらせました!感のある、深みのある照り。香り高い原了郭の粉山椒を添えてある。肝吸いがちょっと変わっていて、
肝を軽く炙っているのも初めての経験かも。程よい濃度の出汁に千切りの生姜が入っていて美味しい。

アップ写真。このタレの乗り具合は明らかに名古屋方面風だなあ!と思って、このネタを書くために知らべましたところ、月桂冠の酒蔵レストランなので、お店の経営も月桂冠だと思い込んでいたのですが、月の蔵人は、滋賀県に本社がある「一休庵」なる会社が運営していて、その系列に近江八幡、それに旧京都マルイにある巨大鰻店「炭櫓」があることが判明したのだ。
で、そこの焼き手さんが、現在は月の蔵人に居られる模様ですな。 炭櫓も行列に並ばなくてもハイレベル鰻を頂ける良いお店なのですが、こちらもそのレベルの鰻を頂ける。

なかなか肉厚。名古屋風なので、タレは粘度は少な目で、甘味はやや控えめの濃く、香ばしい味付け。これは非常によろしいのではないかと。白焼きよりもタレが乗っているので皮のパリパリ感は少な目ですが、身は地焼きの中では相当柔らかめの部類。

で、最近鰻の時は出している半分ほどのご飯状態写真。結構タレをしっかり乗せております。ご飯は京都の平均量ほどでご年配、女性でも無問題!てな適切量。が、粒の立ったご飯の炊き加減も丁度好みのレベルで。いやはや大満足でした。
以上、呑んでいないのに概ね一万円!とランチとすると、そこそこリッチなのですが、この質の鰻なら全然納得!な大満足ランチでした。次回はちゃんと日本酒が呑めるタイミングで来たいものです。ご馳走様でした!。
◆うなぎ 玄 (KURO)
住所:京都市伏見区上油掛町185-2
営業時間:11:00~15:00(L.O.14:30) 17:00~21:00(L.O.20:30) 不定休
TEL:075-366-9655
私は夏休み最終日なのですが、相方はその後2日ほどまだお休み、という月曜日。遠出をする気力は無いぞ~!と、また近所のスーパー銭湯に行く作戦を立て始めるのですが、そういえば徒歩圏の伏見桃山にある巨大和食店が鰻を始めた!と言う情報をGETしていて、それなら一度覗きに行ってみる?ということに。

ランチ後に近所のスパ銭!と言ういつもの作戦なので、車でやってきた伏見桃山の古い酒蔵が並ぶエリア。やってきたのは月桂冠の酒蔵を改装した巨大レストラン、月の蔵人。

実は3年前まで宇治が勤め先だった時代、定番の宴会場だったレストラン。書いておりませんが、もう散々お世話になっているお店なのですが、今回、月の蔵人内の一角に鰻の焼き場が出来て、鰻店としてオープンされているとの情報をGET。月の蔵人が無くなったわけでは無く、普通にランチ営業もされているのですが、鰻も頂けるお店になったのだ。その月の蔵人の鰻部門が「うなぎ 玄」という屋号なのですな。

一応来る前に予約したので、予約している者ですが!と席に通して貰う。靴を脱いであがる方式で、120席以上!ある巨大店。下駄箱が入り口に並んでいて壮観なのですが、驚くべきことにこのご時世で半分ほどは席が埋まっている模様。(お盆なので、ご家族連れ多し。月の蔵人のお客さんの方が多いかな・・・) 店内は、小ブロックに区切られてい個室だったり、パーテーションに囲まれた空間になっている席が多いので、この時期安心感大!な仕組み。

で、メニューを確認。来る前に蒸し工程の無い地焼きの関西風ということはわかっていて、さあどうしましょうかね?ということに。白焼きがあるので、それをアテに日本酒など頂きたいのですが、禁酒令発令中のタイミング。

ひつまむしがあるので、名古屋系なのか!と納得。白焼きハーフを頂いて、相方は竹¥3300、私は松¥4200ということに。最近の鰻重としては、標準的価格設定ですかね。

お店は酒蔵を改造した落ち着いた高級感のある造りで、冬の宴会では豆腐料理に豚しゃぶと日本酒!が定番なのですが、現在は禁酒令発令中。 とはいえ、何も呑むものがないのは寂しいよね?、と月桂冠プロデュースの大吟醸風ドリンク(分類は柚子風味の清涼飲料水)を注文。たしか¥600ぐらいかな。。ノンアルの上、糖質ゼロなのですが、んー、オススメは致しません(滝汗)

月の蔵人は、自家製のざる豆腐や湯葉などの豆腐料理が頂ける和食店なのですが、鰻重をお願いすると突き出しにざる豆腐が出てくるサービスあり。ほんわり温かいざる豆腐を、粗塩かお醤油で頂く趣向。鰻前に時間待ちにこういうものがあるのは、良いですな。

で、注文後25分で白焼き登場ハーフ¥1980が登場! 鰻は愛知方面の有名問屋から仕入れているようです。 で、仕入れてから月桂冠の酒水で捌く直前まで泳がせて臭みを抜いているのだ。なにせ元酒蔵なので、地下水は豊富なのでしょうな。地焼きですが、結構しっかり火を入れる方針のようで、皮はパリッと身はふっくら系。で、添えてあるのは・・

おろしポン酢と山葵醤油で、と言う趣向。卸しポン酢で頂いたのは、もしかして初めて?なのですが、脂を程よく落とした鰻に良く合うもんだ!と感心。美味しいです。

で、注文後ジャスト30分でうな重登場。では開けますよと・・・

タレを何度もくぐらせました!感のある、深みのある照り。香り高い原了郭の粉山椒を添えてある。肝吸いがちょっと変わっていて、
肝を軽く炙っているのも初めての経験かも。程よい濃度の出汁に千切りの生姜が入っていて美味しい。

アップ写真。このタレの乗り具合は明らかに名古屋方面風だなあ!と思って、このネタを書くために知らべましたところ、月桂冠の酒蔵レストランなので、お店の経営も月桂冠だと思い込んでいたのですが、月の蔵人は、滋賀県に本社がある「一休庵」なる会社が運営していて、その系列に近江八幡、それに旧京都マルイにある巨大鰻店「炭櫓」があることが判明したのだ。
で、そこの焼き手さんが、現在は月の蔵人に居られる模様ですな。 炭櫓も行列に並ばなくてもハイレベル鰻を頂ける良いお店なのですが、こちらもそのレベルの鰻を頂ける。

なかなか肉厚。名古屋風なので、タレは粘度は少な目で、甘味はやや控えめの濃く、香ばしい味付け。これは非常によろしいのではないかと。白焼きよりもタレが乗っているので皮のパリパリ感は少な目ですが、身は地焼きの中では相当柔らかめの部類。

で、最近鰻の時は出している半分ほどのご飯状態写真。結構タレをしっかり乗せております。ご飯は京都の平均量ほどでご年配、女性でも無問題!てな適切量。が、粒の立ったご飯の炊き加減も丁度好みのレベルで。いやはや大満足でした。
以上、呑んでいないのに概ね一万円!とランチとすると、そこそこリッチなのですが、この質の鰻なら全然納得!な大満足ランチでした。次回はちゃんと日本酒が呑めるタイミングで来たいものです。ご馳走様でした!。
◆うなぎ 玄 (KURO)
住所:京都市伏見区上油掛町185-2
営業時間:11:00~15:00(L.O.14:30) 17:00~21:00(L.O.20:30) 不定休
TEL:075-366-9655
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