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毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

トラットリア インヴィートでディナー(9)@伏見桃山

2021
20
次の日から超絶久々に一泊で小旅行、と言う作戦の前日夜。
遠くにいくのは少々面倒なので、相方の提案でやってきたのは我が駄blog9回目の登場、トラットリア インヴィート。南イタリア系の家庭料理に拘っておられる、伏見では貴重なイタリアンレストラン。前日予約でやってきた金曜日、18:00。

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概ね年2回ペースでお邪魔しているお気に入り店。お正月前に一度覗きに行きたいぞ!と思っていたのですが、ま、タイミングはあるわけで。御店主に、お久しぶりです~とご挨拶し、テーブル席に陣取るのだ。
我々が1組目だったのですが、30分後にはカウンターに1組カップル、テーブル3がカップル2組と3人組で満席に。お料理は一人でやっておられるので、全て満席にはされない模様。ま、予約が必須。

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メニューは1人でやっておられるのにかなり豊富な部類。それに日替わりでちょこちょこ変化するのが楽しい。本日の黒板メニューがこちらで・・・・

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レギュラーメニュー以外の月替わりぐらいのメニューがこちら。メニューに「ボリートミスト」(伊太利風おでんのような)を発見し、それをメインに持ってきて、〆パスタで!ということでお願いする。

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こちらを見ると、前菜盛り合わせに盛り込まれそうなものが分かる仕組み。前菜の仕込みがなんだか品数が多くて嬉しい。 前菜盛り合わせは超絶お得で、イタリアのママン系な火の入った野菜類が美味しいのですが、カップルが人数分お願いしてしまうと、あとはパスタ1、メイン1ぐらいでお腹いっぱいになってしまうので、今日は前菜盛り合わせを一人前にし、他の前菜をもう一皿別に、ということに。

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で、いつものごとくお手軽泡(¥600)を頂いて、のんびりとお料理を待つのだ。

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一皿目は、黒板メニューからチョイス。速攻で登場した沖鯵のマリネで¥900なり。厚切りの鯵を酸っぱすぎないオリーブごろごろなマリネ液に漬け込んだ手堅い一品。ウマー!ですな。正にお手軽泡などにピタリ。

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前菜盛り合わせ一人前で¥1100なり。相変わらず盛り良好ですな。皿の上に空間が見えないほどのてんこ盛り。動物性たんぱく質類は厚切りのフリッタータ(玉子焼)と生ハム、それにきびなごのカルピオナータ(南蛮漬)で、今回はチーズが効いた茄子のトマトグラタンが特に!旨かったです。その他、定番の人参や安納芋のスカペーチェ(マリネ)、ガーリックが利いた炒めブロッコリーなどなど野菜もしっかりてんこ盛り!

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で、お料理に合わせてビオ系なワインを頂くと幸せになれるので、シェフに、しっかり目の白かオレンジのボトルを見せてください~といつものごとくお願いするのだ。。概ね¥3000~¥6000ぐらいです。どれもソソるのですが・・

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今回はこちらをチョイス。伊ウンブリアのオレンジ、Biancofongoli Trebbiano 2018なり。 Grechetto (グレケット)100%ですが、そんなに田舎っぽい感じもなく、程よい重さ・しっかりさ。たしか¥4500で出して貰ったような。 

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で、先にメインを頂く作戦。「ボリートミスト」がばばーんと登場。てんこ盛りなのですが、これでは状況が分からないので・・・

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こういう感じです。牛すね肉、豚バラ肉、それに牛ホルモン(アカセン)を、塩味明瞭系のあっさり目ブイヨンでとろとろに炊いたもの。添えてあるのはバジルペースト、それにタップナード(黒オリーブペースト)という、旨くないわけがない構成。 いやはやこれを¥2000で出しちゃうんだから、にんまりですな。

とはいえ、これならパスタもしっかり入りそう!ということに。しらす・浅利のアラビアータのカサレッチェを、今日はロングパスタの気分なんですけど?とお願いしたら、それならリングイネでどうですか!ということに。

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で、リングイネで、しらすと浅利のアラビアータで多分¥1600。しかし、あいかわらずてんこ盛り~!ですな。

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濃厚トマトががっしり効いている、ま、イタリアン好きならだれでも好きそうな魚介の旨味満載の明瞭なお味。しらすのほの苦さが旨し。アラビアータですが、唐辛子は風味付け程度で、お子様でも多分概ね大丈夫そうな味付けなのも良いですな。

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ちょっとだけ甘いものを頂いてホッコリしようということに。当然自家製な番茶風味の焼パンナコッタで¥550なり。燻されたお茶の香りがしっかりで、ノーマルバージョンの倍は旨い!と言う感想。 〆に良い感じ!と相方もご満悦なのだ。 いやー、最後まで大充実のディナーでした。

以上で、泡グラス2にオレンジワインボトル1とそこそこ呑みで、〆て¥12000チョイ、と言う納得のお支払い。いやはや、相変わらず普段使いに見事なイタリアンですな。

シェフも行かれていた福知山のプルチネッラに行ったお話から、どういうスタンスで料理に取り組まれているのか、というお話をチョコっとさせて頂いて、更に好きになった一軒。また、ちょこちょこお邪魔する予定です~。
 
 

 
◆トラットリア インヴィート (Trattoria Invito)
住所:京都府京都市伏見区魚屋町574 ハイツ桃山 1F
営業時間:18:00~22:00(L.O.) 火休
TEL:075-612-1205 
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