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毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

とんかつ食堂 熟豚で初ディナー(3)@山科

2021
08
ミシュランビブグルマンのトンカツ屋さん、山科の熟豚(じゅくとん)。我々がトンカツを食べたい!となったら一番に思い出すお店なのですが、過去ディナーで来たことは無いよねえ?という事に気が付いた訪問3日ほど前。予約電話を入れると、意外にすんなりと18:00からの席が取れたのですな。
前回訪問はこのネタなので、もう2年ぶりほどの再訪。必然的に気合の入ったネタになりますのでご紹介。

熟豚夜(小)_001

少々お天気が怪しい日で、ポツポツと小雨降る中、ワクワクとやってきた土曜日、18:00。予約している者ですが!と告げると、前のお客様が出られるまで少々お待ちください!ということに。 予約時に、入店は前のお客様の状況次第という説明があったので、熟豚は流石に人気だねえ~!とメニューなど眺めつつ、結局5分ほど待ちましたかね。待っている間に、予約無しのお客さんがやってきて、1~2時間待ちです!と告げられ、残念そうに帰っていくのを3組も見たのだ。

熟豚夜(小)_003

今日の目的は、熟豚でトンカツをアテに呑もう!なのですが、事前にメニューを検討する時間はたっぷり。京都の上等精肉店「京都中勢伊」から熟成豚肉を仕入れられているのは、とんかつマニアには大有名なのですが、京中式と書かれた豚は中勢伊からの仕入れ。

熟豚夜(小)_005

それ以外にも、ごらんの鹿児島産「サドルバック」、東京産「TOKYO-X」のほかに、北海道産の精肉店「肉将」熟成ロース、茨城県の塚原牧場「梅山豚」、宮崎産「はまゆう豚」、茨城県産「はじめちゃんポーク」などのブランド豚、それにお手頃価格の京都青田畜産厳選豚などがラインナップされているのだ。いやはや、ここまで行くと笑っちゃいますな。更に・・

熟豚夜(小)_004

エビフライなどの豚肉系以外のものも少しですが扱っておられます。以前はチキンフライもあったように記憶しているのですが、それはリストから外れたようで、ミンチカツ、蟹クリームコロッケ、普通のコロッケが単品で追加可能。で、今回は注文しなかったのですが、ニジマスフライもあります。実はカレーライスもメニューにあり、単品でトンカツを食べて〆カレー!と密かに思っていたのですが、カレーはランチ限定のようで少々がっくり。 並んでいる間に注文を訊きに来てくれるですが、結局5分で決められず(滝汗)

熟豚夜(小)_002

そうこうしているうちに店内に。コロナ対策なのか席配置が換わっていて、御覧のような壁に向かって席が全6席、4人掛け席が2つかな。以前よりかなり席数を絞っておられる模様。
で、注文は悩みに悩んで、豚汁が美味しいので先に定食を2つ、1つはご飯抜きで注文。定食を注文すると、お代わり2杯まで無料のご飯と豚汁、お漬物と、ご飯のお供の豚肉の佃煮が強制的に付いてくる仕組みなので、1つはご飯無しでよろしいですね?と2回も確認されるのだ。

熟豚夜(小)_008

で、なには無くてもトンカツで呑む!が目当てなので、まずはこちらから。キリンブラウンマイスター生は¥600、相方は麦焼酎お湯割り¥420を。当然、全席埋まっているのですが、ディナーでもアルコールを注文している人が我々以外1人しかいない!のに少々ビックリしつつ。。初めに、お漬物と豚肉の佃煮が出てくるので、時間待ちの良いアテになります。

熟豚夜(小)_009

席数を絞っておられるので以前よりは速やかにお料理が登場。15分後に出てきたのは、鹿児島産「サドルバック」(ブランド豚の名前です)ロース160g¥2700なり。 いやはや、もう見るからに旨そう。。。
前回ネタでも書いたのですが、こちらのトンカツは油切れのよい香ばしい揚げ上がり、肉への密着性は高いのにサクサクで軽い衣、中はしっとりジューシー!と、「旨い揚げ物三条件」を完璧に満たしているのですな。 お腹も減っているので、パクパクと!

熟豚夜(小)_011

豚汁も拘っておられて、西京白味噌と信州味噌のブレンド。昆布・カツオの合わせダシに野菜の旨味と生姜の刺激、豚肉しっかりの優しい味で濃すぎないのが嬉しい。ご飯は八代目儀兵衛のコシヒカリで、これまた旨し。豚のつくだ煮だけで、軽ろやかに一膳食えます。

熟豚夜(小)_012

で、もう一皿はエビフライとミンチカツ定食で¥1750なり。熟豚のミンチカツは初体験。

熟豚夜(小)_013

ミンチカツにはキャベツの刻んだのが忍ばせてあり、良いアクセントに。これまた超ジューシーで、トンカツ以外の揚げ物類も間違いないのだ!と大納得。

熟豚夜(小)_014

エビフライも大ぶりでこれまた間違いなしのお味。これも揚げ上がりが軽やかでパクパク行けます。

熟豚夜(小)_015

当然呑むのですが、赤ワイン「タティアラ カベルネシラーズ180ml」を注文。多分、これも注文する人が非常に少ないようで、お姉さんに確認されるのだ。だはは。結局2本頂くのですな。

で、もう一皿なにか!なのですが、このお店ではやっぱりこれでしょう!と・・・・・・

熟豚夜(小)_016

京中式長期熟成豚の特上ロース160gを単品で。単品で¥2000(定食は¥2400なり)だったような。先のサドルバックとの違いは明確にはわからない!のですが、文句無しどちらも美味しい。お肉の繊維が細かく、さくりと歯が入る感じがあり、脂分の旨味はこちらのほうが上だったような。。。しかし、どれも見事に揚げ上りますな。。それと・・・

熟豚夜(小)_017

この機会に食べておこう!と、有機国産男爵コロッケ¥350!も1つだけ注文。薄切りを茹でて形を残したジャガイモに超激たっぷりと自家製の豚のつくだ煮を混ぜ込んでいて、つくだ煮の味付けのおかげでふんわりと甘じょっぱい味付けのコロッケなのだ。ある種一番、うは~!これは凄いや!と驚いたのがこちらでした。いやはや大満足。

以上で、滞在はジャスト1時間。生ビー1の焼酎お湯割り1、赤ワイン360ccと控えめ呑みでほぼ¥10000!という明瞭大納得価格でした。 お腹は激パンパンなり。
周りは、静かに晩御飯目当てのお客様ばかりなので、呑んで騒ぐようなことはそもそも不可なお店ですが、ちゃちゃっとトンカツをアテに軽やかに呑めることも判明。期待通り旨かったので、また、機会を狙って全メニュー制覇を狙いたいと思います。ご馳走様でした。旨いですよ~! 
 
 
 

◆とんかつ食堂 熟豚(じゅくとん)
住所:京都市山科区竹鼻西ノ口町57-1
営業時間:[月~水]11:30~14:30 17:30~21:30 [金~日、祝日]11:30~14:30 17:30~22:00 木休
TEL:075-595-0295
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