元祖せち焼き やました@和歌山県御坊市
2022
16
いろいろとバタバタしておりまして更新が滞っておりますが、スポーツの日を含む三連休ネタ、2日目のその3です。
特に予定を入れていない日曜日。折角なので和歌山県内で「2時間以内ドライブ、ランチとお風呂!」ということにしようと、作戦を練る朝、9:00ごろ。Googleマップを眺めていると、御坊市にまだ行ったことが無いスーパー銭湯があることに気が付いたのだ。高速で1時間ほどで行けるということが判明し、実家を飛び出たのが10:00ごろ。

で、やってきたのがこちら。御坊市には、「川常」という大人気鰻屋さんがあり、そちらも気になるのですが、前日ディナーが鰻だったので、流石に違うお料理を食べようということに。チョイスしたのが、御坊のお好み焼き屋さん、「元祖せち焼き やました」なるお店。丁度お店を開けられる時間で、するっと店内に。 いやー随分前からの、我が家の懸案だったのですがようやく来れました。

我々が一組目のお客。こういう昭和感満載な雰囲気で、こういう4人掛けテーブルが6つほど。 ちなみに、やましたに来る前、川常の前を通り過ぎたのですが、開店5分ほど前で10名以上お客さんが並んでいるのだ。いやはや、大人気なのですが、やましたも負けておらず、我々が入店してから20分足らずで満席になり、店内の待合いで待ち客が出る人気度。(ま、三連休ですし・・・)

で、こちらがメニュー。このお店を「お好み焼き店」というのはちょっと正しい表現ではなく、お店オリジナルメニュー「せち焼き」のお店が正しい表記。メニューにあるように、このお店の先代がお客さんから「おばちゃん、焼きそばを卵で、せちごうてくれ」というリクエストで1960年ごろに生まれたそうな。「せちがう」は御坊弁で、「めちゃくちゃにする」、「いじめる」というような意味なのですが、「ソースやきそばの玉子とじ」、というような小麦粉を使わないお好み焼きなのだ。御坊市では定着しているメニューで、何店か同様のメニューを出しているお店もあるようですが、元祖がこちらというわけで。

メニュー裏面は英語版で、店内にはTVの取材で訪れた有名人の色紙が壁狭しと張り付けてあり、ま、色々な人がやってきているのですな。元々駄菓子屋さんが店の一角でお好み焼きや焼きそばもやられているというような設定のお店で、現在は、お好み焼きはやられておらず、せち焼きとやきそばのみ!という潔さ。 我々もせち焼きミックス¥900と、やきそばミックス¥800をお願いする。

既に運転する気力ゼロ!で申し訳ないのですが(汗)、いつものごとくお料理前に麒麟中瓶でほっこり。と! 店内は二代目のお母さんを含め、3名で回されている模様。

せち焼きや焼きそばは、キッチンで作るのではなく、各テーブルの鉄板でお店のおねえさんが焼いてくれるのですな。まずは千切りキャベツと紅ショウガ、イカ、牛肉、豚肉、海老などの具材を熱々になった鉄板にぐわっと広げるのだ。じゅわー!と大音響で水分が飛んだところで・・・

焼きそば二玉をその上に乗せて、ソースをじゅわじゅわと回しかける。ごらんの粘度緩めのウスターソース?の後に、トロっとした濃そうなソースを更にたっぷり加えて、半分づつにわけたところで焼きそばは完成。右半分に全卵2個を加えてコテで手際よく混ぜながら焼いて、お好み焼き状に形を整えたのが・・・

こちらの図。お姉さんの手際が非常に良いので玉子を入れた瞬間の絵は撮れなかったのですが、これからせち焼きのほうは結構じっくり目に更に火を入れるのだ。

で、せち焼きが焼き上がるまでに焼きそばを頂く。甘口ソースがフルーツ?起因なのか円やかな味わいで、なかなか美味しい。辛さ円やかな具沢山ソース焼きそば、ソース水分量若干多め、みたいな感じです。ま、ビールとは相思相愛。

せち焼きの仕上げはおかあさんが担当。片面が焼けたらひっくり返し、更にソース、マヨネーズを鉄板にダイナミックにこぼれるぐらい、しっかりかけて、青のりに、花かつお!という構成。

切りましたの図。小麦粉を使っていないのですが、かなり量が多いお好み焼ソースの水分と玉子が合わさって、キッシュの玉子のような感じにほろっと固まっているのが面白いですな。結構お腹にもたまり、なかなかの大満足でした。
わざわざ御坊まで食べにこい!とは言わない(汗)のですが、B級グルメが好きな方は、和歌山旅行の立ち寄り場所に加えると昭和感がたっぷり楽しめるかも! 御馳走様でした、旨かったです~。
◆元祖せち焼き やました
住所:和歌山県御坊市湯川町財部49-12
営業時間:11:00~15:00 火水休
TEL:0738-22-3227

で、食後はせっかく御坊まで来たのだからちょっとだけ社会見学!ということで、やってきたのがこちら。

「安珍・清姫伝説」で有名な道成寺。元和歌山人ですが、こちらも初めての訪問。

こちらは本堂で重要文化財。御覧のように想像以上に立派なお寺さんで、境内のあちこちを見て回るのですが・・・・

なかなか風情のあるお寺さんでびっくり。写真撮影不可の道成寺 宝仏殿は国宝に指定されている仏像が3つも安置されていて(千手観音菩薩、日光菩薩、月光菩薩)なかなかの眼福。 安珍・清姫は能楽や歌舞伎や踊りの題材に数多く使われているので、役者さんや踊り手さんの奉納がたくさん納められているのも、見ごたえあり。 (が、見学者は10名ほどで異常に空いていてびっくり)

で、「御坊 宝の湯」のサウナでゆったり整えて・・・(入浴料が今どき¥730なのはお得に感じますな・・・・)

16:00、撤収~!ということに。 で、やましたの隣に「スーパーデリシャスヒロ 御坊店」なる結構でっかいスーパーがあるのですが、その中にJAの野菜売り場があり、安いので早生のミカンなどを大量購入。 あまり来る用事がなかった御坊ですが、なかなか楽しいミニツアーになりました。
特に予定を入れていない日曜日。折角なので和歌山県内で「2時間以内ドライブ、ランチとお風呂!」ということにしようと、作戦を練る朝、9:00ごろ。Googleマップを眺めていると、御坊市にまだ行ったことが無いスーパー銭湯があることに気が付いたのだ。高速で1時間ほどで行けるということが判明し、実家を飛び出たのが10:00ごろ。

で、やってきたのがこちら。御坊市には、「川常」という大人気鰻屋さんがあり、そちらも気になるのですが、前日ディナーが鰻だったので、流石に違うお料理を食べようということに。チョイスしたのが、御坊のお好み焼き屋さん、「元祖せち焼き やました」なるお店。丁度お店を開けられる時間で、するっと店内に。 いやー随分前からの、我が家の懸案だったのですがようやく来れました。

我々が一組目のお客。こういう昭和感満載な雰囲気で、こういう4人掛けテーブルが6つほど。 ちなみに、やましたに来る前、川常の前を通り過ぎたのですが、開店5分ほど前で10名以上お客さんが並んでいるのだ。いやはや、大人気なのですが、やましたも負けておらず、我々が入店してから20分足らずで満席になり、店内の待合いで待ち客が出る人気度。(ま、三連休ですし・・・)

で、こちらがメニュー。このお店を「お好み焼き店」というのはちょっと正しい表現ではなく、お店オリジナルメニュー「せち焼き」のお店が正しい表記。メニューにあるように、このお店の先代がお客さんから「おばちゃん、焼きそばを卵で、せちごうてくれ」というリクエストで1960年ごろに生まれたそうな。「せちがう」は御坊弁で、「めちゃくちゃにする」、「いじめる」というような意味なのですが、「ソースやきそばの玉子とじ」、というような小麦粉を使わないお好み焼きなのだ。御坊市では定着しているメニューで、何店か同様のメニューを出しているお店もあるようですが、元祖がこちらというわけで。

メニュー裏面は英語版で、店内にはTVの取材で訪れた有名人の色紙が壁狭しと張り付けてあり、ま、色々な人がやってきているのですな。元々駄菓子屋さんが店の一角でお好み焼きや焼きそばもやられているというような設定のお店で、現在は、お好み焼きはやられておらず、せち焼きとやきそばのみ!という潔さ。 我々もせち焼きミックス¥900と、やきそばミックス¥800をお願いする。

既に運転する気力ゼロ!で申し訳ないのですが(汗)、いつものごとくお料理前に麒麟中瓶でほっこり。と! 店内は二代目のお母さんを含め、3名で回されている模様。

せち焼きや焼きそばは、キッチンで作るのではなく、各テーブルの鉄板でお店のおねえさんが焼いてくれるのですな。まずは千切りキャベツと紅ショウガ、イカ、牛肉、豚肉、海老などの具材を熱々になった鉄板にぐわっと広げるのだ。じゅわー!と大音響で水分が飛んだところで・・・

焼きそば二玉をその上に乗せて、ソースをじゅわじゅわと回しかける。ごらんの粘度緩めのウスターソース?の後に、トロっとした濃そうなソースを更にたっぷり加えて、半分づつにわけたところで焼きそばは完成。右半分に全卵2個を加えてコテで手際よく混ぜながら焼いて、お好み焼き状に形を整えたのが・・・

こちらの図。お姉さんの手際が非常に良いので玉子を入れた瞬間の絵は撮れなかったのですが、これからせち焼きのほうは結構じっくり目に更に火を入れるのだ。

で、せち焼きが焼き上がるまでに焼きそばを頂く。甘口ソースがフルーツ?起因なのか円やかな味わいで、なかなか美味しい。辛さ円やかな具沢山ソース焼きそば、ソース水分量若干多め、みたいな感じです。ま、ビールとは相思相愛。

せち焼きの仕上げはおかあさんが担当。片面が焼けたらひっくり返し、更にソース、マヨネーズを鉄板にダイナミックにこぼれるぐらい、しっかりかけて、青のりに、花かつお!という構成。

切りましたの図。小麦粉を使っていないのですが、かなり量が多いお好み焼ソースの水分と玉子が合わさって、キッシュの玉子のような感じにほろっと固まっているのが面白いですな。結構お腹にもたまり、なかなかの大満足でした。
わざわざ御坊まで食べにこい!とは言わない(汗)のですが、B級グルメが好きな方は、和歌山旅行の立ち寄り場所に加えると昭和感がたっぷり楽しめるかも! 御馳走様でした、旨かったです~。
◆元祖せち焼き やました
住所:和歌山県御坊市湯川町財部49-12
営業時間:11:00~15:00 火水休
TEL:0738-22-3227

で、食後はせっかく御坊まで来たのだからちょっとだけ社会見学!ということで、やってきたのがこちら。

「安珍・清姫伝説」で有名な道成寺。元和歌山人ですが、こちらも初めての訪問。

こちらは本堂で重要文化財。御覧のように想像以上に立派なお寺さんで、境内のあちこちを見て回るのですが・・・・

なかなか風情のあるお寺さんでびっくり。写真撮影不可の道成寺 宝仏殿は国宝に指定されている仏像が3つも安置されていて(千手観音菩薩、日光菩薩、月光菩薩)なかなかの眼福。 安珍・清姫は能楽や歌舞伎や踊りの題材に数多く使われているので、役者さんや踊り手さんの奉納がたくさん納められているのも、見ごたえあり。 (が、見学者は10名ほどで異常に空いていてびっくり)

で、「御坊 宝の湯」のサウナでゆったり整えて・・・(入浴料が今どき¥730なのはお得に感じますな・・・・)

16:00、撤収~!ということに。 で、やましたの隣に「スーパーデリシャスヒロ 御坊店」なる結構でっかいスーパーがあるのですが、その中にJAの野菜売り場があり、安いので早生のミカンなどを大量購入。 あまり来る用事がなかった御坊ですが、なかなか楽しいミニツアーになりました。
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