お料理 まえしろでお昼ご飯(2)@麩屋町通押小路上ル
2022
26
和歌山在住甥っ子夫婦の紅葉名所アテンドネタの続き、その3です。2日目は、朝から小雨模様。雨露に光る紅葉を愛でに東福寺へ。で、その後やってきたのがこちら。

今年は、あまり和食の新店開拓が出来ていないのですが、自分的には今年行った新店で非常に良かったお店、「お料理 まえしろ」なり。春の桜名所アテンドの際は、哲学の道近くにある「日本料理 藤井」で個室ランチだったので、今回は甥っ子夫婦にカウンターデビューしてもらおうという作戦。ランチは予約のみ営業で¥5500、¥9000の2種。事前に〆のご飯のみ、土鍋ご飯をお願いしてあるので、わくわくと店内に。

アラカルトで追加もOK!ということで、相方が目ざとく「河豚唐揚げ」を発見し、これも先に追加注文ということで2人前お願いする。実は、こちらの予約は40日前に入れたのですが、前日夜の作戦は「いちえんそう」で焼き河豚!を思いついて予約電話をするも、見事にNG。で、次善策のひいらぎ亭。 前日河豚が食べられなかったリベンジ!ということに。

とりあえず、既に小雨の中、10000歩近く歩いてきているので、生ビールからゆるゆるとスタート。
白木のカウンターが清々しい雰囲気で10席のみのこじんまり店内。角席に4人で並ぶ。ランチ予約は我々ともう1組カップルという状況。まだまだ穴場ですな。が、お料理はそんなに花は無いのですが、実のある非常に良い内容なのだ。

まずは、おばんざいが突き出し的に登場。これは超!お気に入り。前回も頂いて、あー、これはなんだか非常に美味しいなあ!と思った茄子の煮びたし、それにシャキシャキと歯ごたえ良好な春菊のお浸し。茄子の味付けが超好み。どうやればここまで出汁を吸って色よく仕上がるのですかねえ。お汁まで全部頂いちゃうのだ。

お次はお刺身。これまた非常に上質なヨコワ、それにネットリと蕩けそうなヤリイカという布陣。お連れした2人とも非常に美味しかったようで、大ニッコリ。ダイレクトにリアクションが取れる人と一緒に食事するのは楽しいのだ。

それで前回ディナーネタと同様に、「立山」を冷凍庫に20分放り込んだみぞれ酒を2合先にお願いしておいて、凍る間に石川の本多酒造謹製「天狗舞 山廃仕込 純米生原酒」を。しっかり度数が17°もあるしっかりした吞み応えのある味わい。

全員、本日一!だと意見一致をみた鰆の西京焼。非常に柔らかい仕上がりなのに、しっかり火は入っていて、身は箸でほどけるほど。脂乗りも適切で、酒のアテとしてなんだか超秀逸!そえてあるのが、青菜と葱、冥加をちりめんじゃこと合えたヌタ(酢味噌和え)というのも、お酒との親和性を非常に考えつくされているという感想。

で、お次の椀物もまた美味しい。揚げた海老芋と穴子の餡掛けなのですが、これがまたほっこりと良いお味で。ほこほこで肉厚の穴子と蕩ける海老芋のコントラストが面白い。

ぼちぼち立山が凍ったので出して貰う。氷がしゃりしゃりと歯にあたり、酒は濃縮されてとろんとした舌触りに。いやはや、お昼から背徳の旨さですなあ。ま、暑い夏に汗をだらだら流しながら、のほうがさらに美味しそうですが、美味しいです。

追加で出して頂いた、河豚の唐揚げ。これが半人前量。醤油を加えたほこほこ系の香ばしい衣で、今シーズンお初でした。身はジューシーで言うことなし。

で、〆はお願いしておいた季節の土鍋ご飯で、河豚の炊き込み。いやはや旨いですな。お新香まで気がぴしっと配られていて、なんとも寛げるお味。

赤だしも間違い無し。男性陣2名はご飯をしっかりお代わりしたのですが、二合お願いしておいたので、残りはおにぎりにしてもらい、甥っ子夫婦のお持ち帰りに。

で、えげつなく胡麻濃度がしっかりの黒ゴマアイスを頂いて、充実お昼ご飯完了!ということに。
〆て1人¥9000ほどという納得価格。ミシュランビブグルマン店でお酒を呑む人に好まれそうなお料理編成なのですが、バランス良好。無口ですが実直そうなご店主と可愛らしい奥様の2人体制で、緊張とは無縁のホッコリ店。多分、また何かと機会にお邪魔すると思います~、ご馳走様でした。
◆お料理 まえしろ
住所:京都市中京区尾張町234 アマデウス麸屋町二條 1F
営業時間:7:00~23:00(L.O.22:00) 水休
ランチは予約のみで12:00~15:00(水木は除く)
TEL:075-748-1087

食後は雨の上がった四条界隈に移動し、お土産物漁りをして甥っ子夫婦の京都アテンド完了。2日間で4万歩以上歩いたのですが、なかなか面白かった2日間でした。多分、また似たような計画を来年に向けて立案する予定です。 超!良かった紅葉ネタはまた後程。

今年は、あまり和食の新店開拓が出来ていないのですが、自分的には今年行った新店で非常に良かったお店、「お料理 まえしろ」なり。春の桜名所アテンドの際は、哲学の道近くにある「日本料理 藤井」で個室ランチだったので、今回は甥っ子夫婦にカウンターデビューしてもらおうという作戦。ランチは予約のみ営業で¥5500、¥9000の2種。事前に〆のご飯のみ、土鍋ご飯をお願いしてあるので、わくわくと店内に。

アラカルトで追加もOK!ということで、相方が目ざとく「河豚唐揚げ」を発見し、これも先に追加注文ということで2人前お願いする。実は、こちらの予約は40日前に入れたのですが、前日夜の作戦は「いちえんそう」で焼き河豚!を思いついて予約電話をするも、見事にNG。で、次善策のひいらぎ亭。 前日河豚が食べられなかったリベンジ!ということに。

とりあえず、既に小雨の中、10000歩近く歩いてきているので、生ビールからゆるゆるとスタート。
白木のカウンターが清々しい雰囲気で10席のみのこじんまり店内。角席に4人で並ぶ。ランチ予約は我々ともう1組カップルという状況。まだまだ穴場ですな。が、お料理はそんなに花は無いのですが、実のある非常に良い内容なのだ。

まずは、おばんざいが突き出し的に登場。これは超!お気に入り。前回も頂いて、あー、これはなんだか非常に美味しいなあ!と思った茄子の煮びたし、それにシャキシャキと歯ごたえ良好な春菊のお浸し。茄子の味付けが超好み。どうやればここまで出汁を吸って色よく仕上がるのですかねえ。お汁まで全部頂いちゃうのだ。

お次はお刺身。これまた非常に上質なヨコワ、それにネットリと蕩けそうなヤリイカという布陣。お連れした2人とも非常に美味しかったようで、大ニッコリ。ダイレクトにリアクションが取れる人と一緒に食事するのは楽しいのだ。

それで前回ディナーネタと同様に、「立山」を冷凍庫に20分放り込んだみぞれ酒を2合先にお願いしておいて、凍る間に石川の本多酒造謹製「天狗舞 山廃仕込 純米生原酒」を。しっかり度数が17°もあるしっかりした吞み応えのある味わい。

全員、本日一!だと意見一致をみた鰆の西京焼。非常に柔らかい仕上がりなのに、しっかり火は入っていて、身は箸でほどけるほど。脂乗りも適切で、酒のアテとしてなんだか超秀逸!そえてあるのが、青菜と葱、冥加をちりめんじゃこと合えたヌタ(酢味噌和え)というのも、お酒との親和性を非常に考えつくされているという感想。

で、お次の椀物もまた美味しい。揚げた海老芋と穴子の餡掛けなのですが、これがまたほっこりと良いお味で。ほこほこで肉厚の穴子と蕩ける海老芋のコントラストが面白い。

ぼちぼち立山が凍ったので出して貰う。氷がしゃりしゃりと歯にあたり、酒は濃縮されてとろんとした舌触りに。いやはや、お昼から背徳の旨さですなあ。ま、暑い夏に汗をだらだら流しながら、のほうがさらに美味しそうですが、美味しいです。

追加で出して頂いた、河豚の唐揚げ。これが半人前量。醤油を加えたほこほこ系の香ばしい衣で、今シーズンお初でした。身はジューシーで言うことなし。

で、〆はお願いしておいた季節の土鍋ご飯で、河豚の炊き込み。いやはや旨いですな。お新香まで気がぴしっと配られていて、なんとも寛げるお味。

赤だしも間違い無し。男性陣2名はご飯をしっかりお代わりしたのですが、二合お願いしておいたので、残りはおにぎりにしてもらい、甥っ子夫婦のお持ち帰りに。

で、えげつなく胡麻濃度がしっかりの黒ゴマアイスを頂いて、充実お昼ご飯完了!ということに。
〆て1人¥9000ほどという納得価格。ミシュランビブグルマン店でお酒を呑む人に好まれそうなお料理編成なのですが、バランス良好。無口ですが実直そうなご店主と可愛らしい奥様の2人体制で、緊張とは無縁のホッコリ店。多分、また何かと機会にお邪魔すると思います~、ご馳走様でした。
◆お料理 まえしろ
住所:京都市中京区尾張町234 アマデウス麸屋町二條 1F
営業時間:7:00~23:00(L.O.22:00) 水休
ランチは予約のみで12:00~15:00(水木は除く)
TEL:075-748-1087

食後は雨の上がった四条界隈に移動し、お土産物漁りをして甥っ子夫婦の京都アテンド完了。2日間で4万歩以上歩いたのですが、なかなか面白かった2日間でした。多分、また似たような計画を来年に向けて立案する予定です。 超!良かった紅葉ネタはまた後程。
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