16 ichiroku@出町柳
2022
27
まだまだしつこく続く、夏休みネタのその14です。
いつものようにどこぞに面白いお店は無いかな?とネット検索していて、久々にお洒落なスパニッシュバルなんてどうよ!ということで、やってきたのは出町柳にある枡形商店街。

東西に延びる商店街の西側一本目に交差する路地南側にこんな雰囲気のお店がばばーんと。お店の前は、16 ichiroku。路地角にあるたこ焼きバルが目印。既に開店一周年のようです。店内に。

もう夏休み明け業務に突入している相方が、先に入ってカウンターでビールでまったり中。まずはコップを貰ってビールを頂きつつ、メニューを確認。当日は30代中盤程のシェフが1人、回されていました。シェフはそんなに口数が多いタイプではないと思うのですが、質問すると色々と丁寧に教えてもらえます。

メニューはこれぐらいの密度で三枚構成。バルですので、ピンチョスや生ハムやパテなどお酒に合いそうなものが中心で、そんなに種類は多いほうではないですな。20種類チョイぐらいかな。メイン料理は3種類ほど。

あと、季節代わりメニューが小さな黒板に掲示されているのだ。初見なので、一通り食べてみたいなと思ったので、ピンチョスの盛り合わせなど可能ですかね?と質問したら・・・

1人¥3000でセットがあり、定番料理を一通り食べられますよ!と教えてもらい、それならそれを2人前で!ということに。

突き出しはスペインでは夏の定番の冷たいスープ、ガスパチョ。トマト、それに桃ピュレのスープなのですが程よいガーリックの効き、味付けも過剰ではなく美味しい~。そうか!、私はこれが食べたいのでスパニッシュ料理店に来ようと思いついたのか!と納得。夏向きですな。

お次は生ハム、それにサラミの盛り合わせ。五種類ほど乗っかっていますかね。うわ、これはワインだよ!と思ったので、グラスでお願いし、当日抜栓しているボトルを見せて貰う。白2、赤3ほどスタンバっていましたかね。当然ワインもスペイン推し。

私は右手の白、「Ailalá Treixadura 2019」を。トレイシャドゥーラ100%でそれなりにコクがある呑みやすい系、相方は左の「Fedellos do Couto Lomba dos Ares、2019」を。 赤のほうが随分お高そうなスムーズなお味。速やかにホッコリ出来ますな。

当日は我々以外ノーゲストだったのでパチリ。カウンターが6席、4人掛けテーブルが2つほどですが、席間もゆったり目で、カフェ的ですがセンスの良い店内。

テーブルの上に巨大なパイが乗っていたので食べたいな!と見ていたら、セットに含まれているのでにっこり。「エンパナーダ」なるガリシア地方のお料理で、本日は鯖のペーストが入っているのだ。程よい塩加減でこれまたワインと相思相愛系。

で、注文を受けてから、可愛らしい18cmぐらいのフライパンを使ってシェフが焼き上げてくれるトルティージャ(スペイン風玉子焼き)が登場。玉子三個分だそうです。結構大きくて玉子好きなら確実ニッコリ。

ガリシア地方のペタンソスという街は、このトルティージャが名物のようなのですが、ジャガイモと玉子、それに塩しか使っていない超シンプルな一品。中心部の半熟玉子部分をソースにして、外側の火の入った玉子を頂く趣向。

で、私は更に白追加で、「Finca San Blas Conveniencia」を注文。シャルドネ主体で、これも呑みやすい感じだったような。

サラダは、生マッシュルーム、オリーブを使っているのが特徴。アンチョビが効いたレモン系ドレッシングが美味しい。

相方は再度赤グラスを注文。「Comando G Laderas del Tietar」 なり。がしっと濃い口のガルナッチャ100%でした。

で、スパニッシュバルの定番、蛸のガリシア風が登場。タコの火入れが半生よりチョイ火が入っているぐらいの絶妙コントロール。赤いパウダーはチリ(唐辛子)ではなくて、パプリカなので辛くはないのですが、これは美味しい。

紙袋に入って一緒に出てくるのは、自家製のガリシアパン。ふっかふかでもちもち。

で、私も赤グラスを追加。7 Fuentes ( シエテ・フエンテス) 2018なり。リスタン・ネグロ90%、ティンティージャ10%のビオ。夏はキンキンに冷やして飲んでね!というお気軽系ですが、これまた結構がっしりした旨味だったような。

ラストはトリッパの煮込み。ソーセージを解したものも一緒に煮込まれているのですが、旨味も程よく。ま、我が家では非常~に好きな一品なので、超ニッコリ!ですな。先のガリシアパンを使ってソース一滴残らず平らげるのだ。
セットはここまでなのですが、お腹もかなりいい感じで、小食な人なら十二分に満足できる量でしょうな。我々は甘いものは欲しいねえ!とこちらを。

奥はレモンのグラニテにシロップとソーダを掛けた超絶爽やかな一品。目が覚めるような酸っぱさがいい。手前はクリームチーズのアイスにベリーソースがけに見えるビーツのソースを使った変化球なのですが、これまた全然美味しい。ま、ほっこりですな。
以上で〆たのですが、伝票を紛失した(汗)のでうろおぼえなのですが、確か¥13000少々だったような。ま、至極納得価格なのだ。帰り際にシェフから、定番料理以外にこれから季節代わりメニューのパワーアップを図る予定なので!と教えて頂いて、これはまた来ないと~!と言う感想。しっかりお料理が頂けるバルですので、スパニッシュ気分の際はぜひ。
◆16 ichiroku
住所:京都府京都市上京区一真町65-5 桝形ビル 1F
営業時間;17:00~22:00 水休+不定休
TEL:075-600-9160
いつものようにどこぞに面白いお店は無いかな?とネット検索していて、久々にお洒落なスパニッシュバルなんてどうよ!ということで、やってきたのは出町柳にある枡形商店街。

東西に延びる商店街の西側一本目に交差する路地南側にこんな雰囲気のお店がばばーんと。お店の前は、16 ichiroku。路地角にあるたこ焼きバルが目印。既に開店一周年のようです。店内に。

もう夏休み明け業務に突入している相方が、先に入ってカウンターでビールでまったり中。まずはコップを貰ってビールを頂きつつ、メニューを確認。当日は30代中盤程のシェフが1人、回されていました。シェフはそんなに口数が多いタイプではないと思うのですが、質問すると色々と丁寧に教えてもらえます。

メニューはこれぐらいの密度で三枚構成。バルですので、ピンチョスや生ハムやパテなどお酒に合いそうなものが中心で、そんなに種類は多いほうではないですな。20種類チョイぐらいかな。メイン料理は3種類ほど。

あと、季節代わりメニューが小さな黒板に掲示されているのだ。初見なので、一通り食べてみたいなと思ったので、ピンチョスの盛り合わせなど可能ですかね?と質問したら・・・

1人¥3000でセットがあり、定番料理を一通り食べられますよ!と教えてもらい、それならそれを2人前で!ということに。

突き出しはスペインでは夏の定番の冷たいスープ、ガスパチョ。トマト、それに桃ピュレのスープなのですが程よいガーリックの効き、味付けも過剰ではなく美味しい~。そうか!、私はこれが食べたいのでスパニッシュ料理店に来ようと思いついたのか!と納得。夏向きですな。

お次は生ハム、それにサラミの盛り合わせ。五種類ほど乗っかっていますかね。うわ、これはワインだよ!と思ったので、グラスでお願いし、当日抜栓しているボトルを見せて貰う。白2、赤3ほどスタンバっていましたかね。当然ワインもスペイン推し。

私は右手の白、「Ailalá Treixadura 2019」を。トレイシャドゥーラ100%でそれなりにコクがある呑みやすい系、相方は左の「Fedellos do Couto Lomba dos Ares、2019」を。 赤のほうが随分お高そうなスムーズなお味。速やかにホッコリ出来ますな。

当日は我々以外ノーゲストだったのでパチリ。カウンターが6席、4人掛けテーブルが2つほどですが、席間もゆったり目で、カフェ的ですがセンスの良い店内。

テーブルの上に巨大なパイが乗っていたので食べたいな!と見ていたら、セットに含まれているのでにっこり。「エンパナーダ」なるガリシア地方のお料理で、本日は鯖のペーストが入っているのだ。程よい塩加減でこれまたワインと相思相愛系。

で、注文を受けてから、可愛らしい18cmぐらいのフライパンを使ってシェフが焼き上げてくれるトルティージャ(スペイン風玉子焼き)が登場。玉子三個分だそうです。結構大きくて玉子好きなら確実ニッコリ。

ガリシア地方のペタンソスという街は、このトルティージャが名物のようなのですが、ジャガイモと玉子、それに塩しか使っていない超シンプルな一品。中心部の半熟玉子部分をソースにして、外側の火の入った玉子を頂く趣向。

で、私は更に白追加で、「Finca San Blas Conveniencia」を注文。シャルドネ主体で、これも呑みやすい感じだったような。

サラダは、生マッシュルーム、オリーブを使っているのが特徴。アンチョビが効いたレモン系ドレッシングが美味しい。

相方は再度赤グラスを注文。「Comando G Laderas del Tietar」 なり。がしっと濃い口のガルナッチャ100%でした。

で、スパニッシュバルの定番、蛸のガリシア風が登場。タコの火入れが半生よりチョイ火が入っているぐらいの絶妙コントロール。赤いパウダーはチリ(唐辛子)ではなくて、パプリカなので辛くはないのですが、これは美味しい。

紙袋に入って一緒に出てくるのは、自家製のガリシアパン。ふっかふかでもちもち。

で、私も赤グラスを追加。7 Fuentes ( シエテ・フエンテス) 2018なり。リスタン・ネグロ90%、ティンティージャ10%のビオ。夏はキンキンに冷やして飲んでね!というお気軽系ですが、これまた結構がっしりした旨味だったような。

ラストはトリッパの煮込み。ソーセージを解したものも一緒に煮込まれているのですが、旨味も程よく。ま、我が家では非常~に好きな一品なので、超ニッコリ!ですな。先のガリシアパンを使ってソース一滴残らず平らげるのだ。
セットはここまでなのですが、お腹もかなりいい感じで、小食な人なら十二分に満足できる量でしょうな。我々は甘いものは欲しいねえ!とこちらを。

奥はレモンのグラニテにシロップとソーダを掛けた超絶爽やかな一品。目が覚めるような酸っぱさがいい。手前はクリームチーズのアイスにベリーソースがけに見えるビーツのソースを使った変化球なのですが、これまた全然美味しい。ま、ほっこりですな。
以上で〆たのですが、伝票を紛失した(汗)のでうろおぼえなのですが、確か¥13000少々だったような。ま、至極納得価格なのだ。帰り際にシェフから、定番料理以外にこれから季節代わりメニューのパワーアップを図る予定なので!と教えて頂いて、これはまた来ないと~!と言う感想。しっかりお料理が頂けるバルですので、スパニッシュ気分の際はぜひ。
◆16 ichiroku
住所:京都府京都市上京区一真町65-5 桝形ビル 1F
営業時間;17:00~22:00 水休+不定休
TEL:075-600-9160
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