久々、Bistro四川食堂(13)@近鉄伏見駅
2021
18
で、一週間てんこ盛りで仕事をこなした、くたくたな金曜17:00。遠出をする気力はなく、かといって美味しいものはしっかり食べたい日。思いついて、前日予約で久々にお願いしておいたのが、当駄blog13回目の登場、Bistro四川食堂。自宅から徒歩7分ほどにある便利な場所で、我が家の定期観測レストランになっているお気に入り店。

ホテル中華で料理長として腕を振るっていたシェフなので、腕は間違いない!カウンター11席のみのお店。仕事終了後、ざっとシャワーを浴びてからやってきても17:30過ぎには来れる有りがたい場所なのですが、前回来たのはいつだったかな?とググると、この今年1軒目中華だったことが判明。

カウンター席に陣取り、お久しぶりです~!とご挨拶。速攻で生ビールを注文してメニューを確認していたら、相方も登場。シェフに、今日は何を食べるべきですかねえ?とご相談し、最近、仕込みの時間がたっぷりあるので、自家製中華ハムも仕込むんですよ!と教えてもらい、そういう食べたことが無いようなものを軸に注文。

で、これも初挑戦だと思われる一品。グラスに入ったお洒落な冷菜ですが、ピータンムース豆腐¥400×2からスタートなり。これが何とも超ウマ。滑らかなムース状に空気を含めて再度冷やし固めた豆腐の上に、程良い濃度の葱塩ソースを絡めた角切りピータンがころころと!という旨くないわけがない一品でした。

テーブルの上に紹興酒のボトルが置いてあったので、前回ボトルを呑みきれなくてキープになっていたことを思い出すのだ。1/3ほどあるので、ストレートでちびちびやりつつノーンビリ。

初挑戦の「自家製ロースハムのHOTマヨ」で¥1200なり。ちゃんとソミュール液につけこんで茹でて作っているロースハムですが、ほんわり五香粉の香り、抑え気味の程よい塩味で文句無し。そのままで十分旨し!なのですが、温めてある唐辛子パウダー入りマヨネーズと共に、野菜を巻いて食べると映えるのですな。 (蒸しパンでサンドイッチにしたいかも!)

で、海老と松茸の炒め物、スダチ風味で¥1500なり。こういう炒め物の海老が超ぷりっぷり。オイスターソース系?か軽やかな甘口のタレが銀杏、蓮根、それに松茸!と一体化。ま、旨くないわけがない、秋を感じる一皿なのだ。これも多分初めて頂いたような。

秋茄子を食べたくてお願いしたら、炒め物と煮込みが出来ますよ~!とのことで、煮込みをチョイス。四川麻婆茄子の激餡多め、みたいな感じですな。麻婆豆腐より花椒系の刺激は少な目ですが、辛さはほぼ同レベルでがっちり! 茄子はもう蕩ける食感。これは当然・・・・・

白ご飯を1人前だけお願いし、こういう食べ方になりますな、当然。麻婆豆腐で〆よう!と言う作戦だったのですが、思わぬ方針変更。(でも、2人ともにんまり・・・・) 現在、お店は2人体制で、お若いスーシェフが入られていて、どういうことですの?とお聞きしたところによると、ここから南の近鉄寺田方面でもう一軒お店を出す計画があり、そこでシェフをされる方の訓練中だとのこと。

お酒がなくなったので、また紹興貴酒のボトルを入れようとしたら、シェフから面白いのがありますので!と推薦して頂いた「紹興黄酒 云集江湖本色」なり。黄酒とは中国のお米で作ったお酒で、紹興酒はその代表的な一品。紹興貴酒はもち米を醸したお酒ですが、この黄酒は、米と麦麹を使ったスッキリ系甘口酒。紹興貴酒のこなれた味の深みとは違った、シェリー酒のような深みが面白い。右のグラスに入った色が薄い方です。
どんな酒?と帰って来てからネット検索するのですが、まだ日本語の情報が無さそうな予感。中国の方がやっておられる料理blogにヒットし、「サントリーの高級ウイスキーのボトルに似ている」と書いてあったのが納得。(このお酒で丸鶏を蒸し煮されておりましたが・・・)

もう一皿ぐらいのアテと、〆を悩むのですが・・・

結局初めのメニューからチョイスした、これも初挑戦の「四川のチンッジャオロース~」¥1500なり。チンジャオロースというと、特に辛くも無いので。香港や広東料理ではないかと思い込んでいたのですが、シェフ曰く、元々ピーマンでは無く青唐辛子を使った四川料理だそうです。
四川風なので、唐辛子を加えてピリリと辛味を付けていますが、全然過剰な辛さではなく・・・

ご飯との相性はばっちりですな。チンッジャオロース~と白ご飯、中華スープとザーサイがあれば、確実に幸せな一食になりえるパワーあり!。いやー、旨しです。

で、〆はあっさり系汁麺を!ということに。が、目の前のカウンターの上に見事な照りの自家製チャーシューが置いてあるので、これもちょっと入れてくださいね~!とついつい、お願いするのですな。こういうご時世なので、2つに分けてくれるのだ。

ラーメン店では絶対に採用されない、乾麺を適切に戻した中華玉子麺。それも超細麺なのに驚くほどブリブリグリグリンな腰。その存在感抜群な麺を、葱が香しい醤油系軽やかスープががっちり支えるのですな。いやー、最後まで大充実!でした。
〆て1時間ほどという超ショートステイで、シェフに「これからどこに呑みに行きますの?」と訊かれたのですが、この後の行く当てがないのが寂しいですな。 以上で半分ほどのボトルを残し、〆て¥11000ほどという大大大大納得価格。
これからも、お世話になる気満々なのですが、近日中に奥のカウンターで5名ほどでしんみり吞んだりしたいかもです。ご馳走様でした。また来ます!
◆Bistro四川食堂
住所:京都市伏見区奈良屋町1084-10
営業時間:11:30~14:30 17:30~21:00 月・木休
(最新の営業状況はお店にご確認を)
TEL:075-748-8808

ホテル中華で料理長として腕を振るっていたシェフなので、腕は間違いない!カウンター11席のみのお店。仕事終了後、ざっとシャワーを浴びてからやってきても17:30過ぎには来れる有りがたい場所なのですが、前回来たのはいつだったかな?とググると、この今年1軒目中華だったことが判明。

カウンター席に陣取り、お久しぶりです~!とご挨拶。速攻で生ビールを注文してメニューを確認していたら、相方も登場。シェフに、今日は何を食べるべきですかねえ?とご相談し、最近、仕込みの時間がたっぷりあるので、自家製中華ハムも仕込むんですよ!と教えてもらい、そういう食べたことが無いようなものを軸に注文。

で、これも初挑戦だと思われる一品。グラスに入ったお洒落な冷菜ですが、ピータンムース豆腐¥400×2からスタートなり。これが何とも超ウマ。滑らかなムース状に空気を含めて再度冷やし固めた豆腐の上に、程良い濃度の葱塩ソースを絡めた角切りピータンがころころと!という旨くないわけがない一品でした。

テーブルの上に紹興酒のボトルが置いてあったので、前回ボトルを呑みきれなくてキープになっていたことを思い出すのだ。1/3ほどあるので、ストレートでちびちびやりつつノーンビリ。

初挑戦の「自家製ロースハムのHOTマヨ」で¥1200なり。ちゃんとソミュール液につけこんで茹でて作っているロースハムですが、ほんわり五香粉の香り、抑え気味の程よい塩味で文句無し。そのままで十分旨し!なのですが、温めてある唐辛子パウダー入りマヨネーズと共に、野菜を巻いて食べると映えるのですな。 (蒸しパンでサンドイッチにしたいかも!)

で、海老と松茸の炒め物、スダチ風味で¥1500なり。こういう炒め物の海老が超ぷりっぷり。オイスターソース系?か軽やかな甘口のタレが銀杏、蓮根、それに松茸!と一体化。ま、旨くないわけがない、秋を感じる一皿なのだ。これも多分初めて頂いたような。

秋茄子を食べたくてお願いしたら、炒め物と煮込みが出来ますよ~!とのことで、煮込みをチョイス。四川麻婆茄子の激餡多め、みたいな感じですな。麻婆豆腐より花椒系の刺激は少な目ですが、辛さはほぼ同レベルでがっちり! 茄子はもう蕩ける食感。これは当然・・・・・

白ご飯を1人前だけお願いし、こういう食べ方になりますな、当然。麻婆豆腐で〆よう!と言う作戦だったのですが、思わぬ方針変更。(でも、2人ともにんまり・・・・) 現在、お店は2人体制で、お若いスーシェフが入られていて、どういうことですの?とお聞きしたところによると、ここから南の近鉄寺田方面でもう一軒お店を出す計画があり、そこでシェフをされる方の訓練中だとのこと。

お酒がなくなったので、また紹興貴酒のボトルを入れようとしたら、シェフから面白いのがありますので!と推薦して頂いた「紹興黄酒 云集江湖本色」なり。黄酒とは中国のお米で作ったお酒で、紹興酒はその代表的な一品。紹興貴酒はもち米を醸したお酒ですが、この黄酒は、米と麦麹を使ったスッキリ系甘口酒。紹興貴酒のこなれた味の深みとは違った、シェリー酒のような深みが面白い。右のグラスに入った色が薄い方です。
どんな酒?と帰って来てからネット検索するのですが、まだ日本語の情報が無さそうな予感。中国の方がやっておられる料理blogにヒットし、「サントリーの高級ウイスキーのボトルに似ている」と書いてあったのが納得。(このお酒で丸鶏を蒸し煮されておりましたが・・・)

もう一皿ぐらいのアテと、〆を悩むのですが・・・

結局初めのメニューからチョイスした、これも初挑戦の「四川のチンッジャオロース~」¥1500なり。チンジャオロースというと、特に辛くも無いので。香港や広東料理ではないかと思い込んでいたのですが、シェフ曰く、元々ピーマンでは無く青唐辛子を使った四川料理だそうです。
四川風なので、唐辛子を加えてピリリと辛味を付けていますが、全然過剰な辛さではなく・・・

ご飯との相性はばっちりですな。チンッジャオロース~と白ご飯、中華スープとザーサイがあれば、確実に幸せな一食になりえるパワーあり!。いやー、旨しです。

で、〆はあっさり系汁麺を!ということに。が、目の前のカウンターの上に見事な照りの自家製チャーシューが置いてあるので、これもちょっと入れてくださいね~!とついつい、お願いするのですな。こういうご時世なので、2つに分けてくれるのだ。

ラーメン店では絶対に採用されない、乾麺を適切に戻した中華玉子麺。それも超細麺なのに驚くほどブリブリグリグリンな腰。その存在感抜群な麺を、葱が香しい醤油系軽やかスープががっちり支えるのですな。いやー、最後まで大充実!でした。
〆て1時間ほどという超ショートステイで、シェフに「これからどこに呑みに行きますの?」と訊かれたのですが、この後の行く当てがないのが寂しいですな。 以上で半分ほどのボトルを残し、〆て¥11000ほどという大大大大納得価格。
これからも、お世話になる気満々なのですが、近日中に奥のカウンターで5名ほどでしんみり吞んだりしたいかもです。ご馳走様でした。また来ます!
◆Bistro四川食堂
住所:京都市伏見区奈良屋町1084-10
営業時間:11:30~14:30 17:30~21:00 月・木休
(最新の営業状況はお店にご確認を)
TEL:075-748-8808
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