手打ちそば はやし@奈良県 香芝
2022
12
体育の日、改めスポーツの日を含む三連休初日。
色々と細かい用事があり、和歌山の実家に帰省する予定で、折角なので帰りがてら「2時間以内ドライブでランチとお風呂」にいこうよ!ということに。 で、先日このネタで書いた和歌山かつらぎ町のスーパー銭湯が非常に良かったので、そこを経由して和歌山市内に移動しようという作戦。
結構遠回りになるのですが、それならと奈良でランチにしよう!と思いついたのですな。で、京奈和を通ると時間がかかるので、いつものごとく第二京阪→近畿自動車道→西名阪自動車道と移動し、香芝ICを降りて15分ほどでやってきたのがこちら。

香芝周辺では非常に人気がある蕎麦店、「手打ちそば はやし」なるお店。開店が11:30で、その5分ほど前に到着。と、お店前に7台ほど駐車スペースに2台先客があり、我々が3台目でした。で、入り口の順番表に名前を書いて、オープンまで並ぶのですが、開店前に5組ほどの行列が。いやー、人気ですな。

店内はコロナ対策で席数を絞って全20席らしいのですが、4人掛けテーブル2、6人掛けテーブル1、カウンター席6席ほどの規模。で・・・

蕎麦メニューがこちら。色々食べられるのが好みの相方は、せいろと田舎、生粉蕎麦の3種類が食べられる「三つ揃えそば」¥1500(税込み)を速攻でチョイス。それならと、私は鴨汁せいろ¥1320、それに平日・土曜日限定のいなり鮨¥390をお願いするのだ。

で、蕎麦掻きに、蕎麦前メニューも非常に豊富で、日本酒は奈良の美吉野醸造謹製「花巴」を各種揃えておられるのが特徴。地酒の唎酒セットが¥1350!なので、吞んでもいい?と相方に了解を取って、注文。(ということで、このお店の支払いは私がする、というシステムなのだ、だはは)

2009年には存在していたお店なのですが、ウッディな雰囲気で掃除は行き届いているのですな。どこぞの造形作家さん作だとおもわれる猫の置物がお洒落。で、蕎麦打ち部屋の窓がカウンターの目の前にあるのですが、その窓に小学生5年生の社会学習成果で、こちらの御店主にインタビューして作文にまとめたものが掲示してあり、50才で脱サラしてお店を始められたことなどを、ついつい蕎麦待ち時間で読み込んでしまうのですな。 で、暫しの後・・・

おいなりさんが登場。ふっくら系で甘い味付けにはしていないタイプ。添えてあるお漬物が後程、お酒のアテに。

で、相方はノンアルビールを注文。¥260!という超絶良心的価格。と・・・

少々時間差で、唎酒セット登場。御店主自らお酒の銘柄を書き出してくれたメモ書きが。花巴の水酛、水酛×水酛(水酛3段仕込みの3段目の水を、水酛の酒にして醸したもの)、それに花巴 純米大吟醸 万葉の華!という花巴セットなのだ。 どれも深い濃い味の甘口酒で、水酛×水酛のリンゴジュースのような酸味には少々ビックリするのですが、後程、あー!これは凄いなと。

ちなみに、おちょこではなく一合入るでっかい盃。半分近く入っているので楽々一合以上!という。いやはや、サービス良すぎでは!という感想。で・・・

蕎麦が出てくる前にちょっとだけアテが欲しいなあ!と、目の前の短冊に書いてあった「酒粕と味噌でつけこんだ、チョイ辛クリームチーズ」¥450を。甘口のしっかり日本酒との相性抜群!うは、これはうめえなあ!と喜んでいると・・・

ランチで蕎麦を注文すると、付いてくるらしい赤米ご飯。むっちりして美味しいですな。これまた、サービス良すぎだなと思っていると、注文後20分ほどで、いよいよお蕎麦登場。

まずは、三つ揃えそばのうち、田舎が登場。御覧のように、超太麺でごつごつとした食感。蕎麦つゆが二種類添えてあり、この蕎麦には醤油が強い辛つゆを合わせて、後程出てくるせいろにはもう少々塩分が穏やかなつゆを合わせて頂けるという趣向。とはいえ、細く切ってあるほうの蕎麦で、割りばし程度の太さの存在感抜群なもので、太い方は板状。両方とも歯ごたえは抜群。もはや、そば切りカテゴリーから少々外れている感あり!なのですが、蕎麦の香りは力いっぱい味わえるので私は結構好きです。塩で頂くのが旨いですな。

私注文の鴨汁せいろも同時に登場。せいろは二段重ねで、ま、普通の食欲の人なら大満足ではないかと。

これは普通に細打ちで、緑っぽい色合いの残る、シズル感のある旨い蕎麦なのだ。相方注文の三つ揃えそばの二皿目も同じでした。

鴨汁にはごらんのように10cm近くある、焼いた長ネギが2本も汁に沈んでいて、しっかり濃い汁がしみ込んでいてウマウマ。蕎麦つゆは全て関東系のかえしを感じる濃い味なので、蕎麦を啜った後に、先ほどの甘口の花巴をぎゅっと口に含むと、相乗効果のある旨さ。いやー、このお店、素晴らしいんじゃないの!とニッコリなのだ。

で、こちらが生粉打ち。田舎よりは若干細目ですが、これも細めの京うどんぐらいあるしっかりしたもので、グリングリンとした食感。いやはやビックリなのだ。あー、これは蕎麦掻きが好きな人は好きそうな予感ですな。この粉で普通にせいろが食べたいかも!と思ったり(汗)

蕎麦湯も濃厚で文句無し。ツユが濃いのでしっかり頂けますな。いやはや大満足!
で、支払いの際に「超旨かったです!花巴、蕎麦に合いますね!」と御店主にお声掛けし、お店を後にしたのだ。ちなみにPayPayで支払いOKで以上で¥4820!でした。いやー、支払い以上の満足感。 普段近寄るような場所ではないのですが、また立ち寄り湯とセットでやってきそうな予感ですな。 ご馳走様でした、良いお店です!
◆手打ちそば はやし
住所:奈良県北葛城郡広陵町馬見北8-6-6
営業時間:11:30~14:30(L.o.14:00) 17:30~21:00(L.o.20:00) 月火休・金夜休
TEL:0745-54-6884

で、蕎麦でお腹いっぱいになった後は50分ほどでこちら、「かつらぎ温泉 八風の湯」に到着。前回訪問時に、タオルとバスタオル、リラックス着付きで¥1500か~!と思ったのですが、岩盤浴込みのお値段であることが帰りがけに判明し、今回はゆったり時間を取って岩盤浴も使おうと。
結果、岩盤浴は大人気で、場所の取り合いになるレベルなのですが、設定温度も若干低め設定でゆったり30分ほど堪能し(むちゃ、寝る・・・汗)、ゴロゴロ休憩所も充実していて、非常に良いのでは!一日ダラダラできる!という感想。温泉が非常に良いので、この¥1500はお値打ちだと思います。また来ます~!
色々と細かい用事があり、和歌山の実家に帰省する予定で、折角なので帰りがてら「2時間以内ドライブでランチとお風呂」にいこうよ!ということに。 で、先日このネタで書いた和歌山かつらぎ町のスーパー銭湯が非常に良かったので、そこを経由して和歌山市内に移動しようという作戦。
結構遠回りになるのですが、それならと奈良でランチにしよう!と思いついたのですな。で、京奈和を通ると時間がかかるので、いつものごとく第二京阪→近畿自動車道→西名阪自動車道と移動し、香芝ICを降りて15分ほどでやってきたのがこちら。

香芝周辺では非常に人気がある蕎麦店、「手打ちそば はやし」なるお店。開店が11:30で、その5分ほど前に到着。と、お店前に7台ほど駐車スペースに2台先客があり、我々が3台目でした。で、入り口の順番表に名前を書いて、オープンまで並ぶのですが、開店前に5組ほどの行列が。いやー、人気ですな。

店内はコロナ対策で席数を絞って全20席らしいのですが、4人掛けテーブル2、6人掛けテーブル1、カウンター席6席ほどの規模。で・・・

蕎麦メニューがこちら。色々食べられるのが好みの相方は、せいろと田舎、生粉蕎麦の3種類が食べられる「三つ揃えそば」¥1500(税込み)を速攻でチョイス。それならと、私は鴨汁せいろ¥1320、それに平日・土曜日限定のいなり鮨¥390をお願いするのだ。

で、蕎麦掻きに、蕎麦前メニューも非常に豊富で、日本酒は奈良の美吉野醸造謹製「花巴」を各種揃えておられるのが特徴。地酒の唎酒セットが¥1350!なので、吞んでもいい?と相方に了解を取って、注文。(ということで、このお店の支払いは私がする、というシステムなのだ、だはは)

2009年には存在していたお店なのですが、ウッディな雰囲気で掃除は行き届いているのですな。どこぞの造形作家さん作だとおもわれる猫の置物がお洒落。で、蕎麦打ち部屋の窓がカウンターの目の前にあるのですが、その窓に小学生5年生の社会学習成果で、こちらの御店主にインタビューして作文にまとめたものが掲示してあり、50才で脱サラしてお店を始められたことなどを、ついつい蕎麦待ち時間で読み込んでしまうのですな。 で、暫しの後・・・

おいなりさんが登場。ふっくら系で甘い味付けにはしていないタイプ。添えてあるお漬物が後程、お酒のアテに。

で、相方はノンアルビールを注文。¥260!という超絶良心的価格。と・・・

少々時間差で、唎酒セット登場。御店主自らお酒の銘柄を書き出してくれたメモ書きが。花巴の水酛、水酛×水酛(水酛3段仕込みの3段目の水を、水酛の酒にして醸したもの)、それに花巴 純米大吟醸 万葉の華!という花巴セットなのだ。 どれも深い濃い味の甘口酒で、水酛×水酛のリンゴジュースのような酸味には少々ビックリするのですが、後程、あー!これは凄いなと。

ちなみに、おちょこではなく一合入るでっかい盃。半分近く入っているので楽々一合以上!という。いやはや、サービス良すぎでは!という感想。で・・・

蕎麦が出てくる前にちょっとだけアテが欲しいなあ!と、目の前の短冊に書いてあった「酒粕と味噌でつけこんだ、チョイ辛クリームチーズ」¥450を。甘口のしっかり日本酒との相性抜群!うは、これはうめえなあ!と喜んでいると・・・

ランチで蕎麦を注文すると、付いてくるらしい赤米ご飯。むっちりして美味しいですな。これまた、サービス良すぎだなと思っていると、注文後20分ほどで、いよいよお蕎麦登場。

まずは、三つ揃えそばのうち、田舎が登場。御覧のように、超太麺でごつごつとした食感。蕎麦つゆが二種類添えてあり、この蕎麦には醤油が強い辛つゆを合わせて、後程出てくるせいろにはもう少々塩分が穏やかなつゆを合わせて頂けるという趣向。とはいえ、細く切ってあるほうの蕎麦で、割りばし程度の太さの存在感抜群なもので、太い方は板状。両方とも歯ごたえは抜群。もはや、そば切りカテゴリーから少々外れている感あり!なのですが、蕎麦の香りは力いっぱい味わえるので私は結構好きです。塩で頂くのが旨いですな。

私注文の鴨汁せいろも同時に登場。せいろは二段重ねで、ま、普通の食欲の人なら大満足ではないかと。

これは普通に細打ちで、緑っぽい色合いの残る、シズル感のある旨い蕎麦なのだ。相方注文の三つ揃えそばの二皿目も同じでした。

鴨汁にはごらんのように10cm近くある、焼いた長ネギが2本も汁に沈んでいて、しっかり濃い汁がしみ込んでいてウマウマ。蕎麦つゆは全て関東系のかえしを感じる濃い味なので、蕎麦を啜った後に、先ほどの甘口の花巴をぎゅっと口に含むと、相乗効果のある旨さ。いやー、このお店、素晴らしいんじゃないの!とニッコリなのだ。

で、こちらが生粉打ち。田舎よりは若干細目ですが、これも細めの京うどんぐらいあるしっかりしたもので、グリングリンとした食感。いやはやビックリなのだ。あー、これは蕎麦掻きが好きな人は好きそうな予感ですな。この粉で普通にせいろが食べたいかも!と思ったり(汗)

蕎麦湯も濃厚で文句無し。ツユが濃いのでしっかり頂けますな。いやはや大満足!
で、支払いの際に「超旨かったです!花巴、蕎麦に合いますね!」と御店主にお声掛けし、お店を後にしたのだ。ちなみにPayPayで支払いOKで以上で¥4820!でした。いやー、支払い以上の満足感。 普段近寄るような場所ではないのですが、また立ち寄り湯とセットでやってきそうな予感ですな。 ご馳走様でした、良いお店です!
◆手打ちそば はやし
住所:奈良県北葛城郡広陵町馬見北8-6-6
営業時間:11:30~14:30(L.o.14:00) 17:30~21:00(L.o.20:00) 月火休・金夜休
TEL:0745-54-6884

で、蕎麦でお腹いっぱいになった後は50分ほどでこちら、「かつらぎ温泉 八風の湯」に到着。前回訪問時に、タオルとバスタオル、リラックス着付きで¥1500か~!と思ったのですが、岩盤浴込みのお値段であることが帰りがけに判明し、今回はゆったり時間を取って岩盤浴も使おうと。
結果、岩盤浴は大人気で、場所の取り合いになるレベルなのですが、設定温度も若干低め設定でゆったり30分ほど堪能し(むちゃ、寝る・・・汗)、ゴロゴロ休憩所も充実していて、非常に良いのでは!一日ダラダラできる!という感想。温泉が非常に良いので、この¥1500はお値打ちだと思います。また来ます~!
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