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毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

みくり桑で早速ディナー(2)@西院

2022
15
なんだか最近、気に入ったお店の再訪ネタが多いのですが、二週間前にランチを食べに行った「フライ物が美味しい居酒屋」という面白いジャンルのお店「みくり桑」、これは晩御飯に行かなくっちゃだよね!ということに。前回ネタがこちら
当日のランチ前予約でなんとか夜の席確保、今回は阪急西院駅からまっすぐ南に15分弱、歩いてやってきたのだ。概ね五条通まで降りてこないといけないので、それなりに時間がかかります。

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周辺には飲食店が概ね無いので、夜は特に目立つなー!と思いつつ店内に。

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で、メニューを眺めつつ先に一杯目のお酒を注文。私は生ビール¥500、相方は角ハイボール¥500からスタート。
前回訪問からまだ二週間で、夜メニューの事を色々と聞き込んでいたので、接客担当の奥様は我々を覚えてくれていて、今日は呑みに来ました~!ということに。お得なミニコースがスタンバっているのですが、我々はいつものごとくアラカルトで。

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目の前の看板メニューは、前回から若干変更があるのを我々は見逃さないのだ。これは〆はあれだよねえ!と、フライ物に行く前に、何点かアテ類を注文。 4人掛けテーブル席1には先客グループがわいわいと楽しそう。カウンター10席にはご年配3人グループ1、我々2名、お一人様1名という状況。お料理はご店主1人でこなされているので、もう程よい感じの混雑度なのだ。

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突き出しが登場。これが面白い一品。黒いのは岩海苔の佃煮を出汁で溶いたような感じの緩めのタレで、雲丹、芽紫蘇、山葵を添えてある・・・

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冷たいソーメン!という。岩海苔のおかげで結構しっかりした磯味なのですが、これは家でもやってみたくなる一皿ですな。吞んだ後の〆にも良さそうな感じ。なっかなか美味しいです。

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みくりのポテトサラダ温玉のせは¥600なり。蟹身が入っているマヨ多め系。(クリームコロッケの材料かもですな。。。)芋の粒粒感を残しつつも、ちょっと緩めでディップ的な感じなので、温玉を割ると、スプーンで頂く必要のある一品。これも良い味付けで美味しい。

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これは日本酒が頂きたくなるよねえ!ということに。日本酒はこういう面白いラインナップ。現在、京丹後の白杉酒造推し。

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で、右手は、奈良の千代酒造「吾輩ハ酒デアル名前ハマダ無イ 山廃 純米 無濾過 生酒」なり。円町の島酒店オリジナルだそうな。しっかり濃い目ですが、後口はキレあり。左手は、京丹後の白杉酒造「ガチャマン 山廃 純米無濾過原酒」なり。ちょっと炭酸がありますかね。これは酒米ではなく、食米のコシヒカリで醸されていて、やや甘口で後口爽やかな感じだったような。

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レア感満載の低温調理のトンカツを出しているお店ですが、「しっとり鳥肝低温調理煮」¥600が期待を裏切らないレア感満載な一品。冷菜ですが、過去食べた肝煮の中でも火入れは本当にギリギリであろうなあ!という。フォアグラのような透明感のある感じですが、そこは砂糖醤油煮なので、アテにはバッチリなのだ。。

で、お客様の人数は変化しなかったのですが、途中でお持ち帰りのお弁当を注文される方が2人もこられて、それぞれ4人前づつぐらい注文していかれたので、お料理進行は結構ゆっくり目。我々は全然急いでいないので、ノンビリやらせて頂くのだ。

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前回食べた鯵フライが超!旨かったので、なめろう¥1400をお願いしてみました。これがまた非常に美味しい。

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しっかり目の甘口醤油ダレにまぶされた鯵。生姜と葱、それに刻んだナッツを合わせているのも工夫。焼き海苔に着陸させて、くるっと巻いて頂くのも良いですな。

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これは日本酒でしょう~!と追加。折角なので両方とも白杉酒造のをチョイス。右手は「金シャリ 純米大吟醸」、これは丹後産のササニシキで醸したお酒なのだ。食中酒狙いのしっかり系。 左手、「白木久 NIJIIRO -にじいろ-」なり。なぜに虹色かというと、杜氏さんの遊び心で、酒米の「にじのきらめき」と、7種類の酵母、きょうかい6号・7号・9号・10号・11号・14号・1801号を使った変態酒なのだ。白杉酒造は社員さん4人でやられている小さな酒蔵ですが、なんだかチャレンジャーですなあ。

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で、そろそろフライ物が食べたいなあ!と、超悩んで3種類注文。まずは、我が家ではメニューにあると食べようとする「とうもろこし」で、¥500なり。色の付かないすっきりとした軽やかな揚げ上がり。御店主曰く、揚げ油はラード+米油+菜種油のミックスだそうな。(うろ覚え汗) 甘くて、間違いないお味。自家製の緩めのマヨネーズを添えてあるのも斬新。

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お次が、今日はこれを食べに来た!宮崎豚ロースとんかつ150gで¥1500なり。色々食べたいので小さめにしたのですが、それでも厚みは2cm近くある存在感抜群な一品。これもレアな揚げ上がりですが、熱々ジューシーで言うことなし。いやー、超ウマ。多分、お昼に出されている超レアヘレカツより、こちらのほうが人気がありそうな予感ですな。 大根卸し+ポン酢、山椒塩、トンカツソースで頂くのですが、どれもが旨し。

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で、相方は日本酒で、山形は杉勇蕨岡酒造場「杉勇 特別純米 辛口+10 生原酒」を。私は既にしっかり食べているので、ちょっと日本酒が重く感じちゃったので・・・

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白のグラス¥600をお願いする。どこぞのオーガニックの箱ワインなのですが、これが良いチョイスで軽やかで美味しかったりするのだ。呑んだ事がある味わいなのでグルグルさんや前豊辺りで扱っていそうな感じですなあ。超!オススメいたします。で・・・

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今日はこれを食べに来た、その2は「極太エビフライ 自家製タルタルソース」で¥1500なり。サイズ感が解らないので、CDサイズくらいの取り分け皿に乗せますと・・・

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こういう笑っちゃう状態に。噛みしめるとぐりぐりとした身がしっかり詰まった状態で、これはもう海老好きなら間違いなくニッコリでしょう。自家製のタルタルソースも美味しい。

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で、前回は無かったメニューに挑戦。こんな肉厚で〆感も適切な鯖寿司が1貫¥300!という、最近、どこぞのお店でも見たような設定に超ニッコリなのだ。中に入っているのはちりめん山椒。作りたてのようで、ほんのり温かかったのですが、これもまた美味しいのだ。いやはや大満足でした。

で、あまり呑まなかったというのもありますが、生ビー1、ハイボール1、白グラス1、日本酒計5杯(2合半かな・・)で〆て¥13000ほどという大大大大納得価格。いやー、これはお値打ちだよ!という感想。場所的には我々はちょっと行きにくいところですが、これはまた機会を作ってこなくては!ですな。 ご店主に「次回は4人集めて、あのテーブルに座りますので!」と予告し、お店を後にしたのだ。間違いなく、再訪予定です。




◆みくり桑
住所:京都市右京区西院西高田町2-4
営業時間:11:30〜14:00 LO13:30 17:30〜23:00 LO22:30 水休
TEL:080-4984-0390



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結局お店には2時間半ほど居て、お店の外に出ると、丁度中秋の名月。21:00を回っているのに散歩している人が大勢。我々も五条通をふらふらとJR丹波口駅に向けて帰るのだ。良い夜になりました。
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1 Comments

YKP  

おぉぉぉぉ美味しそう!!
突き出しの素麺、ポテサラ、海老フライ、最強ですね・・。甲殻類と棘皮と軟体は大好物なので、最強の布陣すぎて震えます・・!

2022/09/16 (Fri) 22:29 | EDIT | REPLY |   

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