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毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

移転した味美中国米粉でランチ(3)@京都現地系中国料理店巡り再訪編

2022
08
京都紅葉ネタを書いているほうが明らかにHPのアクセス数が多いのですが(汗)、先に現地系中国料理店の再訪ネタを1つ。
実は、この現地系ネタを書き始めた原因が2020年の1月、今回再訪した「味美中国米粉」(アジミビーフンと読ませるようです)に行って、これはなんだか美味しいね!とすっかり嬉しくなり、それ以降すっかり中国現地系店巡りにハマったのですな。で、それ以降、このBlogでは今後とも一貫して「現地系中国料理店」と表記するのだ。(初めは中華料理、と書いていたのですが、色々知恵がつきまして・・・汗)

で、地下鉄くいな橋駅の近くで営業されていたですが、いつの間にか閉店されていて、これはもったいないなあ!と思ったら、龍谷大学深草キャンパス近くに移転されていたのだ。で、再訪機会を狙っていたわけで。で、この紅葉見物のあと、1人ランチでふらふらとやってきたのですな。

味美中国米粉_2211_01

お店は、谷大学深草キャンパスの西隣接の路地を50mほど上がったところ。第一旭が角にある路地です。

味美中国米粉_2211_03

店外の壁には、御覧のようなメニュー掲示あり。定食のメインメニューのようです。で、中国現地系店のよくある共通点で「営業しているか、外から見ても良くわからない」というのがあるのですが、特に営業中の掲示もなく、とりあえずドアを明けて中を覗くと、奥様から「いらしゃいませー」と元気な挨拶が。

味美中国米粉_2211_06

で、とりあえず私が入るまでノーゲストだったので、店内雰囲気をパチリ。以前より断然ゆったりした空間になっていて、入り口方面がこんな感じで・・・

味美中国米粉_2211_07

奥側がこんな感じ。4人掛けテーブルが4つに、カウンター席が6つぐらいのゆったりさ。移転されて、もう1年近く経過していると思われるのですが、現地系のお店の中では断然の清潔レベルですな。飾り付け等も最小限ですっきりしております。この規模を、お若いご夫婦2人で回されているのだ。

味美中国米粉_2211_02

で、メニューを確認。これは以前から大きな変更はなく、他の現地系のお店の中でもかなり絞り込んでいる感じ。売りは店名にもある「米粉麺」、自家製の米粉100%ビーフンで、店内で生産されております。
以前は、辛さ調整などのサービスはなかったのですが、メニュー右手にあるように辛さ無し/ピリ辛/中辛/大辛/激辛の5段階でお願いできるように見直しされていました。

味美中国米粉_2211_05

裏手は定食メニューと、一品がいくつか、というシンプルな構成。なんだか久々だったので、これはビーフンを食うでしょう?と、汁ありの方の豚肉ビーフンをお願いしてみる。と、奥様から「辛いですよ!大丈夫ですか!」と確認が入るのですが、「全然OK、中辛でお願いします」ということに。
で、全メニューがてんこ盛りメインメニューのようなお店で、1人で麺類を2種類食べたり、炒飯を付けたりはあり得ない設定。結果、休日ビールのアテになるようなものが少ないのがちょっと残念。で、豚足半分¥250はお願いすることにして、ビールも忘れずに。

味美中国米粉_2211_09

で、瓶ビール¥500は麒麟を採用。呑みながらお料理を待つのですが、壁を観察すると・・・

味美中国米粉_2211_08

上は、焼きビーフンの類、下は、冷麺の類だと思われるのですが、季節限定モノも置いておられる模様。しかし、下のメニューにある「孜然羊肉」はラム肉のクミン炒めなので、それを冷たい麺と合わせるのはなんだか興味ありますなあ。などと考えていると、ほどなくして、豚足¥250が登場。これがですね・・・

味美中国米粉_2211_10

なかなかグロいのですが、概ね1本!というようなしっかり量。骨が入っているので可食部は6割ほどですかね。ゼラチン質満載で、味付けは中華醤油+八角系のオーソドックスなものですが、柔らかく炊けていて、手で簡単に分解可能なレベル。皮は果てしなくぶりぶりんでなんだか美味しい。
手で持って齧り付くと、原始人の血が騒ぎますな。食べるにつれて、口の周りや手がゼラチンで膠で固めたようにコベコベになるのですが、それにも構わず齧り付いて、ビールで流し込む快感!

で、丁度頂き終わったタイミングで・・・

味美中国米粉_2211_11

汁の多い豚肉炒めビーフン¥850なり。汁麺ではなく、つけ麺と汁が同じ器に入っている、という印象ですかね。スープはかなり少な目で、丼の1/3ほどの量。味付けは北海道系の旨い辛味噌ラーメンのような。ビーフンは軽やかに300g弱くらいは入っていそうな、てんこ盛り量です。で、具はお好み焼用ぐらいの厚みに切った豚バラ肉、モヤシと人参、キャベツというシンプルの極みな設定。

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自家製麺ビーフンなのですが、ケンミンの細いビーフンなどと同じカテゴリーには思えないかなりの太麺。チャンポン麺ぐらいの太さ、直径2mmほどの存在感抜群なぷりぷりさ。噛みしめるとすぱっと歯切れ良いのが特徴で、どんどん汁を吸って、味が乗ってくるタイプ。(早く食べないと伸びそうですが汗)

で、中辛!でお願いしたのですが、豆板醤由来だと思われる唐辛子の辛味が一口目からずどーん!と来て、頭のてっぺんから汗がぶわっと出るほどのしっかりした辛さ。が、豚ダシの乗った非常にコクのあるスープと相性良好で、もう超ウマですな。いやー、このお店では、辛いもの好きな我が家でも大辛以上は禁じ手にしなければ!という感想。辛いが旨い!

以上、ビール1本付で¥1600なりと、お手頃に済んだ休日ランチ。メニューの選択肢がもう少しあればなあ!どうもお料理の色が茶色傾向なので、緑色なものが少し入ると良いのになあ!と思うのですが、次回は2人で、新疆の味だという「丁丁炒面」などを食べに来たいと思います~。御馳走様でした。間違いなく、美味しいです!



◆味美中国米粉
住所:京都市伏見区深草ヲカヤ町32−38
営業時間:11:00~21:00 土休
TEL:075-203-0264

で、余談。食後は、朝から紅葉巡りで歩き疲れたので、竹田街道に出てバスで帰ろうと移動していると・・・・

味美中国米粉_2211_13

このようなお店を、味美中国米粉の一筋西側で発見。挑戦者求む~! (ちゃんと営業中の表示がありますな)
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