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毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

BIWAKOビエンナーレ2022 近江八幡編@22/11/5

2022
21
相方共々、アート系イベントを見学するのも大好きなのですが、8回目から見学に行っている「BIWAKOビエンナーレ」。滋賀県内で2年毎の開催で、今年で9回目。今年も近江八幡、それに彦根が主会場。前回は滋賀に2回に分けて訪問し、見学したのですが、今回は、泊りで一気に見てしまおうという作戦。 既に立ち寄ったご飯屋さんは近江八幡の居酒屋さん、それに彦根の鰻屋さんネタをご紹介済なのですが、今年も極私的に好きな作品をご紹介しようということに。

絵画や立体物、プロジェクションマッピングなど動きや音を伴うインスタレーションなどの現在アートが、使われていない空き町家や、元造り酒屋、銭湯など伝統的建築物で展示されるという趣向。ご飯ネタだらけの我が駄blogで、あまり需要は無いような気がするのですが(汗)、今年も好きな作家さんの覚書を兼ねて(汗)

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今回会場に選定された、琵琶湖に浮かぶ有人島の「竹島」。船で近江八幡にある堀切港から10分ほどで到着するのですが、アートのパワーよりもこの島の濃密な魅力にやられました。時間が昭和で止まっているような島内の散策が楽しいのだ。港近くの食堂をパチリ。

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時間がありそうなので、折角なので!と、島の見晴らし台をめざした1時間。港から高度差100mほどあるので、汗ザクザク。ピークからの景色は、こちらをどうぞ

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こういう目線で眺める港もなかなか綺麗。島内で展示されていたアート作品で、これは!と思ったのが無かった(汗)なので、近江八幡会場へ。

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まずは、旧伴家住宅に展示されていたスロベニア出身の作家、エヴァ・ぺトリッチさんの作品。「Incubator of E@motions, We all originate from this heart...」。テーマは、ネットワーク。同じ手編みの作品なので一昨年同じ場所に展示されていた二ノ宮久里那さんの「変移」と印象がかぶるのですが、非常に繊細にできていて、よりダイナミックな二ノ宮さんの作品のほうが思念というか怨念がより濃厚だったような(汗)。

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アップ写真。全体では畳六畳ほどありそうな大面積なのですが、トンデモナイ時間と労力がかかっている作品。窓から差し込んでくる光との調和が美しい。

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カネ吉別邸の展示物から、彫刻家の西島雄志さんの「吉祥 kichi-shou」なり。いやー、鳳凰の圧倒的存在感。全体で3m以上ありそうな大作です。まさに飛んでおります。今回のビエンナーレに4点、作品を出展されていて、どれも超!お気に入り。

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アップ写真。銅線を渦巻き状に巻いた丸い板材を繋いでいくことで形作られているのですが、空間配置や部分表現の勝利ですな。天井からテグスのような紐でつるされているので、設置・撤収が非常~に面倒そうな(汗) 
基本、こういうアートを見るときは「自分が買ったら、どこに置くか」というような下種な目線で見ているのですが、お洒落なレストランのウエイティングに置くと良いのに!という。

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ビエンナーレの展示会場は、古民家が多いのですが、「和建築物の中に、違和感を置く」というような共通テーマがあるような気がします。こういう大きなものがででーんと畳の間に置いてあるのが超楽しい。
本郷芳哉さんの作品「存在の空白-坐廊」なり。アルミの薄板を曲げて大きな岩のように加工した作品なのですが、カネ吉別邸の六畳間の座敷一杯のサイズで、どうやって入れたのか!という。坪庭においてあるほうも良かった。

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基本、絵画よりも立体物や、光や音が出るインスタレーション作品のほうが分かりやすくて好きなのですが、これは赤松音呂さんの作品 で「チョウウズマキ」なり。
小さなガラス瓶の中に水が入っていて、薬品などの混合に使う「マグネチックスターラー」と同じ原理で水をかき回しているのですが、その時に出来る水の渦巻きや「ポコポコ」と小さな水が流れる音がするのを鑑賞する、という仕掛け。造形が面白いのがイイですな。

会場は、2008年に操業停止した西勝酒造の旧工場で、現在は「まちや倶楽部」なるコミュニケーションスペースになっております。ここが、非常に広くて箱の雰囲気も含めていい感じで・・・

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市川市さんの作品「クーリングタワーズ」なり。作品名を見ればエアコンの水冷器なのですが、照明の加減でどうみても「SFドラマ的には非常にヤバそうな物体」に見える巨大作品。なにかヤバ気なものが放射されていそうで、近寄るのが少々恐ろしい感じ。

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同じく「まちや倶楽部」にある佐々木類さんの「Liquid Sunshine / 水の記憶」。ガラス製の巨大な水滴で、照明の色合いがなんだか儚そうで幻想的なのですが、水滴1つ1つがビール瓶よりかなり重そうなサイズなので、これまた設置は大変であろうなあ、と。これも外資系ホテルのロビーにありそうな。

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お次は、旧扇吉もろみ倉に展示されていたインスタレーションで、saihoさん、林イグネル小百合さんのコラボ作品「幻象の庭 2022」。銀色の曼殊沙華の造花に、プロジェクションマッピングを施した、非常に美しい作品。会場は10名ほどが座って見学でき、プロジェクターを作動させるために会場は真っ暗で、3分ほどで完全に暗転して客出しする仕組みなのですが、10分ほどゆったり見学。(相方が、忘れ物のスマホを発見。ちゃんと持ち主に帰っていますように汗)

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相方が「これは可愛い、欲しいわー」を連発した給田麻那美さんの「ひよこ牧場」なり。つるんとした丸いフォルムが確かに可愛い。多分、陶器だと思われますな。

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が、寄ってみると、仏師のような伝統工芸的な手法がてんこ盛りで使われていることが分かるのだ。ぜひ、玄関の下駄箱の上や床の間に一家に一台。会場は「禧長」(旧喜多七右衛門邸)なり。

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たまたま他の作品の写真を見て、このBIWAKOビエンナーレに行こう!と思いついた作家様の作品がこちら。江頭誠さんの「ブランケットが薔薇でいっぱいⅣ」なり。日本人なら多分1回は使ったことがあると思われる薔薇柄の毛布が張り巡らされたフワフワなロココ調の部屋、という。 

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お友達の家にお呼ばれし、「こちらでお待ちくださいね~」と、こういう部屋に招き入れられたら、かなりホラーだよな!と思いつつ。インスタレーション作品にもなっていて、作品に近寄ると、猫が鳴いたり、籠の中の小鳥がさえずったりします。
昔、実家がふとん店を営んでおりまして、ドイツ製のカールマイヤー編み機によって作られるロココ調な毛布(カールマーヤー毛布という)を販売していたので、個人的に思い入れが生じる作品なのかもしれせんな。

以上、一日目のBIWAKOビエンナーレ2022 近江八幡編でした。調べつつ書くので、かなり手がかかることが判明しましたので、続きは明日以降になるかもです!(泣き言)
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