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毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

乍旨司でディナー(2)@二条通西洞院西入

2021
27
この数年、11~12月中の週末に北白川にある山荘を借り切って、このネタにあるようなバーベキュー大会を行っていたのですが、今年は自分の本業が諸事情で超忙しいのと、新型コロナの関係もあるので30名規模で人集めするのは少々まずい!ということで一か月前には泣く泣くキャンセルにしたのだ。(ご準備頂いていた各位様には、ご迷惑おかけし申し訳ありません。このお返しはおいおいと・・。)
 
で、12月に入って随分コロナも収まってきた感アリ!なので、バーベキュー大会にご参加頂いていた皆さまと近況を伝え合うために、こじんまり忘年会をやろう!(概ね、相方の提案で汗)ということに。一回目はこちらで行ったのですが、今回は、アテ寿司がイケている居酒屋、乍旨司(さしす)で、4人だけでこじんまり会!ということに。

さしす(小)_001

で、予約していた金曜日18:00!に集合!ということに。最寄り駅は地下鉄二条城前駅2番出口から北東450m、徒歩6分ほどの位置。

さしす(小)_002

カウンター席が6席ほど。その後ろに御覧のテーブル席が2つ。奥に詰めれば8人ぐらい入れそうな小上がりがあって、そこに入れてもらったのだ。

さしす(小)_005

夕方からグッと寒くなった京都地方なのですが、とりあえず本日の勤労に乾杯!ということに。来年はこういう写真が沢山撮れると良いですな。 で、しげしげとメニューを確認。

さしす(小)_003

お料理はこんな感じですが、日本酒のアテになる細巻が一押しで、魚・肉とバランスよく、且つあまり他店で見かけないようなものも。山羊は食べないとねえ~!と速攻で意見一致。基本、一皿量はアテなので小盛で色々と食べられるのが嬉しいのだ。

さしす(小)_004

で、こちらは西院にある日本酒推し居酒屋「さかぶくろ」の二号店なので、当然、日本酒推し店。この裏面に日本酒メニューがあるのですが、見事に写真を忘れてきたので(滝汗)、前回ネタでチェックどうぞ(汗)。 冷酒もあるのですが、常温・燗酒がいつも10種類以上いつもスタンバっていて、且つ一合¥900/円!とお手頃価格設定という冬に真価を発揮しそうな構成。

さしす(小)_006

このお店にきたら、まず注文すべきマストアイテム、おまかせアテ盛りは¥1300なり。4人なので2皿お願いしました。手前左から反時計回りで、しらうおの味噌和え、しょうゆ豆、小松菜、牡蛎と大根紹興酒煮、もろこ南蛮漬け、松前漬というような布陣。これは間違いなく燗酒だよね!ということに。

さしす(小)_007

お店のお姉さんがめっちゃ日本酒を語れる人なので、燗でオススメはありませんかねえ?とお聞きしてこちらをチョイス。鳥取は久米桜醸造所謹製「米桜 生酛 芽依 無農薬無施肥 鳥取旭」なり。鳥取旭なる酒米で、精米81%。酵母無添加の完全生酛造りだそうです。結構がしっと酸味が乗った柑橘系の苦みのあるようなお味ですが、燗酒にすると味がぐわっと広がって旨いのだ。4人でシェアなので、以下全て二合でお願いする。

さしす(小)_008

お刺身盛り合わせで一人一貫づつ。手前はさわらの塩たたきで、添えてあるのはくたっと炊いた菜の花。真ん中は程よい酸味の〆鯖を、金柑の酸味を乗せた赤カブ卸し酢で頂く趣向。更に奥はマグロで、花山葵を合わせるという。 芸細やかなのですが、ちゃんとどれも工夫が上滑りしておらず、お醤油無しでそのまま食べられる味付けにしているのも面白いですな。旨いです~!

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お次は、島根県は板倉酒造「天穏 山廃純米 無濾過生原酒」なり。某イタリアンのシェフが拘って揃えておられる天穏ですが、若干熱燗で頂くと美味しいですな。いやー、極楽!

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お次は全員、これは激烈旨い!と大絶賛だった鱈カツで¥950なり。何が旨いというと、カリフラワーピュレを使ったソース。ミルキーなのですが、過剰に濃すぎず、野菜成分多めのすり流しか濃い目のポタージュぐらいの感じなのが超ウマなのだ。お勧めいたします。

さしす(小)_011

で、川添ヤギのもも肉炭火焼で¥2500なり。過去ヤギをこういう食べ方をした記憶が無いのですが、この火入れですから。羊と類似のもっと癖の強いものか?と思っていたのですが、そこまで臭くなく、美味しいのだ。 付け合わせのトレビスなども超ウマ。サイズは小ぶりですので、2人で1皿でもぺろっと行けます。

さしす(小)_014

更に燗酒。静岡は杉井酒造謹製「杉錦 菩提もと 純米」なり。菩提もととは、生米と飯を水につけた「そやし水」に自然に発生する乳酸菌と酵母で酒造りする手法だそうです。 更に2018BY!なので、燗を付けると非常に膨らむ感あり。いやー、旨いですな、これは。

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で、更にこちら。牡蛎とくもこのグラタンは¥1300なり。

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芽キャベツも入っていて、乳酸発酵系のお酒には親和性の高そうなこれまた良いアテ。で、ボチボチ、〆兼アテの巻き寿司を頂こう!ということに。

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まずは〆鯖大葉¥850と鉄火巻¥1300を。刺身で頂いた〆鯖、鮪の赤身が非常に上質だったのでつい。いやー、これまた文句ありません。サイズ的に小ぶりですが凝縮感!

で、実はこの写真をどこぞのインスタで見て予約電話を入れたのですが・・・滝汗

さしす(小)_016

ばばーんと登場。細巻に乗っかるのは特大こっぺがにで¥4200!というお大尽価格。バエ狙いだと思いますが、このてんこ盛りカニ量なので旨くないわけがないわけで。最後まで大満足でした。

久々にお会いする方々とのこじんまり会だったので、情報交換に少々力がはいりすぎ、瓶ビール2と日本酒6合というかなり少なめの酒量。で、結局、〆て¥6500/人という大大大大大納得価格。いやはや、気分的には大充実の大満足。しかし、燗酒好きには超お勧めしたい一軒ですな。

今年の宴会ネタは、コレで終了なのですが、付き合ってくれる人がいるかぎり、オミクロンの間隙を縫って対応策万端でこういう楽しみを密やかに執り行いたい!と思う今日この頃。来年のこじんまり新年会ネタに多分、続く予定です。



◆乍旨司(さしす)
住所:京都市中京区西大黒町336-10
営業時間:17:00~23:00 水休
TEL:075-744-6615
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