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毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

滷味研究所@くいな橋

2022
05
んで、久々の深草周辺にある京都現地系中国料理店巡りネタ、その台湾料理版。地下鉄くいな橋駅から東に200mほどに出来た台湾料理店のご紹介。ネタ元はお世話になっているこちらの京都情報系HP

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休日なので運動ついでに、自宅がある丹波橋から歩いて30分ほどで到着。(散歩している間に、新しいお店を発見したりするのが好きなので・・汗) こちらがお目当ての台湾料理店、滷味研究所(ルーウェイケンキュウショ)なり。場所は、京都現地系中国料理店巡りネタを御覧になられたことのあるマニアックな皆様はお分かりかも?ですが、昨年12月にオープンした「中華丼 無双」の跡地。無双は未訪問なのですが、その前には、龍大近くに移転されたビーフン専門店、「味美中国米粉」が営業されていた場所ですな。 店内に。

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味美中国米粉の時代はなんだか最低限の内装で、よく言えばシンプル、悪く言うと超殺風景(汗)だったのですが、小奇麗になって見違えた店内。お若い中国人か台湾人のお兄さん・お姉さんの2名で運営中。我々が今日一組目のようで、窓際に1つだけある2人テーブルに着席。

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で、メニューを確認。店名にもなっている「滷味」、ルーウェイがメインメニュー。調べますと、「滷味」とは八角やシナモン、クローブなどのスパイスを使った醤油ベースの薬膳出汁で具材を煮込む「台湾風おでん」のような料理のようです。お店によって味付けや具材の種類は様々のようで、インスタントラーメンの麺を入れるのも人気だとのこと。ランチメニューでは、その滷味5種盛りのセット、または中華麺のセットが頂けるのだ。

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で、このお店の「滷味」ラインナップがこちらの図。滷味セットでは、メインのお肉のスペアリブ、またはチキンレッグをチョイスし、後の4種はお任せで出てくる仕組み。メニューが可愛らしい感じで、プロの気配がするので、日本人ブレーンが一枚咬んでいるのかも?と思いつつ。

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他のアラカルトメニューはそんなに種類は多くないですが、こんな感じ。で、こちらの注文も出来ますか?と確認したらOKで、滷味セット¥1280のドリンクをアルコール類に変更して+¥450、あとアテを2種類とビール中瓶¥500を注文しようとしたら・・・

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おにいさんから小さいけれど、¥220でビールお出しできますよ~!と教えてもらい、開店記念ビールを頂くことに。お兄さんはほぼ問題ないレベルで日本語コミュニケーションは可能なようなので日本人でも心配ご無用。支払いはPayPayでもOK。で、注文し、暫し待つのですが・・・

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速やかに小瓶ビール¥220!と、相方が注文した「漢方医学の涼茶ハイ」通常価格¥550が登場。いやらしくない程度のほんのり甘口、クコの実が乗っている確かに漢方系!なドリンクですな。ちなみに、ランチセットについてくる飲み物(烏龍茶・珈琲・コーラ・ソーダ)をアルコール類に変更すると、どれでも+¥450で呑めるのも良いサービス。

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で、滷味セットが注文7分ほどで登場。結構なボリューム感! 小鉢には、揚げたての上出来五目春巻き、それに鶏の唐揚げが2個、結構しっかり量の白ご飯付き。で・・・

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骨から外れる寸前までトロトロに煮えたスペアリブが御覧のしっかりサイズで2個半ほど、玉子半個、蓮根2個、厚揚げ1、結んであるシラタキ2個、茹で青菜が付いているので実際は6種盛りでした。すき焼きのような甘口に仕上げていないお肉や野菜類から出たと思われる旨い醤油ダシで、唐辛子などの辛味もありませんし、八角などのスパイスの香りはするもののそこまでガシッと効かせていないので、全然食べやすい感じなのも良いのだ。特にトロトロのスペアリブ、ダシを吸った厚揚げとシラタキがウマウマ。(次回は、大根も注文しよう・・・)

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で、ちゃんと食べ方のマニュアルがこのような形でテーブルにスタンバイ。

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醤油系の味付けなので、白ご飯との相性も良好。お下品に具材と煮汁をご飯にぶっかけて、適当にレンゲで具材を潰して、わしわし頂くのがおいしいですな。

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で、テーブルには炒めた粗切り唐辛子がしっかり入ったラー油(そこまで激辛ではないタイプ)がスタンバっているので、これを掛けるとまた美味しい。

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ランチセット以外の単品で注文したピータン豆腐は¥480なり。これにもしっかり大量の微塵切り唐辛子が入ったラー油が掛かっているのですが、見た目よりは全然辛くない味付け。とはいえ、香ばしい旨味満載で正統派。これもお下品に白ご飯にレンゲで着陸させてマゼマゼして食べると、より旨いですな。更に・・・

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柔らかく煮込んだ牛すね肉のスライスをパクチー、それにラー油で作ったタレで合わせた一品。「牛すね肉のパクチー和え」で¥780なり。中国のローカル色が強い料理店が好きな人なら、あー、これも美味しいね!と間違いなく思うであろうというお味。しかし、パクチー量がGoogleに掲載されているメニューの写真の5倍量位に増量されていて、パクチー好きとしては超ニッコリ。ビールに非常に合うので、超!オススメいたします。


以上で〆て¥3000チョイ程という納得のお支払い。なんだか我々向きなお店だよねえ!と思うのですが、この地域にある、他の現地系なお店よりちょっとだけお値段高め設定なので、周囲の中国人コミュニティでどう評価されるのかな。
日本人は全然行きやすいお店だと思いますので、台湾料理好きならぜひ挑戦を。我々もイカ団子や中華ピロシキ、海老トーストなど気になるメニュー多数!ですので、吞み目的で間違いなく再訪する予定です~。ご馳走様でした。




◆滷味研究所(ルーウェイケンキュウショ)
住所:京都市伏見区竹田久保町2−87
営業時間:11:00~14:00 17:30~22:00 月休
TEL:075-645-6622
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