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毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

ひいらぎ亭でディナー(5)@知恩院前

2021
13
今回6回目の訪問で、我が家の定番焼き鳥店にがっちり定着し、お世話になっている「ひいらぎ亭」、最初に来たのが昨年の10月なので、我が家ではありえない訪問頻度にかなり!びっくりしております。
ちなみに、このネタが(5)なのですが、ご紹介回数が1回少ないのは、書きにくい時期にやらかして封印している二階貸し切り鶏鍋ネタがあるのだ・・・汗汗。 ここまで頻繁に伺ったのは、新型コロナのマンボウ中(このフレーズがどんな意味か分からなくなるのは意外に早そうな・・)は17:00からオープンされていて、19:00までに呑んで帰る!ことが出来た、という状況だったというのもあります。

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で、令和の幾度目かの禁酒令がようやく解除され、今日も焼き鳥気分だよねえと予約し、やってきた18:00チョイ前。

ひいらぎ亭1(小)_002

先代ご店主は現在お休み中で、二代目と女将さん、それにバイトのおにいちゃんの3名体制。お久しぶりです~とご挨拶し、まずは季節代わりのメニューを確認。白ギモがあるので生はOK?と確認すると今日は串ですね~!ということで、まずはいつものごとく焼き物をいくつかお願いするのだ。
入店はちょっと早めだったのですが18:30にはカウンター全席が埋まり、19:30には2回転目に突入してしまう人気度合い。お店の場所は東大路通の知恩院前交差点南東という観光地のど真ん中。 この時節にどんどん飛び込みのお客さんがやってきて、満席で残念そうに帰っていくのを眺めつつ、京都も随分と呑み客が戻ってきたな~と言う状況。

ひいらぎ亭1(小)_004

突き出しは超大粒の枝豆、紫ずきんに、しじみの赤出しがでてくるのがお約束。相方は生小、私は生中からゆるゆるとスタートなり。

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で、ほぼ毎回注文している「モモのタタキ」で¥950なり。御覧のレア感で、黄色いのは皮の裏の脂肪ですが、完全活性化。甘口の生姜醤油で頂くのですが、いやー、毎回とんでもなく旨し。今回は、過去食べた中でもっとも温度が高い感じがしたのですが、何回食べても唸ってしまう旨さでした。付け合わせの食用ほうずきが超甘くてビックリ。

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で、今回は冷蔵庫前に座っているので、日本酒は何を呑もうか検討し放題。そんなに種類は無いですが10種類ほどはいつも置いておられます。で・・・

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宮城は萩野酒造謹製「日輪田 生もと純米 秋あがり」をチョイス。猫ラベルが印象深い萩の鶴の酒蔵ですが、間違いなかったように記憶。

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で、季節代わりメニューに今回、初めて特製つくねがあったので注文。(以前、メニューに書いていないのに、今日は出来ますよ~とお聞きして注文したことはあります。)
丸いのは、炭火でほんのり火を入れた鶏モツの金柑。面白い作り方で、注文をうけてからパンパンパンと手捏ねしたつくねを、ハンバーグのように俵型に成型して炭火の上に。ざっと火が通ってから串を打って焼鳥化するという方法なのだ。つけタレに2回ほど通されていたかな。。

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粗びきの鶏肉が非常にジューシーで、強すぎない甘タレとほんのり温かい黄身を合わせると旨くないわけがない!と言う感想。
つくねに添えるタレに普通の玉子の黄身を使っているお店は沢山あるのですが、概ねソースとして量が多すぎ&冷たい場合が多いので、そのマイナス要素を見事に取り去る作戦。見事です。正に上質な鶏つくねハンバーグなのだ。超!お勧めいたします。

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更に白ギモ。生食で頂く鮮烈さはないのですが、これまた濃厚で非常に美味しい、ひいらぎ亭でぜひ食べてみて欲しい一本。¥660もするのですが、値打ち有りまくり。

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更に次のお酒(もしかすると、先に一合、写真忘れがありそうな・・・)、岐阜県は大塚酒造謹製「竹雀 山廃純米 無濾過生原酒 2015BY」なり。もう6年も寝かせている古酒なのですが、それほどこなれた感じは強くなく。

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でお次が、偶然にも淡海地鶏の太もも回りの肉、三種食べ比べになったのだ。その1は「ソリレス」で¥450。もも肉のお尻側に近い部位なので、一串で鶏一羽分。運動量の多いお肉で締まった食感、繊維の方向性が揃っていて、ぶりぶりん。非常にジューシーで、噛みしめると鶏の熱いお汁がほとばしる!。旨い、旨すぎ・・・

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お隣のカップルが赤をグラスで貰っていたので、つい「私も!」ということに。で・・・

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串を打っておりませんが、これもこのお店での独特な呼び名だと思われる「鳥ひざ」¥450なり。鶏ひざ軟骨では無く、ソリレスよりは筋張ったモモ周辺の部位と思われるのですが、噛みしめるとブリ・ザクっとした歯ごたえに、一切れが大きいのでこれまた非常にジューシー。うわ、これも美味しいじゃんとビックリしたのですが・・・

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このお店に通っている理由、「もも」¥300のブリブリ感と肉の香ばしさはやっぱ凄いねということに。ぱりっとした皮とむちむちモモ肉の見事なハーモニー。とはいえ、「ソリレス」が一番旨味が乗っている感ありで、今回初挑戦の「鶏ひざ」の歯ごたえも美味しく、甲乙付け難し。 次回は、鶏ひざはどのあたりの部位なのか聞いておきます。

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で、三合目か四合目か。兵庫から山陽盃酒造謹製「播州一献 純米吟醸 夏のうすにごり」なり。冷蔵庫をチェックして、あー、濁りが残っている!と出して貰ったもの。ちょっと呑み疲れてきた時に嬉しい、するっとスッキリ系。

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野菜類を食べていないねえ、と玉ねぎを頂いて・・・(かけてある結晶のような塩は、塩の当たりが非常に柔らかくなる「米粉の塩」)

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相方がいつも注文する厚皮¥300なり。弓型に反り返っているのですが、どこの皮なのか超肉厚で劇ジューシー。相方、超ニンマリ。

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多分初めて食べたベーコンチーズ巻。いやー、至極普通。なにごとにもメリハリはあるもので(汗) 

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で、お隣で食べておられてこれは!と思って注文した巨大な岩手産の「安比まいたけ」で¥550なり。いやー、これまた香ばしくて茸の旨味満載ですな。これもキノコ好きには大お勧め!

もうあと何本か串をもらおうかな?と思ったら、相方がもうギブアップ(途中で私がワインに移行したので・・汗)だというので、今日はこれでお開きでお願いします!ということに。
以上で、生ビー小・中各1に日本酒多分四合、赤ワイングラス2、とまたまた結構がっしりと呑んで、〆て¥13000少々という大大大大納得価格。一串サイズが大ぶりなので、この本数でも鶏食った感満載で、大満足できます。
先代が病欠でお休みされているので、二代目に「早く復活されて、鰻丼が食べたいです!」とお声掛けし、大充実!でお家に帰る20:30。まだまだ夜は長いのだ。


◆ひいらぎ亭
住所:京都市東山区知恩院前石橋町306-6
営業時間:17:30~23:00(L.O.22:30) 火・水休
TEL:075-748-1739 


ひいらぎ亭1(小)_022

で、帰りに八坂神社の前を通るのですが、昨年10月からのひいらぎ亭訪問6回目にして、初めて帰りに人が居るタイミングに遭遇。年末にかけ、観光客の皆さんで賑やかになりそうな予感ですな。
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