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毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

ラ・トラース@JR奈良駅

2021
03
デルタ株の感染力がすさまじく、日本のコロナ感染者数が累積で150万人を突破した今日この頃。(1年半かけて、日本人口の1%を超えたわけですな・・・・)
今まで個人的には「コロナに掛かった人で、過去実際に合ったことのある人はいない」状態だったのですが、お盆休み明けから、自分の同僚や仕事でお世話になっている人で感染された方が複数名発生し、流石に少々活動を控えめにしようかということに。(とは言え、ちゃんと国や都道府県の要請に則って営業されているお店には、普通に行かせて頂くのですが・・・)
多分、今後暫くは、1日おきくらいの更新になると思われますので、お付き合いのほど宜しくお願いいたします。

で、この蕎麦店ネタの続きです。

今回、また奈良にこようと思った理由が、以前から気になっていたフレンチ料理店にやってくるため。お店の名前は、ラ・トラース。東京の有名フレンチ「カラペティ・バトゥバ」で修行されたシェフが、若夫婦2人で営まれているレストラン。
10年前に奈良市内でご飯!といっても、これと言ったお店はあまりなかったのですが、この数年、奈良県内や大阪から移転されたり、色々と美味しいお店が増殖中。大阪から京都に引っ越ししてきて、奈良からちょっと足が遠のいていたのですが、この機会を活用しないと!と、一週間ほど前に予約電話を入れ席を押さえたのだ。

ラ・トレース(小)_005

お店の場所は、JR奈良駅西口から北西方向に徒歩3分、我々は散歩がてら近鉄奈良駅周辺から20分ほどかけて歩いてやってきた18:15。お料理は1人で回されているので、予約は15分間隔でお客様に入ってもらう様、案内されている模様。今日2組目の客として店内に。

ラ・トレース(小)_006

余計な飾りつけの無いスッキリとした内装。オープンキッチンの前にはカウンター席が8席、4人掛けテーブルが2、かな。ゆったりとした造りで、カウンターにはカップル単位でアクリル板も設置済。カウンターは間引き運転でカップル3組、テーブルも結局全席埋まったのだ。流石人気ですな。 ディナーメニューは¥10000コースのみという分かりやすい設定で、予約時に特に好き嫌いありませんので!とお伝えしているのだ。

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で、お昼からずっと歩き回っていたので喉が渇いていて、ドリンクメニューが気になる我々。ワインペアリングが¥4000でグラス4杯設定で、泡は別なので先に泡グラスを頂くことに。シャンパーニュですが、Jean Vesselle Extra Brut なり。ピノノワール80%、シャルドネ20%でグラス¥1300だったような。喉が渇いていたので、ほぼ一気飲みしてしまう(滝汗)

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で、アミューズからスタートなり。冷たいガスパチョですが、イエローパプリカの風味が良い感じ。上にはトマト水のジュレ、緑色のは砕いた実山椒!。過去食べたガスパチョの中でも特筆すべき旨さ、なめらかさ。酸味のつけ方がしっかり目でお上手ですな。

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泡が無くなったので、ペアリングをお願いする。まずは甘口の白産地で有名な仏ジュランソンから、Ballet d'Octobre Jurancon Moelleux 2019なり。プティ・マンサンなるブドウ100%。普段、甘口はほぼ呑まないのですが、透明感のある仕上がりで、くどくないスッキリした甘さ。これは非常に~美味しい。こういうワインがお次の料理に合うのだな!!と言う発見。

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で、うっかりばらしてしまった写真でスミマセン。前菜その1は、鮎コンフィとフォアグラのテリーヌ。薄切りの梨でサンド、上から赤紫蘇のジュレ、それに芽紫蘇、青柚子の皮を仕上げに卸し掛けるという。クリーミーなテリーヌに鮎のほの苦さがプラスされ、全体をぐん!とグレードアップさせる効果あり。これだけでバゲットが一本食べてしまえそうな。

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キッチン内にガス火にかけた中華蒸籠が置いてあり、なんだろう?と思ったら、これでした。自家製のきたあかり全粒粉パンは、サーブする前に蒸籠で蒸して温めるというあまり他の類のない方法。蒸気を含んでほかほかで皮までむっちむちで美味しい。思わず後程、お替りを。で、バターやオリーブオイルではなく、無糖ヨーグルトを付けて頂くのも面白いですな。好き嫌いはありそうですが。

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で、前菜その2。チュニジアの「ブリック」なる揚げ春巻きのような一品。パートブリックなる小麦の皮で、鱧、それとミモレットチーズを巻いて揚げてあるお料理なのだ。上からふんわりと、大量のベビーリーフ。

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合わせるのは更に白で、仏DOMAINE DE VILLAINE Bouzeron 2015。仏ブルゴーニュのアリゴテ100%なり。ビオなので、その手のワインを扱っているお店でよくお見掛けするボトルですが、美味しかったように記憶~!

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ベビーリーフを除けると、こんな感じ。チーズ入り揚げ春巻きなのですが、ミモレットの塩味ぐらいの押さえた味付けなのがまた美味しい。大盛りでお願いしたい一品。

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で、更に魚料理が続くのですが、パリッパリの山口産甘鯛うろこ焼。皮のほうはぱりっぱり、身はふんわりしっとり。いやはやにんまりですな。ソースは万願寺唐辛子ピュレでこれ自体は円やかで辛くないのですが、バスク地方の赤唐辛子パウダー少々でちょっとだけ辛味を乗せているのが超ウマでした。私の本日一がこちら。

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で、白好きなので、三杯白が続くのが何気に嬉しいのですが、今度はDomaine Sainte Barbe Vire Clesse l'Epinet 2017なり。 仏ブルゴーニュのシャルドネ100%なり。これもビオでしっかり系だったような。で・・・

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お肉は、蝦夷鹿。2人で1つの腿塊肉を焼いて、半分に切り分けて出す趣向で、この見事な火入れ。入店した時から既にこの料理に取り掛かられていて、興味津々で見ておりました。(オープンキッチンなので手元まで丸見えなので・・・) 最近流行のコンベクションオーブンなどは使わないで、常温戻しからフライパンでソテー、仕上げにサラマンダーの遠火の上火の出し入れを一時間かけ、この状態を作り出すのですな。ソースはブルーベリーと赤ワインベースなのですが、エキゾチックなスパイスの香りがふわん。ほぼ甘くないデミグラスソース的な味わいでびっくり。相方はダントツこれがナンバー1との感想。

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合わせる赤はこちら。Domaine du Pesquier Gigondas Rouge 2018なり。仏コートデュローヌのグルナッシュ75% 、シラー 20%、ムールヴェードル 5%なり。結構しっかりとした感じで、旨かったように記憶。いやー、大満足なのですが、フレンチなので甘いものも楽しみなのですな。

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先にお茶の案内をして頂く。相方は奈良産の紅茶を、私は浅炒りのコーヒーをお願いするのだ。

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甘いものが三段攻撃で登場するのが嬉しい。まずは、これは面白いなー!と感心した口直し。柔らかく仕上げた珈琲ゼリーなのですが、上に激スッパ甘いパッションフルーツのソースが。口直しとしてこれほどのものがあろうかと。

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更に自家製のババ。当然パンも自家製と思われるのですが、浸してあるシロップがソーダのような清涼感のあるこれまた酸味のつけ方に特徴あり!なもので、マンゴーアイスと合わせると、本当に美味しい。ラムなどのお酒の効きは控えめなので、これも賛否両論ありそうですが我々は大好き。

ラ・トレース(小)_022

で、最後にお茶と小菓子で〆!なのですが、小菓子じゃなくて普通にお土産サイズのフィナンシェ(型はフィナンシェじゃありませんが)なり。抹茶だったかな、割ると綺麗な緑色でこれまた美味しい。いやはや最後まで大満腹でした。


で、泡2とグラス4杯のペアリングをセットして、〆て¥33000チョイ、という、この内容なので大大大納得価格。いやー最後まで大充実でした。この精度・密度のお料理をシェフお1人で調理し、奥様の笑顔を絶やさない小気味よいサーブで全6組のカップルに順次出す!というのは見ていても面白かったです。特等席はカウンター、奈良で気合を入れて晩御飯!なら超お勧めしたい一軒。いやー、また機会がありましたら、今度は寒い時期でぜひ。




◆ラ・トラース (LA TRACE)
住所:奈良県奈良市大宮町2-1-5 カーサヤマグチ 1F
営業時間: 12:00~14:30 18:00~21:30 土月昼休・日休
TEL:0742-33-4000


で、このお店に来る前の散歩ネタ。(覚書) ランチの蕎麦屋のあとは、依水園に行ったのはひとつ前に書いたのですが・・・

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依水園のお隣で奈良市が管理している「良城園」は入ったことが無いよね?ということに。無料なのですが、また見学者が我々しかいない!という奇跡の時間に突入。

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が、こちらのお庭も非常に綺麗。奈良はまだ知らないところがあるねえ!ということに。

ラ・トレース(小)_003

午前中からの曇り空がようやく雲の切れ間から陽が差し出すのだ。ここでも30分ほどでゆるゆると散歩し・・・

ラ・トレース(小)_004

で、初訪問の奈良県立美術館へ。結構年季の入った建物ですな。丁度行われていた特別展「ウィリアム・モリス 原風景でたどるデザインの軌跡」を見学。結構ギャラリーが集まっていてびっくり。で、ならまち周辺を軽く散策したあと、このフレンチネタに続きます。
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