嵐山MITATE@嵐山
2022
29
書くのに手が掛かるので、後回しにしていた(汗)、先週の紅葉巡り時に寄ったランチネタを1つ。
先日書いた超速報、紅葉巡りネタでも書いたのですが、この11月に和歌山の甥っ子夫婦の紅葉アテンドというミッションが発生。で、今回は初めて京都で紅葉を見る人なら、まずは嵐山だよねえ、ということで、久々なので下見と移動時間のチェックのためにやってきた嵐山。なんだか新しいお店も増えていて、観光客で大通りは想像以上に盛況。
で、午前中の紅葉名所めぐりを終えて、予約していた、京福嵐山駅近くにあるレストランに向かう我々。下見といえど折角の嵐山なので、行ったことが無いお店!ということで1週間ほど前にネット予約したのですな。

お店の名前は、「嵐山MITATE」。2015年1月オープンのフレンチ一軒屋レストラン。最近、ダイワロイネットホテル 京都四条烏丸に移転された創作フレンチのお店「龍のひげ」の系列店のようです。店内に。

入り口で予約をしている者だと伝えると、お若い女性スタッフにお二階です!と案内してもらう。靴を脱いで上る畳部屋のテーブル席、というような構成。空間をゆったり目にとった個室で、他の部屋の状況は窺い知れないのですが、楽しそうな歓談の声から、お若い女性グループに人気な模様ですな。一階は概ね満席の様でした。

ランチコースは¥7700(税込み)のみなので特に悩むことなく。ペアリングワインが、ワインに香りを乗せたものを出されているのですが、6杯も呑んでしまうと、流石に昼からの活動に差し支えそうなので、今日は軽めにね!ということに。

朝8:00過ぎから活動を開始しているので、とりあえずお腹は減っていて、まずは瓶ビールで乾杯!
で、お料理のメニューが凝っていて、今回は「近づく秋の予感」がテーマで、今月はお料理をディズニー映画のシーンにMITATEているという趣向。ちなみに店名のMITATEは、シェフのお名前由来。メニューはなんだか情報大杉なので、詳細はお店でどうぞ。月替わりメニューのようです。

で一品目。シェフのご出身地の美山の玉子、それに安納芋を使ったプリン。

ラム酒の香り、中にレーズン、栗、クコの実などがころころと。クリーミーなラムレーズン味!というような感じで、美味しいです。

で、いきなりこのような本が、テーブル上に置かれるのですが・・・

空けると、こういうお刺身が登場するという。おっさん、おばさんにはこそばゆい演出ですが、お若い女性なら、わー!とウケそうですな。お料理はフレンチなのですが、今回のコースはかなり和に振った構成でした。奥から、鮪、平目、金目鯛。それぞれ酸味のある異なったソースや、香りを封じ込めた丸い粒が添えてあり、これまたなかなか美味しい。

私は、グラスシャンパーニュを注文。「Guy de Saint-Flavy 」でした。相方は超悩んで、なぜか福井の黒龍が置いてあったので、純米吟醸をお願いする。

更にこの盛り付け。いやー、頑張りますな~。左手にハート型の折り紙があるのですが、広げてみると・・・

こういうメニューになっている仕掛け。八寸、という位置付けなのだ。紫芋の羊羹など、料理のポイントポイントに印象的な甘いものが含まれるのが良いですな。この皿ではカマスなのですが、以降の皿にも寿司酢に赤酢を使った握り寿司が含まれるのが、なんだか面白い。

で、更にこちらもお寿司。巨大な花びらを象った皿と傾けたグラスに度肝を抜かれるのですが。食べるところはお寿司二貫で、

漬け鮪、それに白エビ+キャビア+梅肉という。これまた手堅いお味。

お次は瞬間スモーク。これまた凝った器で。かなり大ぶりなガラスの深鉢の底に木のチップを敷き詰めてフィルムを乗せ、フィルムををお皿にしてスモークしているのだ。このシリコンキャップが可愛いですな。

空けましたの図。燻製は、肉厚サーモンに秋刀魚、豚角煮、うずらたまごにクリームチーズという。これは呑まないと~!と・・

白グラス追加で。ニュージーランド産、Saint Clair Chardonnay Pioneer Block 10 Twin Hills Blockなり。シャルドネで、なんとスクリューキャップなのですが、なんだか非常に旨かったので調べてみると、シャルドネの世界品評会で世界の10本に選ばれた1本のようです。これは、ワイン馬鹿舌の私でも超ウマだよと納得。

お料理はこれでラスト。フロア担当のタータンチャック柄のしゅっとしたスーツを着たお兄さんから「次は鍋ですので!」とくすぐりが入るのですが、フィルムで蒸した、確かに鍋料理でした。お寿司も二貫。天使の海老で、添えてあるのが唐辛子のソース、それに皮目を炙って裏返して握ってある白身。なんだったかな。

鍋は優しい味噌系の味で、鴨がメイン具材。葱や水菜、シメジに生麩に厚揚げなどなど具沢山系。なんだかほっこりなのだ。
で、お食事のあとは甘いものが連続で続くのですな。

まずは、抹茶系のお菓子。器の中は苔むした野宮神社のお庭を表しているようです。これまた手堅く美味しいのだ。更に更に・・・

テーブルに巨大なお皿が置かれるのですが、仕上げにスプレーで何か(水?)をシュッシュと振りかけると・・・

さぁーっと、お皿にかけてある粉糖が色づく仕掛け。添えてあるハート型3つは、超ミニリンゴパイ、ハート型の練り切り、あとベリー系の羊羹のような。で、お茶を頂きつつ、相方と「これは想像以上にお腹に溜まるよねえ!」と、ホッコリしていると・・・

最近、系列でチョコレート専門店をオープンされたようで、サービスです!お好きなだけお取りください、という。

色が違うのが5色あると、ついつい5つ食べたくなるわけで。中にクリーミーなガナッシュでホワイトチョコでコーティングし、色付けしてあるのだ。全部フレーバー違いで、一番奥のパッションフルーツ味が超!酸味があって旨かったです。いやはや大満足でした。
お味は、平均点は楽々クリア。観光地で食べる食事としては立地、雰囲気はばっちり。接客も手堅く、演出がお上手なので、旅行の際に寄るには良いレストランですな。御馳走様でした、次回誰かをアテンドするときにお連れすることにします!
◆嵐山MITATE(ミタテ)
住所:京都市右京区嵯峨天龍寺造路町33-25
営業時間:11:00~13:30(L.O.) 17:30~22:00(L.O.) 水休
TEL:050-5571-5104
先日書いた超速報、紅葉巡りネタでも書いたのですが、この11月に和歌山の甥っ子夫婦の紅葉アテンドというミッションが発生。で、今回は初めて京都で紅葉を見る人なら、まずは嵐山だよねえ、ということで、久々なので下見と移動時間のチェックのためにやってきた嵐山。なんだか新しいお店も増えていて、観光客で大通りは想像以上に盛況。
で、午前中の紅葉名所めぐりを終えて、予約していた、京福嵐山駅近くにあるレストランに向かう我々。下見といえど折角の嵐山なので、行ったことが無いお店!ということで1週間ほど前にネット予約したのですな。

お店の名前は、「嵐山MITATE」。2015年1月オープンのフレンチ一軒屋レストラン。最近、ダイワロイネットホテル 京都四条烏丸に移転された創作フレンチのお店「龍のひげ」の系列店のようです。店内に。

入り口で予約をしている者だと伝えると、お若い女性スタッフにお二階です!と案内してもらう。靴を脱いで上る畳部屋のテーブル席、というような構成。空間をゆったり目にとった個室で、他の部屋の状況は窺い知れないのですが、楽しそうな歓談の声から、お若い女性グループに人気な模様ですな。一階は概ね満席の様でした。

ランチコースは¥7700(税込み)のみなので特に悩むことなく。ペアリングワインが、ワインに香りを乗せたものを出されているのですが、6杯も呑んでしまうと、流石に昼からの活動に差し支えそうなので、今日は軽めにね!ということに。

朝8:00過ぎから活動を開始しているので、とりあえずお腹は減っていて、まずは瓶ビールで乾杯!
で、お料理のメニューが凝っていて、今回は「近づく秋の予感」がテーマで、今月はお料理をディズニー映画のシーンにMITATEているという趣向。ちなみに店名のMITATEは、シェフのお名前由来。メニューはなんだか情報大杉なので、詳細はお店でどうぞ。月替わりメニューのようです。

で一品目。シェフのご出身地の美山の玉子、それに安納芋を使ったプリン。

ラム酒の香り、中にレーズン、栗、クコの実などがころころと。クリーミーなラムレーズン味!というような感じで、美味しいです。

で、いきなりこのような本が、テーブル上に置かれるのですが・・・

空けると、こういうお刺身が登場するという。おっさん、おばさんにはこそばゆい演出ですが、お若い女性なら、わー!とウケそうですな。お料理はフレンチなのですが、今回のコースはかなり和に振った構成でした。奥から、鮪、平目、金目鯛。それぞれ酸味のある異なったソースや、香りを封じ込めた丸い粒が添えてあり、これまたなかなか美味しい。

私は、グラスシャンパーニュを注文。「Guy de Saint-Flavy 」でした。相方は超悩んで、なぜか福井の黒龍が置いてあったので、純米吟醸をお願いする。

更にこの盛り付け。いやー、頑張りますな~。左手にハート型の折り紙があるのですが、広げてみると・・・

こういうメニューになっている仕掛け。八寸、という位置付けなのだ。紫芋の羊羹など、料理のポイントポイントに印象的な甘いものが含まれるのが良いですな。この皿ではカマスなのですが、以降の皿にも寿司酢に赤酢を使った握り寿司が含まれるのが、なんだか面白い。

で、更にこちらもお寿司。巨大な花びらを象った皿と傾けたグラスに度肝を抜かれるのですが。食べるところはお寿司二貫で、

漬け鮪、それに白エビ+キャビア+梅肉という。これまた手堅いお味。

お次は瞬間スモーク。これまた凝った器で。かなり大ぶりなガラスの深鉢の底に木のチップを敷き詰めてフィルムを乗せ、フィルムををお皿にしてスモークしているのだ。このシリコンキャップが可愛いですな。

空けましたの図。燻製は、肉厚サーモンに秋刀魚、豚角煮、うずらたまごにクリームチーズという。これは呑まないと~!と・・

白グラス追加で。ニュージーランド産、Saint Clair Chardonnay Pioneer Block 10 Twin Hills Blockなり。シャルドネで、なんとスクリューキャップなのですが、なんだか非常に旨かったので調べてみると、シャルドネの世界品評会で世界の10本に選ばれた1本のようです。これは、ワイン馬鹿舌の私でも超ウマだよと納得。

お料理はこれでラスト。フロア担当のタータンチャック柄のしゅっとしたスーツを着たお兄さんから「次は鍋ですので!」とくすぐりが入るのですが、フィルムで蒸した、確かに鍋料理でした。お寿司も二貫。天使の海老で、添えてあるのが唐辛子のソース、それに皮目を炙って裏返して握ってある白身。なんだったかな。

鍋は優しい味噌系の味で、鴨がメイン具材。葱や水菜、シメジに生麩に厚揚げなどなど具沢山系。なんだかほっこりなのだ。
で、お食事のあとは甘いものが連続で続くのですな。

まずは、抹茶系のお菓子。器の中は苔むした野宮神社のお庭を表しているようです。これまた手堅く美味しいのだ。更に更に・・・

テーブルに巨大なお皿が置かれるのですが、仕上げにスプレーで何か(水?)をシュッシュと振りかけると・・・

さぁーっと、お皿にかけてある粉糖が色づく仕掛け。添えてあるハート型3つは、超ミニリンゴパイ、ハート型の練り切り、あとベリー系の羊羹のような。で、お茶を頂きつつ、相方と「これは想像以上にお腹に溜まるよねえ!」と、ホッコリしていると・・・

最近、系列でチョコレート専門店をオープンされたようで、サービスです!お好きなだけお取りください、という。

色が違うのが5色あると、ついつい5つ食べたくなるわけで。中にクリーミーなガナッシュでホワイトチョコでコーティングし、色付けしてあるのだ。全部フレーバー違いで、一番奥のパッションフルーツ味が超!酸味があって旨かったです。いやはや大満足でした。
お味は、平均点は楽々クリア。観光地で食べる食事としては立地、雰囲気はばっちり。接客も手堅く、演出がお上手なので、旅行の際に寄るには良いレストランですな。御馳走様でした、次回誰かをアテンドするときにお連れすることにします!
◆嵐山MITATE(ミタテ)
住所:京都市右京区嵯峨天龍寺造路町33-25
営業時間:11:00~13:30(L.O.) 17:30~22:00(L.O.) 水休
TEL:050-5571-5104
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