日本料理と日本酒 惠史@小川通姉小路下ル
2022
08
バタバタしておりまして、ちょこっと更新が滞りがちなのですが、引き続き10日ほどタイムラグでご紹介。
以前、FBで教えてもらったお店でご店主が和久傳ご出身ということで、気になっていた「日本料理と日本酒 惠史」(さとし)に訪問。で、期待通り非常に良かったので気合を入れてご紹介。

場所は、地下鉄二条城前駅。堀川御池の交差点から北東に250mほど。予約時間の18:00ピタリに店内に。カウンター席が7席、4人掛けテーブルが1つという落ち着いた雰囲気の店内。席数は少ないのですが、空間はゆったり。先客はカウンターに常連と思われるお一人様、テーブルが4人組で埋まっていて、後程カップルが1組という程よい状況。

どういうわけだか撮影したメニュー写真が全部ピンボケでなにがなにやらわからない!のですが、お料理は全部アラカルトもOKなのですが、先にお任せで前菜・刺身・椀物の三品が出してもらい、後はアラカルトでお好きに、と言うのも可能。我々はお任せを注文。¥5500で、日本酒のアテにはもうそれだけで大満足!と言うような構成。
で、店名に示されるとおり、日本酒は非常に豊富。こちらはカウンターの後ろにある保管用で・・・

カウンター内にもう一台一回り小型の冷蔵庫があり、そこに抜栓されているのが10種類は確実にありそうな!と言う状況。先に、50m先にある「西本酒店」で生ビール¥350!を吞んでいるので(汗)日本酒でスタートしようということに。
で、この手のお店ではお勧めを聞く方が幸せになれるので、お願いしお勧めを見せて貰うのだ。これは!と、ビビビと来て先に選んだ2種が変態系大好きな我々の心の琴線にずばり!ハマるのですな。

平行し、前菜(これは八寸、と言って良いのか・・)の準備が始まるのですが、こういう小さな飾り棚に小鉢が並べられ、京都らしい&日本酒好きの心の琴線に触れる構成。で、

まずは、福井は美川酒造場謹製「舞美人 山廃純米無濾過生原酒 sanQ」なり。一口で「なんじゃこりゃ!」とビックリする酸度、甘味。ベリー系の風味を感じる甘口のシェリー酒のような後口で、お肉や中華料理でも全然合いそうな感じ。H2BYなので、2年熟成モノですが、古酒感は相当なレベル。

酒器も品の良いものをお使いで選ぶのが嬉しい。で・・

お料理なのですが、写真が撮りにくいのでまず4種、棚から下ろしました汗。右手前から時計回りで、黄身の味噌漬け、蛍烏賊酢味噌和え、自家製のピクルス(パプリカ、アスパラ、玉ねぎ)、蕗と椎茸の煮物。とりあえず、蕗の味付けがたまらん!

更に、牛山椒佃煮、ちりめん山椒、蛸の旨煮(つい1つ、先に口の中に・・・汗)、甘エビと蒸し飯という構成。これは無条件で酒ですよねえ~!という感想。これだけで結構な時間が潰せます汗汗

お次に選んだお酒がまたかなりの変化球! 山形は樽平酒造謹製「住吉 金 純米酒」なり。これも20BY。盃に注いだ瞬間に分かる見事な黄金色のお酒。これも台湾系の辛口紹興酒のようなドライな旨味で美味しいですな。魚に合うかと言うと、いや、どうかな?なのですが、先に出てきた酒肴には概ねピッタリでした。

今日のお刺身は甘鯛(ぐじ)。で、今日在庫されているものを追加できるので、私はお勧め頂いたカンパチを追加したような。相方は甘エビを。これまた文句のつけようのないまったりとしたお味。お酒に合わせるのなら、これぐらいの量で頂けるのが嬉しい。

で、椀物が登場。わかめと鮑、それに筍の碗。味付けをぐっと控えた滋味あふれるダシにプリプリとした食感の鮑、わかめのコントラスト。いやー、本日一がこちら。

三合目は、また呑んでいる気がする長野は大信州酒造謹製「大信州 純米吟醸 超辛口」なり。呑み疲れしてきたら、これを呑んでいる気がするお気に入り。

アラカルトは超悩んで3品注文。まずは白和えなのですが、これが色々な野菜が入っていて、記憶をたどると、苺、しめじ、インゲン、アスパラ、そらまめは入っていたような。苺は生ですが、他の野菜は食感が残る程度に軽く茹でてある感じで美味しい。いやー、想像力は無限大!

で、焼いた魚が食べたいのですが、と相談したら、今日は鰻がありますね~!ということで、ええい!と一本注文。目の前でこんがり焼けるのをワクワクして待つ嬉しさよ。

白焼きに合わせるのは、うなぎ屋さんのような濃い甘ダレではなく、実山椒の佃煮を合わせたさらっとした甘口醤油だれ。こういうのは割烹でないと食べられないよねえ!ということに。ちなみにこれが1人前×二皿のしっかり量。

これには綺麗なお酒を合わせよう!と、埼玉県は南陽酒造謹製「花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒」を。最近、結構あちこちで見かける気がする人気酒ですな。これと大信州は四合瓶でした。

で、更に2人とも大好きなトウモロコシ天を頂いて、いよいよ〆ですよ~!ということに。

こちらの定番の〆は、焼き鯖寿司。注文を受けてからバーナーで炙り、炭火で炙った焼きのりを巻いてパックリ!という手法。いやはや、最後まで大満足でした。
以上で日本酒4合と結構しっかり呑みで、和久傳手法で鰻の白焼き一本!ということで¥26000ほどというお支払い。とはいえ、この内容なので全然納得レベル。当日は、ぐじの松毬焼やさわらの西京焼も人気でした。
和久傳のノウハウで運営されている京都らしい雰囲気の高級居酒屋割烹!という文句のつけようの無い構成で大満足。 多分、またお邪魔することになろうかと思います。 ご馳走様でした。
◆日本料理と日本酒 惠史(さとし)
住所:京都市中京区宮木町小川通姉小路下ル471-2
営業時間:12:00~14:30(13:00最終入店) 17:30~23:00(21:00最終入店)日営業不定休
TEL:075-708-6321
以前、FBで教えてもらったお店でご店主が和久傳ご出身ということで、気になっていた「日本料理と日本酒 惠史」(さとし)に訪問。で、期待通り非常に良かったので気合を入れてご紹介。

場所は、地下鉄二条城前駅。堀川御池の交差点から北東に250mほど。予約時間の18:00ピタリに店内に。カウンター席が7席、4人掛けテーブルが1つという落ち着いた雰囲気の店内。席数は少ないのですが、空間はゆったり。先客はカウンターに常連と思われるお一人様、テーブルが4人組で埋まっていて、後程カップルが1組という程よい状況。

どういうわけだか撮影したメニュー写真が全部ピンボケでなにがなにやらわからない!のですが、お料理は全部アラカルトもOKなのですが、先にお任せで前菜・刺身・椀物の三品が出してもらい、後はアラカルトでお好きに、と言うのも可能。我々はお任せを注文。¥5500で、日本酒のアテにはもうそれだけで大満足!と言うような構成。
で、店名に示されるとおり、日本酒は非常に豊富。こちらはカウンターの後ろにある保管用で・・・

カウンター内にもう一台一回り小型の冷蔵庫があり、そこに抜栓されているのが10種類は確実にありそうな!と言う状況。先に、50m先にある「西本酒店」で生ビール¥350!を吞んでいるので(汗)日本酒でスタートしようということに。
で、この手のお店ではお勧めを聞く方が幸せになれるので、お願いしお勧めを見せて貰うのだ。これは!と、ビビビと来て先に選んだ2種が変態系大好きな我々の心の琴線にずばり!ハマるのですな。

平行し、前菜(これは八寸、と言って良いのか・・)の準備が始まるのですが、こういう小さな飾り棚に小鉢が並べられ、京都らしい&日本酒好きの心の琴線に触れる構成。で、

まずは、福井は美川酒造場謹製「舞美人 山廃純米無濾過生原酒 sanQ」なり。一口で「なんじゃこりゃ!」とビックリする酸度、甘味。ベリー系の風味を感じる甘口のシェリー酒のような後口で、お肉や中華料理でも全然合いそうな感じ。H2BYなので、2年熟成モノですが、古酒感は相当なレベル。

酒器も品の良いものをお使いで選ぶのが嬉しい。で・・

お料理なのですが、写真が撮りにくいのでまず4種、棚から下ろしました汗。右手前から時計回りで、黄身の味噌漬け、蛍烏賊酢味噌和え、自家製のピクルス(パプリカ、アスパラ、玉ねぎ)、蕗と椎茸の煮物。とりあえず、蕗の味付けがたまらん!

更に、牛山椒佃煮、ちりめん山椒、蛸の旨煮(つい1つ、先に口の中に・・・汗)、甘エビと蒸し飯という構成。これは無条件で酒ですよねえ~!という感想。これだけで結構な時間が潰せます汗汗

お次に選んだお酒がまたかなりの変化球! 山形は樽平酒造謹製「住吉 金 純米酒」なり。これも20BY。盃に注いだ瞬間に分かる見事な黄金色のお酒。これも台湾系の辛口紹興酒のようなドライな旨味で美味しいですな。魚に合うかと言うと、いや、どうかな?なのですが、先に出てきた酒肴には概ねピッタリでした。

今日のお刺身は甘鯛(ぐじ)。で、今日在庫されているものを追加できるので、私はお勧め頂いたカンパチを追加したような。相方は甘エビを。これまた文句のつけようのないまったりとしたお味。お酒に合わせるのなら、これぐらいの量で頂けるのが嬉しい。

で、椀物が登場。わかめと鮑、それに筍の碗。味付けをぐっと控えた滋味あふれるダシにプリプリとした食感の鮑、わかめのコントラスト。いやー、本日一がこちら。

三合目は、また呑んでいる気がする長野は大信州酒造謹製「大信州 純米吟醸 超辛口」なり。呑み疲れしてきたら、これを呑んでいる気がするお気に入り。

アラカルトは超悩んで3品注文。まずは白和えなのですが、これが色々な野菜が入っていて、記憶をたどると、苺、しめじ、インゲン、アスパラ、そらまめは入っていたような。苺は生ですが、他の野菜は食感が残る程度に軽く茹でてある感じで美味しい。いやー、想像力は無限大!

で、焼いた魚が食べたいのですが、と相談したら、今日は鰻がありますね~!ということで、ええい!と一本注文。目の前でこんがり焼けるのをワクワクして待つ嬉しさよ。

白焼きに合わせるのは、うなぎ屋さんのような濃い甘ダレではなく、実山椒の佃煮を合わせたさらっとした甘口醤油だれ。こういうのは割烹でないと食べられないよねえ!ということに。ちなみにこれが1人前×二皿のしっかり量。

これには綺麗なお酒を合わせよう!と、埼玉県は南陽酒造謹製「花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒」を。最近、結構あちこちで見かける気がする人気酒ですな。これと大信州は四合瓶でした。

で、更に2人とも大好きなトウモロコシ天を頂いて、いよいよ〆ですよ~!ということに。

こちらの定番の〆は、焼き鯖寿司。注文を受けてからバーナーで炙り、炭火で炙った焼きのりを巻いてパックリ!という手法。いやはや、最後まで大満足でした。
以上で日本酒4合と結構しっかり呑みで、和久傳手法で鰻の白焼き一本!ということで¥26000ほどというお支払い。とはいえ、この内容なので全然納得レベル。当日は、ぐじの松毬焼やさわらの西京焼も人気でした。
和久傳のノウハウで運営されている京都らしい雰囲気の高級居酒屋割烹!という文句のつけようの無い構成で大満足。 多分、またお邪魔することになろうかと思います。 ご馳走様でした。
◆日本料理と日本酒 惠史(さとし)
住所:京都市中京区宮木町小川通姉小路下ル471-2
営業時間:12:00~14:30(13:00最終入店) 17:30~23:00(21:00最終入店)日営業不定休
TEL:075-708-6321
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