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毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

TADKA2でスパイスディナー(2)@押小路麩屋町東入

2022
07
で、時差一週間ほどでネタ出ししている関係で、12月に訪問した一発目飲食店ネタ。
今年から、前年行って良かったお店12軒をまとめネタにしているのですが、ボチボチ今年良かったお店はどこかなあ!と考えていて、再訪しようと考えていたのに忘れていたお店を思い出す。で、3日ほど前に予約電話を入れ、またまたやってきた金曜日のテレワーク後。

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お店の名前は、TADKA(タルカ)。最近はあちこちに増えつつありますが、「南インド料理」を出すこだわりのインド系カレー店。多分、京都だけではなく、日本中のカレーマニアには名の通ったスパイス料理店で、昨年からディナー専門の二号店を出店。今年、初訪問で¥5000のコース料理を食べて死ぬほどお腹がいっぱいになり、次回はアラカルトで!と思って忘れていたわけで。二号店は本店から東に350mほどの、押小路麩屋町東入にあるお洒落なビル「Vino Oak Aiina」の2Fにあります。

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相方と約束していた18:30より20分近く早く入店。前回と同じ、この席を当ててもらいました。結構席数があり、まだお店の全体像を把握していないのですが(汗)、とりあえず生ビールを頂きつつ、今日はアラカルトで色々食べようと作戦を練るのだ。

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こちらがA4サイズの日替わりメニュー。メニューは非常に豊富。自然派ワインにスパイス料理を合わせることができる素敵なお店で、今回はワインのアテになりそうなものをいくつか食べてみて、〆にカレーを1種類かなあ~と悩みつつ・・・

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で、こちらがレギュラーメニュー。この規模で10ページほどありますかねえ。これがカレー前のスパイスアテ料理系で・・・

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南インドでは一般的に食べられる、米とウラド豆を発酵させた生地で作ったクレープ「ドーサ」だけで、このラインナップが凄いです。ココナッツやトマトなどの塩味のチャツネや、酸っぱいカレースープ「サンバル」と合わせて食べる趣向。

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で、10種類ほどスタンバっているカレー類を単品でお願いし、南インド系の様々なパン類を合わせて頂けるという、インド料理店ではあまり類のないお店なのだ。ナンを置いていないインドカレー店でもあります。

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で、ビールを呑み干したところで相方が登場したので、自然派ワインをカラフェ(500cc)でお願いし、ゆるゆるとスタート。ギリシャ産があるよ!と珍しいので注文した「Sclavus Alchymiste White」なり。これまた聞いたことが無い「Rhoditis」なるギリシャ産ブドウ主体。結構がしっと濃い口で、辛いものに合いそう!という。 で、まずは前菜的なモノを4種類お願いする。

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マッシュルーム65なるお料理で¥750なり。下味をつけたマッシュルームに、スパイスが効いたほこほこした鶏のから揚げ的衣を乗せ、揚げてある前菜ですが・・・

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ヨーグルトソースを付けると、無茶旨ですな。なんだかお肉のようなしっかりした味付けで、ワインにも良く合うのだ。

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注文を訊きに来てくれたおねえさんに野菜料理でオススメは?と聞いて、推薦いただいたのがこちら。ホットサラダで¥650なり。季節の茹で野菜のサラダですが、控えた味付けで芥子の実のようなコリコリしたスパイスや砕いたココナッツが異国情緒を感じさせてくれる一品。辛くはないですが、他のお料理と合わせると色々相乗効果があります。

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これは食べないと!ということで、海老のスパイス焼、正式名「イェラル ポディ ワルワル」¥980を注文。メニューに寄りますと、スパイスと豆を砕いた衣を付けて、鉄板焼きしたお料理のようです。 これまたガシッと!スパイスが効いていて、超旨。しっかり目白ワインでもビールでも。

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お酒が無くなったので追加をお願いすると、ワイン担当のお姉さんが「前回もこちらに座って頂きましたねえ」と我々を覚えてくれていて、4本見せてくれました。概ねボトルでは¥5500前後くらいの値付けで、どれでもカラフェ500ccがOKなのが嬉しいのだ。

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で、これは呑みたいものを呑まないと~ということで、伊ヴェネトから「La Rosi Malvasia Veneto IGP」なり。見たまんまオレンジ系ビオですが、度数は12°と低め。が、想像以上に味わいは深く、しっかり。

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そういう骨太系農産物ワインにこれを合わせます。ペッパーフライのマトン¥1080なり。汁気少な目の濃厚なカレーを下茹でしたマトンに絡めました!的なお料理。これもしっかり炒めた玉ねぎの効果か、非常~に深いお味で、スパイスもしっかり。ガツンと来ます。

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骨付きマトンでこれぐらいデッカイ骨が入っているのですが、骨の周りのお肉は旨し!なのだ。とはいえ、これはインドパン的なものと合わせたいね!と、〆のカレー、それにインド系パン類を2種お願いする。

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で、〆にチョイスしたカレーがこちら、正式名「ヴェルカダライ タッカリクルマ」、ピーナッツとトマトのカレー¥1100なり。先のマトンがお肉感しっかりだったので、これは軽いべジタブル仕様のカレーをお願いしてみました。添えてある丸いものは、米粉とココナッツミルクのパン、アッパム¥350なり。ムチムチした食感で、ほんのり甘いのが特徴。

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で、適当にちぎって、カレーとともに。こういう野菜カレーでもちゃんとコクがあり、軽やかに美味しいのだ。脂分も少な目でいくらでも喰えそうな! 

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前回食べ損ねた、「イドゥリ」2個¥350なり。これもドーサと同じ、米とウラド豆を発酵させた生地で作った蒸しパン。これがどう食べても鹿児島名物「かるかん」を彷彿とさせるほこほこ、しっとり食感で、カレーを染み込ませると崩れてしまうのですが、なかなか乙なお味でした。

で、流石に前回の超絶お腹いっぱい!よりは随分控えめだったのですが、ワインを1リットルも呑んでいるので、お腹はかなりいい感じ。以上で生ビール1、ワイン1リットルで〆て¥14000なり!と大大大大大納得価格。 また酒代が半額をオーバーしているのですが(汗)スパイスが効いた前菜やアテ類も見事にワインとマッチしていて大満足! 
次回はぜひ、大勢で来て、魚のカレーや茹で玉子のカレーなど、あまり他店では食べられないカレーを食べたいと思います。ご馳走様でした&近日再訪、確実~。 





◆TADKA2
住所:京都市中京区押小路通御幸町西入橘町612 バインオークアイイナ2F
営業時間:17:30~22:00(21:00L.O.) 日月休
TEL:075-746-2337

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