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毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

二宮@京阪桃山南口駅

2021
06
宇治が仕事場だった時代、仕事場から徒歩10分くらいの内科に7年ほど通院していて、仕事場が大阪に変わった現在もその病院でお世話になっているのですが、病院に行く途中の桃山南口近くにお洒落そうなお店が出来ているのを発見。
Googleマップを見てみると、お若いご夫婦がやられている居酒屋さんのようで、これは一度覗きに行ってみないと!と狙っていたのですな。で、またまた我が家では最近定例の「晩飯なんぞ作ってられますかいな!」の金曜日行ってみようということに。

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お店は京阪桃山南口駅前の道を、5分ほど徒歩で南進したところ。あまり飲食店があるような場所ではないので、ポツンと灯りが付いていると、とても目立ちますな。店内に。

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奥にキッチンに向かってカウンター席が4つ、4人掛けテーブルが4つだけの、品が良い和風のスッキリ店内。予約電話したものですが~!と、一番窓側の席に陣取るのですな。お若いご夫婦が2人で仲良く回されているのだ。昨年12月オープンで丁度開店1周年。

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メニューはこういう感じで、桃山南口の普段使い居酒屋さん価格。紙メニューもあり、焼き鳥に唐揚げなどもやられているようです。なかなかソソルものがあるのと、日本酒は色々揃えておられるようなので、悩みつつ注文。

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とりあえず、私は生ビー¥600、相方、富乃宝山お湯割り¥550でゆるゆるとスタートなり。

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お通しが変わっていて、最近和食店でちょこちょこ見かけるジャガイモを使った揚げたて芋餅なのですが、中にとろーんとクリームチーズ、上には卸し生姜とみたらしっぽい甘ダレが掛かっている趣向。あー、これはこの後の展開に期待大!というような。

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お造りは三種盛りで¥900!なのですが、御店主から「あん肝と生牡蠣があるのですが、入れても大丈夫ですか?」と確認があったのでお願いしたら、四種盛りになっておりました。他は炙り鰆、それに鮑!という充実度。鮑の肝が旨かった! これは当たりを引き当てたとニンマリなのだ。

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柿と漬物のチーズ和えで¥500なり。塩分控えめの大根漬け、それに胡瓜の浅漬けを甘ーい柿、それにミルキーなカマンベールチーズを刻んだものを合えてある、という。なかなか乙なお味。

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これは日本酒にスイッチですよ!と山形は秀鳳酒造場謹製「純米吟醸 La Jomon(らじょうもん)」を注文したら売り切れていて(ちょこっと残っていたので味見されてもらう)、で、在庫がある分を見せてもらうのですな。
右手は山口は酒井酒造謹製「五橋 STAND UP GOKYO 純米吟醸」なり。プレミアムブレンド酒ですが、緊急事態宣言解除後の再スタートに向けたネーミング。しかし、この後口切れる旨口酒を一升¥2200で販売しているのですなあ。驚きです。 

で、後程、左手の福島は酒造「天明 中取り零号 純米生酒 新米新酒」も呑みました。超早生品種の酒米「瑞穂黄金」で醸されているのですが、もう21年収穫米の酒が呑める幸せよ。 両方とも¥700/一合!という地元価格なのが嬉しい酒呑みです。

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豚バラ軟骨とろとろ煮込みは¥700。これがですね・・・・

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これぐらいのしっかりボリュームな、とろとろ豚バラが2個ででーんと。濃すぎない甘口醤油味で体育会系男子なら、ま、普通嫌いな人はいなさそうな味付けなのも好ましい。いやはや良心的設定なお店なのだ。

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さらにびっくりしたのがこちら。めんたいダシ巻の蟹あんかけなり。ダシ巻は明太子一本丸々を巻き込んであり、玉子三個は確実量。更に蟹身たっぷりのあっさり葛餡がでろんとタップリかけてある、良心的設定で¥700という。

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が!個人的に、圧倒的に本日一だったのがこちら。丹波鶏の肝パテは¥500。肝の旨味満載なのにくどくない味付けのパテは、薄切りのパンではなくて、薄切りジャガイモを粉で寄せて焼いた「ガレット」の上に乗せてあるのだ。いやまさか、居酒屋さんでこのようなお味のものに出会うとは思いませんでした。やや辛口ぐらいのビオ系オレンジワインに合わせると激バッチリでしょうな。

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で、そろそろ〆ようか?ということになるのですが、〆系メニューは焼き飯、ダシ茶漬け、みそ焼きおにぎりなどがスタンバイ。個人的には焼き飯¥700が超そそるのですが、相方は折角焼き鳥があるのでもう少々アテがほしいよね!ということで・・・

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串を4本。奥がもも¥220、手前はハート¥160なり。焼き鳥は専門でやられているマニアックなお店だらけなので、ついそちらとくらべちゃうのですが、甘口のタレが普段使い居酒屋さんのお味ですな。ほっこり。

以上で、生ビール1、焼酎お湯割り1、日本酒2合で¥8000を割り込む、大大大納得なお支払い。うるさいBGMも無く、心静かに普段使いのアテとお手頃晩酌が頂ける良きお店。徒歩圏のご近所なら、定番居酒屋の手駒に加えて損無き一店ですな。ご馳走様でした、多分、またお邪魔すると思います。 
 
 

◆二宮
住所:京都市伏見区桃山南大島町67−65
営業時間:平日17:00〜21:00 金土日17:00〜21:30 概ね月休・不定休
TEL:075-644-5005


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で、おまけネタ。相方の提案で、もうちょっとだけお酒を呑もうと中書島のSake cafe 楓fuに移動。

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このようなお酒や・・・

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このようなのを、結局1人グラス三杯づつ呑んで、中書島から丹波橋まで千鳥足で帰るのですな。久々の梯子酒で大満足な夜でした。
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